「新・長岡京市観光戦略プラン(仮称)」策定及び推進本部構築業務委託

「新・長岡京市観光戦略プラン(仮称)」策定及び推進本部構築業務委託
参 考 仕 様
1.業務の名称
「新・長岡京市観光戦略プラン」策定及び推進本部構築業務
(以下、本業務という)
2.業務の目的
昨今の自治体運営やその施策展開において、観光が担う役割は重要度を増し、その視点
や方法についても多様化を極めている。
本市を訪れる観光客は年間約125万人。多くの歴史遺産と豊かな自然に恵まれ、それ
らを目的に毎年多くの観光客が様々な名所・旧跡、また四季折々の素材を楽しむなど、あ
る一定の観光誘客システムは確立されている。その一方で、滞在時間の短さや観光消費額
の低さなど、本市が抱える観光課題は深刻、かつ多様である。これらの観光課題を解決し、
本市の持つ観光素材のポテンシャルを最大限に引き出すことで、本市の魅力を高め、交流
人口の増加、ひいては定住促進につながる観光施策展開を進めることを目的に新たな「観
光戦略プラン」の策定及び推進本部の構築を行う。
3.受託者の責務
受託者は、市担当職員と密接な調整を図り、本仕様書に定めのない事項であった場合で
も、本業務を行うにあたり想定される事項にも対応し、この目的を達成するために業務を
遂行することとする。
4.業務概要
(1) 観光戦略プラン(アクションプログラム)の策定支援
各種マーケティング調査(ニーズ調査・定量調査・先進事例調査等)を行い、それら
の的確な分析をもとに、本市の現状と課題を確認し、今後、市及び観光関係者が目指す
べき観光振興の方向性を検討し、新たな観光戦略プランの策定を支援する。
また、各種関係団体(機関)及び関係部署との意見交換(調整)を行い、より実働性
が高く進捗管理が行いやすい観光戦略プランのアクションプログラム策定に向け、骨子
案を作成する。
※アクションプログラムの策定については、その進捗管理手法についてもあわせて検討
すること。
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Ⅰ.新・観光戦略プランの策定支援
①「観光戦略プラン」の目的の明確化
②観光の現状調査・把握及び課題整理
③観光関連統計データの整理・分析
④観光ニーズの調査
⑤観光資源及び観光施策等の調査
⑥観光施策展開、観光商品のプロモーション、ブランディング手法の立案
Ⅱ.アクションプログラムの策定支援
①Ⅰの①~⑥までの調査や分析に基づき、観光戦略プランに定める基本方針や各施策を
実現するための具体的な施策や体制を示し、アクションプログラムの策定を支援する。
② アクションプログラムの進捗管理を確実に行うための、スケジュール設定、目標設
定(短期・中期・長期ごと)
、達成評価等の進捗管理手法を立案する。
(2)観光戦略プラン推進本部(仮称)会議の運営支援
観光戦略プラン策定に当たり、観光関係者による策定会議を開催・運営する。
①推進本部体制の構築及び構成員の選出
②推進本部会議等の運営支援
③外部有識者・アドバイザー(各 1 名)の選出及び報酬、費用弁償の支払い。
※構成員は、市と協議のうえ選定し、委嘱は市が行う。
※本予算には、外部有識者(1 名)の委員報酬及び費用弁償(居住地から本市内の
往復旅費等)を含む。
※本予算には、アドバイザー(1名)の報酬及び費用弁償(居住地から本市内の往
復旅費等)を含む。
※会議は原則、市内各施設で開催する。
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(3)パブリックコメント用資料の作成
「新・観光戦略プラン(案)
」に対する市民の意見提案を募集するパブリックコメン
トを実施するため、
「新・長岡京市観光戦略プラン(仮称)
(案)
」概要の電子データ
及び紙資料 100 部を作成する。また、提出意見等の整理・分析支援を行う。
(4)中間報告書の作成
「4.業務概要(1)
」Ⅰ、Ⅱの各項目について、市が指定する期日までに市が指
定する内容で中間報告書の作成を行い、当該報告書をデータ(Exel,Word)にて提
出する。
(2~3回程度)
(5)成果品
以下の成果品を納品することとする。
成果品:1)観光戦略プラン(完成版)
A4・冊子(50ページ程度)
・2000部・カラー
2)観光戦略プラン(概略版)
A4・冊子(10ページ程度)
・2000部・カラー
3)観光戦略プランアクションプログラム成果指標達成管理システム(仮称)
Exel、Access 形式等によるデータ提出。
(6)その他
その他、長岡京市観光戦略プラン策定に際して、必要な業務、市が必要と認めた一
切の業務について、双方協議のうえ行う。
※ 本業務遂行に当たり、
「長岡京市第 4 次総合計画、第二期長岡京市都市計画マスタープ
ラン、長岡京市景観計画・景観条例、長岡京市創業支援事業計画、長岡京市地域公共交
通ビジョン等の本市各種計画との整合性を図ること。
※業務範囲の項目ごとに最低限必要な要件を定める。
業務の詳細については、選定事業者の提案を基に選定事業者協議の上、決定していく。
※「道の駅的施設設置検討コンサルティング事業」で実施されるマーケティングと情報共
有を図りながら、行うこととする。
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