平成28年6月15日 各 位 総務課 ICT推進担当 【お願い】標的型メール等、サイバー攻撃に対するセキュリティ対策について 6月14日、旅行業界最大手企業が標的型メール攻撃を受け、約793万人分の顧客情報流出の恐れがあると、 同社より発表されました。 報道によれば、グループ企業のオペレータが開いたメールにウイルスが仕組まれており、そのことに気づ かずオペレータが添付ファイルを開いたためウイルスに感染し、海外からの不正アクセスを許してしまった ようです。 このメールは、添付ファイルが取引先の航空会社の担当者を装う等、巧妙に業務関連のメールに偽装さ れていたとのことでした。 昨年の日本年金機構の不正アクセスによる個人情報流失を招いたメールや、先般、慶応大学に送信された 文部科学省を装ったメール等、標的型メールは巧妙に仕組まれており、一見では不審なメールには見えま せん。 標的型メール等、サイバー攻撃の方法は巧妙化を増しており、完全なブロックはできません。そのため、 パソコン利用者自身がセキュリティ対策に関して意識を高めることが重要です。利用者自身が実施すべきセ キュリティ対策は、具体的には次のようなものがありますので、日頃から実施を心掛けていただきますよう お願いいたします。 【基本的なセキュリティ対策】 1.ID・パスワードの管理を徹底して下さい(パスワードはこまめに変更する)。 2.ウイルス対策ソフトをインストールし、定義ファイルを最新にして下さい。 3.こまめに OS のセキュリティパッチを更新して下さい(Windows Update など)。 4.不明なメールは開かない。 5.不明なメールの添付ファイルを開かない。 6.危険なファイル交換ソフトを使用しない(例:Winny や Share)。 7.不用なサイトへのアクセスを控えて、ブラウザを閲覧しただけで感染するウイルスに 感染しないようにする。 8.不審なメールを受信した場合や不審なサイトにアクセスした場合は、 速やかに当該パソコンや機器をネットワークから切り離し、ICT 推進担当までご連絡下さい。 以上 【問合・連絡先】 八景キャンパス総務課ICT推進担当 TEL:787-2356 Mail:[email protected]
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