清真学園高等学校 第1学年 学年通信「突破」 臨時号 平成 28 年 6 月 17 日 TIAS といっても耳慣れないものでし ょうね。先週末に行われ無事終わった TIAS と の 連 携 事 業 の 紹 介 と 報 告 で す。 ・・・・・・・・・・・・・・ (大石) 留学⽣相手に英語でレクチャーする高校生たち TIAS を終えて TIAS(Tsukuba International Academy for Sport Studies) とは 2020 年東京オリンピック・ パラリンピックに向けた日本の国際公約”Sport for Tomorrow”プロジェクトの一部で,今後の 国際スポーツ界をリードするグローバルな人材を育成するために 2015 年度後期に筑波大学に 作られた大学院修士課程の1コースです。そこでは世界各地からの留学生等に対してすべて英 語で講義が行われています。 TIAS の講義のひとつに日本の武道を学ぶ講義”BUDO”があります。講義”BUDO”が,鹿島神 宮で例年行われる「奉納 古武道演武大会」見学と武道と地域社会とのかかわりについて学ぶ 内容にしたいという担当教員の話を聞き,それに加えて武道と学校教育,部活動のかかわりに ついての内容も組み込み,清真学園等をフィールドにしての講義・見学・体験を組み入れたら 講義の内容が膨らむし,清真学園の生徒による英語によるレクチャーや鹿島神宮内での英語に よるガイドも講義の一環として取り入れたら生徒にも良い刺激となり,かつ TIAS の院生にも わかりやすくなり,Win-Win の関係になると思いつきました。清真学園と TIAS の間で「高大 連携」を飛び越えた「高校・大学院連携」を実現したいというこのアイディアを TIAS 側の担 当教員も清真学園の先生方も快く受け入れて下さり,初回となった 2016 年度の講義”BUDO” は 6 月 11・12 日に鹿島神宮のご協力と晴天にも恵まれ,成功裏に終わりました。各国からの 留学生との短時間ながらも濃密な交流を持つことができた清真学園の高校生達の表情からも, 「高校・大学院連携」の成果がうかがえました。清真学園の武道系の部活動の見学や体験の準 備と実践や生徒によるレクチャーやガイドの指導に多くの手間と時間を割いていただいた諸先 生方の協力と生徒の活躍は,本当にありがたいものでした。 TIAS についての情報は http://prw.kyodonews.jp/opn/release/201509304154/ に掲載されていますが,TIAS の大学院生が大学院終了後世界各地でスポーツを通じた国際貢 献をしていく中で,清真学園という名前と短時間ながらも交流できた生徒たちの笑顔を覚えて いてくれたらと願っています。 それにしても英語ができない私は留学生との交流を全くしませんでしたが,レクチャーやガ イドをした清真学園の高校1年生・2年生の生徒の英語力にはとても感心しましたし,参加し た TIAS の院生たちも「大変わかりやすい英語だったし,内容もよく理解できた」をいう感想 を TIAS 側の担当教員に話していたとのことです。私もうれしくなりました。 お別れの前の集合写真 TIAS 担当教員,留学生,本校教員,生徒の全員の笑顔が,成功を物語っています。 連絡 7月6日(水)英語の共通テストがあります。 A グレードは50分,B グレードは25分の試験です。
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