鉄 づ く り 千 年 の 物 語

 (  ) 山陰中央新報こども新聞
年(平成28年)月日(水曜日)
(平成)年
第号
6月日
(毎週水曜発行)
発行/山陰中央新報社 〒


-



 松江市殿町


 ☎



-

-




(子ども新聞編集室)
うんなん
やす ぎ
おくいず も
いずものくに
ふ
ど
き
雲南市と安来市、島根県奥出雲町の「出雲國たたら風土記~鉄づくり千年が生んだ物語~」
でんとう
ちょう
い さん
が、日本の文化・伝統を伝える文化庁の「日本遺産」に選ばれました。4月日に発表され、
しゅくが
地元では祝賀行事も開かれました。
﹁
鉄
づ
く
り
千
年
の
物
語
﹂
日
刀
保
た
た
ら
‖
島
根
県
奥
出
雲
町
大
呂
︵
資
料
︶
い ず も の く に ふ
ど
き
出雲國たたら風土記
うんなん
やす ぎ
おくい ず も
島 根
雲南市、安来市、奥出雲町( )
「出雲國たたら風土
記」は世界で1カ所だ
ほのお
も
け、出雲の地に炎が燃
せいてつ
え続ける「たたら製鉄」
が中心です。たたらか
とう
らは日本刀の原料とな
たまはがね
る玉鋼が生まれます。
さ てつ
と
あと
材料の砂鉄を採った跡
いな だ
さいせい
ねんりょう
そうぎょう
だけ、たたら製鉄が操業された
を稲田に再生し、燃料の木炭に
たかどの
よし だ
高殿が今も伝わる雲南市吉田町
使う山林を失わないように注意
のち
すが や
し、ものづくりが後の世まで続
吉田の菅谷たたらで祝賀行事が
けられるように願った先人たち
あり、同市と安来市、奥出雲町
の知恵を学ぶことができます。
の首長や住民ら人がくす玉を
4月日には、全国で1カ所
割って喜びました写真。
せんじん
ち
え
わ
文
化
庁
﹁
日
本
遺
産
﹂
に
たたら製鉄の炎を守ってきた
おお ろ
びじゅつとうけん ほ ぞん
むら
美術刀剣保存協会)たたらの村
げ
ぎ しちょう
にな
きはらあきら
下(技師長)を担う木原明さん
つ
()
は操業を受け継ぎ、来年で
満年になり「日本遺産に選ば
れ感動するとともに、古代から
と
ぎ
途切れることなく伝わってきた
わざ
ち

う
せい
技の重要性を思い、さらに研さ
んを積みたい」と決意を新たに
していました。
今回の日本遺産は都府県か
ら件が出され、府県の件
きちょう
ざい
が選ばれました。貴重な文化財
ち いき
い
さ
ん
5 面 中学生の相聞歌
9 面 科学って面白い 3 面 さんいん きらめく星
6・7 面 輝らりキッズ  面 イラストクイズ
4 面 ブックトーク 8 面 まんが昔ばなし
 面 小学生学力アップ講座
こども新聞は山陰中央新報購読者に無料でお届けします
にっ とう ほ
奥出雲町大 呂 の日 刀 保 (日本
2 面 ニュースなぜなに
き
国
内
で
唯ゆい
一いつ

本
格
的
な
た
た
ら
製
鉄
をけ
継いし
承う
す
る
かっせい か
を活用することで地域の活性化
を進めます。東京五輪がある
にん てい
年までに件の認 定 を目
指し、海外から年間4千万人が
おとず
みりょく
訪 れる魅力 につなげていきま
す。
ひき の みち お
(引野道生)
 面 さんいん偉人学