SAPPORO SACRED HEART SCHOOL SCHOOL GUIDE 2017 札幌聖心女子学院 中学校・高等学校 時代を超えて受け継がれる 創立者の願い マザーバラは 目にうつるかたちには まどわされませんでした。 なぜなら マザーバラには 見えるのでした。 どんなひとのなかにも きえることなく かがやきつづける 神さまの すがたが (児島なおみ著「聖マグダレナ・ソフィア」の絵本より) SAPPORO SACRED HEART SCHOOL 1 「 祈りの 中で」 1801年、 フランス革命によって分裂し、 いのちを破壊する力に翻弄されがちで あった社会に、一人の若い女性とその仲間によって、小さな学校が生まれまし た。劇的な社会構造の変化の中で、 いのちを紡ぐ女性たちがよりよい社会を築く ための識別力をもつよう、創立者聖マグダレナ・ソフィア・バラは、魂・知性・実行 力の教育を心掛けました。 その結果、現在5大陸30ヵ国に147の姉妹校のネット ワークが拡がっています。 1908年、聖心の教育は日本にもたらされ、1963年、7番目の日本の姉妹校と して札幌聖心女子学院が誕生しました。札幌聖心は宝箱のように、 たくさんの宝 が詰まっている学校です。 その中心には、 祈る心、 平和を創り出すための学びがあ ります。札幌聖心では、生徒を神様から贈られた宝として、迎えてきました。一人ひ とりが、 自ら学び、 自ら考え、 分かち合って学ぶ、 その学びを支えるのが祈りです。 本校は、2006年からの10年間に、文部科学省から 「スーパー・イングリッシュ・ ランゲージ・ハイスクール (SELHi)」、 「国際バカロレア (IB) の趣旨を踏まえた教 育の推進に関する調査研究校」、さらに「スーパーグローバルハイスクール (SGH)」の3つの指定を受け、実践を積み重ねてまいりました。 その成果がアク ティブ・ラーニングなどの形となって、様々な生徒たちの学びの場に生かされて おります。 創立者聖マグダレナ・ソフィアの願いを受け、本校の使命である平和のための 共生を目指す教育「Active Dialog -共生の実現へ-」 を掲げ、「人との共生」、 「自然との共生」をテーマとして現在3年目のSGH研究を進めています。 今年度の教育目標は、 「創立者が求めた平和への使命を、一人ひとりが内省 と対話に基づく行動によって実現していく」という意味をこめて、 “ Call for Action” 「気づきとふりかえり、祈りの中に呼びかけを聴きとり、行動につなげ る。」、 「人との共生・自然との共生に向けての行動を呼びかける。」 としました。 札幌聖心女子学院は祈りの心に支えられ、 これからも、変わることなく気づき とふりかえりを大切にし、世界で活躍する女性の育成に努め、創立者の願いを現 代に生かすよう日々の教育の一層の充実に努めてまいります。 札幌聖心女子学院中学校・高等学校 Masutaro Abe 校長 Contents ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 03 ・・・【 特色ある教育① 】 豊かな心を育む教育 05 ・・・【 特色ある教育② 】 英語教育 07 ・・・【 特色ある教育③ 】 聖心ネットワークをいかした グローバルな視野を育む教育 09 ・・・【 特色ある教育④ 】 阿部 益太郎 みずから学びみずから考え行動する 11 ・・・ 札幌聖心から世界へ~ グローバルクラス ソフィア・サイエンスクラス 13 ・・・ 進学実績 14 ・・・ 卒業生からのメッセージ 15 ・・・ 寄宿舎生活 18 ・・・ 年間行事 部活動、姉妹会活動紹介 アクティブラーニング SAPPORO SACRED HEART SCHOOL 2 愛されている自分に気づき 希望をもって未 来に進む 勇 気を 与える キリスト教 教 育 神から愛されている自分に気づくことこそ 人を愛する出発点です。 そして愛は行動する勇気を与えます。 特色ある教育① 豊かな心を育む教育 SAPPORO SACRED HEART SCHOOL 3 気づきとふりかえりの心を育てる 宗教教育 札幌聖心女子学院はカトリックの学校です。生徒たち は週1回の宗教の授業にとどまらず、学校生活のあらゆ る場面で、キリスト教の価値観に触れていきます。こうし て多面的に物事をみる寛容な姿勢を学んでいきます。 そして、静かに祈ることの意味に気づき、他者との関わ りを大 切 にする心 、絆を深める共 同 体 づくり、自律と自 由、人間の存在、生きる意味、世界や社会の諸問題に関 わっていく積極性などを培っていきます。これらを通じ、 札幌聖心には自分にとって本当に大切なものは何かを 見極め、将来の進路を主体的に選択していく生徒たちが 育っています。 骨惜しみしない心で 「共に生きる社 会 」 を考える社会福祉学習 他者の置かれている状況を理解し、共感する心と社会 の要望に応える行動力を培うために、中学では全員が総 合的な学習の一環として社会福祉学習に取り組みます。 盲導犬の活動を知り支援すること、点字・音訳のワーク ショップの他、手話通訳の先生方から直接手話を学びま す。高校では選択制となり、希望者は社会福祉という視点 から、現代社会の抱えるさまざまな問題をゼミ形式の授 業で主体的に学ぶことができます。 また、週末や長い休暇を利用してボランティア活動に 参加する生徒が多いのも札幌聖心の特徴です。 SAPPORO SACRED HEART SCHOOL 4 英語 教 育 ミッションスクールとして 外国人シスターにより始められた英語教育は 今もグローバルな視点で人との関わりを大切に、 体験を重視しながら継承されています。 特色ある教育② 英語教育 英語ディベート 徹底した少人数クラス。 膨大な資料を読み込み、時間をかけたリサーチを必要とする準 Progress in English 21を使い英語を英語で 備型ディベートと、簡単な準備で、その場で意見をまとめる即興型 ディベートの両方を行います。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 会がふんだんに与えられています。 こうして外国語習得に欠かせな い積極的な態度を育みます。英語を英語で学んでいくのに最適な 「Progress in English 21」を使って文法も自然な形で体得します。 充実のネイティブ教員による授業 中学生で最大週4時間、高校生で最大週5時間のネイティブの先 生の授業があります。正しく美しい発音、豊かな表現力が自然な形 で身につきます。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 資格・検定試験 GTEC、TOEIC、英検を校内で受験できます。多くの生徒が受ける 外部資格のため、生徒たちにとっても良い目標であり、実力を客観 的に判断する材料にもなっています。中学では英検対策クラスを設 英語暗唱・スピーチコンテスト 中学1年生から高校1年生までがチャレンジ。校内選抜者は外部 コンテストで入賞しています。 Voice 語学を習得するのに最適な少人数クラスで、生徒には発言の機 岩﨑 凜 け多くの生徒が自分の目標を達成しています。特に2次試験の合格 率は100パーセントに近い結果を出しています。 高校1年 私は2007年から2年間、中国でインターナショナルスクールへ通っていました。帰国してからは読書などを通 して英語を忘れないよう努力していました。 聖心ではネイティブの先生の授業がたくさんあり、授業外でも英語を使う場面が多く、海外で身につけた英語 で考える習慣を保つことができました。 このようにネイティブの先生と会話をする機会を増やし、準備をすすめ 中学2年生のときに英検1級に合格できました。 SAPPORO SACRED HEART SCHOOL 5 教科の特色 国 語 様々な文章を読んで知識と読解力を身につけ、考え、話し合い、表現することで、論理的思考力と表 現力を磨く。札幌聖心の国語では、より深く考える力を養います。 教科書を用いた通常授業に加え、 「 漢字コンテスト」 「 弁論大会」の実施、 「 論理エンジン」の演習、 「 読書ノート」 「 課題作文」へ の取り組みなど、中学・高校6年間で身につけるべき漢字・文法・語彙を習得しつつ、読解力・論理的思考力を伸ばす機会が設 けられています。また、 「 百人一首」の暗唱などを通して古典に親しみ、日本古来の感性やものの見方を学びます。さらに、教科 書の枠にとらわれずに国語に関する興味・関心を引き出す特別授業もあります。 きめ細やかな指導の中で言葉に対する感覚が磨かれ、豊かに表現する力、 より深く考える力が育っていきます。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 数 学 数学は 科 学 を進 化させ、自 然 を研 究するときにもなくてはならない『世界共通のことば』です。 グローバル化の時代に世界中の仲間や自然と共生していくために“数学を読む力”と“数学で語 れる力”が必要です。 中学・高校での数学のつまずきの原因の多くは、問題の解き方を勉強するときに、ひとつひとつの計算の”理由”を考えず丸覚 えしてしまうために、そこで使った原理を他の問題に応用する力が身につけられないことによります。札幌聖心では数学の授業 時間数が公立中学よりも多いため、 こういったつまずきをなくすために、 「どうしてそうするのか」を自分たちで考えることを大 切にしながら授業を進め、小テストで細かく確認を繰り返します。 さらにソフィア・サイエンスクラスでは先取り学習を行うため、高校3年生ではセンター試験対策や国公立2次試験を含めて 自分の進路目標に合わせた演習授業を選択することができます。札幌聖心は1人の希望者のためにも授業を開設します。 ”単語”の意味や”文法”を正しく身につけ、自分の考えを的確に表現していくように数学を「ことば」 として勉強することで、その 学びが受験だけにとどまらず、社会に出てからも役に立つのです。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 理 科 「なぜだろう?」という疑問に、実験や観察などを通して答えを見つけ、 「 もっと知りたい」という関 心・意欲を高める授業を展開します。主体的に学ぶ姿勢を身につけた生徒が、 「 共生」について深く 考え、自分も含めた環境の中でよりよい“生き方”を見いだせるようにと願っています。 「知る」 「 考える」 「 応用する」 という3つの力を育てることを目標に、 「日常の事象に対する関心」や「探究心」を大切にして、 「具 体的な目標」を持った学習に取り組む姿勢を育てる授業を行っています。また、宮の森の豊かな自然環境を活かした様々な授 業を展開します。 中学では、3人程度のグループで教科書にある基本的な実験は全て行います。単元ごとに内容を着実に身につけ、基礎知識 の定着を図ります。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 社 会 卒業後も、生涯にわたり「現代社会で起きている諸問題に関心を持ち、多角的に見つめ、自分の考 えを深める」ことに価値を見出す人を育てたいと願っています。 中学1年生は地図に慣れ、世界を知る授業を行います。世界地理を軸に、国連ミレニアム開発目標と、それに続く新たな「持続可 能な開発目標」、 「難民問題」なども学びます。中学2年生では暗記に頼らず、背景や人物の魅力、生きた人間の歴史に触れることで、 興味関心を高めます。中学3年生では現代社会の諸問題を、新聞などを教材として歴史・政治・経済の分野から広く学んでいきます。 高校になると世界は複雑で多様な価値観があり、 しかし繋がっているのだということを意識できるように、批判的思考力を養 い、自分の意見を発表する練習の機会が増えます。 図書館や情報センターを利用してまとめるレポート課題も多いです。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 第2外国語 外国語を学ぶことは、広い世界につながるドアを開けることです。 英語に加えてもう一つ言語を学ぶことで、そのドアを開ける鍵を手に入れることができます。 グローバルクラスでは中学3年から高校3年生まで、ソフィア・サイエンスクラスでは高校1年生で中国語かフランス語を学習 することができます。 「聞く」 こと 「話す」 ことから始め、発音に親しみながら段階をふんで「読む」 「 書く」へ発展させていきます。フランスのナントの 姉妹校や台湾の姉妹校からは毎年生徒が短期留学で本校を訪れており、習ったフランス語や中国語を実際に使う良い機会と なっています。聖心女子学院のネットワークを使って、 フランス、台湾姉妹校への短期交換留学も可能です。 SAPPORO SACRED HEART SCHOOL 6 学びの気持ちは 海を越えて、 世界 へはばたきます。 ~ 聖心ネットワークを いかしたグローバルな視 野を 育む 教 育 ~ 授業や自主学習・研究で得た知識や技能をいかすためには、自ら 「体験」すること が重要です。札幌聖心女子学院では、授業の一環としての体験学習をはじめ、目的 に応じた体験プログラム、姉妹校交流など、5つの大陸に20種類以上の出会いの場 を多彩に用意しています。 特色ある教育③ 聖心ネットワークをいかした グローバルな視野を育む教育 SAPPORO SACRED HEART SCHOOL 7 生きた英語に触れるための語学研修、 姉妹校短期留学 語学研修は、高校1、2年生のためのプログラムです。2011年度から はカナダで行われています。2週間のホームステイ体験とESL( English as a Second Language)授業でしっかりと学びます。研修中は一人ひと りに高校生バディが付き、授業だけでなく多くの時間と体験を共有する ことで親密な交流がなされます。中学校から学んできた英語コミュニ ケーションを実践する絶好の機会であり、多様な価値観を知り視野を広 げるきっかけにもなります。 聖心姉妹校のネットワークをいかした約1ヵ月の短期留学では、姉妹 校生徒の家庭にホームステイしながら、授業やクラブ活動、ボランティ アなどの日常の高校生活を体験します。留学先は米国シアトル・シカゴ の他、オーストラリア・ニュージーランド・フランスなど多彩です。加えて シアトルで行われる姉妹校生徒対象の夏季集中英語プログラムにも参 加のチャンスがあります。また同じく夏に台湾では世界中の聖心生が集 まるインターナショナルキャンプがあり、本校からも毎年生徒が参加し ています。帰国後は、生徒たちは自らの体験を下級生に分かち合い、留 学から学んだことを自分の言葉で伝えています。放課後の課題研究ミー ティングはその良い発表の場となっています。 異文化への理解を深めるための 体験学習 幅広い国際知識の育成を目的に、国内姉妹校(札幌・東京・静岡・兵 庫)合同でタイ・フィリピン・韓国・カンボジアへの体験学習を実施して います。訪問中は、生活のあまり豊かではない地域や福祉施設などにも 足を運び、各国の経済や社会の実際に触れるほか、我が国との歴史的 な関わり等も学びます。事実から目を逸らさず、ありのままを体験・体感 することも、体験学習プログラムの大きな目的といえます。タイの中高生 のホームステイ受け入れを行うなど、双方向の国際親善・交流を図って います。 国際交流 日常的に外国人と触れ合える環境。 留学生が多いのも魅力です 札幌聖心女子学院では、交換留学などが積極的に行われています。姉妹校以外から も留学生が複数在籍し、日常的にも国際交流が図られています。 SAPPORO SACRED HEART SCHOOL 8 みずから学び、 みずから考え行動する アクティブラーニング。 多様な価値観を持つ人々の中で生きていくためには、多くの情報を選び取り、自 らの意見を構築していくこと、 また、多様な意見に耳を傾け正しく判断し、行動してい くことが必要です。 札幌聖心女子学院では、 グローバルリーダーとは「共生できる人」 と考えます。 教科の中で行われる授業のほかに、総合的な学習の時間や、 グローバルイシュー ズ ※の時間の中で、主体的に課題に取り組むことで、自分の意見を構築することや新 しく得た知識や考えを深め、共生を進めていく人を育てます。 ※札幌聖心女子学院高等学校は2014年度より文部科学省スーパーグローバルハイスクール(SGH) の指定を受けています。今までの本校の教育の特徴をいかしながら、国際社会で主体的に行動で きるリーダー育成カリキュラムの実施を行っています。 ( 授業名:グローバルイシューズ) 特色ある教育④ みずから学びみずから考え行動する アクティブラーニング SAPPORO SACRED HEART SCHOOL 9 グローバルリーダーへの第一歩 総合的な学習 中学校での総合的な学習の時間は、その第一歩です。図書館や情報セ ンターを利用しながら、必要な情報を収集、選択、再構成をする取り組み が、学年ごとに達成レベルを変えながら、 らせん状に構成されています。 中学校3年生、高校3年生は、その集大成として卒業研究を行います。 興味関心のある研究テーマを自ら設定し、教員はあくまで助言を与える 人(メンター) として研究は進みます。学びの主体はあくまで生徒一人ひ とりです。 世界の課題に目を向け、 解決のための行動をおこす視野の広さと 冷静な判断力・行動力の養成 高校では、中学校で培った情報処理能力を使い、視野を広げながら共 生のために行動していく力を養います。情報処理だけではなく、論理的思 考力、批判力、表現力、そして何より行動を起こしていく力を育成します。 机上の空論に終わらぬよう、アジアや英語圏の研修や国内研修など を利用して、現地の人との交流や見学を通して得られる知識を自らのも のにしていきます。2014年度からはニューヨークにある国連本部を訪 れ 、国連が定めたSDGs( 持続可能な開発目標)をベースに、今後の自分 たちのとるべき行動について考える機会となりました。 自分の意見を正しく、論理的に伝えていくことも大切です。そのための トレーニングとして日本語 によるディベート、英語 によるディベートを 行っています。 また、少人数形式の授業などを通して、ディスカッションの機会も数多 く設けています。 卒業後、大学に入学してからも役立つ、真理を探求する力、 プレゼンテーション能力を培う「卒業研究」プロジェクト 中学3年時には中学卒業研究に、高校3年時には高校卒業研究に 取り組みます。中学卒業研究は1年間、高校卒業研究は4ヵ月の個人 研 究で、メンター制 度を導 入しています。生 徒 1 人 ひとりに教員が 「メンター(助言者)」 としてつき、生徒の研究をサポートします。研究 の過程では図書館司書や情報センターの先生たちにも多くのアド バイスをいただき、情報の取捨選択を繰り返しながら自分の言葉で まとめていきます。 また、研究の締めくくりとして全員がパワーポイントを用いたプレ ゼンテーションを行います。こうした取り組みで培った力は卒業後 も大学のレポート課題やゼミでの発表などにいかされています。 SAPPORO SACRED HEART SCHOOL 10 札幌聖心から世界へ ~国際社会と地域社会に貢献できる女性の育成~ グローバルクラス 真の国際交流に必要な語学力と 土台となる知識と教養を培います *日本人とネイティブの二人担任制で日常的に英語があふれてい ます。 *中学1年生全員が寄宿舎体験をし、将来の留学などに必要な社会 性、 コミュニケーション能力などを養います。 *中学2年生の冬に聖心インターナショナルスクールに国内留学し、 自分の英語力を試します。 *高校では全員が海外姉妹校へ短期留学します。 *海外にでかける前に知っておく必要がある日本の文化について学 び、 それを英語で説明できるようにします。 Voice 芳賀 美月 高校1年 グローバルクラスでは中学1年生の最初の4ヶ月を寄宿舎で過ごします。 親元を離れ集団生活を送るのは簡単 なことではありませんがエンジェルさんと呼ばれる上級生が色々と助けてくれました。寄宿舎を離れた今でもエ ンジェルさんとは連絡をとりあっています。 中学2年生の聖心インターへの国内留学では様々な国籍の友達がた くさんでき、 今でもSNSでつながっています。 一人一台ラップトップを使う授業のスタイルなど日本にいながら異文 化を体験することができました。中学3年生の終わりには3週間のNZ研修にでかけました。3週間のホームステイ と姉妹校で同世代の生徒と過ごすうちに自分でも英語力の向上を実感することができ、日本に帰ってきた今も NZが恋しく感じます。 このように異文化に広く触れ、 英語を日常的に使うグローバルクラスは最高のクラスです。 SAPPORO SACRED HEART SCHOOL 11 グローバル化の進む現代社会に必要なのは、多様な価値観や世界観の違いを認め合い、自分の考えを主張し ながらも諸問題の解決に協力しつとめていく姿勢です。 ソフィア・サイエンスクラス 3つのサイエンス(人文科学・社会科学・自然科学) をバランスよく学びます *教科書のレベルを超えた発展的な内容を扱うテーマ別講座「ソフィ ア・サイエンスクラブ」 では、興味関心に応じて講座を選択します。 *数学:教科書「システム数学」を使った先取り学習を行い、高校3 年生では自分の進路目標に合わせた演習授業を選択すること ができます。 *理科:中学では教科書の発展的実験にも取り組みます。高校3年 生では、理系の受験生に対して少人数で個別の受験指導をきめ 細やかに行います。 *英語も基礎からしっかり学ぶことができます。中学1年生の5月 に1泊2日の英語合宿を行い、 「 生きた英語」を身につけます。 *中学2年生の夏には日高地方へ2泊3日の宿泊研修に出かけま す。前半は二風谷でアイヌ文化を体験し後半は農業体験、千歳 川で川下りをおこない、自然についての理解を深めます。 Voice 鳥丸 碧里 高校1年 ソフィア・サイエンスクラスでは、週に一度ソフィア・サイエンスクラブという時間があります。中学では国、 数、理、社の教科書の枠を超えた授業を受けました。私が受けた理科の時間では、普段の授業で学んだ化学 反応や法則を使った実験を行い、学びをより深めることができたと感じたとともに、普段の授業の大切さを 学びました。普段の授業で基礎となる仕組みを理解していなければ応用はできないからです。 このことはど の教科にもいえることだと思います。札幌聖心では週6日という豊富な授業時間があり、 しっかり基礎から応 用まで学ぶことができます。 どの教科もバランスよく学ぶことができるこのクラスでは、将来の選択肢を広げる ことができるとともに、 ソフィア・サイエンスクラブの授業などを通して自分の興味を広げることもできます。 SAPPORO SACRED HEART SCHOOL 12 進学実績 一人ひとりと向きあう札 幌 聖 心の進 路 指 導 1 聖心姉妹校への特別推薦をはじめ、 豊富な推薦指定校制度あり ● 30%が聖心女子大への進学を希望 ● 70%が推薦制度を積極的に利用し、12月までに進路を確定 ● 88%が現役で進路を確定 2 AO入試、 面接試験で強みを発揮 聖心女子大学 ● 多様な体験学習と日々の文章表現、 プレゼンテーションの経験が生かされる 3 医歯薬理工系進学をはじめ 一般入試希望者へのきめ細かい指導 ● 年10回の期間講習だけでなく、希望者には朝や放課後の個別指導も実施 過去5年間の合格先一覧 姉妹校 国公立大学 道外大学 学校名 聖心女子大学 北海道大学 (医-医・総合文系) 北海道教育大学 (岩見沢・釧路) 小樽商科大学 (商) 北見工業大学 (工) 釧路公立大学 (経済) 東京工業大学 (第7類) 東京芸術大学 (美術) 山口大学 (経済) 順天堂大学 (医-医) 聖マリアンナ医科大学 (医-医) 金沢医科大学 (医-医) 愛知医科大学 (医-医) 上智大学 (総合人間科学・看護) 三育学院大学 (看護) 畿央大学 (看護) 日本歯科大学 (新潟生命歯学) 城西大学 (薬) 神戸薬科大学 (薬) 慶應義塾大学 (法) 上智大学 (外国語・文・法・総合グローバル・総合人間科学) 立教大学 (経営) 中央大学 (法・経済) 津田塾大学 (数学・情報科学) 大妻女子大学 (比較文化) 白百合女子大学 (文) 玉川大学 (経済・芸術) 東京家政学院大学 (現代生活) 東京農業大学 (生物産業・地球環境科学) 東洋英和女学院大学 (国際社会・人間科学) 二松學舍大学 (文) 明治学院大学 (法) 神奈川大学 (外国語) フェリス女学院大学 (音楽・国際交流) 日本福祉大学 (子ども発達) 同志社大学 (文) 関西学院大学 (社会・法・文) 関西外国語大学 (外国語) 神戸女学院大学 (文) SAPPORO SACRED HEART SCHOOL 13 道内大学 道内短大 道外短大 海外大学 専門学校 学校名 酪農学園大学 (獣医・農食環境) 天使大学 (看護) 日本赤十字北海道看護大学 (看護) 日本医療大学 (保健医療) 北海道薬科大学 (薬) 北海道医療大学 (歯・看護福祉・心理) 札幌大谷大学 (芸術) 札幌学院大学 (人文) 札幌国際大学 (スポーツ人間・人文) 藤女子大学 (文・人間生活) 北星学園大学 (文・経済・社会福祉) 北海学園大学 (法・経済・人文) 北海道文教大学 (人間科学・外国語) 光塩学園女子短期大学 (保育) 北星学園大学短期大学部 (生活創造) 共立女子短期大学 (生活科学) 実践女子大学短期大学部 (英語コミュニケーション) 立教女学院短期大学 (現代コミュニケーション・英語コミュニケーション) 南山大学短期大学部 (英語) 関西外国語大学短期大学部 (英米語) State Univ. of NY, Oneonta Hilo Community College Univ. of Sussex (英) Mount Allison Univ. (カナダ) State Univ. of N.Y. at Geneseo 国立静岡医療センター附属看護専門学校 (看護) ハリウッド美容専門学校 (美容) Message ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ~卒業生の声~ 豊田 実和子 成田 絵里 48回生 順天堂大学医学部医学科1年 45回生 聖心女子大学 人間関係専攻4年 札幌聖心女子学院では理系選択者 札幌聖心での行事で、私が一番好き が少なかったため、いつでも先生に質 なのは生徒全員で作り上げるクリスマス 問をすることができました。私 は特に コンサートです。高校2年生の時はタブ 昼 休 みに先 生に質 問をするよう心 が ローにも参加し、特に思い出深いもの け、疑問点をすぐに解決させました。 ま があります。札幌の初雪の頃にメンバー た、英語ディベート大会や中国語発表大会などに参加することを通して、論 が決定し、仲間と共に支えあいながら、先生のご指導のもと準備します。入学 理的思考力やプレゼンテーション能力を向上させることができました。 前から憧れ、上級生になったらタブローに参加したいと思っていました。毎年、 札幌聖心女子学院では、自ら考え、行動するという、アクティブな姿勢で 違う達成感を得ることができ、高校3年生のキタラでの創立50周年記念コン 学ぶ習慣を身につける事ができました。医学部では この能力がとても大切 サートも忘れられません。 その他には寄宿生活での思い出もたくさんあります。 なので、早期に問題解決型学習の機会があって良かったと思います。 大学では2年次から人間関係を専攻し日々学んでいます。3年次からはマ 私は将来国際的に活躍できる医師を目指しています。現時点では研究に スコミ社会心理学ゼミに所属し、身近なものを研究対象にする魅力を知りま も興味があるので、臨床研究を通し、医学の発展に貢献したいと考えてい した。 ゼミの準備だけでなくグループでの実習、さらに後夜祭委員にも所属 ます。 していたため、 これらとの両立に苦心し投げ出したくなる時もありましたが、 タブローや寄宿生活で得た根気強さで乗り越えることができました。現在は ゼミで「育成シミュレーションゲーム」に関する研究で卒業論文を執筆予定 です。 佐久間 優香 川村 優嘉 46回生 中央大学 法学部 国際企業関係法学科3年 44回生 上智大学外国語学部英語学科 9月卒業予定 コロンビア大学大学院ティーチャーズカレッジ 教育工学修士課程進学予定 私が大学で所属する国際企業法ゼ 私は、上智大学で国際政治を学び、 ミでは、学 生 同 士の議 論 が 内 容の中 課外活動では、ヨーロッパで行われた 心です。議論においては、問題を細分 国際政策立案コンペティションで頂い 化して検討し、自分の意見を自分の言 葉で述べなくてはなりません。札幌聖 Mazda Europe 主催 “Mazda Make Things Better Award 2014” 優勝 た賞 金を基に自ら立ち上げた「 世 界 中の若者に学ぶ機会を」 という理念の 心では、外部から講師をお招きして講義を聴き、意見文を書くプログラムが 教育プロジェクトに取り組んできました。 この4月には、上智大学学長賞を あります。 これにより、先生とのマンツーマン指導の下、意見を形成・発信す 受賞し、秋からはコロンビア大学大学院で研究を続けていく予定です。 る方法を基礎から全員が学びます。 これは少人数教育である札幌聖心だか このような取り組みは、世界市民の一員として行動する事の大切さを教 らこそ実現できる取り組みでしょう。 えてくださった聖心の教育が根底にあります。お昼のおかず代を寄付する梅 先日、大学のゼミの教授のご協力を得て、その教授と私とで札幌聖心で 干し弁当募金や地域でのボランティア活動など、6年間の日々の授業や活 学生を相手に模擬講義を実施する機会を得ました。卒業後、いつか講師と 動を通して、他者のために何ができるかを考え、行動していく精神を植え付 して母校に戻って来ることは私のかねてからの目標の一つでした。札幌聖 けて頂きました。 心の教育が意見を形成し、議論する力の原点だからです。そして、その目標 また、少人数制の学校だからこそ、一人一人に様々なことに挑戦する多く の達成に至ったのもまた、大学の教授と卒業後も支えて下さる札幌聖心の の機会がありました。先生方の熱心で丁寧な指導に励まされ挑戦した英語 先生方のお力添えがあってのことだと改めて感じております。 スピーチコンテストやクリスマスコンサートでの暗唱指揮などの経験は、後 に新しい事に挑戦していく際の大きな自信になったと感じています。 SAPPORO SACRED HEART SCHOOL 14 寄宿舎生活 札幌聖心の寄宿舎は、キリスト教の精神を柱として教育の一 につけ掃除・整理整頓はもとより、テーブルマナーを始めとす づき成 長していきます。共 同 生 活の中で自己を見つめなが 見よ、兄弟姉妹が共に座っている。なんという恵み、なんという喜び! How good it is and how pleasant for brothers and sisters to live together! 寄宿舎のリーダー(議長・副議長・会計) Daily Schedule 6:00 7:00 9:00 10:00 11:00 12:00 13:00 14:00 20 登校 7:35~8:00 7:00 休日 SAPPORO SACRED HEART SCHOOL 15 12:20~13:00 9:00~12:20 朝食 8:00 9:00 8:30~9:00 朝食 10:00 自由時間 13:00~16:00 昼食 (弁当) 授 業 起床 6:00 8:00 25 自由 平日 10 掃除 起 床・洗 面 40 11:00 10:00~12:00 自主学習 12:00 授 業 13:00 昼食 14:00 自由時間 ・ ・・ ・・ ・・ ・・ ・・ 環を担い、長い歴史を紡いできました。親元を離れて、自主的な学習習慣を身 ・・ ・・ ・・ ・・ ・・ ・・ ・・・・・・・・・・ る様々な礼儀作法、愛することや感謝の大切さを毎日の生活の中で自然に気 ら、確かな社会性を身につけます。 Welcome 〒 入舎式 全員集合 高校3年生朝自習 エンジェル・チャイルド制度 新入生には、それぞれお世話役のエンジェル (上級生)がつき、自分のチャイルド (新入生) が寄宿の生活になじめるようにお世話します。 中学生の英語のリピーター学習 金曜日夕食のバイキング ジンギスカンパーティ ●外出:高校生(9:00~18:00)、中学生(12:30~18:00) ●入浴:平日(放課後~19:30)、金・土(15:30~20:00) 16:00 17:00 18:00 21:00 22:00 23:00 19:00 後片づけ 19:30~21:00 黙学 20:00 自由時間 21:00 21:30~ 黙学 22:00 (土)19:30~23:00 自由時間 00:00 後片づけ (日)19:30~21:00 黙学 自由時間 21:30~ 黙学 就寝 30 18:10~19:00 夕食 23:00 就寝 18:00 後片づけ 中3以上就寝 夕食 00:00 30 中 1・2 就 寝 17:00 18:10~19:00 門限 16:00 20:00 30 帰舎 Tea(おやつ) 自由時間 15:00 19:00 高3就寝 15:00 SAPPORO SACRED HEART SCHOOL 16 寄宿舎生活 48回生 室田 恵里 聖心女子大学 1年 私は高校3年間を寄宿舎で過ごしました。入舎した当初は仕事や決められた時間で の行動に戸惑いましたが、同級生やエンジェルさんが心強く支えてくれました。 この寄 宿舎の生活のおかげで、両親の大切さ、規則正しい生活、自分で勉強すること、掃除、 洗濯などたくさんのことを学びました。大学生になった今でも役に立つことばかりです。 嬉しいこと、辛いことを一緒に乗り越えた仲間は一生大切な存在になりました。寄宿舎 に入って本当に良かったです。 (ぜひみなさんも寄宿舎で生活してみてください。) 寄宿舎案内 学習サポート Bulletin Board チューター制度 *毎日の食事 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 元英語教員と現役北大生による 勉強の指導を行っています。 平日(月・木)19:30~21:00(4クラス) 日曜日:午前(1クラス) *病気の時 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 受験生スタディ *寄宿生合格大学 週末も朝昼夜の栄養バランスの取れたお食事が提供されます。 インフルエンザの時も寄宿舎でお世話します。 受診の時は舎監が付き添います。 国公立、私立理系文系の受験を希望する 高3、高2生徒が、 より勉強に集中できるように 受験生専用のスタディルームがあります。 ※過去5年間 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 聖心女子大学・上智大学・慶応義塾大学・ 東京工業大学・東京理科大学・津田塾大学・立教大学・ 関西学院大学・中央大学・北海道医療大学 他 *出身地 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ English Hour 【道内】札幌市、千歳市、深川市、函館市、小樽市、旭川市 苫小牧市、帯広市、釧路市、根室市、北見市 他 【道外】福島県、埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県、 石川県、山梨県、長野県、愛知県、三重県、 和歌山県、岡山県 他 【海外】マレーシア、タイ、インドネシア、アメリカ、 ドイツ シスターとの英会話の時間 Morning Prayer in English 朝食前に英語で聖書朗読があります。 寄宿舎年間行事 4月 5月 6月 新入生 歓迎会 ジンギスカン パーティ バレーボール 大会 SAPPORO SACRED HEART SCHOOL 17 7月 9 月 12 月 2 月 サマープロジェクト 寄宿祭 (映画鑑賞) (劇・ダンスの発表) クリスマス会 送別会 School Events 札幌聖心という「家庭」での学院生活。伸び伸びと育まれる個性。 ユニークな活動が、活発に行われています。 4 ● ● ● ● 入学式・寄宿入舎式・始業式 中1高1オリエンテーション 始業ミサ 寄宿歓迎会 8 ● ● ● ● 姉妹校交流ワークショップ(SOFIS) 全校地理コンテスト(世界地理) 姉妹会選挙 校内弁論大会 August 12 5 May April 9 September ● ● ● ● 全校漢字コンテスト AFSインターナショナルデイ クリスマスコンサート 寄宿クリスマス会 December 1 January 中1ソフィア・サイエンスクラス 英語合宿 ● 聖マグダレナ・ソフィアの祝日 (炊事遠足) ● タイ:ナワミン高校来校 ● 台湾:姉妹校交流 ● 寄宿ジンギスカンパーティー ● 聖心女子大学説明会 ● 友愛セール(チャリティバザー) 前期期末考査 ● シカゴ短期留学 ● 球技大会 ● スーパーグローバル ハイスクール研究発表 ● ● 姉妹校短期交換留学 (シアトルボランティア・フランス) 中学校入試 ● 全校地理コンテスト (日本地理) ● 聖心インターナショナルスクール国内留学 (中2グローバルクラス) ● 高校推薦入試 ● スキー学習 (ばんけいスキー場) ● ● 部活動・同好会・愛好会 6 前期中間考査 聖心(みこころ)の祝日 (全校ボランティア活動) ● 中2宿泊研修 (アイヌ文化体験) ● オープンスクール ● ● June 10 October 2 February 7 July ● ● ● ● ● ● ● 百合の行列 中1・中2・高3修養会 中3修学旅行(京都・奈良) 高1SADE(錬成会・宿泊学習) 高2見学旅行(長崎・福岡) 授業公開 寄宿祭 高3卒業研究発表会 寄宿送別会 高校卒業式 ● 高校一般入試 ● 中3卒業研究発表会 ● スキーデー (札幌国際スキー場) ● ● ● 11 November 3 March 寄宿サマープロジェクト 全校漢字コンテスト ● 聖ソフィア祭 (学校祭) ● 夏の高校野球南北海道大会開会式協力 (プラカードガール) ● 姉妹校合同海外体験学習 (フィリピン・カンボジア・韓国・台湾) ● 姉妹校短期交換留学(オーストラリア) ● ● 芸術鑑賞会(能楽) 追悼ミサ ● 聖フィリピン・ ドゥ・シェーンの祝日 ● 小6対象入試対策講座 ● 後期中間考査 ● ● 学年末考査 中学卒業式 姉妹校短期留学 (ニュージーランド・カナダ) ● ニュージーランド海外研修 (中3グローバルクラス) ● ● ● 姉妹会活動 ※Sacred Heart International Activitiesの略 ●学級委員会 「グローバルな視点でさまざまな 社会問題を考え、ささやかでも自分 たちにできることを実行していきた い 」という思 い から発 足したクラブ です。毎年、 「 幼い難民を考える会」 に対し、手作りクッキーの売上げを 寄付しています。 ●整美委員会 ●風紀委員会 ●図書委員会 ●社会福祉委員会 ●広報委員会 ●典礼委員会 ●保健体育委員会 ●放送委員会 ●弁論委員会 中学1年生から高校3年生までが一緒に活動して 本校の生徒会は「姉妹会」 と呼ばれ、選挙で選ばれ います。中学生は高校生の先輩とのふれあいから、技 る執行部のもと、11の委員会があります。毎週全クラ 術だけでなく興味や視野までを広げ、高校生は後輩 スから代表が集まり、 ミーティングを行います。 どの委 の指導を通して人間性を豊かにするなど、多くの実り 員会も活発に活動し、各行事の企画・運営の他、学校 をもたらしています。 生活をより充実させるためにさまざまな取り組みを ●バスケットボール ●バレーボール ●硬式テニス ●オーケストラ ●コーラス 行っています。 ●演劇 ●SIA ※ ●ギター同好会 ●ガーデニング同好会 ●お茶同好会 ●写真同好会 ●サッカー同好会 ●箏曲愛好会 ●華道愛好会 ●茶道愛好会 ●聖ソフィア祭委員会 SAPPORO SACRED HEART SCHOOL 18 2017年度 入試 中学校 募集定員 ※本校・首都圏入試合わせて 20名 40名 グローバルクラス ソフィア・サイエンスクラス ●札幌本校入試 ・・・・・・・2017年1月8日(日) ●首都圏入試 ・・・・・・・・・2017年1月9日(月祝) (会場:聖心女子大学) 高等学校 募集定員 ※内部進学生・推薦・一般入試合わせて 20名 40名 グローバルクラス ソフィア・サイエンスクラス ●推薦入試 ・・・・・・・・・・・2017年1月28日(土) ●一般入試 ・・・・・・・・・・・2017年2月14日(火)私立A日程 2016年度 学校説明会 学校送迎バス運行しています! 本校会場 ● 6/25(土)13:30~ ● 7/ 9(土)10:00~ ● 9/ 4(日)10:00~ ● 10/29(土) 9:30~ ● 11/19(土)13:00~ ● 12/17(土)10:30~ オープンスクール 聖ソフィア祭公開・学校説明会(10:30~11:30) 友愛セール公開・学校説明会(11:00~12:00) 授業公開・学校説明会 小学6年生対象入試対策講座 クリスマスコンサート・個別相談会 伏見・啓明地区を中心に往復の学校送迎バスの運行を 行っています。送迎バスの車内では、勉強や読書をしている 姿がみられ、現在利用している生徒は、登校下校時間の短 縮につながり、時間の有効活用ができています。 札幌聖心 女子学院 校外会場 ● 9/ 4(日)10:00~ 私立学校展(ホテル札幌ガーデンパレス) ● 11/ 5(土)14:00~ 東京地区学校説明会(聖心女子大学) 南8西26 西友前 円山西町7 慈啓会前 そのほか、札幌市内および道内説明会や寮のある学校合同相談会 (名古屋・大阪・横浜・東京) などがあります。詳細はホームページをごらんください。 学校送迎バス 運行ルート ロープ ウェー前 安心快適な寄宿舎の見学もできます。 どなたでもお気軽に学校・寄宿舎見学においでください。 南11西22 道銀前 啓明 ターミナル 南15西19 ※見学の希望日時をあらかじめお知らせください。 地 東 西 手 稲 通 中学校・高等学校 線 北1条宮の沢通 大倉山シャンツェ 〒064-8540 札幌市中央区宮の森2条16丁目10番1号 大倉山 競技場入口 http://www.spr-sacred-heart.jp 大倉山競技場 入口 バス停 円山公園駅 円山公園 TEL 011-611-9231 FAX 011-612-0980 JRバス 荒井山線(円14) ばんけいバス 乗車10分 鉄 5条 札幌聖心女子学院 地下鉄東西線 円山公園駅 下 北 徒歩5分 学 校 札幌聖心女子学院 中学校・高等学校 宮の森シャンツェ
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