HFA10年の歩み(抜粋) - 一般社団法人 八王子サッカー協会

HFA10
HFA10年
10年の歩み(抜粋)
抜粋)
~2007年から2016年~
一般社団法人 八王子サッカー
八王子サッカー協会
サッカー協会
設立年月日
昭和45年(1970年)7月7日
体協加盟年月
昭和46年(1971年)4月1日
歴代会長
初代 滝 沢
勇
2代 吉 本 良久
3代 関戸
正美
4代 小泉
修
Ⅰ はじめに ~2007年以前の活動~
八王子サッカー協会は20年前では
八王子サッカー協会は20年前では、物の豊かさよりも心のゆとり・健康を求めて、
「前に向かって走り出そう」をテーマに「スポーツを公共の娯楽」として捉え、ス
ポーツ文化を重視した人づくり、街づくりをめざして活動してきました。そして1
0年前では過去の
0年前では過去の10年間の活動を踏まえ、人材の育成、施設環境の整備、大会等
過去の10年間の活動を踏まえ、人材の育成、施設環境の整備、大会等
の運営形態の更新、地域社会への貢献などの視点から評価を加え、
「3つの行動指針」、
「5つの目標」を定め、自立した行動規範を基に「向こうが見える八王子のサッカ
「5つの目標」を定め、自立した行動規範を基に「向こうが見える八王子のサッカ
ー」を追及してきました。以下に近年の10年間の歩みを概観します。
ー」を追及してきました。以下に近年の10年間の歩みを概観します。
Ⅱ 10年の歩み(2007年4月~2016年3月)
1 少子高齢化への対応 ~健全で楽しい育成と安全安心なプレー~
時代の流れは人口減少に伴う少子高齢化に向かっています。サッカー界でもその影
響が見られ、今まで1人勝ちであった競技人口の増加も陰りが見られます。
そのため、今まで以上にサッカーやフットサルの魅力を高め、
そのため、今まで以上にサッカーやフットサルの魅力を高め、良い選手の輩出に向
やフットサルの魅力を高め、良い選手の輩出に向
けての普及活動が大切になり、
「立派な大人にする」地産育成活動は今まで以上に強
化する必要に迫られています。
一方、シニア層のサッカー仲間は黙っていても増え、
高齢者の安心安全なプレー環境の要求はさらに求め
られてくるのではないでしょうか。それは、広場の芝
生化の徹底や熱中症対策による安全志向、クラブハウ
スでの談笑などの情報交換等、シニア男子・女子の余暇
の善用をさらに図っているところです
の善用をさらに図っているところです。
いるところです。
2 責任体制の明確化 ~スポーツボランティアの限界~
協会は加盟団体・個人登録人数の増加傾向に鑑み、平成24年度(2012年)に
任意団体から一般社団法人に組織変更しました。これはボランティア活動において
の個人責任の限界解消、地域社会における位置づけによる生涯スポーツの普及、サ
ッカー仲間に広く情報を公開し露出を図ることなど、組織を束ねる基本として法人
化を捉えたものです。特に、八王子市におけるサッカーの統括団体としてサッカー
人口・グランド状況等の現状を的確に把握し、それを基に将来のビジョン➡ミッシ
ョン➡アクションを明確に示すことにより、
「明日が見える八王子のサッカー」を追
「明日が見える八王子のサッカー」を追
及しています
及しています。
ています。
《 HFA DREAM & for GOAL 》
夢に向かって…
かって…
3 施設環境の整備 ~スポーツで豊かな生活を
~スポーツで豊かな生活を~
(1) スタジアムの研修活動 ~市民が憩える多目的な舞台の提案
~市民が憩える多目的な舞台の提案~
の提案~
2012年からスタジアム研修会を3回開催し、テーマは「美しいスタジア
ムとは」、「スタジアムから学ぶ街づくり」、「街の賑わいを求めて」として
「街の賑わいを求めて」として、
毎回70名の参加者と街づくり
毎回70名の参加者と街づくり専門家による熱心な勉強・討論を行いました。
街づくり専門家による熱心な勉強・討論を行いました。
モデル地区として八王子駅南口から約5分の八王子医療刑務所跡地を取り上
げました。
・場所:八王子医療刑務所跡地
場所:八王子医療刑務所跡地
・規模:約5ha
・収容人員約2万人
・施設:サッカー専用球戯場、イベント会場、武道館、プール
(2) 八王子スポーツパークの建設
八王子スポーツパークの建設 ~スポーツシューレで個の育成~
「育てよう 人・自然・地域」をコンセプトにNPO法人東京スポーツビジ
ョン21と連携して、2011年から建設支援活動を展開しています。約3
ョン21と連携して、2011年から建設支援活動を展開しています。約3
万人の賛同署名を頂き、八王子市・東京都の開発手続きを進めています。
・場所:市内川町地先
・規模:約15ha
・手法:民設民営
・施設:サッカー場(2面)、野球場、テニスコート、アーチェリー場
4 国際交流の促進 ~サッカーは世界のスポーツ~
2010年から積極的に海外交流を進めました。U―12・14の中国北京遠征、
O―60・女子Oー40の韓国始興遠征、U―11・女子O―40の台湾高雄遠
征、協会スタッフの韓国蔚山協会視察など、少しでもワールドなサッカーを体験
することを期待して、主として東
することを期待して、主として東アジアのサッカー仲間との交流を進めています。
Ⅲ これからの10年 ~夢から現実へ向かって~
1 協会45周年を契機として ~意識改革と八王子らしさを求めて~
2020年(協会50周年)を目指して、
「意識改革」と「八王子らしさ」をスロ
ーガンに各部・委員会の活動方針とロードマップを策定し、日常的な行事につい
ても常に目標をもって行動し、PDCAを確実に実行していくこととしています。