(2)仕様書 - 公益財団法人 計算科学振興財団

仕
様
書
1.件 名 及 び 数 量
FOCUS 新クラウドシステム一式及び既存システムへの統合作業一式
2.概
要
公益財団法人計算科学振興財団が運用する FOCUS スーパーコンピュータシステムは利用
率が高く今後も更なる利用が見込まれる。このため大規模並列計算が実行可能な環境の提供
が困難になりつつあり、繁忙期前の計算資源増設は急務となっている。
今回の調達で合計理論性能 27TFLOPS 以上の新システムを増設し、FOCUS スパコンの混
雑を緩和する。
3.仕
様
(1) 設置条件ならびに動作環境
a. 設置場所
高度計算科学研究支援センター計算機室内の指定(別図 1 及び 2 参照)の EIA19 イン
チラック(富士通 19R-174A1 WxDxH(mm) 700x1050x2000)16U 以内に搭載できる
こと。搭載ラック及びユニットの指定は、契約後協議の上行う。
b. 電源
単相 AC100V もしくは AC200V で動作すること
c. 温度湿度
温度 10 ~ 35℃、湿度 20 ~ 80%(結露なし)で正常に動作すること
d. 消費電力
計算ノードおよびスイッチ等、システム全体消費電力は 15kW 以内であること
(2) 計算機システム
a. CPU
Intel Xeon Broadwell マイクロアーキテクチャ世代であること
b. システム構成
異なる種類のサブシステムから構成しても良い。ただし、サブシステム内のノード仕様
は均一とし、
サブシステムの合計演算性能は小数点第一位を四捨五入した 1TFLOPS 単
位で全て等しくすること。電力性能比は各サブシステムの電力性能比の相加平均をとる
こと。
c. 電力性能比
システム全体の電力性能比が 2.3TFLOPS/kW 以上であること
d. 総演算性能
システム全体の倍精度浮動小数点演算性能は 27TFLOPS 以上であること
e. 合計コア数
システム全体の合計コア数は 1024 コア以上であること
f. メモリ
システム全体の 5,120GB 以上 (DDR4 ECC 対応 2,133MHz 以上)搭載し、ノードあた
り 64GB 以上、コアあたり 3.2GB 以上搭載すること
g. ローカルストレージ
ⅰ) 1 ノードあたり 64GB 以上のフラッシュストレージを 1 基以上搭載すること。
ⅱ) 追加で 1 ノードあたり HDD 1,000GB(7200rpm)以上 2 基以上搭載の RAID1 構成も
しくはフラッシュストレージ 400GB 以上を 1 基搭載すること。この時、先の 64GB
以上のフラッシュストレージと同一で 464GB 以上を 1 基搭載でも良いものとする。
ⅲ) システム全体での HDD の合計容量は 12,000GB 以上であること。この時、システ
ム構成が複数のサブシステムからなる場合、HDD を搭載しないノードからなるサブ
システムが存在しても良い。また、システム全体をフラッシュストレージを搭載す
るノードのみで構成しても良い。
h. 演算用高速ネットワーク
ⅰ) 36 ポート以上、ポート間レイテンシ 200ns 以内、4 テラビット/秒のスイッチング能
力を有するノンブロッキングスイッチを FDR Infiniband 1 基以上有すること。
ⅱ) システム中には FDR Infiniband の搭載ノード数が 12 ノード以上あること。
ⅲ) 1 ノードあたり 20Gbps 以上のネットワークバンド幅を有すること。
ⅳ) システム全体で 32 ポート以上の 40 ギガビットイーサネットポートを有すること。
ⅴ) 複数のノードを1つの筐体に集約している場合は、サブシステム内の筐体間をポー
トあたり 40Gbps 以上のフルバイセクションバンド幅で接続すること。
ⅵ) サブシステム内においては、各ノードとサブシステム中の上位スイッチを適切な長
さと種類のケーブルで結線すること。
i. 既設 NAS システムとの接続経路
10Gbps で 2 経路以上を有すること。既設の QDR Infiniband と 10 ギガビットイーサ
ネットを搭載したフロントエンドサーバに Infiniband で接続して既設 NAS に接続す
る場合も 1 経路と換算する。ただしこの場合、2 経路までしか利用できない。
(3) 管理用機器および機能
a. 遠隔監視機能
機器の状態および電源等の遠隔監視機能を有すること
b. 遠隔管理機能
機器の電源 ON/OFF、システムリセット、リモートコンソール等の遠隔管理機能を有
すること
c. 管理用機器
上記の遠隔監視や管理に必要な機器、ネットワーク機器(スイッチ、ケーブル等)を必
要に応じて有すること
(4) ソフトウェア
a. OS
Linux 系で CentOS7 以降に対応すること
b. ジョブ管理システム
SLURM15.08 以降に対応すること
(5) 環境設定等の委託に関する条件
既存の FOCUS スパコンと一体化し同一のジョブ管理システム下で運用するため、OS の
インストールからミドルウェアの導入、既存 FOCUS スーパーコンピュータシステムとの運
用一体化作業までを、現運用業者である株式会社アルゴグラフィックスに再委託すること。
再委託に関する問い合わせは、財団にて受け付ける。
4.総合評価の概要
落札方式は価格及び性能・機能等の総合評価による。
評価の詳細は別紙「総合評価基準」に示す。
5.納入場所
高度計算科学研究支援センター 計算機室
神戸市中央区港島南町 7-1-28 計算科学センタービル 1 階
6.納入期限
平 成 28 年 9 月 30 日 ( 金 )
7.納入条件
(1) 納入物品は、輸送および保管中の損傷並びに劣化が起こらないように、包装および梱包を
行うこと。
(2) 設置前に各部の基本動作確認を行った上で納品すること。
8.保証期間
納入検査確認後 3 年間は通常の使用により故障した場合のオンサイトの無償修理に応じる
こと。
9.その他
導入設置・環境設定等の詳細情報が必要な際には財団と協議して作業を進めること。
別図 1 高度計算科学研究支援センター 計算機室フロア図(イメージ)
※ 当該フロア図では、新システム搭載ラックを No.1 とする。
別図 2 ラック搭載図
※ 「空き」ユニットのうち 16U を指定し、新システムを搭載する。
※ 「利用中」機器は、契約後開示