【平成２８年度６月補正に係る市長提案説明要旨】（H28.6.6）平成２８年度伊丹市一般会計補正予算（第１号）についてでありますが、本案は、当初予算成立後の国及び県の動向や、社会情勢の変化等に対応するため、国庫支出金、県支出金、並びに基金繰入金等を主な財源といたしまして、所要の措置を講じようとするものであります。その主なものを申し上げますと、未来を担う人づくりを推進するため、私立保育所等における、保育士の業務負担の軽減を図るための、保育業務支援システムの導入、及び事故予防等のためのビデオカメラの設置に係る経費を補助するとともに、寄附金を活用し、幼稚園における、特別な支援を要する幼児の、自立活動を促すための備品購入、鴻池小学校における、心の教育のための、ピアサポートプログラムに係る、教材校具の購入、並びにブックスタート事業の充実に係る経費を、それぞれ、措置するほか、本年１０月から、予防接種法に基づく定期接種となります、Ｂ型肝炎ワクチンの、予防接種の実施に係る経費等を、措置しようとするものであります。また、当初予算において措置いたしました、地方創生推進交付金を財源とした事業について、同交付金の活用が困難となりましたことから、事業費の減額、及び財源更正の措置を講じるほか、本年４月１４日に発生した熊本地震の、被災地支援として実施いたしました、消防隊の派遣に係る経費等を、措置しようとするものであります。その結果、第１条、歳入歳出予算につきましては、それぞれ、３,６６６万９,０００円を追加し、その総額を、６９３億３,６６６万９,０００円としようとするものであります。また、第２条の地方債の補正につきましては、先ほど申し上げましたとおり、国の地方創生推進交付金の活用が、困難となりましたことから、安全・安心社会インフラ整備事業債について、事業費の財源更正に伴う、地方債の変更の措置を、講じようとするものであります。