資料1-1 第2回委員会における意見等への対応について ●千葉市公共施設見直し方針(素案)について No. 意見の概要 対応 アクションプランの策定について、どの部署が指揮権を とって全体の再編をしていくのかを、市民や庁内にきち んと明示しておかないと、上手く進まない恐れがある。 1 「6 見直しのアプローチ」の最初に宣言しておく等を検 討した方が良い。 ご意見を踏まえ、以下のとおり追記します。 ・「6 見直しのアプローチ」の後に、以下のリード文を追 記*1します。 前章における3つの基本方針を推進するため、具体的 な取り組みとして、以下のとおり、見直しのアプローチを 定めます。 総量縮減といった場合に、どこが無駄で使われていな いのかという線で切っていくことになるが、市民からする と、自分はとても使っているのに、という感情的な部分が ある。 このため、施設を潰すのではなく、市民意見を踏まえ活 用される施設については、市民主体でやっていく、それ 2 でもダメな施設は減らしていくというような、主導権を市 民に渡すような記述を加えてはどうか。そうすることで、 経済だけでなく、「自分たちが、コミュニティを良くしてい くんだ。それができなければ減らすんだ」というムード作 りができて良い。 ・また、市民などに対し、市の取り組み姿勢等が明確に なるよう、(1)全体的なアプローチに、「ア 取り組みの 基本姿勢」を加えます。*2 見直し方針では、大きなところを決める内容となるが、可 能な範囲で、具体的に記述した方が良い。 「早期に実施可能」な対象圏域について、時期的なもの 4 を盛り込めるのか、再検討してほしい。 アクションプランの策定については、施設の再配置な ど、将来的なまちづくりのあり方と密接にかかわってくる ことから、全庁横断的な検討体制を構築したうえで、具 体的な時期等を含め検討すべきであると考えていま す。 ア 取り組みの基本姿勢 →記述内容は、本編(事務局修正案)を参照。 イ アクションプランの策定 (略) ウ 施設総量の縮減及び施設利用の効率性向上の推 進 (略) エ 市民サービスの維持・向上 (略) 「8 取り組みの推進にあたって」(2)「市民、議会への オ 資産の総合評価の反映 理解促進」に関連して、市民をお客様的に扱っていると (略) ころがあるので、「6 見直しのアプローチ」の最初のとこ 3 ろで、協働やコラボレーションなどの言葉により、住民に も理解してもらうとともに、主体的に取り組んでもらうよう にした方が良い。 *1~2 参考資料1 本編(事務局修正案)P20 市民サービスの維持・向上を図りながら、一方で必要な 縮減もするというストーリーが見えることが必要ではない か。 「5 見直しの基本方針」や、「6 見直しのアプローチ」 について、必要な言葉を加筆したり、項目の並べ替えな ど、総合的な見直しをした方が良いのではないか。 5 ・「4 現状と課題」(2)現状と課題のまとめ及び解決へ の方向性について、分かりやすくなるよう、記述内容を 図示化*するとともに、記載の順序などを整理します。 ・なお、「5 見直しの基本方針」(P16)において、「総人 口の減少などに伴うニーズの変化や維持更新費用の増 大に対し、適切な市民サービスを持続的に提供していく ための見直しの基本方針を定めます」と記述しており、 総人口の減少等に対し施設総量の縮減を行うとともに、 集約型都市構造への転換を見据え、施設総量の縮減 と市民サービスの維持・向上との両立を図るため、施設 の再配置を行う構成としています。 *参考資料1 本編(事務局修正案)P14~16 1/2 No. 意見の概要 対応 「6 見直しのアプローチ」(1)全体的なアプローチ イ ご意見を踏まえ、記述内容が明確になるよう、図表化な 施設総量の縮減及び施設利用の効率性向上の推進に どの記述を追記*します。 ついて、やや抽象的な感じがする。②複合化において は、学校と他の機能や、防災拠点を複合するなど、周 辺の異種用途施設と複合化するといったことを、例とし *参考資料1 本編(事務局修正案)P21 6 て加えることを考えても良いのではないか。この委員会 では、そのようなことも考えているというメッセージにもな る。 「6 見直しのアプローチ」(2)施設グループごとのアプ ローチに掲載されている内容について、再配置検討の ツールによる検討を踏まえた上での記述であることが分 かると良い。 7 ご意見を踏まえ、「6 見直しのアプローチ」(2)施設グ ループごとのアプローチに、以下のとおり追記*します。 「ここでは、(1)全体的なアプローチで定めた再配置検 討のツールなどを踏まえ、本市の主要な施設のうち、再 配置の検討にあたり影響が大きい施設グループについ て、見直しの方向性を示します。」 *参考資料1 本編(事務局修正案)P22 「6 見直しのアプローチ」(2)施設グループごとのアプ ローチに記述されている内容について、ア小中学校で は「推進」と表記されているが、ウ コミュニティ系施設で は「推進」と「検討」の表記が混在している。アプローチ 8 であるので、全て「検討」の表記で良いのではないか。 ・本方針では、①既に計画・方針に基づき取り組んでい るもの、②既に実績があるものについては「推進」、今 後、全庁横断的に検討すべき事業面などの課題がある ものについては「検討」と表記しています。 「6 見直しのアプローチ」(1)イの地域防災拠点の記述 について、付帯的な機能で良いのか。学校の統合を検 討する中で、地域防災拠点としてどうやって活用するの かというのは大きな話になる。このままの記述とするのか について、再検討してもらいたい。 ・災害時における避難所など、地域防災拠点として施設 が保有する防災機能については重要であると認識して います。 ・しかしながら、防災機能を主目的として施設を設置す ることは難しいことから、本方針では、事業やサービスを 施設の主目的と考え、これらの目的における機能に着 目し、類似機能の統合などの施設利用の効率性につい て検討を行っています。このため、防災機能については 付帯的な機能として整理しています。 ・なお、具体的な施設の見直しにおいては、重要な視 点として配慮することとしています。 9 2/2
© Copyright 2024 ExpyDoc