資料2(PDF:122KB)

第1回豊川市都市計画マスタープラン見直し委員会における意見について【対応方針】
資料2
・議題(1)豊川市都市計画マスタープランの見直しにあたって
意見
1
意見要旨
国土交通省からコンパクトシティが
言われているということですが、コ
ンパクトにすることで、人口減少に
対してどのようなメリットがありま
すか。
当日の事務局対応
中心市街地等の拠点に生活に必要な
施設を集めて、歩いて生活できる様
にすると、お年寄りの方が生活しや
すかったり、子育てがしやすかった
り、都市を住みやすくすることで人
口減少を極力防いでいくこと等がメ
リットと考えます。
対応方針
・課題整理の視点①都市構造の
今後のまちづくり課題の整理に
おいて、人口及び都市機能の適
正な配置・誘導として、人口減
少による市街地人口密度の低下
とそれに伴う生活利便性の低下
へ対応するため、人口の適正な
配置・誘導を図っていくことが
必要としています。
今回
対応頁
資料3
P2,6,7
参考資料1
P116,119
・議題(2)現行都市計画マスタープランの実績把握と評価
意見
2
意見要旨
当日の事務局対応
対応方針
2ページ左下の総合評価について
は、6つに分けるのではなく、9
ページの説明であったように、達成
度の高い上下の2つは継続してい
く、左側の4つのうち、重要度の高
い2つはそのまま力を入れてやって
いく、下の2つは方向性の見直し、
あるいは他の取り組みも検討してい
くというように、大きく3つに分け
る方が理解できるのではないでしょ
うか。
定量的な評価とするため、まずは
はっきり区切るべきだろうというこ
とから、6つの評価に分けている。
今後、成果をまとめるにあたって、
どういうふうにこの成果を結びつけ
ていくか、次回に繋げていきたいと
思っています。
・ご意見を参考に議論を進めさ
せていただきます。
現在の都市計画マスタープランの中
では福祉の色があまり見えませんで
したが、高齢化が進んでいくことに
よって、まちづくりをどうすればい
いのかということも、見直し後の都
市計画マスタープランの中に含まれ
ていくのでしょうか。
地域包括ケアシステムは、健康福祉
部で具体的に進めています。まちづ
くりと高齢者や福祉分野における事
業との連携を図っていきたいという
目的があり、課題整理にあたっては
そういった項目も整理していく予定
としています。
・課題整理の視点①都市構造の
今後のまちづくり課題整理にお
いて、上位・関連計画に「高齢
者の暮らしを支える地域包括ケ
アシステムの構築」を明記しま
した。また、人口及び都市機能
の適正な配置・誘導として、医
療・福祉施設を含めた都市機能
の適正な誘導を図る必要性を記
載しています。
・課題への対応視点①都市構造
のイメージ図において、福祉分
野における日常生活圏として、
地域包括支援センター(高齢者
相談センター)を位置づけてい
ます。
市民意識調査はどのように実施され
たのでしょうか。
調 査 期 間 は 27 年 5 月 に 実 施 し ま し
た。無作為に選ばれた5,000人を抽出
し調査票を送付、有効回答数が2,700
程度ありました。内容については市
ホームページで公開しています。
3
4
今回
対応頁
―
―
資料3
P2,4,6,7
参考資料1
P17,22,116
,119
―
・議題(3)社会情勢の変化
意見
5
意見要旨
コミュニティバスについて、御津町
広石地区は国府駅に近いが、御津の
地域路線は御津の地域から出てはい
けないという規制をかけられてい
て、なかなか収益を上げる計画を立
てにくい。市にはそういう規制を取
り払って、全体で考えていただきた
い。
御津地域の評価は、「実績あり」が
多いですが、実際にはまだ少ししか
進んでいません。特に道路は何年も
かかっているので、優先的取り組み
を働きかけていただきたいです。ま
た、この達成度、重要度の評価が
ちょっと甘いという印象を持ちまし
た。
当日の事務局対応
中間時点の評価ということなので、
計画が進んでいれば達成としていま
す。御津地区の道路について、難し
い問題もありますが進めていくとい
う意思を市は持っており、徐々にで
はあるが進んでいるということでご
理解いただきたいと思います。
1/3
対応方針
・コミュニティバスについては
「豊川市地域公共交通網形成計
画(案)」で具体検討がされる
と考えています。
・地域別構想の評価について
は、ご意見を参考にさせていた
だきます。
今回
対応頁
資料3
P2,6,7
参考資料1
P25,116,11
9
地域拠点の数が、資料2の76ページ
のまちの構造図では8個、ダイジェ
スト版の都市計画マスタープランで
は9個、資料1の地域別構想では10
個に分けて地域別の構想を立ててい
くとなっており、どの図でいくのか
わかりづらいです。
ダイジェスト版の図は前回の第5次
総合計画に基づくものであり、資料
2の76ページの図は次回の第6次総
合計画の内容を先駆けてここに反映
していますので、拠点の図柄は変
わっています。また、合併した市の
成り立ちを考え、中学10校区の連区
単位を大事にしていこうと考えてお
り、10の地域別としています。
・指摘のとおり、第6次総合計
画と、現行都市計画マスタープ
ランでは、拠点の数が異なって
います。また、現在の地域別構
想単位が中学校区であり、第6
次総合計画の「まちの構造図」
の地域拠点が存在しない地域も
あることから、計画ごとで異な
る拠点をどう考えていくかとい
う「地域拠点、地域別単位のあ
り方」を議論することが必要と
認識しております。
・具体議論につきましては、第
3,4回委員会の議題(全体構想及
び地域別構想の見直し)を想定
しております。
中部中学校区には大きな駅がありま
せんが、コンパクトシティ的な集約
する場所は、中部中学校区は無しで
行こうと考えていくのでしょうか。
他地域にも主要駅がないところもあ
り、そこも拠点として同じように並
べて考えていくのでしょうか。
総合計画のまちの構造図と、都市計
画マスタープランの地域別構想の区
割りとは分けて考えています。最終
的には関連していくでしょうが、別
立てで計画が進んでいる状況を認識
していただき、次回の委員会でご意
見をいただきたいと思います。
・意見6の対応方針と同様に議論 参考資料を進めていきたいと考えていま 1
す。
P12
6
7
8
9
拠点とネットワークのあり方は、あ
る程度都市計画マスタープランのこ
の場で議論して決めていく話だと思
います。豊川市の場合、総合計画の
会議で、かなり細かな話がされて決
定されています。これが決定されて
いるからもうあとは何もしないとい
うのではなくて、この拠点には漏れ
てくる生活拠点について、バスとど
ういうふうに生活拠点を絡めるのか
という議論が必要です。
中学校区がベースですが、普通でい
くと小学校を中心に小さな拠点を考
えつないでいくという発想がありま
す。小さな拠点を打っていくのかと
いう議論が本来ここでなされるべき
と考えており、次回以降説明がある
のかもしれませんが、ぜひそのあた
りの議論をやるべきではないかと思
います。
資料2の68ページの「厳しさを増す
財政状況下での自主財源確保」で
は、全体として豊川市にとって自主
財源の確保が難しい状況になってき
ていることが表等でわかるようにす
るべきです。
集約型のまちづくりについて、公共
施設と管理計画関係は別の部署で検
討しているということですが、そち
10 らと連携してより良いマスタープラ
ンになれば良いと感じました。
市民の意見だけを尊重すると少し
偏った結果が出る気がします。市側
の意見もある程度は持って、市民意
11 識調査の結果で方向性が見えない部
分があるとしたら、その辺をしっか
り調整し方向付けをしていただきた
いと思います。
豊川市と外(他市)とのつながりに
ついての記載がちょっと少ないとい
う感じを受けました。豊川市内でも
旧の町の意識があり、もっと交流を
図れるようなネットワークを作らな
いといけないというのも当然だと思
12 いますが、それを超えた範囲につい
ての言及というか、上位計画の東三
河都市計画区域マスタープランの中
で何を要請されているのかというこ
とや、逆にそちらに対して何を豊川
市として提言していくのかというス
タンスもあっていいと感じました。
―
全体論としても、豊川市の自主財源
等を含めて次回委員会でお示しでき
ればと思います。
―
参考資料1
P12
資料3別紙
資料3別紙
・拠点とネットワークのあり方
については、今後のまちづくり
課題の整理及び課題への対応の
視点①都市構造、視点③市民生
活で整理しました。立地適正化
計画の議題と連携しながら議論
を進めていきたいと考えていま
す。
・地域別構想の単位について
は、意見6の対応方針と同様に考
えています。
資料3
P2,4,6,7
上位・関連計画の整理におい
て、豊川市中期財政計画を追加
し、基金残高及び取崩し額の推
移グラフを記載しました。
参考資料1
P14
立地適正化計画の議論とも連携
し、議論を進めるためにも、第
2回委員会から、立地適正化計
画を議題に含めました。
参考資料1
P116,123,1
19
資料3別紙
―
・ご意見を参考に議論を進めさ
せていただきます。
―
―
2/3
―
・上位関連計画に、ご指摘の東
三河都市計画区域マスタープラ
ンをはじめとする愛知県の関連
上位計画を追加し、今後のまち
づくり課題整理においても、上
位・関連計画を含めた検討を
行っています。
・ご意見を参考に議論を進めさ
せていただきます。
資料3
P2~6
参考資料1
P115~129
東三河は非常に独特な圏域で、地形
的なまとまりとしても、人口的にも
ひとつの圏域を形成していると思
う。そのあたりを考えないといけな
いと思います。
今のところ、公共施設の適正配置計
画とか総合管理計画、地域公共交通
13
網形成計画、用途地域、地域包括ケ
アシステムとかが別に動いている
が、これらが都市計画マスタープラ
ンにどういうふうに関係しているの
かということを整理する方がいいと
思います。
地域包括ケアシステムの構築と、こ
の都市計画マスタープランとの関連
性がわかりにくい部分がある。地域
包括ケアシステムは、医療も介護も
ある一定時間の中で確実に365日24時
14 間受けられるというシステムをつく
り上げるもので、どちらかというと
ソフトの問題である。それをハード
的に確実にマスタープランの中に落
とし込むというやり方が想像できな
くて混乱しています。
地域包括ケアシステムをどういうふ
うに都市計画マスタープランに反映
させようかといろいろ考えてみても
なかなか形になりません。地域包括
ケアシステムでは、豊川市の生活圏
域を4カ所に割っていますが、サー
15 ビスが全市にわたっていて、区切ら
れた生活圏の中だけにサービスを提
供しているわけではなくて、全市に
各事業所がサービスを提供していま
す。その中でどういうふうに協力し
てやっていくべきか模索していきた
いです。
市民意識調査について、20代以上の
市民を無作為に抽出して調査をした
ということですが、今後高齢化が深
刻になることを、高齢者自身がどう
16 思っているか、高齢者の方限定で意
識調査をしたら、また違った結果も
出るのかなと思いました。
・今後のまちづくり課題の整理
の視点①~④に、関連する上
位・関連計画を記載しました。
参考資料1
P1,115~
129
―
地域包括ケアシステムも含めて、さ
まざまな市の施策をこの資料の中に
織り込ませていますが、整理が未熟
な部分があります。都市計画との関
連性等を何かしら表現できるもの
を、次回委員会以降にお示しできれ
ばと思っています。
―
都市計画マスタープランは、総合計
画の次に位置する計画で、全体を比
較したり評価するという視点では、
この意識調査は信用度が高く、ほか
の計画との整合性もとりやすいの
で、これを使っています。2,700の回
答のうち60代、70代以上が4割近く
入っているので、ある程度高齢者の
意識もとれていると思います。
3/3
資料3
P2~6
・地域包括システムと都市計画
マスタープランの関連は、都市
構造における医療・福祉施設の
適正な配置・誘導になると考え
ます。
・意見6の対応方針と同様に議論
を進めていきたいと考えていま
す。
資料3
P2,4,6,7
・課題への対応視点①都市構造
のイメージ図において、福祉分
野における日常生活圏として、
地域包括支援センター(高齢者
相談センター)を位置づけてい
ますが、立地適正化計画の議題
と連携しながら議論を進めてい
きたいと考えています。
・意見3,14の対応方針と同様に
議論を進めたいと考えていま
す。
資料3
P2,4,6,7
―
参考資料1
P17,22,116
,119
参考資料1
P17,22,116
,119
―