福祉用具貸与の取り扱いについて[PDF:60KB]

資料 1
福祉用具貸与の取扱いについて
介護福祉課
賦課・給付係
1.ショートステイ利用中の福祉用具貸与について
ショートステイ利用中でも福祉用具貸与費の算定は認められています。しかし、これは、
ショートステイ利用中の短い期間で、一度返却し、退所後再度搬入することが、非常に不合
理であるということから認められているものであると本市は考えております。そのため、シ
ョートステイ利用中であっても、以下の場合には、福祉用具貸与費の算定が認められません
ので、御留意下さい。
①当該福祉用具をショートステイ施設内のみで利用する場合。
※この場合、当該福祉用具の費用は、ショートステイの報酬に包括しているものと考えま
すので、ショートステイ事業所が用意すべきものであると考えます。
②当該月に利用者が在宅にいないことが、予め分かっている場合。
※最初から 1 ヶ月間のショートステイの利用計画を立てて、実際に利用した場合など。
2.車いす付属品及び特殊寝台付属品について
特殊寝台を既に所有している場合に特殊寝台付属品のみの貸与や、車いすを既に所有して
いる場合に車いす付属品のみの貸与については給付対象となっております。
ただし、特殊寝台ではない、いわゆる普通のベッドを利用している場合に特殊寝台用の付
属品のみを貸与することや、車いすではなくソファーや食卓の椅子等に車いす付属品を活用
するといったことは認められません。以下のような使用例は不適切な事例として保険給付費
返還の対象となりますのでご注意ください。
【不適切な事例】
・車いす用クッションを普通の椅子や座いすの上に置いて利用する。
・オーバーヘッドテーブルを物置(テレビ台)として使用する。
・サイドレールを特殊寝台ではなく普通の平ベッドに使用する。