報道発表資料 平成 28 年 6 月 9 日 R ○ 公益財団法人 住宅リフォーム・紛争処理支援センター R ○ 2015 年度の「住宅相談と紛争処理の状況」がまとまりました 公益財団法人 住宅リフォーム・紛争処理支援センターは、「住宅品質確保法」、「住宅瑕疵担保履行法」 に基づき、消費者の利益の保護や住宅紛争の迅速・適正な解決を図るため、住宅相談、住宅紛争処理へ の支援等の幅広い業務を行っています。 今般、2015 年度における、これらの業務の状況を「住宅相談と紛争処理の状況 CHORD REPORT 2016」 (別添) としてとりまとめましたのでお知らせします。また、この内容についてはホームページにも掲載いたし ます。【http://www.chord.or.jp/tokei/pdf/chord_report2016.pdf 】 「住宅相談と紛争処理の状況 CHORD REPORT 2016」 の主なポイント 1.電話相談における新規相談件数は 28,638 件(前年度比 10%増)/別添 P.1-4 住宅の取得やリフォームに関してトラブルや不安を抱える消費者等に対し、電話相談(住まいるダイヤル ☎0570-016-100)を行っている。また、リフォーム工事を契約する前の見積書については、相談者の希望に 応じて見積書の送付を受け、電話で助言を行っている(リフォーム見積チェックサービス)。 2015 年度における新規の電話相談件数は 28,638 件(10%増)となり、うち、「新築等住宅に関する相談」は 18,786 件(12%増)、「リフォームに関する相談」は 9,852 件(6%増)となった。相談内容は、住宅の不具合や契 約に係る「住宅のトラブルに関する相談」が全体の約 7 割を占めた。 リフォーム見積チェックサービスにおいては、事業者から取得した見積書に関する相談件数(820 件)のう ち、相談者から見積書の送付を受けた件数は 574 件となった。相談内容は、単価や合計金額に関するもの が 9 割以上であり、それに対し、工事内容や単価情報、契約時の注意点など様々な側面から助言している。 2.専門家相談の実施件数は 1,848 件(前年度比 2%増)/別添 P.5-6 全国の弁護士会と連携し、弁護士と建築士とのペア(原則)による対面相談(専門家相談)を行っている。 2015 年度における専門家相談の実施件数は 1,848 件(2%増)となった。相談対象では、リフォームに関す る相談が全体の約半数を占め、専門家相談を開始した 2010 年度以降、同様の傾向を示している。 3.住宅紛争処理の申請受付件数は 158 件(前年度比 4%減)/別添 P.7-9 住宅紛争審査会(全国 52 弁護士会)による評価住宅及び保険付き住宅の買主・発注者と売主・請負人と の紛争処理(あっせん・調停・仲裁)を支援する業務を行っている。 2015 年度における紛争処理の申請受付件数は 158 件(4%減)となり、制度開始後の申請受付件数の累計 は 944 件となった。2015 年度に受け付けられた事件のうち、約 7 割が申請前に専門家相談を実施している。 また、2015 年度において 159 件の事件が終結し、制度開始後の終結事件件数の累計は 843 件となった。 このうち、半数以上が調停等の成立により解決している。 ●お問い合わせ先 公益財団法人 住宅リフォーム・紛争処理支援センター 消費者支援部 中田 : 03-6830-4353 (直通) 〒102-0073 東京都千代田区九段北 4 丁目 1 番 7 号 九段センタービル 3 階 ホームページ http://www.chord.o r.jp 住まいるダイヤル 検索 住宅に関する相談のご案内 (公財)住宅リフォーム・紛争処理支援センターは、「住宅品質確保法」、「住宅瑕疵担保履行 法」に基づき、消費者の利益の保護や住宅紛争の迅速・適正な解決を図るため、住宅相談、住 宅紛争処理への支援等幅広い業務を行っています。 この他に、2015年1月より「マンション建替等専門家相談」を開始しています。 よくある相談事例など、詳細は当財団のホームページをご覧ください。'http://www.chord.or.jp <「住まいるダイヤル」は、(公財)住宅リフォーム・紛争処理支援センターの相談窓口の愛称です。> 住まいるダイヤル 検索
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