PRESS RELEASE (2016/6/16) 北海道大学総務企画部広報課 〒060-0808 札幌市北区北 8 条西 5 丁目 TEL 011-706-2610 FAX 011-706-2092 E-mail: [email protected] URL: http://www.hokudai.ac.jp 環境月間 北大・地球研合同セミナーの開催について(お知らせ) 開催概要:毎年 6 月は環境の日(6 月 5 日)にちなむ環境月間です。北海道大学と総合地球環境学研 究所は機関連携の取り組みの一つとして,合同セミナーを企画しました。今回のテーマは,「環境保 全と価値連鎖(バリューチェーン) 」です。 開催趣旨:衛生環境(し尿や家畜糞,廃棄物の処理など)や生態環境の保全に関わる取り組みは,こ れまで税金などのお金を投入して行われてきました。いわば,産みだす側ではなく消費する側のもの でした。経済発展の途上にある国々では,このことは,環境保全への主体的な取り組みを妨げる根本 的な要因となってきました。また,少子高齢化(成熟社会)に向かう国々や地域でも,従来のような 税金をかけて環境保全を行うことが困難になりつつあります。 全てが経済的動機に拠るものではないことを認識しつつも,「価値連鎖(バリューチェーン)の仕 組みの中に環境保全を組み込むこと」は,このような状況への対応の一つと考えられます。消費する 側から産みだす側への転換です。同時に,これは「ヒト VS 自然」という二項対立から「ヒトも自然 も」という認識や実効ある取り組みを形成することへの第一歩です。 本セミナーでは,「価値連鎖(バリューチェーン)」をめぐって,何故それに注目するのか,どの ようにそれを産みだすのか,そして地域システムの中にどのように織り込み駆動するのかについて国 内外の事例を紹介し,意見や経験を持ち寄り,会場に集う参加者とともに考えたいと思います。 日程:平成 28 年 6 月 25 日(土) 13:00~17:00 場所:北海道大学クラーク会館(札幌市北区北 8 条西 7 丁目) 札幌駅北口より徒歩 10 分 主催:北海道大学大学院工学研究院・国際連携研究教育局食水土資源グローバルステーション, 総合地球環境学研究所 参加費:無料 言語:日本語 プログラム:資料参照 申し込み期間・方法:申し込み不要 お問い合わせ先 所属・職・氏名:北海道大学大学院工学研究院 TEL:011-706-6270 FAX:011-706-6270 教授 船水 尚行(ふなみず なおゆき) E-mail:[email protected] 環境月間・北大地球研合同セミナー 地域システムの中の バリューチェーン: その創発と駆動 2016 年 6 25 月 日(土) 入場無料・申込不要 13:00 - 17:00 北海道大学クラーク会館 3階大集会室 札幌市北区北8条西7丁目 基 調 講 演 衛生環境の向上と バリューチェーンへの注目 船水 尚行(北海道大学工学研究院 教授) Value for what? Value for whom?: Redefining Value in Food Chains in an Age of Degrowth 何のため、誰のためのバリュー?:非成長時代におけるフードチェーンの価値の再定義に向けて マックグリービー スティーブン(総合地球環境学研究所 准教授) 暮らしと生態環境保全を両立させるバリューの発想−ベトナム中部の事例から− 田中 樹(総合地球環境学研究所 教授) 水・エネルギー・食料ネクサスとバリューチェーン:大分県別府の事例 遠藤 愛子(総合地球環境学研究所 准教授) バリューチェーンを駆動させる地域力(エリアケイパビリティ) 石川 智士(総合地球環境学研究所 教授) 【主 催】総合地球環境学研究所、北海道大学工学研究院 / 国際連携研究教育局食水土資源グローバルステーション 環境月間・北大地球研合同セミナー 地域システムの中のバリューチェーン: その創発と駆動 毎年 6 月は、環境の日(6 月 5 日、環境基本法)にちなむ環境月間です。北海道大学と総合地球環境学研究所による機関 連係の取り組みの一つとして、「環境月間:北大・地球研合同セミナー」を企画しました。今回のテーマは、「環境保全と価値 連鎖(バリューチェーン)」です。 衛生環境(し尿や家畜糞、廃棄物の処理など)や生態環境の保全に関わる取り組みは、これまで税金などのお金を投入して 行われてきました。いわば、産みだす側ではなく消費する側のものでした。経済発展の途上にある国々では、このことは、環 境保全への主体的な取り組みを妨げる根本的な要因となってきました。また、少子・高齢化(成熟社会)に向かう国々や地域でも、 従来のような税金をかけて環境保全を行うことが困難になりつつあります。 全てが経済的動機に拠るものではないことを認識しつつも、『価値連鎖(バリューチェーン)の仕組みの中に環境保全を組 み込むこと』は、このような状況への対応の一つと考えられます。消費する側から産みだす側への転換です。同時に、これは「ヒ ト VS 自然」という二項対立から「ヒトも自然も」という認識や実効ある取り組みを形成することへの第一歩です。 本セミナーでは、 「価値連鎖(バリューチェーン)」をめぐって、何故それに注目するのか、どのようにそれを産みだすのか、 そして地域システムの中にどのように織り込み駆動するのかについて国内外の事例を紹介し、意見や経験を持ち寄り、会場に 集う参加者とともに考えたいと思います。 12:30 - 12:55 受付・開場 13:00 - 13:10 開会あいさつ 窪田 順平(総合地球環境学研究所 副所長) 13:10 - 13:40 基調講演(趣旨説明を含む) 衛生環境の向上とバリューチェーンへの注目 船水 尚行(北海道大学工学研究院 教授) コメンテーター:山内 太郎(北海道大学保健科学院、教授) 13:50 - 14:20 山本 尚毅(河合塾教育イノベーション本部) 発表1 Value for what? Value for whom?: Redefining Value in Food Chains in an Age of Degrowth (何のため、誰のためのバリュー?:非成長時代におけるフードチェーンの価値の再定義に向けて) マックグリービー スティーブン(総合地球環境学研究所 准教授) 14:20 - 14:50 発表2 暮らしと生態環境保全を両立させるバリューの発想 −ベトナム中部の事例から− 田中 樹(総合地球環境学研究所 教授) 14:50 - 15:00 休憩 15:00 - 15:30 発表3 水・エネルギー・食料ネクサスとバリューチェーン: 大分県別府の事例 遠藤 愛子(総合地球環境学研究所 准教授) 15:30 - 16:00 16:05 - 16:55 発表4 バリューチェーンを駆動させる地域力(エリアケイパビリティ) 石川 智士(総合地球環境学研究所 教授) 総合討論 司会:山内 太郎(北海道大学保健科学院 教授) 16:55 - 17:00 閉会のことば 船水 尚行(北海道大学工学研究院 教授) 地下鉄北 会場 北海道大学・クラーク会館 札幌市北区北8条西7丁目 ● 交通アクセス ・バスをご利用の場合 札幌都心行…約1時間 10 分 正門 クラーク 会館 サンクス セブンイレブン ヨドバシカメラ 大丸 地下鉄さっぽろ駅 JR札幌駅 【新千歳空港から札幌駅まで】 ・JR線をご利用の場合 快速エアポート…約 40 分 北海道大学 地下鉄南北線 ・地下鉄南北線をご利用の場合 北 12 条駅から…徒歩約 10 分 さっぽろ駅から…徒歩約 12 分 12 条駅 【最寄の駅から会場まで】 ・JR線をご利用の場合 札幌駅北口から…徒歩約 10 分 問い合わせ
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