チラシ - 日本河川協会

第189回「河川文化を語る会」のご案内
講演
立山曼荼羅に表徴された
常願寺川水系の水神信仰
ふ
く
え
福 江
講師
みつる
充
氏
( 北陸大学未来創造学部准教授 )
常願寺川は大山町・立山町の北アルプスを源流とし富山市水橋で富山湾へ注ぐ一級河川であ
る。約48の支流をもつ。同河川の右岸段丘上には白岩藪ノ上遺跡や吉峰遺跡、二ツ塚遺跡、
稚児塚古墳など、多くの遺跡が分布している。また、平安時代には常願寺川に沿って立山山中
に入る山岳修行者の存在がうかがわれ、さらに鎌倉時代にはすでに、常願寺川の段丘上に芦峅
寺や岩峅寺などの立山信仰の拠点集落が幾つか存在していた。
本講演では、江戸時代に芦峅寺や岩峅寺の衆徒たちが布教活動で用いた立山曼荼羅を題材と
して、そこに描かれた、刈込池の龍や芦峅寺の姥尊、奪衣婆、そして布橋下の大蛇などの画像
の意義を読み解きながら、常願寺川水系における水神信仰の一端を紹介したい。
【講師略歴】
1963年富山県生まれ。北陸大学未来創造学部准教授。文学博士(金沢大学)
。
日本学術振興会賞・日本山岳修験学会賞・とやま賞を受賞。富山県優良職員
表彰。日本博物館協会顕彰。著書に『立山曼荼羅』『江戸城大奥と立山信仰』
『近世立山信仰の展開』
『立山信仰と立山曼荼羅』
『立山信仰と布橋大灌頂会』
などがある。
■開催日時
平成28年7月14日(木)
■開催場所
とやま自遊館 3F「神通」
(富山市湊入船町9-1 TEL:076-444-2100)
■交
JR富山駅
通
■参 加 費
15:30~17:00
北口 徒歩7分
無 料
■申し込み/ 氏名・(勤務先)・TEL・(FAX)・二種正会員(個人会員)/一般の別を明記の上、FAX/郵送/
問い合わせ E-mailのいずれかでお申し込み下さい。(参加票の送付等はありません。直接会場へお越し下さい)
公益社団法人日本河川協会「河川文化を語る会」事務局
TEL:03-3238-9771
■申込締切
主催
共催
担当:高木,佐藤
E-mail:[email protected]
FAX:03-3288-2426
定員(80名)になり次第締め切らせていただきます。お早めにお申し込み下さい。
公益社団法人
日本河川協会
“とやま”川の会
後援 国土交通省富山河川国道事務所,黒部河川事務所
後援 国土交通省立山砂防事務所,利賀ダム工事事務所
富山県,富山県河川海岸協会
当講演会は、
「土木学会CPDプログラム」として認定されています。
(認定番号:JSCE16-0532,単位数:1.5単位)
(切り取らずにこのままFAXしてください)
日本河川協会 行
FAX:03-3288-2426
第189回「河川文化を語る会」参加申込書
ふりがな
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名
二種正会員(個人会員)・一 般・学 生(いずれかを○で囲んでください)
勤務先(記入は任意)
※職種(いずれかに○) コンサルタント・建設会社・その他民間企業・行
TEL
(
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FAX
(
政・財団/社団・NGO/NPO等・その他
)
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当講演会は、公益財団法人河川財団による
河川基金の助成を受けています。