公募要項(PDF文書)

平成 28 年度 茅野市太陽光発電に係る公共施設の屋根貸し事業公募要項
1 趣 旨
茅野市では、平成 16 年 6 月に策定した「茅野市地域新エネルギービジョン」及び、平成 23 年 2
月に策定した「茅野市地域新エネルギー重点ビジョン」により、新エネルギーの普及を推進しており、
今年度「太陽光発電」に係る事業として、公共施設の屋根貸し事業(以下「屋根貸し」という。
)を
実施します。
本事業は、平成 24 年 7 月からの再生可能エネルギーの全量固定価格買取制度の実施に伴い、同制
度による太陽光発電事業を行う事業者に、茅野市が事前に設備認定を受けた発電設備(以下「発電設
備」という。
)を活用し、公共施設の屋根及びその他必要な場所(以下「屋根等」という。)を有償で
使用いただき、再生可能エネルギーの利用促進を図るとともに、災害時等における公共施設の機能強
化と地域経済の活性化等を目的とし、屋根等の使用を希望する事業者を募集するものです。
2 事業者の募集
屋根等を使用する事業者の選定方法については公募型プロポーザル方式とし、使用を希望する施
設に対し、発電設備の活用による事業内容等を提案していただき、選定委員会で審査を行ったうえで
「使用予定者」として選定します。
その後、関係機関等と必要な調整を行い、各協議等が整った段階で茅野市と使用予定者が協定を結
び、事業者として正式に決定します。
(1) 応募資格
申請者の応募資格要件は、以下のとおりとします。
① 平成 28 年 4 月 1 日現在において茅野市内に本社を置く法人であること。
② 市税を滞納していないこと。
③ 茅野市が措置する指名停止期間中の者でないこと。
④ 地方自治法施行令(昭和 22 年 5 月 3 日政令第 16 号)第 167 条の 4 に該当する者でないこ
と。
⑤ 茅野市暴力団排除条例(平成 24 年 12 月 27 日条例第 20 号)に定める暴力団員又は暴力団若
しくは暴力団員と密接な関係を有するものとして市長が定める者でないこと。
⑥ 複数の企業等で構成する連合体で応募する場合、構成企業の全てが上記①から⑤までの要件
を満たすこと。また、連合体の代表企業を定めるとともに、構成企業の役割分担を明確にする
こと。
(2) 対象施設
本事業の対象とする施設は次の施設とし、申請者はこの対象施設の中から、発電設備の設置を希
望する施設を 1 事業者について 2 施設まで選択することができます。
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なお、この対象施設は、発電設備の設置を技術的・構造的に保証するものではないため、設置の
可否については、事業者が証明するものとします。
番号
施設名称
1
長峰中学校
2
宮川保育園
3
豊平保育園
4
玉宮温泉望岳の湯
5
米沢温泉塩壺の湯
所在地
建設年・月
構造
床面積
茅野市宮川
11,288 番地
茅野市宮川
4,510 番地
茅野市豊平
2,486 番地 1
茅野市玉川
6,128 番地 2
茅野市米沢
6,845 番地
校舎棟
平成 24 年 12 月
鉄筋コンクリート造地上
3 階・屋根鉄骨小屋組
校舎棟 6,540 ㎡
学校教育課
平成 26 年 1 月
鉄骨造平屋建
1,401.61 ㎡
幼児教育課
平成 23 年 1 月
鉄骨造平屋建
1,267.54 ㎡
幼児教育課
平成 15 年 10 月
平成 18 年 2 月
鉄骨造及び鉄筋コンクリ
ート造平屋建一部地階
鉄骨造一部鉄筋コンクリ
ート造平屋建
担当課
822.5 ㎡
地域福祉推進課
883.96 ㎡
地域福祉推進課
(※ 各施設における発電設備は別表 1 を参照ください。
)
(3) 事業(使用)期間
平成 28 年 9 月中に発電を開始することを目標とします。使用期間については、再生可能エネル
ギー固定価格買取制度による買取期間(20 年)に発電設備の設置・撤去・現状復旧を加えた期間
とし、全体で 21 年を超えない期間を提案いただき、協定書で定めるものとします。なお、行政財
産の目的外使用については年度毎に申請し許可を得ることとします。
(4) 使用料
発電設備の設置工事の期間、設置後に発電事業を行う期間及び太陽光発電設備の撤去工事の期
間を通じて、太陽光発電設備を設置する屋上や屋根の使用料を納付していただきます。
使用料については、最低額を年額で1㎡当たり 200 円としますので、これ以上の単価を提示し、
併せてその額を算定した根拠や考え方を提示してください。
なお、使用する面積の算定については、発電設備の水平投影面積(真上から見たときの面積)と
し、 間隔を開けて設置する場合は、その隙間の面積も含みます。
(5) 費用負担
発電設備の設計、材料、工事、維持管理、撤去、公租公課、各種手続き等事業に係る一切の費用
は、事業者が負担するものとします。
(6) 現地調査等について
本事業に係る対象施設の調査及び各施設の図面の閲覧等については、事前に自然エネルギー推
進室に申し込んでください。必要に応じ図書を貸出しますので、貸し出しを希望する事業者は、申
し出てください。貸出し日数は2日間以内とします。
なお、内容によっては対応出来ない場合もありますのでご了承ください。
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※ 原則として、土曜日、日曜日、祝日、施設休館日等を除く、午前 8 時 30 分から
午後 5 時 15 分までとします。
(7) 設置及び構造上の安全性等の確認
発電設備の設置における安全性や施設の保全等に関する次の項目については、確認、措置等を行
っていただきます。
ア
設置しようとする発電設備の重量の増加に対して、屋根等の耐久性に問題がないことを構
造計算書等により確認すること。
イ 架台に基礎を設置する場合の設置場所は、原則として建物の大梁又は柱の上とすること。ま
た、長基礎にする場合は、排水性能の障害とならないようにすること。
ウ 地震力による転倒、風圧力による吹き上げに対して安全であることを確認すること。
エ
発電設備の設置後に設備の落下や施設の雨漏り等が生じないよう、十分な措置を講ずるこ
と。
オ 建物端部からは、一定の距離を確保すること。
カ
屋根に設置している空調室外機等の既存設備との離隔及び点検のための通路スペースを確
保すること。
キ 落雪・落雷事故を防ぐ措置を講ずること。
(8) 設置工事の工期
設置工事を行う際には、各施設の管理者と協議していただき、工期や時間帯を決めていただきま
すが、夏休み期間中など施設利用に支障のない時期を考慮してください。
(9) 施工業者の選定
建設・設備工事については、茅野市建設工事入札制度合理化対策要綱(平成 24 年 12 月 27 日告
示第 276 号)により、入札参加資格を付与されている市内事業者への発注に努めてください。
(10) 設備のメンテナンス等
発電設備が所期の性能を発揮するために必要な定期点検、部品交換等のメンテナンスを行い、常
に発電設備を適正に維持・管理し、発電設備が故障した場合には、ただちに修理を行える体制を確
保するものとします。
(11) 事業報告
売電開始後、発電電力量及びその他市が指定する本事業の実施に伴う状況の報告を求めます。報
告の詳細については、別途、市が指示するものとします。なお、発電電力量は公表することを想定
しています。
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(12) 発電設備の設置に起因する雨漏り等について
発電設備の設置に起因する雨漏り等が発生した場合は、事業者の負担で修繕していただきます。
(13) 損害賠償責任
事業者が屋根等を破損・滅失した場合や、発電設備の故障等により、発電設備を設置した施設又
は送電網に影響を与えた場合には、事業者がその損害を賠償する義務を負います。また、発電設備
の設置及び管理に関する瑕疵により、第三者に損害を与えたときは、その損害についても同様とし
ます。
(14) 天災等による損害および日射量の減少等のリスクについて
天災その他やむを得ない事情により施設が使用できなくなった場合に生じた損害について、市
は一切の責任を負いません。また、発電設備の故障や劣化、気象の変動等による日射量の減少や日
照時間が想定を下回った場合などのリスクについては、事業者が負うことになります。
(15) 原状回復義務
使用期間の途中で事業を中止した場合又は使用期間が終了した場合には、事業者の費用負担に
より発電設備の撤去を行い、屋根等の原状回復を行うものとします。
(16) 転貸等の禁止
事業者は、使用権を第三者に転貸し、又は市の承認がなく譲渡することはできません。
(17) 原因が不明確な雨漏り等への対応
発電設備の設置に起因する雨漏り等が発生した場合は、事業者の負担で修繕していただきます
が、雨漏りが発電設備の設置に起因するのか、施設の老朽化等に起因するのか、明確にならない場
合が想定されますので、そうした場合の対応方針を提案してください。
(18) 災害発生時(停電時)の非常用電源としての活用
発電設備を設置した施設について、災害の発生により停電した場合の非常用電源としての活用
方法について提案してください。
(19) 市が施行する工事等の際の一時移設方法及び費用負担
発電設備を設置した施設について、市が屋根等の修繕工事等を実施する際の発電設備の一時移
設について提案してください。
(20) 周辺環境への配慮
発電設備は、騒音、振動、反射光等により施設使用者、周辺住民の環境が損なわれないものとし
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ますが、設置後の施設使用者、周辺住民への環境保全に対する考え方を提示してください。
(21) その他
施設の運営にメリットがある取り組み(例:環境教育の教材としての活用、地域貢献など)を提
案してください。
3 事業スケジュール
・募集要項等の公表・配布 平成 28 年 6 月 16 日(木)~平成 28 年 6 月 23 日(木)
・質疑の受付・回答 平成 28 年 6 月 17 日(金)~平成 28 年 6 月 24 日(金)
・申請書受付 平成 28 年 6 月 20 日(月)~平成 28 年 6 月 30 日(木)
・1次審査 平成 28 年 7 月上旬予定
・2次審査(プレゼンテーション) 平成 28 年 7 月上旬予定
・選定委員会 平成 28 年 7 月上~中旬予定
・使用予定者の決定 平成 28 年 7 月中旬予定
・行政財産の使用許可 平成 28 年 7 月下旬以降
4 公募参加申請書等の提出
(1) 提出期間
平成 28 年 6 月 20 日(月)~平成 28 年 6 月 30 日(木)
※ 土曜日、日曜日を除く、午前 8 時 30 分から午後 5 時 15 分までとします。
(2) 提出場所
産業経済部自然エネルギー推進室(市役所 庁舎 5 階)
(3) 提出書類
下記の書類をとりまとめのうえ、A4 判(A3 判は折込)でファイル製本を行い、正本 1 部(①
~⑥)
、副本 9 部(①・②・⑥)を提出してください。
① 公募参加申請書【様式 1】
② 事業者の概要【様式 2】
③ 法人登記簿謄本(現在事項全部証明書)
④ 法人事業報告書
⑤ 茅野市が発行する市税の納税証明書
⑥ 事業提案書【様式 3】
(4) 提出方法
申請書の提出は、持参によるものとします。
(郵送による申請は受け付けません。
)なお、代理人
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により提出する場合には、委任状を添付してください。
5 質問書の受付
公募の内容に関する質問は、
「質問書」
【様式 4】によるものとし、以下のとおり受付及び回答を行
います。
(1) 提出期間
平成 28 年 6 月 17 日(金)~平成 28 年 6 月 24 日(金)
※ 土曜日、日曜日、を除く、午前 8 時 30 分から午後 5 時 15 分までとします。
(2) 提出方法
産業経済部自然エネルギー推進室(市役所本庁舎5階)へ持参するか、FAXまたは電子メール
により提出してください(電話による質問は受け付けません。)。
・FAX:0266‐72‐4255
・電子メール:[email protected]
(3) 回 答
質問及びその回答については、FAXまたは電子メールにより返信します。
6 事業者の選定方法等
事業者の選定は、2段階の審査により実施します。
(1)1次審査(応募資格審査)
1次審査については、主に提出書類の内容が応募の基本条件を満たしているかどうかの資格審
査を行います。 審査結果については書面等により通知します。
(2)2次審査(提案内容審査)
1次審査通過者により、提案した事業内容の説明(プレゼンテーション)を行い、選定委員会に
よる審査を行います。
ア 日 時:平成 28 年 7 月上旬予定(時間、場所は個別に申請者に通知します。
)
イ 説明時間:提案内容の説明は 30 分以内とし、その後、選定委員会から申請者に対する質問
の時間を設けます。
ウ 参加人数:3 名までとします。
エ 審査方法:選定委員会において、下記の審査基準を踏まえ、総合的な観点から提案内容の審
査を行い、使用予定者を決定します。
オ 審査基準:主として以下の評価項目について審査を行います。
① 申請者の事業実績、事業継続性等
② 設置工事、事業実施スケジュール
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③ システムの内容
④ 設備設置の安全性の確認方法
⑤ 設備の管理
⑥ 使用料提示額
⑦ 停電時の電力供給方法
⑧ 提案内容
カ 審査結果の通知
審査結果は、書面等により通知するものとし、審査内容及び結果についての質問、異議申し
立て等については受け付けないものとします。
7 事業者の選定後の手続き
審査結果により使用予定者として選定された申請者は、設備の設置について、各公共施設、電気事
業者と協議を行い、
「茅野市再生可能エネルギー発電設備の設置等に係るガイドライン」
(以下「ガイ
ドライン」という。
)に基づく調整事項等を実施するとともに、必要な契約、届出等の手続きを行っ
てください。
8 その他
ガイドラインに基づき近隣住民等に事業概要等の説明をしていただきますが、近隣住民等の理解
が得られない場合は、事業を中止することがあります。なお、この場合において市は一切の負担を負
いません。
9 問い合わせ及び各書類等の提出先
〒391‐8501 茅野市塚原二丁目 6 番 1 号
茅野市産業経済部自然エネルギー推進室
電話 0266‐72‐2101(代表) FAX 0266‐72‐4255
E-mail:[email protected]
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