参加学生学内募集要項

2016 年 6 月
2016-2017 CSPC (The Center for the Study of the Presidency and Congress)
International Fellows Program 東京大学学内募集要項
※募集に関する情報・応募書類等は変更の可能性があり、また有益な情報・よくある質問等を後日追加し
て掲載する場合があるため、最新情報を必ずウェブサイトで確認すること。
http://www.u-tokyo.ac.jp/ja/administration/go-global/program/pfp.html
1.主旨
米国の CSPC (The Center for the Study of the Presidency and Congress)が主催する
「2016-2017 International Fellows Program」への日本人学生の応募者を募集致します。このプログラ
ムは、米国を中心とした、各国のトップクラスの大学に所属する学生たちが、年 2 回ワシントン D.C.に集まり、
米国の政策等について議論を行い、研究課題に沿った論文を作成するものです。若者の公共奉仕、リー
ダーシップ育成を目的とし、米国の他、日本、ブラジル、カナダ、ハンガリー、メキシコ、スペイン、英国等か
ら毎年約 70 名が参加しています。
2016 年度は、トヨタ自動車株式会社様、全日本空輸株式会社様のご支援により3名の日本人を派遣致
します。各連携大学を通じて学生募集を行い、大学ごとに候補者 1 名を選出した後、日米研究インスティテ
ュート(USJI)が最終選考を行い、派遣者を決定します。
派遣者は例年 10 月頃に実施される秋学期リーダーシップ会議に参加し、ホワイトハウスや議会のスタッ
フらと意見交換を行う等、政治の現場を体験します。また、自ら関心のある政治・政策に関わる課題につい
て研究を行った上で、論文を提出し、翌年 3 月頃に実施される春学期リーダーシップ会議で発表することが
求められます。また、日本で開催される報告会等にも参加することが義務付けられています。
応募資格・応募条件・応募方法等詳細は以下を確認してください。
2.概要
(1)募集人数: 3名(国内9大学から候補者1名を選出した後 USJI が最終選考を行い、派遣者 3 名を決定
する)
(2)スケジュール:
<秋学期リーダーシップ会議>(場所:米国 ワシントン D.C.)
期間:2016 年 10 月末頃の予定
内容:議会、政府訪問、メンターアサイン、ディスカッション研究テーマ決定等
<春学期リーダーシップ会議>(場所:米国 ワシントン D.C.)
期間:未定(例年 3 月頃に実施)
内容:研究成果発表 等
上記以外にも、以下の通り USJI が日本で開催する報告会等があります。
<トヨタ自動車株式会社工場見学会>(場所:愛知県豊田市)
日時:未定(日帰り)
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内容:スポンサー企業であるトヨタ自動車株式会社の工場見学
<前年度参加者プログラム最終報告会・懇親会>(場所:東京)
日時:未定(派遣決定後~秋学期リーダーシップ会議までに実施予定)
内容:前年度参加者の報告会、今年度参加に当たっての抱負発表、関係者懇親会
<プログラム中間報告会>(場所:東京)
日時:未定(秋学期リーダーシップ会議後~春学期リーダーシップ会議までに実施予定)
内容:秋学期リーダーシップ会議参加を受けての報告会
<プログラム最終報告会・懇親会>(場所:東京)
日時:未定(最終論文提出後~翌年度参加者の秋学期リーダーシップ会議までに実施予定)
内容:最終論文提出を受けての報告会、関係者懇親会
(3)費用:
*渡航費、現地滞在費、ホテルでの食費、DC 内での会議にかかわる交通費は CSPC が負担。
(但し、現地での医療費、海外旅行保険費用、派遣留学生危機管理サービス費用は自己負担)。詳
細は選考決定後に配布される「International Welcome Packet」を参照のこと。
*東京で実施の報告会・懇親会に京都大学、同志社大学、立命館大学、九州大学の学生が出席
する際、また名古屋の工場見学に参加する際は、 「CSPC プログラム報告会参加旅費に関する
要領」に基づき、規定の旅費支援を受けることができる。
3.応募資格(以下のすべてを満たしていること)
(1)正規生として大学に在籍する学部・大学院学生。留学中の学生も対象とする。
*例年米国側フェロー学生は、参加時に学部 4 年生が多いが、大学院生や優秀な 4 年生以下の学部学
生も応募可能。
*全ての学科・専攻からの応募が可能。
過去のフェローの専攻、副専攻は、「政治」、「歴史」、「国際関係」、「ビジネス」、「哲学」、「経済」、「公
衆衛生」、「ジャーナリズム」等。
(2)スケジュール記載のイベント(翌年度に実施するプログラム最終報告会・懇親会を除く)実施時に大学
に在学していること。プログラム参加期間に休学中の学生は、対象としない。
(3)日本国籍を保有していること。
4.応募条件・注意事項(以下のすべてを満たしていること)
(1)成績優秀であること(GPA3.5 以上、平均して A-の成績が必要)。
※GPA に関する参考:日米委員会ウェブサイト http://www.fulbright.jp/study/schedule/step4_01.html
(2)英語で議論する能力、ライティング能力について、米国学生と遜色ない能力を有していること。また、米
国政治、国際関係への強い興味を持っているとともに、ディスカッションの場で自身の専門分野のみなら
ず、文化、歴史、時事問題などを含めて幅広く日本について議論でき、貢献できること。グループ、チー
ムワーク学習に積極的に参加できること。
(3)米国大統領制(U.S. Presidency)・米国議会等に直接関連するテーマでオリジナルの研究を行うこと。
10-15 枚の最終論文を期日までに作成すること。その他、CSPC の要請に応じて Proposal や Blog Post
の作成等に応じること。なお、最終論文については、USJI の Web サイトに掲載するので了承のこと。
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(4) スケジュールに記載のあるイベントの全てに参加できること。
※授業や学事を理由とした欠席・遅刻は認められない。特に春学期リーダーシップ会議については、大
学の卒業式と日程が重複する可能性があるが、それを理由とした欠席や遅れての参加は認められな
いので注意すること。
(5) 各所属大学の規定に基づき、米国でのリーダーシップ会議参加期間中の不慮の事故や疾病をカバー
する海外旅行保険に加入すること。
(6) 派遣が決定した後でも、スケジュールに記載のイベントへ参加しないなど不適格な行動が見られる場
合、以降のプログラムへの参加を認めない場合があるので注意すること。
(7) 本学の教員に、本プログラムの Faculty Advisor となってもらい、プログラム期間中のレポート作成など
へのアドバイスをもらえるよう学生本人から依頼し、許可を得ていること。応募書類に連絡先・署名等を記
入する必要がある。また、本学の教員もしくは学部長・研究科長に推薦状の作成や申込書の所見欄の
記入を依頼し、入手できること。
(8) 本学の授業等に出席できない場合の扱いについては、プログラム参加時の所属学部・研究科等の判
断による。当該プログラムへの参加に際し、特別な配慮が行われるとは限らないため、十分確認・納得し
た上で申請すること。
※教養学部前期課程に関しては、本募集要項プログラムの参加により授業又は試験に出席できない場
合でも特別な配慮は取られず「欠席」扱いとなる。また、欠席による追試験の申請理由にもならないが、詳
細は教養学部教務課に確認すること。
(9) プログラム参加時における本学の指導教員等が既に分かっている場合は、本プログラムに申請すること
を事前に報告し、了承を得た上で申請書の所定の欄に署名を受けること。該当する教員等がいない学生
は、プログラム参加時に所属する予定の本学学部又は大学院研究科・教育部(以下「部局」という。)の担
当部署にその旨報告・相談すること。
(10) プログラム参加時に所属する予定の部局の担当部署で、申請前に留学に関する学務上の留意点の
説明を充分受け、申請書の所定の欄に署名をもらい、納得した上で申請すること。
(11) 【保険への加入】学内選考通過後、プログラムへの参加が決定した場合、プログラム参加中の保険と
して、公益財団法人日本国際教育支援協会(JEES)の学研災付帯海外留学保険「付帯海学」に必ず加
入すること(加入に要する経費は自己負担となる)。本保険に加入することを、本プログラムへの参加の
条件とする。
(12) 【派遣留学生危機管理サービスへの加入】プログラム参加時の危機管理対策として、日本エマージェ
ンシーアシスタンス(株)の派遣学生危機管理サービス OSSMA(Overseas Student Safety Management
Assistance)に必ず加入すること(加入に要する経費は自己負担となる)。
参考 http://www.u-tokyo.ac.jp/res03/ossma.html
5.応募方法
「提出書類」欄に記載の書類一式(紙媒体及び電子ファイル)を、所属する部局の応募締切日までに、所属
する部局の担当部署へ提出すること。
提出締切:6 月下旬頃(所属部局により異なるので、各自所属部局の担当部署に確認すること。)
各部局担当部署一覧:http://www.u-tokyo.ac.jp/ja/administration/go-global/contacts/inquiry.html
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6.選考方法
【東京大学の選考】
(1)本学において学内選考を行い、候補者 1 名を選出します。学内選考は書面審査とし、原則として東京大
学本部での面接審査は実施しません。
(2)東京大学で募集する他のプログラムとの併願も可能とするが、併願する場合は必ず申請書の所定欄に
併願状況を記入してください。
【USJI の選考】
各大学から 1 名の候補者が選出されたのち、日米研究インスティテュート(USJI)で最終選考を行います。
最終選考結果は、USJI 日本オフィスより各連携大学事務局を通じて学生本人へご連絡します。
7.個人情報の取り扱い
提出書類に記載された情報は、全て各大学事務局を通じて、USJI および CSPC に提供されますので、予
めご了承願います。なお、いただいた情報は、厳重に管理の上、USJI の運営活動目的以外には使用致し
ません。
8.参加決定後の留意事項
【学内での手続き】
(1) 所属部局の担当部署に確認し、海外渡航に必要な手続きを行うこと。(必要な手続きは、所属部局毎に
異なる。)
(2) 指導教員等の関係者には事前に連絡するなどして、海外に一定期間派遣されることにより関係者に迷惑
をかけないよう努めること。
(3) や む を 得 な い 事 情 に よ り 参 加 を 辞 退 し な け れ ば な ら な い 場 合 早 急 に 本 部 国 際 交 流 課
([email protected])に連絡するとともに、所属する部局の担当部署を通じて本部国際交
流課へ辞退理由書(様式任意、A4 1 枚)を提出すること。
(4) そのほか、東京大学が指示する注意事項に従うこと。
【保険への加入】
留学中の保険として、公益財団法人日本国際教育支援協会(JEES)の学研災付帯海外留学保険「付帯海学」
に必ず加入すること。本プログラムへの参加には、「付帯海学」への加入は必須条件とする(加入に要する経
費は自己負担となる)。なお、加入に当たっての詳細はプログラム参加決定学生に追って通知する。
【留学のための情報、危機管理】
(1)一般的な留学のための情報や危機管理等については、Go Global ウェブサイトを参照すること。
(http://www.u-tokyo.ac.jp/ja/administration/go-global/voyage/)特に、海外渡航危機管理ガイドブックは
必ず熟読すること。
(2)留学中の危機管理対策として、日本エマージェンシーアシスタンス(株)の派遣学生危機管理サービス
OSSMA(Overseas Student Safety Management Assistance)に必ず加入すること(加入に要する経費は自己負
担となる)。
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9.参加の際の注意事項
(1)プログラムの趣旨を理解の上、十分な学習成果を挙げ、プログラムを修了することに努めること。
(2)参加学生は東京大学を代表する立場にあることを自覚し、滞在先の機関・国の法令、規則、規程、マナ
ー等を遵守すること。
10.参加後の報告等
(1)参加学生は、プログラム終了日から 2 週間以内(必着)に本部国際交流課が定める報告書(所定様式)を
本部国際交流課へ提出すること。
(2)参加学生には、帰国後、報告会や説明会への参加のほか、東京大学の国際化に関する業務への協力
(留学プログラムの広報や学生へのアドバイス等)を依頼する場合がある。依頼があった場合、やむを得ない
事情のない限りできる限り協力すること。
11. 問い合わせ先
※メールで問い合わせる場合は、必ず件名・氏名・所属・学年・電話番号を明記すること。
(1)締切日など申請の手続きに関すること: 現在の所属部局の担当部署
各学部・研究科の担当部署一覧:
http://www.u-tokyo.ac.jp/ja/administration/go-global/contacts/inquiry.html
(2)海外のプログラム参加に関する場合の学務上の留意点に関すること:
プログラム参加時の所属部局の担当部署
(3)プログラム全体に関すること:
東京大学本部国際交流課 学生交流チーム([email protected])
次ページに続く
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12. 提出書類
(1) 2016-2017 CSPC International Fellows Program 申込書
電子ファイルで
提出するもの
紙媒体で
提出するもの
○Wordファイル
○
(提出様式1)
(2)Application for International Students(提出様式2) ○Wordファイル
(3)英文履歴書(CV)(書式自由・A4サイズ)
○
(4)学内申請書
○ Excelファイル
署名前のもの
(5)成績評価係数計算表
○Excelファイル
(6)英文推薦書
(7)大学入学後全学期の成績証明書(英文)の写し
(8)誓約書
(9)英語能力を証明する書類
○
○
○ 署名後の原本
○
○ 署名後の原本
○
○ 署名後の原本
○
【各書類注意事項】
<電子ファイルで提出するもの>
Go Global 東京大学海外留学・国際交流情報ウェブサイトから様式をダウンロードすること
送付先:所属する部局の担当部署
メールタイトル:CSPC フェロープログラム申請(所属・氏名)
ファイル名は以下(1)~(5)の各項目に斜体で指示したとおりとすること
(1) 2016-2017 CSPC International Fellows Program 申込書(提出様式1)
[ファイル名:1.(所属・氏名)CSPC 申込書]
※学年等は 2016 年 4 月時点のものを記載すること
※「各大学所見欄」には、指導教員など申請者の人物を把握できる本学の教員もしくは学部・研究科長に、
英語での議論、ライティング能力、米国政治・国際関係への興味、ディスカッションの場で自身の専門分
野のみならず、文化、歴史、時事問題などを含めて幅広く日本について議論でき、貢献できる能力、また、
グループ、チームワーク学習に関する所見を記入してもらうこと。
(2) Application for International Students(提出様式2)
[ファイル名:2.(所属・氏名)CSPC Application]
※本学の教員に、本プログラムの Faculty Advisor となってもらい、プログラム期間中のレポート作成などへ
のアドバイスをもらえるよう学生本人から依頼し、許可を得て、”Faculty Advisor for Research Paper”の
欄に連絡先等を記入すること。
(3) 英文履歴書(CV)
(書式自由・A4 サイズ)
[ファイル名:3.(所属氏名)CSPC 英文履歴書]
(4) 学内申請書(署名以外のデータ部分)、(5) 成績評価係数計算表
[ファイル名:(所属・氏名)CSPC 学内申請書、成績評価係数計算表]
※(4)及び(5)の様式は一つの Excel ファイル内に入っている。電子データは署名前のものを一つの
Excel ファイルのまま提出すること。(5)は学部 1 年生で成績証明書が提出できない者は入力不要。
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<紙媒体で提出するもの>※全て A4 判・片面印刷で提出すること。
(1)~(5)をプリントアウトしたもの
※学内用申請書には必ず署名を入手すること(教員および参加時の所属部局の担当者)
(6)英文推薦書
※別紙のサンプルを参照し、指導教員など申請者の人物を把握できる本学の教授もしくは学部長・研究科
長から推薦状を入手すること(推薦者の自筆署名入りであること)。内容は学生の本プログラムへの適正と所
属大学がサポートしていることを明記してください。
(7)大学入学後全学期の成績証明書(英文)の写し
※成績評価の基準(何段階評価か、等)が説明されている部分も含めて提出すること。
※国内外を問わず、他大学に在籍していた経験がある者はその大学の成績証明書を入手し、A4判に揃え
て提出すること。
※学部 1 年生で成績証明書が提出できない者は不要
(8)誓約書
※保証人等については、家族等が想定される。申請者・保証人等双方の署名済みのものを提出すること。
(9)英語能力を証明する書類
※次のいずれかを提出すること。(受験後にウェブ上で確認できるスコアの写しでも可とする)
A. TOEFL iBT または IELTS(アカデミック・モジュール)のスコアの写し
B. A.のスコアを所持していない場合は、TOEIC、実用英語技能検定のスコアの写し
C. その他の英語能力試験等の成績証明書を提出する場合は、その成績証明書の写し及び、その
英語能力試験等に関する説明文書(様式任意。ただし A4 サイズ)。説明文書の内容には、試験
概要や、上記の英語能力試験への成績換算表等を含めること。
D. 特別な事情(英語圏の高等学校を卒業、等)により、英語能力試験等を受験していない場合は、
自身の英語能力を説明する理由書(A4 判1ページ、様式任意)を提出することができる。
※各部局での締切日までにスコアの写しを提出できない場合、2016 年 7 月 7 日(木)正午(午後 12 時)ま
で【必着】は本部国際交流課へスコアの写しを提出することを認める。スコアの写しの差替えを希望する場
合も同様とする。(Email での提出も可とする。提出先は上記 11. (3)を参照)
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-2013-2014 参加学生の声- 早稲田大学卒業生
庄司 航平
CSPC International Fellows Program は貴重な機会を数々与えられるプログラムであります。一
方で、それを最大限に活かすためには相当の覚悟、準備、知識、コミュニケーションスキル、そして
勇気が必要だと感じました。プログラムの詳細に記載されているように、世界中のトップレベルの学
生、政府高官及び高ランクの国際機関職員など、普段ではお会いできない人々と少人数でディスカッ
ションをするイベントが多数あります。ここで勇気を振り絞り、会議までに重ねてきた準備や知識を
活かし、ハイレベルなディスカッションに貢献できれば貴重な意見や情報を聞くことができます。さ
らに、場合によっては連絡先を頂くことができ、今後の情報収集、ネットワーキングにおけるかけが
えのない財産となる可能性すらあります。また、自由時間については、Ivy League 校をはじめとす
るそれぞれの大学内の選抜を潜り抜けてきた優秀な学生とパーソナルなレベルで交流する機会でも
あります。他にもアメリカ政治の中心というユニークな環境を活かし、例えば事前に普段日本ではお
会いできないような方々と個人的に連絡を取り、面談を入れたりすることもできます。ただし、当プ
ログラムではあくまでこのような機会が与えられるだけです。ディスカッション中に何も発言せず、
自由時間にテレビを見ていても、すべてのタスクを終えることはできます。しかし、これではあまり
にもったいないと思います。当プログラムは、大学時代最大のハイライトとなり得ますし、今後の人
生における貴重な財産をいくつも得られる機会でもあります。以上を踏まえ、CSPC International
Fellows Program を最大限に活かせると思う方々には、奮って応募いただきたいと思います。
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-2012-2013 参加学生の声- 立命館大学卒業生
吉川 睦 (2013 Moffet Award 受賞)
CSPC International Fellows Program の一番の魅力は、アメリカ現代政治、外交や国際経済、リ
ーダーシップなど幅広い分野のゲストスピーカーから話を聞くことができ、それだけではなく、その
場で意見交換ができることだと感じました。年に2回ある会議は、前半の International Fellows だ
けで、ペンタゴンやアメリカ国務省、シンクタンク、大使館などを訪問するフィールドスタディと、
後半のアメリカ人学生と合流し、ホテルの会議室で開かれる Presidential Fellows Conference に分
かれています。実際にワシントン D.C.で働いている人に会い、話を聞き、質問をする、アメリカなら
ではのインタラクティブなプログラムです。
私は、このプログラムを通して、アメリカ政治はもちろんのこと、今アメリカ人学生が何を考えて
いるのか、どういうキャリアを描いているのか、ディスカッションにはどのように参加したら良いの
か、などの実践的な知識も学ぶことができました。
応募を考えている人へ。全体を通して、とても詳しいアメリカ政治や歴史の知識が問われます。ま
た、政治家やジャーナリストやリサーチャーとしての働き方などの話もたくさんあります。アメリカ
政治専門の方、政治家志望の方、現在大学生で大学院志望の方等に是非、応募して欲しいと思います。
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日米研究インスティテュート(USJI)とは、2009 年 4 月、ワシントン D.C.に設立した米国 NPO 団体で、
主な活動内容は、政策提言型の研究を行い、ワークショップやセミナーで情報発信をするとともに、幅
広いネットワーク形成に努めています。将来の日米関係を担う次世代人材育成もミッションの 1 つです。
連携大学として、九州大学、京都大学、慶應義塾大学、上智大学、筑波大学、東京大学、同志社大
学、立命館大学、早稲田大学の9大学が運営に当たっています。
URL: http://www.us-jpri.org/index.html
以
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上