女性技術者等職場環境改善モデル工事試行実施要領 平成28年 6月 8日 県土整備部技術企画課 (趣旨) 第1 この要領は、女性技術者や技能者が働きやすくなるよう現場の労働環境を整 備し、さらなる活躍を推進するため試行する「女性技術者等職場環境改善モデル工 事」(以下「モデル工事」という。)の実施の流れ、提出資料その他必要な事項につ いて定めるものとする。 (試行の対象) 第2 モデル工事は、入札公告及び特記仕様書において、「女性技術者等職場環境改 善モデル工事」である旨を記載するものとする。 入札公告例 5 その他の事項 本工事は、女性技術者等職場環境改善モデル工事の試行対象工事であ る。 特記仕様書記載例(第1章第○条に記載するものとする。) 第○条 営繕関係 本工事は、女性技術者等職場環境改善モデル工事の試行対象工事とす る。 試行にあたっては、「女性技術者等職場環境改善モデル工事試行実施要 領」に基づき行う。 試行実施要領は、宮崎県ホームページから入手できる。 (http://www.pref.miyazaki.lg.jp/gijutsukikaku/ shakaikiban/kokyojigyo/jyoseikasetutoire.html) (試行の内容・仕様) 第3 女性現場代理人、女性技術者(監理・主任技術者)又は女性技能者(以下「女 性技術者等」という。)が従事する現場に女性専用トイレを設置する工事とする。 2 女性専用トイレは、水洗(簡易水洗含む)方式を採用し、鍵や目隠しがある等 の仕様を標準とする。 3 女性専用トイレについては、リース品対応とする。 4 変更設計の対象とする設置費用については、イメージアップ経費率計上額を上 限とする。 (業務の流れ) 第4 主任監督員は、受注者に、試行対象工事である旨を伝え、モデル工事の実施 の可否について確認する。 2 受注者は、モデル工事の実施の可否について、工事打合簿(様式1)により監 督員へ報告する。 3 受注者からモデル工事を実施する旨の報告があった場合は、主任監督員は指示 書(様式2)により受注者へ指示する。 4 受注者は、女性専用トイレを設置するにあたり、事前に見積書、仕様及びカタ ログ等を主任監督員に提出し、協議する。 5 受注者は、設置費用(リース料)確定後、速やかに実際に設置した女性専用ト イレの写真及び取引伝票の写し等を主任監督員に提出すること。 6 受注者は、工事完了後14日以内(土、日、祝日含む)に別紙1によりアンケ ートに回答すること。 (試行工事における留意事項) 第5 女性専用トイレの変更設計対象額はイメージアップ経費とし、基本料及びリ ース料を基本とする。 2 設置撤去費、運搬費、維持管理費はイメージアップ経費の対象としない。 附 則 この要領は、平成28年 6月20日から施行する。
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