別添1 平成28年度東三河「新しい人の流れ」創出事業 業務委託 基本仕様書 1.名称 平成28年度東三河「新しい人の流れ」創出事業業務委託 2.目的 「東三河」の知名度・ブランド力を高め、発信する事業(ツアー、セミナー、プロモーシ ョンなど)を一体的に展開することにより、東三河への交流・定住が促進され、東三河地域へ の「新しい人の流れ」をつくる。 3.契約期間 契約締結の日から平成29年3月17日(金)まで 4.業務内容 下記の事項を踏まえた内容で事業を企画し実施する。 (1)東三河魅力体験ツアーの開催 【趣旨及び目的】 東京圏等県外在住者に対して、東三河の食を満喫させるとともに、東三河の豊 かな地域資源を発掘・活用し、参加・体験できる域内観光を組み合わせた1泊2 日のツアーを3回実施することにより、東三河の観光への関心を深めていただき、 交流の拡大を図るものである。 【企画・内容】 ① 趣旨及び目的に沿ったツアーの内容を企画・実施(集客・PR含む。)する こと。 ② ツアー期間、回数 ・ 契約後から平成29年3月上旬までの間 1泊2日×3回 ※開催日は、原則、土日祝とすること。ただし、平日であっても多くの参 加者が見込まれる場合はこの限りでない。 ③ ツアールート等 ・ 第1日目 東京−(新幹線)−東三河−(バス・鉄道等)−東三河泊 ・ 第2日目 東三河−(バス・鉄道等)−(新幹線)−東京 ④ ツアー内容 ・ ツアーは、東三河地域に限るものとし、食、伝統文化、自然、歴史などの 魅力を考慮した参加・体験型の内容とすること。 ・ツアー実施中、参加者からツアーの感想、東三河地域への交流・定住に関す 1 る意見、ニーズなどについてアンケート調査を行うこと。 ⑤ 参加者、参加費 ・ 参加者数 20名程度/1回 ・ ツアー応募者の中から、(2)の「東三河魅力発信セミナー」への参加者を 優先的に参加決定すること。 ・ ツアー参加者には一定程度の負担を求めること。 ⑥ PR・プロモーション ・ ツアーへの参加を働きかける PR・プロモーションを積極的に行い、募集方 法等を工夫すること。 (2)東三河魅力発信セミナーの開催 【趣旨及び目的】 東京圏等県外在住者を対象に、東三河の豊富な食材、伝統文化、豊かな自然環 境、歴史、産業などの魅力がイメージしやすくなるよう、セミナーを2回以上、 実施し、東三河のブランドイメージの認知度を向上させ、東三河の観光への関心 を深める。 【企画・内容】 ① 受講者50名程度のセミナーを2回以上、東京都内の集客が見込める会場 を選定し、企画・実施(集客・PR含む。)すること。 ② 東三河のブランドイメージを強くアピールし、集客性のある効果的なセミ ナープログラムを作成すること。 ③ セミナー開催の都度、東三河のイメージや課題などについて、参加者にア ンケート調査を実施すること。 ④ 多数の応募があるよう、PR・プロモーションを積極的に行い、募集方法等 を工夫すること。 (3)東三河観光PRコーナーの設置 【趣旨及び目的】 東三河総合庁舎1階正面のエントランスホールの一角(約35㎡)に、東三河 地域の観光イベント情報などを提供する場として、モニター、ポスター、印刷物 等を配置するPRコーナーを設置する。 あわせて、各種イベントにおける東三河観光PRブースなどでも活用する。 【企画・内容】 ① 東三河総合庁舎への来庁者などが目を引きやすく、分かり易いレイアウト 2 及び装飾にすること。 ② PRコーナーには原則、以下のものを配置すること。 A:PRコーナーの看板(取り外し可) B:東三河地域の地図パネル(主要な交通網、観光施設など)(取り外し可) C:ポスター等の掲示板 D:パンフレットスタンド E:椅子 F:50 インチ程度の音響機能付きモニター1台、モニタースタンド1台及び プレイヤー1台(持ち運び可) ③ 配置する②のものは、設置及び接続工事まで行うこととし、AからEは愛知 県の所有物品とし、Fはリース物品(翌年度以降は愛知県でリース契約を行う。) とすること。 ④ PRコーナー設置物品等は、各種イベントにおける東三河観光PRブースな どで活用できるよう、可動性の高いものとすること。 ⑤ 既存の椅子8脚、備付掲示板等があり、それらを活用したレイアウト及び装 飾とすることも可能である。 ⑥ 東三河地域の市町村等が制作した既存の観光イベント動画などを活用し、 PR コーナー及び各種イベントの PR ブースで常時放映できる、東三河地域全 域の観光 PR 動画を製作(編集)し、提供すること。 東三河観光PRコーナーの設置位置図(庁舎1階 エントランスホール) 正面玄関 PR コーナー エン トラ ン スホール エレベーター EV ホール1 EV 3 (4)飯田線プロモーションの実施 【趣旨及び目的】 旅行愛好者、鉄道ファンなどから幅広く支持を受ける JR 飯田線は東三河にお いて最も認知度の高い地域資源の一つである。また、飯田線が発信する日本の原 風景としてのイメージは、東三河のブランドイメージとして発信していくべき 「住みやすさ・暮らしやすさ」に馴染みやすいと考えられる。 そこで、東三河振興ビジョンの主要プロジェクト推進プランのリーディングプ ロジェクトである「『ほの国』東三河ブランド戦略の推進」に向け、飯田線を地 域資源として重点的に情報発信を行い、東三河のその他の観光資源等の情報も発 信していくことにより、東三河のブランドイメージの認知度向上を図る。 【企画・内容】 ① 東三河の地域資源である飯田線を利用して周遊する旅の魅力をパブリシテ ィ広告の手法により PR する。 ② 主に 40 歳代以下の東京圏在住者をターゲットとし、ターゲットに親和性の 高いメディアを使うこと。 ③ 飯田線と東三河の地域資源をマッチングさせることで魅力的な周遊ルート を作成すること。 ④ 著名人のゲストが参加するツアーを企画催行し、これを取材する等、話題性 が高まるよう工夫すること。 (5)東三河スロートラベルキャンペーンの実施 【趣旨及び目的】 東三河の観光振興を進めていく上で、市町村・産業界における観光客をおもて なしする取組を支援するため、東三河を訪れる観光客をナビゲートするスマート ホンアプリを作成し、これを活用した観光キャンペーンを実施する。 【企画・内容】 ① 作成するアプリは、東三河の広域周遊観光のルートを紹介し、観光客を誘導 するものであること。 ② 名古屋圏を始めとする大都市圏からの観光客をターゲットとし、東三河をで きるだけ時間をかけて周遊するルートを作成すること。 ③ 観光客をナビゲートするバーチャルキャラクターの制作、GPS 機能の活用等、 誘客に効果的な仕掛けを講じること。 ④ 名古屋圏でアプリを PR するためのプロモーションイベントを実施すること。 4 (6)東三河「感動百選」コンペティションの実施 【趣旨及び目的】 愛知県は、東三河振興ビジョンの主要プロジェクト推進プランに沿って、 「東三 河の快適な暮らし」を伝えるストーリー作りを進めることとしている。その一環 として、東三河の地域資源の良さを伝えるショートストーリーを公募し、集まっ た素材を活用し東京圏 PR のための広報素材を作成する。 【企画・内容】 ① 東京圏の人たちに伝えたい東三河の感動的なストーリーを募集する。 ② 作品形態は、100 文字程度(はがき一枚程度)で東三河の良さを PR するショ ートストーリー(参考資料として写真を添付することも可)とする。 ③ 募集に当たっては、応募者に分かりやすい募集要領を作成すること。 ④ 多様な切り口からストーリーを発掘するため複数の部門を設定すること。なお、 以下の部門の設置については必須とする。 仕事や職場での感動(例:素敵な仕事編) 日常の暮らしの中での感動(例:「快適な暮らし編」) 余暇の遊びの中での感動(例:「楽しい休日編」) ⑤ 応募者の中から優秀作品を選定し、総額 30 万円の範囲で商品を授与すること。 その他、応募を誘発するための PR を実施すること。 ⑥ 優秀作品の選定に際しては、外部から第三者を審査会の委員とするなど、公平 な審査方法とすること。 ⑦ 応募された素材を活用し、東京圏 PR のための広報素材を作成すること。また、 3 分程度の動画を作成すること。 5.事業報告書 事業終了後、事業実績、事業効果及び課題などをまとめた報告書(任意様式)を、紙 媒体(正本1部 副本1部)及び電子データ(CD−R等)により、平成29年3月1 7日(金)までに提出すること。 6.その他 (1) 事業の実施時期については、事業効果が高まるよう、県と十分に協議すること。 (2) 業務の遂行にあたっては、事前に実施計画を提出し、県の承認を得ること。 (3) 作業の進捗状況については、随時、県に報告するとともに指示を受けること。 (4) 完了日以前に委託成果の提出を求められたときは、速やかに提出すること。 (5) 本事業により制作した成果物の全ての著作権(著作権法第 27 条及び第 28 条に規 定する権利を含む)は、県に帰属するものとする。 (6) 事業の実施にあたって、個人情報等の保護すべき情報を取り扱う場合は、その取 5 り扱いに万全の対策を講じること。 (7) 本事業で使用する写真等については、既存のものを使用しても差し支えないが、 受託事業者以外の者が著作権を保有している写真等ついては、その権利の取り扱い について、県と調整して、受託事業者において著作権者の了解を得ること。 (8) 本業務の実施にあたり、本仕様書に記載のない事項については、県と協議のうえ 決定するものとする。 6
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