H28.4.11号 かがやく子ども通信

平成28年度
№1
(4月11日号)
題字
武井美代
~自立と共生の礎を培い、今と未来を豊かで創造的に生きる子どもを育てる学校~
あたら
がっこう
ねが
新 しい学校のスタート!
どうぞよろしくお願いいたします。
きょういく
~こんな学校にしていきたい
へいせい
ね んど
しんせい
じっせん
こんな 教 育 を実践していきたい…~
く さ つ し り つ おい かみにししょうがっこう
平成28(2016)年度、新生 草津市立老上西 小 学 校 のスタートです!
にん
こ
きょうしょくいん
し えん
きゅうしょくはいぜん ほ じ ょ
かん り
28クラス、743人の子どもに、教 職 員は、すこやかサポート支援や 給 食 配膳補助、管理
ほ じ ょ ぎょうむ
もの
ふく
そうぜい
ぶ んり
おお
き
ぼ
補助業務にあたる者などを含めると総勢54人となり、分離してなお大きな規模の学校です。
か てい
ち いき
き たい
あつ
し せん
う
わたし
ひ とり
子どもたち、ご家庭、地域のみなさまからの大きな期待と熱い視線を受けながら、 私 たち一人
そうそうき
いちいん
ふる
よろこ
きんちょう
かん
ひとりが学校草創期にその一員となることに震えるような 喜 びと緊 張 を感じています。老上西
かがや
れ きし
だいいっぽ
しる
きょうしょくいん
いちがん
ぜんりょく
まいしん
小学校の 輝 く歴史の第一歩を標すべく 教 職 員 が一丸となって全 力 で子どもたちの教育に邁進
しょぞん
ねが
する所存ですので、どうぞよろしくお願いいたします。
じりつ
きょうせい
いしずえ
つちか
いま
みらい
ゆた
そうぞうてき
い
私たち老上西小学校は、
「自立と 共 生 の 礎 を 培 う学校」
「今と未来を豊かで創造的に生き
そだ
たか
せんげん
る子どもを育てる学校」をめざすことを高らかに宣言します。
じぶん
ちから
ひと
だ
“自立”とは、自分の 力 で独り立ちする
じんせい
せいいっぱい
ことです。自分で自分の人生を精一杯に生き
かた
から
やぶ
ていくことです。まるで、堅い殻を破ったド
だいち
ね
じしん
ている者に自信 や喜びをもたらすものでな
いとな
あこが
ングリが大地に根を張り、やがて大きなブナ
き
いく子どもを育てていきたいと思います。
みと
う
かくいつてき
かんが
かた
より豊かに、そして、画一的な 考 え方やや
こんなん
り方だけではどうすることもできない困難
たよう
たさい
きょうどう
私たちは、『自立と共生の礎を培い、今と
い
いくのではなく、他を認め、他を受け容れ、
もんだい
た
な問題にも多様・多彩な者が 協 働 して立ち
未来を豊かで創造的に生きる子どもの育成』
を老上西小学校の学校教育目標として高く
かか
掲げます。
む
りそう
向かっていこうとすることです。
じつげん
しかし、高い理想はたやすく実現するもの
“自立”と“共生”をめざすこと。それは
げんだいしゃかい
あゆ
“今”を輝き、 憧 れて“未来”を歩んで
“共生”は、しかも、たった独りで生きて
た
み
るでしょう。
は
の木になるみたいに…。
い
いならば、その 営 みにどれほどの意味があ
ではありません。それでも、「高い理想なく
じゅうよう
現代社会において、もっとも 重 要 な教育の
もくひょう
して学校は学校であることができない」とい
しんねん
目 標 であると考えています。
つよ
も
う信念を強く持ちたいと思います。
しょうらい
そもそも、教育は、教育を受ける者の 将 来
て
が
まず、どこから手掛けようとするのか、ど
ほどこ
=“未来”のために 施 されます。子どもが
おとな
教育を受けるのは、大人になったときにちゃ
んと生きていけるようにするためです。
けれど、その教育が、
“今”
“ここ”を生き
のようなことをしたいと考えているのか…。
すこ
つた
これから少 しずつお伝 えしていきたいと
考えておりますので、どうぞよろしくお願い
いたします。
(清 水 康 行)
本年度の老上西小学校教職員
こうちょう
校長
しみず
清水
やすゆき
康行
きょうとう
い
教頭
おいかみしょう
(老上 小 )
きょうむしゅにん
教務主任
すぎた
杉田
しんいち
信一
教務
西田
し きょうい
じどうしえんかはい
やまなか
山中
ゆう や
勇弥
栄養教諭
せりかわ
糴川
み き
美紀
しょうにんずう し ど う
少 人 数 指導
1組
たんぽぽ
青木しのぶ
だい
おかざき
(老上小)
がくねん
第1学年
岡﨑
み き
美紀
(老上小)
第2学年
しんどう
真藤
きよひさ
清久
(矢倉小)
第3学年
かわむら
川村
み
え
美江
(老上小)
第4学年
きたがわ
北川
かずあき
和晃
(老上小)
第5学年
たけばた
じゅん
竹端
淳
(老上小)
第6学年
はたなか
畑中
かおり
香里
(老上小)
し ょ に ん し ゃ けんしゅうあ と
初任者研修後
ほじゅう
こばやし
小林
はつこ
初子
き ょ う か たんにん
補充・教科担任
グレード
アップ
すこやかサ
ポート支援
(老上小)
すぎとも
杉友
ほった
堀田
み
き
美希
てつし
徹志
くさつだいに
よ う ご きょうゆ
養護教諭
三鍋亜耶香
3組
松下みどり
(老上小)
ひきた
あつし
疋田
淳
し ん き さいよう
(新規採用)
くにもと
國本
ふみ え
文栄
(老上小)
たかまち
高町
たかひろ
貴弘
(老上小)
きのした
木下
わ
こ
和子
(老上小)
きむら
木村
めぐみ
恵美
(老上小)
おおにし
大西
けんじ
謙司
し づみなみ
(志津南小)
初任者研修
たかの
高野
ま
たけい
武井
み よ
美代
(老上小)
みやべ
宮部
しょにんしゃけんしゅう
初任者 研 修
麻美
(老上小)
おおい
大井
あや の
彩野
たまがわ
(玉川小)
はしもと た
か
こ
橋本多華子
(新規採用)
こうやま
神山みなみ
(老上小)
おぐら み
ほ
こ
大捕
み
(老上小)
なかむら
ゆう き
中村 祐規
やぐら
(矢倉小)
やまもと ふ
じ
伊藤
せい じ
成爾
(草津第二小)
にしむら
西村
まさこ
雅子
(老上小)
(老上小)
こ
山本富士子
(老上小)
にしむらか な
こ
西村佳菜子
(老上小)
ひぐち
ともや
しばた
ともみ
柴田 智美
(老上小)
とくべつ し え ん がっ
特別支援学
級 複数指導
はしおかきょういく
橋岡 教 育
しゅうかいじょ
き
稲森しほり
あ
べ
阿部
しばやま さ
ち
こ
芝山早智子
きゅうふくすう し ど う
(老上小)
美樹
いなもり
(玉川小)
いとう
中村みどり
指導助手
おおとり
大町 一仁
琢磨
なかむら
外国語
5組
かずひと
(老上小)
(元・老上小)
がいこくご
おおまち
たくま
もと
後補充
れいな
(老上小)
(笠縫小)
世良
だ
戸田 怜奈
事務主事
樋口 智也
ら
ち あき
(老上小)
と
じ む しゅじ
小椋美穂子
せ
きむら
木村 千昌
4組
み
し ど う じょしゅ
(老上小)
かさぬい
(笠縫小)
(老上小)
まつした
けん じ
川井 健治
きょてんこう し ど う きょういん
み な べ あ や か
2組
あおき
かわい
教務
(草津第二小) 拠点校指導 教 員
(老上小)
くみ
やすこ
泰子
(老上小)
(老上小)
えいようきょうゆ
やすじ
靖二
(老上小)
にしだ
(市教委)
児童支援加配
ば
伊庭
〔 TEAM 老 西 〕 で す
み
き
美貴
(老上小)
(老上小)
た
べ
のりあき
田部 展朗
ざいせき
集 会所
*在籍は市教委
かり の
よしかわ
さちこ
苅野 幸子
(志津小)
ふみ か
吉川 史香
しんきはけん
(新規派遣)
り え
理絵
(新規派遣)
がっこう か ん り
学校管理
ほ じ ょ ぎょうむ
補助業務
やまだ ま ゆ み
山田麻由美
かさぬいひがし
(笠縫 東 小)
がっこうきゅうしょくはい
学校給食配
ぜん ほ じ ょ ぎょうむ
膳補助業務
まきやま
牧山
ゆ
き
由紀
みんかん い た く
(民間委託)
さかもと
阪本めぐみ
(民間委託)
ない
(
すべての者が新生
ぜんにんこう
)内 は前 任 校
老上西小学校一年目の教職員です。一年間よろしくお願いします。
か い こ う
老 上 西 小 学 校
開 校 に あ た っ て
老上西小学校開校にあたり、まず、子どもたちによくわかっておいてほしいことがあります。
ほ
ご しゃ
り か い
ちからぞ
たまわ
保護者や地域のみなさまにもご理解いただき、なんとしてもお力添え 賜 りたいことがあります。
みの
せいかつ
まな
新しい学校が、子どもたちに実りある生活と学びをもたらすものになりますように…、子ども
じ し ん
たち自身がすばらしい学校をつくっていけますように…、よろしくお願いします。
たいせつ
1
あず
まな
や
“大切な預かりものとしての学び舎”です。
おお
ひとびと
あつ
かんせい
さいしん
しせつ
せつび
も
多くの人々の熱い願いと期待を受けて完成なった最新の施設・設備を持った学校…今、
きんむ
きょうしょくいん
ここで学ぶ子どもにとっても、勤務する 教 職 員 にとっても、
“自分たち”の学校であると
どうじ
同時に“大切な預かりもの”の学校です。
だいじ
つか
じだい
ひ
つ
こころ
みずか
やしな
子どもたちには、
“大事に使う”
“大切に次代に引き継ぐ”心 を 自 ら 養 ってもらいたい、
りよう
きかい
こうきょうしん
こうとくしん
いくせい
学校の施設・設備を利用する機会を“ 公 共 心・公徳心”育成のチャンスにしてほしいと願
います。
ざんていてき
2
すべては“暫定的”なところから
かた
たし
~少しずつ固めて(確かなものにして)いきます。
たと
あそ
くうかん
うんどうじょう い が い
新しい学校は、例えば、子どもたちの遊べる空間が運 動 場 以外にもたくさんあります。
め
とど
こうしゃない
ちゅうおうかいだん
しゅうかいかつどう
ただし、大人の目が届きにくいところもあります。校舎内の 中 央 階段は 集 会 活動にも利
かい
ちょくせつ
用できるようにつくられています。けれど、2階のフロアから 直 接 つながっているうえに、
だんさ
き
ほか
じっさい
しぎょう
一つひとつの段差がかなり大きいのが気になります。他にも実際に始業してから気がつく
こま
ことや困ることがたくさんあるでしょう。
がっこうせいかつ
やくそく
どのように学校生活を過ごせばよいか、どのような約束やルールをつくればよいか…、
はじ
すべては暫定的なところからとりあえず始めて、すこしずつ固めて(確かなものにして)
いくしかないと思っています。
そんちょう
暫定的なものであれ、そのときどきの約束やルールを 尊 重 し、守っていくこと。学校を
たが
き も
か
大切にし、多くの者が互いに気持ちよく過ごしていくためにはそのことが欠かせません。
い
3
さまざまな力が活かされる学校をめざします。
けんとう
はじ
草津市で検討が始まっていますが、老上西小学校としても、家庭や地域のさまざまなお
か
力をお借りする学校=“コミュニティスクール”づくりをめざしたいと考えています。
お
かだい
じじつ
教職員だけでは負えない多くの課題ややるべきことがあるということも事実ですが、そ
がっこうがい
たしゅたよう
ばめん
れよりも、学校外の多種多様な力がいろいろな場面で活かされれば、それだけ子どもにと
みりょくてき
ちが
って魅力的な、ホンモノの“地域の学校”になっていくに違いないと思うからです。
めぐ
いじょう
れんけい
きょうちょう
また、子どもを巡っては、家庭・地域・学校がこれまで以上に連携、 協 調 していかな
もんだい
ふ
ければならない問題がいよいよ増えているからです。
ぐ た い か
かたがた
そうだあん
きょうぎ
の
こ
具体化のためには、いろいろな方々と 相 談 、協議し、乗り越えていかなければならない
かべ
じつげん
壁もあるでしょうが、ぜひ実現できればと思います。
ばあい
はんい
はなし
もちろん、どのような場合であっても“していただける範囲で…”の 話 ですが、そのと
ふる
こ
きには、奮って学校へお越しください。
(清 水 康 行)
新 し い 学 び 舎 で す …
お も
きょうしつ
《 主 な 教 室 》
かい
1階
ふ つ う きょうしつとう
みなみ
ふ つ う きょうしつとう
なか
ふ つ う きょうしつとう
きた
普通 教 室 棟 ・ 南
普通 教 室 棟 ・中
5年1組
1年4・5組
5年2・3組
普通 教 室 棟 ・北
3年1・2・3・4組
かんり
おんがくしつ
とくべつきょうしつとう
管理・特別教室棟
せいかつかしつ
1年1・2・3組
生活科室
たもくてきしつ
音楽室・メディアセンター・多目的室
ほけんしつ
そうだんしつ
しょくいんしつ
こうちょうしつ
保健室・相談室・職 員 室 ・校 長 室
しょうこうぐち
で
い
※1階教室へは1階 昇 降 口から出入りします。
かい
2階
ふ つ う きょうしつとう
みなみ
ふ つ う きょうしつとう
なか
ふ つ う きょうしつとう
きた
普通 教 室 棟 ・ 南
2年1・2・3・4組
普通 教 室 棟 ・中
4年1・2・3・4組
普通 教 室 棟 ・北
かんり
多目的室
6年1・2・3・4組
とくべつきょうしつとう
管理・特別教室棟
たんぽぽ1・2・3・4組
り か し つ
ずこうしつ
プレイルーム
かていかしつ
理科室・図工室・家庭科室・多目的室
たいいくかんれんらく
体育館連絡デッキ
※2階教室へは2階昇降口から出入りします。
よ う す
「こんな学校にしていきたい
こんな教育を実践していきたい…」「今、子どもたちの様子は
じょうきょう
つた
ほん がっこう つうしん
はっこう
学校の 状 況 は…」といったことをできるだけお伝えしていきたくて本学校通信を発行していく
ことにしました。
こんかい
むずか
こ と ば
なら
今回は、“自立”だとか“共生”だとか 難 しい言葉をいっぱい並べてしまいましたが、うんと
けっきょく
うんとシンプルに考えていけば、結 局 は、『子どもがかがやく』学校をつくっていきたいのです
あつ
し、『かがやく子ども』が集まる学校にしていきたいということです。
つ
あ
本通信についてもよろしくお付き合いください。
(清 水 康 行)