資料4 大学新設に関する県関係部局の意見 ○新潟食料農業大学(仮称)について 【農林水産部意見】 ・ 県内に農業系の新大学を新設される場合は、既存の農業系大学・大 学校等と共に県内大学全体として本県の農業、食に関する高等教育環 境を充実させることが望ましい。これにより、本県で農業を学ぶ若者 を呼び込み本県の農業、及び関連ビジネスの発展に寄与されることを 期待する。 ・ 新大学の設置趣旨や教育課程の内容をみる限り、既存大学等との学 問領域の重複が懸念されるため、新大学の特徴や棲み分けをより明確 にしていただきたい。 ・ 構想の実現には、相当の研究施設や実験農場、教授陣が不可欠と考 えられるので、確実に体制を整備されるよう期待する。 ・ 産官学の連携による学生実習・研究活動等については、関係機関に よる十分な協議・検討が必要と考える。 ○長岡崇徳大学(仮称)について 【福祉保健部意見】 ・ 看護職員養成課程においては、全国的に看護大学が増加し、進学率 も高くなっており、看護専門学校を発展的に大学へ転換することは社 会のニーズに沿っているものと考えている。 ・ 貴学校法人が所有する医療福祉施設等の連携や長岡地域の特徴を活 かした看護教育を展開することにより、専門性が高くかつ今後求めら れる「地域包括ケアシステム」構築の担い手となる実践者としての看 護職員の養成が期待される。 また、貴学校法人の地域包括ケアシステムのパイオニア的存在とし ての強みを活かし、地域包括ケアを支える人材育成の拠点を築いてほ しい。 ・ 長岡市への看護大学の設置により、大学教育だけではなく、地域に 就業する看護職員の生涯教育・研究の拠点として、看護職員の確保・ 定着への貢献も期待する。 ・ 県内では、実習施設の確保や教員の確保が課題であり、県内外の病 院や関係機関等への早めからの確保への取組をお願いしたい。 1
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