仕 様 書 1.工事件名 特許庁庁舎地下 1 階南マシン室 CPU 分電盤増設工事 2.工事場所 東京都千代田区霞が関三丁目 4 番 3 号 特許庁庁舎地下 1 階南マシン室 3.施工期限 契約締結日から平成 28 年 8 月 31 日(水)まで 4.共通仕様書 本工事の仕様は、本仕様書に定めるもののほか、国土交通省大臣官房官庁営繕部監修の以下の標準 仕様書による。 (1)公共建築工事標準仕様書(電気設備工事編)最新版 (2)公共建築改修工事標準仕様書(電気設備工事編)最新版 5.仕様の変更 (1)「受注者」からの提案で仕様変更を申請する場合は、 「特許庁(以下、 「発注者」という)が指示す る様式に、仕様変更の内容(変更前・変更後)とその理由を明記し「発注者」と協議すること。 この場合、原則として変更後の仕様は性能面等で変更前の仕様を下回らないこととし、技術的 付加価値の向上を図ったものとする。 (2)「発注者」は、上記の仕様変更協議に対し、変更を承諾するか否かを協議する。変更を承諾する 場合においても、原則として契約内容(請負金額)の変更は行わない。 (3)「発注者」の指示により仕様を変更する場合、 「発注者」 「受注者」で協議し、両者が必要と認め る場合のみ、「発注者」は契約内容(請負金額)の変更を行うことがある。 6.主任技術者 「受注者」は、次に掲げるいずれかの基準を満たす主任技術者を契約締結日から、配置しなければ ならない。 (1)技術士(技術士法による第二次試験のうち技術部門を電気・電子部門とするものに合格した者) (2)電気工学又は電気通信工学に関する学科を卒業後、高等学校(旧実業学校を含む)は 5 年以上、大 学(旧大学を含む)若しくは高等専門学校(旧専門学校を含む)は 3 年以上の電気通信工事の実務 経験を有する者。 (3)10 年以上の電気通信工事の実務経験を有する者。 7.提出書類 (1)「受注者」は「発注者」が指定する期日までに以下の書類を作成し、 「発注者」の承認を得るこ と。また、 「発注者」の承諾が得られるまでは、現場工事等に着手してはならない。 時期 契約時 番号 項 目 1 工事着工届 2 主任技術者/監理技術者選任(変更)届 3 主任技術者/監理技術者経歴書 施工中 完成時 4 工程表 5 部分下請負届 6 その他「発注者」が指定するもの 7 実施工程表 8 施工計画書 9 施工図・製作図 10 施工体制台帳・施工体系図・工事担当技術者台帳など 11 工事日誌 12 打合せ記録 13 その他「発注者」が指定するもの 14 工事完成届 15* 完成図書(部材の製作仕様書、試験成績書を含む) * 16 施工図・製作図 17* 完成写真・工事写真 * 18 部材検収表(納品書、出荷伝票等) 19 マニフェスト(産業廃棄物管理票) 20 その他「発注者」が指定するもの * 番号 15~18 の提出書類は、電子データも合わせて納品すること。 (2)その他、本工事に必要な書類として「発注者」が求めた場合、指定された日までに提出すること。 8.工事内容 (1)特許庁庁舎地下 1 階南マシン室に CPU 分電盤を 12 面増設する。構成は、下記表の通り。詳細は、 図面参照。 3φ3W200V 盤名称 MCCB 3P MCCB 3P MCCB 3P MCCB 3P 300/300 300/300 300/300 300/300 1 CPU-B1-WS4-2 2 3 - - 2 CPU-B1-WS2-2 - - 13 - 3 CPU-B1-ES2-2 - - 13 - 4 CPU-B1-ES-BC 分岐 - - - 10 5 CPU-B1-ES4-2 4 - - - 6 CPU-B1-ES1-2 - 3 7 - 7 CPU-B1-WS-BC 分岐 - - 13 8 CPU-B1-WS1-2 - - 10 6 1φ2W100V 盤名称 MCCB 2P MCCB 2P 50/30 50/30 9 CPU-B1-WS4-2 20 50 10 CPU-B1-WS4-2 - 70 11 CPU-B1-WS4-2 - 70 1φ2W200V 盤名称 12 CPU-B1-WS5-3 MCCB 2P MCCB 2P 50/30 50/30 40 26 (2)既設防火区画を 2 箇所、解体復旧を実施する。詳細は、図面参照。 (3)既設 CPU 盤 12 面に、配線用開口を 1 面に付き 3 ヶ所、施す。詳細は、図面参照。 (4)工事部材 ケーブル:CVT200sq 84m CVT100sq 130m CPEE1.2-1P 214m 配線用開口部補強材:36 個(ベークノズル・ビーエヌノズル BN100S と同等) 9.作業条件 (1)工事は、開庁日に実施可能である。なお、本調達以外の工事も同時期に実施される可能性がある ので、作業日程について担当者と十分調整を行うこと。 (2)什器レイアウトの最終配置との整合をはかること。 (3)工事従事者には、できる限り服装の統一を行わせること。また、氏名札、腕章等を着用させ、当 該工事の従事者であることが明らかに認識できるようにしておくこと。 (4)工事に直接関係のない場所に立ち入りしないこと。 (5)施工後は工事場所及びその周辺の清掃を十分行うこと。 (6)工事完了後は、当庁検収担当職員の検査を受けること。 10.安全管理 「受注者」は、本工事の実施にあたり労働安全衛生法その他関連法規にしたがい、常に安全管理に 必要な措置を講じ、労働災害発生の防止に努めること。 11.機器の補償 「受注者」は、本工事の実施にあたって、 「発注者」の設備またはその他備品等に損害を与えないよ う注意し、万一損害を与えた場合には速やかに「発注者」へ報告し復旧すること。この場合、復旧に 要する費用は全て「受注者」の負担とする。 12.検 査 (1)社内検査 ① 「受注者」は、本工事完了前までに必ず社内検査を行い、仕様を満たすことを確認しなければ ならない。また、検査終了後速やかに検査結果を書面にまとめ、 「発注者」に提出すること。 ② 社内検査で不具合が見つかった場合は、 「発注者」に連絡し、速やかに不具合の改善を行うこ と。 (2)完成検査 ① 「発注者」は、本工事の完成時に、本工事が本仕様書、入札時の質疑回答書並びに打合せ記録 の内容を満たしていることを確認するため、本工事の完成検査を行うこと。 ② 検査の結果、 本仕様書、入札時の質疑回答書並びに打合せ記録のとおりに完成していないと 「発 注者」が判断した場合、 「発注者」は「受注者」に対し本工事の改修を請求できる。この場合、 改修に要する費用は全て「受注者」の負担とする。 ③ 本工事が「発注者」の要求する仕様と著しく異なる場合、及び本工事の完成が遅れたことによ り「発注者」が損害を被った場合、 「発注者」は「受注者」に対し、その損害に対する費用を 請求できる。 (3)その他の検査 上記に定める以外の検査であっても、本工事完成に係わる検査について「受注者」はこれに対応 しなければならない。 13.疑 義 (1)入札にあたり本仕様書に関して、応札者の勝手な解釈による仕様の読み替えは認めない。疑義あ る場合は質疑を行い、 回答をもって発注仕様説明とする。 ただし、具体的な工事場所については、 セキュリティの観点から落札業者にのみ公開することとする。 (2)入札後に本仕様書に記載した内容について疑義が生じた場合、 「発注者」 「受注者」協議の上決定 するが、受注者の勝手な解釈による仕様の読み替えは認めない。また、本仕様書に記載されてい ない事項であっても、本仕様を満足するために必要と認められる設備、付属品等については、 「受 注者」の責任において施工すること。 14.瑕疵担保責任 (1)本工事の完了検査の日から起算して 1 年間に生じた不具合については、 「発注者」は「受注者」 に対し無償で不具合の改善を請求することができる。ただし、不具合の原因が明らかに「受注者」 の責任によるものではない場合は除外する。 (2)上記期間を過ぎた場合でも、明らかに「受注者」の責任で不具合が生じたと認められる場合は、 「発注者」は「受注者」に対し無償で不具合の改善を請求することができる。
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