28.4.1 現在 離職等によって住居を喪失 又はそのおそれのある方へ ∼住居確保給付金の概要∼ ◆住居確保給付金とは 2年以内に離職又は自営業を廃業した方であって就労能力及び就労意欲のある方のうち、住居を喪失している 者又は喪失するおそれのある方を対象として、3か月間を限度に住居確保給付金を支給するとともに、就労相談 員による就労支援等を実施し、住居及び就労機会の確保に向けた支援を行います。 住居確保給付金の支給上限額(生活保護の住宅扶助特別基準に準拠しています。) 単 身 世 帯・・53,700円 3人∼5人世帯・・69,800円 2人世帯・・64,000円 6人世帯・・75,000円 7人以上世帯・・83,800円 ※支給額の調整もあり ◆住居確保給付金の支給対象者 給付申請時に以下のすべての要件に該当する方が対象となります。 ① 申請時に、離職等の日から2年以内及び65歳未満の方。 ② 離職前に、主たる生計維持者であったこと。 ③ 就労能力及び常用就職の意欲があり、公共職業安定所に求職の申込みをし、誠実かつ熱心に常用就職を目指 した求職活動を行うこと。 ④ 離職により住居を喪失するおそれがあること又は喪失している。 ⑤ 申請日の属する月の、申請者及び申請者と同一の世帯に属する者の収入の合計額が下記表の金額 (家賃額加算)以下であること(収入には、公的給付等を含む) 。 世帯 基 準 額 世帯 基 準 額 単身 8.4万円 4人 21.4万円 2人 13.0万円 5人 25.5万円 3人 17.2万円 6人 29.7万円 ただし、申請月の翌月より上記金額以下になることが明らかな場合も対象 ⑥ 申請日において、申請者及び申請者と同一の世帯に属する者の所有する金融資産の合計額が単身世帯、複数 世帯とも基準額×6(ただし100万円を超えない額)以下であること。 ⑦ 国の雇用施策による給付(職業訓練受講給付金)及び地方自治体が実施する類似の給付等を、申請者及び申 請者と同一の世帯に属する者が受けていないこと。 ◆住居確保給付金受給中の義務 住居確保給付金受給期間中は、常用就職に向けての求職活動に専念する義務があります。 具体的には、 ① 毎月2回以上、公共職業安定所で職業相談を受けること ② 毎月4回以上、北区くらしとしごと相談センターの相談支援員による面接等の支援を受けること ③ 原則週1回以上、求人先への応募又は求人先の面接を受けること さらに、原則、公共職業安定所における個別支援を受けること これが守られない場合は、住居確保給付金の支給は中止となります。 ◆住居確保給付金を受けるには 1.住居を喪失するおそれのある方は、 ① 申請者本人が、北区くらしとしごと相談センターに出向き、面接相談と制度説明を受けます。 ② 離職関係書類等の申請に必要な証明書類を添えて「住居確保給付金支給申請書」を提出します。 ③ 住居確保給付金利用について住居の貸主の了解を得て、「入居住宅に関する状況通知書」に記入してもらい、提出 します。 2.住居を喪失している方は、 ① 請者本人が、北区くらしとしごと相談センターに出向き、面接相談と制度説明を受けます。 (敷金・礼金等の初期費用が準備できない方には、社会福祉協議会の「住宅入居費」貸付制度がありますが、貸付 には別途審査があります。※下記参照) ② 離職関係書類等、必要な証明書類を提出します。 ③ 不動産媒介業者等に赴き、入居希望住宅を探していただきます。 ④ 住宅を仮押さえののち、貸主に「入居予定住宅に関する状況通知書」に記入してもらい、提出します。 ⑤ 審査のうえ「住居確保給付金支給対象者証明書」が交付されますので、証明書を持参のうえ、不動産媒介業者等 において住居の賃貸借契約を結び、初期費用を支払って入居します。 (住宅入居費が貸付可能となった方には、社会福祉協議会が不動産媒介業者へ初期費用を振込みます。) ⑥ 入居後、「住居確保給付金支給申請書」と契約書の写し等の必要書類を提出します。 ★1・2とも、「住居確保給付金支給申請書」等受理後、審査のうえ、北区から入居住宅の貸主等に住居確保給付金が振 り込まれます。 ※申請者本人に現金は支給されません。 ◆住居の初期費用及び生活費等の貸付 賃貸住宅の契約を行う際には、敷金・礼金等のいわゆる「初期費用」が必要になります。 「初期費用」への対応が困難な方や、求職活動中の生活費が必要な方は、社会福祉協議会の「生活福祉資金(総 合支援資金) 」等の貸付がご利用いただけます。※貸付には審査があります。 ○生活福祉資金(総合支援資金) 継続的な生活相談・支援(就労支援等)と併せて、生活費及び一時的な資金を貸し付け、生活の立て直し を支援するための貸付です。 ① 住宅入居費 40万円以内 ○臨時特例つなぎ資金貸付(住宅を喪失している方に限る9 ② 生活支援費 単身世帯・・月額15万円以内の必要額 複数世帯・・月額20万円以内の必要額。 ○臨時特例つなぎ資金貸付(住居を喪失している方に限る) ③ 一時生活再建費 60万円以内の必要額。 住宅手当を受けるまでの、当面の生活に要する費用の貸付です。 ※貸付利子 連帯保証人を立てる場合・・無利子 連帯保証人を立てない場合・・年1.5% 貸付額:10万円以内 ○貸付利子:無利子 ○連帯保証人:不要 ○臨時特例つなぎ資金貸付 (住居を喪失している方に限る) 住居確保給付金を受けるまでの、当面の生活に要する費用の貸付です。 貸付額:10万円以内 ○貸付利子:無利子 ○連帯保証人:不要 ◇ お問い合わせ先 ◇ (申請・受付) 北区くらしとしごと相談センター (東京都北区岸町1−6−17 岸町ふれあい館1階) ℡03−6454−3104
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