2013年度のQ&Aの報告

2013年Q&Aの報告
北中城若松病院
薬剤課
○桑江芙美子(薬剤師)
小田垣勝世(薬剤師)
中村苗美(薬剤師)
【はじめに】
DI業務(Drug Information)
・医薬品安全情報、緊急安全情報
・副作用情報
☆院外における副作用情報の収集と提供
☆院内の副作用情報収集と厚労省への報告
・添付文書の改訂情報
・先発薬品と後発薬品の比較データの作成
・医薬品集の作成
・問い合わせへの対応(Q&A)
【方法】
•2013年1~12月に受け付けた質疑を
職種別、内容別に分類し、質疑に対する
取り組みを検討
結果1
2013年1月~2013年12月
職種別
N=92
薬剤師
11件
看護師
22件
医師
看護師
医師
56件
薬剤師
その他
結果2
種別
簡易懸濁
配合変化
安定性
用法
0
2
4
医師
6
看護師
8
10
薬剤師
12
14
16
18
結果3
同分類の内容が重複している
医師、看護師に共通した質問
資料を配布しているが複数の問い合わせ
Q&Aに対する取り組み
血管外漏出で皮膚障害を起こすおそれのあ
る薬剤について
・薬品マスタに「注意喚起」と表記
・処方箋、ラベルに「漏出注意」と印字
・医局会、看護課長会、リスク部会にて
資料の配布と説明会
「2013年版 Q&Aの冊子」の作成
考 察
オーダリングシステム利用により、「漏出注意
」を薬品マスタや注射ラベルに表記したことは
有効であったと思われます。
また、同分類の質問が重複していたことや配
布した資料が有効に利用されていないことな
どを含め、全職員が共有できる対策としてQ
&A集の作成を試みましたが、これについて
は改善点や評価を確認していく必要があると
思っています。
まとめ
チーム医療において各専門職の果たす役割
は大きく、その中で薬剤師が出来ることは
「薬=情報」です。
今回、情報共有の1つとしてオーダリングシス
テムの活用を試みましたが、IT(ICT)の進歩
に伴い、今後更なる活用を検討していく必要
があると思っています。
~ご清聴ありがとうございました~