説明1 長期継続契約について

(説明1)
室
蘭
市
長期継続契約について
この契約では、地方自治法第 234 条の3に基づく長期継続契約の規定を適用し、複数年
度にわたる契約を締結します。つきましては、単年度契約から複数年度契約へ移行するこ
とのメリットと合わせ、長期継続契約の制度上、下記に示した契約条件等があることをご
承知いただき、入札・見積り合せに参加願います。
記
1.契約書には、次の条文が加わっています。
「甲は、契約を締結する日の属する年度の翌年度以降において、この契約に係る歳出
予算について削除又は減額があった場合には、この契約を解除することができる。」
2.予算議決前に契約締結する場合の契約書には、次の条文が加わっています。
「この契約は、履行期間の始期の属する年度に係る予算の議決を条件として成立する。」
3.入札書・見積書の記載金額について
次により記載してください。
①物品の賃貸借契約は、月額(1月当たりの賃貸借料金、ただし消費税を含まない額)
②業務委託等の役務提供契約は、担当課の指示により月額または年額または単価(ただ
し消費税を含まない額)
3.その他
契約の締結から履行開始までの間は、受注者が契約の履行に備えて人員や機材を調達
する準備期間となります。
長期継続契約の制度概要
長期継続契約とは
長期継続契約は、予算単年度主義の例外として、各年度における予算の範囲内でその給
付を受けることを条件に、債務負担行為を予算で定めることなく、翌年度以降にわたり契
約を締結することができるものです。(地方自治法第 234 条の3)
従来、この契約は、電気・ガス・水道の供給契約若しくは電気通信役務の提供又は不動
産を借りるものに限られていましたが、地方自治法及び同法施行令の一部改正により、一
定の要件を満たす契約のうち、条例で定めるもの(地方自治法施行令第 167 条の 17)が加
えられたことから、本市においても平成18年3月に条例が制定されました。
長期継続契約の対象範囲
長期継続契約の対象となる契約は、次の契約のうち条例の要件に該当するものとして本
市が選定した契約が対象となります。
①物品の賃貸借契約(リース契約、条例第2条第1号)
②役務の提供契約(業務委託等、条例第2条第2号)
長期継続契約の契約履行期間
長期継続契約の締結に当たっては、更なる経費の削減やより良質なサービスを提供する
者と契約を締結する必要性から、定期的に契約の相手方を見直す機会を確保するため、適
切な契約期間を設定する必要があるとされています。
(企画財政部管財契約課作成)