電気事業者による再生可能エネルギー電気の調達に関する特別措置法

目次
電気事業者による再生可能エネルギー電気の調達に関する特別措置法(平成二十三年法律第百八号)
調達価格及び調達期間(第三条)
総則(第一条・第二条)
第一節
入札の実施等(第四条―第八条)
第一章
第二節
再生可能エネルギー発電事業計画の認定等(第九条―第十五条)
電気事業者による再生可能エネルギー電気の調達等
第三節
電気事業者の義務等(第十六条―第二十条)
第二章
第四節
電力・ガス取引監視等委員会(第二十一条―第二十七条)
電気事業者における費用負担の調整(第二十八条―第三十八条)
第五節
第三章
指定入札機関(第三十九条―第五十四条)
指定入札機関及び費用負担調整機関
第一節
費用負担調整機関(第五十五条―第六十六条)
第四章
第二節
第六章
第五章
罰則(第八十条―第八十七条)
雑則(第七十四条―第七十九条)
調達価格等算定委員会(第六十七条―第七十三条)
総則
第七章
附則
第一章
こ の 法 律 は 、エ ネ ル ギ ー 源 と して の 再 生 可 能 エ ネ ル ギ ー 源 を 利 用 す る こ と が 、内 外 の 経 済 的 社 会 的 環
(目的)
第一条
境に応じ たエネルギーの安 定的かつ適切な供給の確保 及びエネルギーの 供給に係 る環境への負荷の 低減を図
る 上で 重要 と な って いる こ と に 鑑 み 、電 気 事 業 者 に よ る 再 生 可 能 エ ネ ル ギ ー 電 気 の 調 達 に 関 し 、その 価 格 、期
間等について 特別の 措置を 講ずることにより、電 気について エ ネ ル ギ ー 源 と して の 再 生 可 能 エ ネ ル ギ ー 源 の 利
用 を 促 進 し 、も って 我が 国 の 国 際 競 争 力 の 強 化 及 び 我 が 国 産 業 の 振 興 、地 域 の 活 性 化 そ の 他 国 民 経 済 の 健 全 な
発展に寄与することを目的とする。
(定義)
第二条
この法律にお いて「電 気事業者」とは、電 気事業法(昭和三十九年法律第百七十号)第 二条第一項第
九 号 に 規 定す る 一 般 送配 電 事 業 者(以 下 単 に「 一 般 送配 電 事 業 者」と いう 。)及び 同 項 第 十三 号 に 規 定す る 特
こ の 法 律 に お いて「再 生 可 能 エ ネ ル ギ ー 電 気 」と は 、再 生 可 能 エ ネ ル ギ ー 発 電 設 備 を 用 いて 再 生 可 能 エ ネ
定送配電事業者(以下単に「特定送配電事業者」という。)をいう。
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こ の 法 律 に お いて「再 生 可 能 エ ネ ル ギ ー 発 電 設 備」と は 、再 生 可 能 エ ネ ル ギ ー 源を 電 気 に 変 換 す る 設 備 及
ルギー源を変換して 得られ る電気を いう。
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四
三
二
一
バイ オ マ ス ( 動 植物 に 由来 す る 有 機物で あ って エ ネ ル ギー 源 と して 利 用す るこ と がで き る もの ( 原 油
地熱
水力
風力
太陽光
こ の 法 律 に お いて 「 再 生 可 能 エ ネ ル ギ ー 源 」 と は 、 次 に 掲 げ る エ ネ ル ギ ー 源 を い う 。
びその附属設備をいう。
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五
5
六
、石油 ガ ス 、可 燃 性 天 然 ガ ス 及 び 石 炭 並 び に こ れ ら か ら 製 造 さ れ る 製 品 を 除 く 。)を い う 。第 九 条 第 四 項
及 び 第 六 項 に お いて 同 じ 。 )
前各号に掲げるもののほか、原油、石油ガス、可燃性天然ガス及び石炭並びにこれらから製造される
製品以外のエネルギー源のうち 、電 気のエネルギー源として 永続的に利用することができ ると認められ る
ものとして 政令で 定めるもの
こ の 法 律 に お いて「特 定 契 約 」と は 、第 九 条 第 三 項 の 認定(第 十 条 第 一 項 の 変 更 の 認 定 を 含 む 。)を 受 け
た 者( 以 下「 認 定 事 業 者」と い う 。)と電 気 事 業 者 が 締 結す る 契 約で あ って 、当該 認 定 に 係 る 再 生 可 能 エ ネ ル
ギー発電設 備(以下「認定発電設 備」と いう。)に係る次条第一項に規定する調達期間を超えな い範囲内の 期
間(当該認定発電設備に係る再生可能エネルギー電気が既 に 他の 者 に 供 給 されて い た 場 合 そ の 他の 経 済 産 業 省
令で 定める場合にあって は 、経 済産業省令で 定める期間)にわ たり、当該認定事業者が電 気事業者に対し再生
可能エネルギー電 気を 供給することを約し 、電 気事業者が 当 該 認 定 発 電 設 備 に 係 る 同 項 に 規 定 す る 調 達 価 格 に
電気事業者による再生可能エネルギー電気の調達等
より再生可能エネルギー電気を 調達することを約する契約をいう。
第二章
第三条
第一節
調達価格及び調達期間
経 済 産 業 大 臣 は 、毎 年 度 、当 該 年 度 の 開 始 前 に 、電 気事業者が第十六条第一項の規定により行う再生
可能エネルギー電 気の 調達につき 、経済産業省令で 定 める再生可能エネルギー発電設 備の区分、設 置の形態及
び規 模(以下「再生可能エネルギー発電設 備の区分等」と いう。)のうち 、次条第一項の規 定による 指定をし
たもの以外のものごとに、当該再生可能エネルギー電気の一キロワット時当たりの価格(以下「調達価格」と
いう。)及びその調達価格による調達に係る期間(以下「 調達期間」と いう。)を定めなければならない。た
だ し 、経 済 産 業 大 臣 は 、我が 国 に お け る 再 生 可 能 エ ネルギー電気の供給の量の状況、再 生可能エネルギー発電
設 備の 設 置 に 要す る 費 用 、物 価そ の 他の 経 済 事 情の 変 動 等を 勘 案し 、必要 が あ る と 認 め る とき は 、半 期 ご と に 、
経 済 産 業 大 臣 は 、再 生 可 能 エ ネ ル ギ ー 発 電 設 備 の 区 分 等 ご と の 再 生 可 能 エ ネ ル ギ ー 電 気 の 供 給 の 量 の 状 況 、
当 該 半 期 の 開 始 前 に 、 調 達 価 格 及 び 調 達 期 間 ( 以 下 「 調 達 価 格 等 」 と い う 。 ) を 定 め る こ と がで き る 。
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再 生 可能エ ネ ル ギー 電 気を 発 電 す る 事 業の 状 況 そ の 他の 事 情を 勘 案し 、必 要 が あ る と 認 め る とき は 、前 項の 規
定により定める調達価格等の ほかに、当該年度の 翌年度以降に同項の規定により定めるべき 調達価格等を当該
年 度 に 併せて 定 め るこ と がで き る 。
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前 項の規 定により 調達価格等を 定めた再生可能エネルギー発電設 備の区分等について は 、その 定められ た
調 達 価 格 は 、当 該 再 生 可 能 エ ネ ル ギ ー 発 電 設 備 に よ る 再 生 可 能 エ ネ ル ギ ー 電 気 の 供 給 を 調 達 期 間 に わ た り
年 度 に お いて 、 第 一 項 の 規 定 は 適 用 し な い 。
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安定的に行うことを 可能とする価格として 、当該供給が効 率 的 に 実施 され る 場 合に 通 常要す ると 認 められ る 費
用及び当該供給に係る再生可能エネルギー電気の見込量を 基礎とし、第 十二項の価格目標及び我が国における
再 生 可 能 エ ネ ル ギ ー 電 気 の 供 給 の 量 の 状 況 、認定 事 業 者が 認 定 発 電 設 備を 用 いて 再 生 可 能 エ ネ ル ギ ー 電 気を 供
給し ようとする場合に受けるべき 適正な 利潤 、この法律の施行前 から再生可能エネルギー発電設 備を 用 いて 再
調達期間は、当該再生可能エネルギー発電設 備による再生可能エネルギー電 気の 供給の 開始の時から 、そ
生可能エネルギー電気を 供給する者の当該供給に係る費用その他の事情を勘案して 定 めるものとする。
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の 供給の 開始 後最 初に行わ れ る 再 生 可能エ ネ ル ギー 発 電設備の 重要な部分の更新の時まで の標準的な期間を
経 済 産 業 大 臣 は 、調 達 価 格 等 を 定 め る に 当 た って は 、第三十六条の賦課金の負担が電気の使用者に対して
勘案して 定めるものとする。
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過重なものとならないよう配慮しなければならない。
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経 済 産 業 大 臣 は 、調 達 価 格 等 を 定 め よ う と す る とき は 、当該 再 生 可 能 エ ネ ル ギ ー 発 電 設 備 に 係 る 所 管 に 応
じて 農林 水産大 臣 、国土 交通大 臣又 は 環境大 臣 に 協議 し 、及び消費者政策の観点から消費者問題担当大臣( 内
閣府設置法( 平成十一年法律第八十九号)第九条第一項に規定する特命担当大臣で あ って 、同 項の規定により
命を受けて 同 法第四条第一項第二十八号及び同条第三項第六十一号に掲げる事務を掌理するものを いう。)の
意 見 を 聴 く と と も に 、調 達 価 格 等 算 定 委 員 会 の 意 見 を 聴 かな け れ ば な ら な い 。こ の 場 合 に お いて 、経 済 産 業 大
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経 済 産 業 大 臣 は 、前 項 の 規 定 に よ る 告 示 後 速 や か に 、当該告示に係る調達価格等並びに当該調達価格等の
経済産業大臣は、調達価格等を定めたときは、遅滞なく、これを告示しなければならない。
臣は、調達価格等算定委員会の意見を尊重するものとする。
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算定の基礎に用いた数及び算定の方法を国会に報告しなければならない。
経 済産 業大 臣は 、物 価そ の 他 の 経 済事 情に 著し い変 動が生じ 、又は生ずるおそれがある場合にお いて 、
経 済 産 業大 臣 は 、 調 達 価 格 等 算 定 委員 会 の 意 見 を 聴 いて 、電 気 に つ いて エ ネ ル ギー 源 と して の 再 生 可 能
第 七 項 か ら 第 九 項 まで の 規 定 は 、 前 項 の 規 定 に よ る 調 達 価 格 等 の 改 定 に つ いて 準 用 す る 。
特 に 必 要 が あ る と 認 め る と き は 、 調 達 価 格 等 を 改 定 す るこ と がで き る 。
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エネルギー源の効率的な利用を促進するため誘導すべき再生可能エネルギー電気の価格の水準に関する目標
( 次 項 及 び 第 十 四 項 に お いて 「 価 格 目 標 」 と い う 。 ) を 定 め な け れ ば な ら な い 。
経済産業大臣は、再生可能エネルギー電気をめぐる情勢の変化その他の情勢の変化を勘案し、必要があ
できる。
入札の実施等
経 済 産 業 大 臣 は 、供 給 す る こ と がで き る 再 生 可 能 エ ネルギー電気の一キロワット時当たりの価格(以
は 、次 条 から 第 八 条 まで の 規 定 に よ る 手 続を 実 施 す る 再 生 可 能 エ ネ ル ギ ー 発 電 設 備の 区 分 等 を 指 定す るこ と が
こ と が 、再 生 可 能 エ ネ ル ギ ー 電 気 の 利 用 に 伴 う 電 気 の 使 用者の負担の 軽減を図る上で 有効で あ ると認めるとき
下「 供給価格」と いう。)の額について の 入札により第九条第三項の 認定を受けることができ る者を 決 定する
第四条
(入札を 実施する再生可能エネルギー発電設備の区分等の指定)
第二節
なければならない。
経 済産 業大 臣は 、前 二項 の 規 定に より 価格 目標 を 定 め、 又 は 変 更 し た とき は 、 遅滞 な く 、こ れ を 公 表 し
る と 認 め る と き は 、 調 達 価 格 等 算 定 委 員 会 の 意 見 を 聴 いて 、 価 格 目 標 を 変 更 す る こ と がで き る 。
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経 済産 業大 臣 は 、前 項の 規 定に よる 指定を し ようとす るとき は 、あら かじ め 、当該 指定に係 る 再 生 可能エ
ネルギー発 電 設 備 に 係 る 所 管 に応じて 農林水産大臣、国土交通大臣又は環境大臣に協議し、かつ、調達価格等
算定委員会 の 意 見 を 聴 か な け ればならない。この場合にお いて 、経 済産 業大 臣は 、調達価格 等 算定 委員会の 意
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3
前 三 項 の 規 定 は 、 第 一 項 の 規 定 に よ る 指 定 の 取 消 し に つ いて 準 用 す る 。
経済産業大臣は、前項の規定による告示後速やかに、その旨を 国会に報告しなければならない。
経済産業大臣は、第一項の規定による指定をしたとき は、遅滞なく、その旨を告示しなければならない。
見を尊重するものとする。
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経 済 産 業 大 臣 は 、前 条 第 一 項 の 規 定 に よ る 指 定 を す ると き は 、当 該 指 定 を す る 再 生 可 能 エ ネ ル ギ ー 発
(入札実施指針)
第五条
一
入 札 に 付 す る 再 生 可 能 エ ネ ル ギ ー 発 電 設 備 の 出 力 の 量 ( 第 七 条 第 三 項 及 び 第 五 項 に お いて 「 入 札 量 」
入札の対象とする再生可能エネルギー発電設備の区分等
入札実施指針には、次に掲げる事項を定めなければならない。
電設 備の区分等における 入札の 実施に 関す る 指針(以下「 入札実施 指針」と いう。)を 定めなけれ ばならな い。
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二
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八
七
六
五
四
三
前各号に掲げるもののほか、入札の実施に必要な事項
入札の落札者における第九条第一項の規定による認定の申請の期限
入札に付する再生可能エネルギー発電設備の区分等に係る調達期間
入札に基づく調達価格の額の決定の方法
供 給 価 格 の 額 の 上 限 額 ( 第 五 項 及 び 第 七 条 第 三 項 に お いて 「 供 給 価 格 上 限 額 」 と い う 。 )
入札の参加者が提供すべき 保証金の額並びにその提供の方法及び期限その他保証金に関する事項
入札の参加者の資格に関する基準
という。)
九
経 済 産 業 大 臣 は 、入 札 実 施 指 針 を 定 め る に 当 た って は 、我が国における再生可能エネルギー電気の供給の
量 の 状 況 、再 生 可 能 エ ネ ル ギ ー 発 電 設 備 の 設 置 に 要 す る 費 用の推 移 、エ ネルギー政策基本法( 平成 十四 年法律
第七十一号)第十二条第一項に規定するエネルギー基本計 画 、エ ネ ル ギ ー 需 給 の 長 期 見 通 し そ の 他 の 再 生 可 能
経 済 産 業 大 臣 は 、入 札 実 施 指 針 を 定 め よ う と す る とき は、当該 入 札 実 施 指 針 に 基 づき 実施 さ れ る 入 札 の 対
エネルギー電気をめぐる情勢を勘案するものとする。
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象とする再生可能エネルギー発電設 備に係る所管に応じて 農林 水産大臣、国土交通大臣又は環境大臣に協議し 、
かつ、調達価格等算定委員会の意見を聴かなければならな い。この場合にお いて 、経 済産業大臣は、調達価格
経 済 産 業 大 臣 は 、入 札 実 施 指 針 を 定 め た とき は 、遅滞 な く、これ を 公表しな けれ ばなら な い。ただし 、入
等算定委員会の意見を尊重するものとする。
5
札実施 指針のうち 供給価格 上限額について は 、入札の効 果的な 実施のため必要があると 認めるとき は、公表し
経 済 産 業 大 臣 は 、前 項 の 規 定 に よ る 公 表 後 速 や か に 、入札実施指針(第二項第六号及び第七号に掲げる事
な いこ と がで き る 。
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第 三 項 か ら 前 項 まで の 規 定 は 、 入 札 実 施 指 針 の 変 更 に つ いて 準 用 す る 。
項に係る部分に限る。)を国会に報告しなければならない。
7
入札実施 指針にお いて 定められ た再 生可能エ ネルギー 発電設備の区分等 に係る入 札に参加しようと
(再生可能エネルギー発電事業計画の提出)
第六条
す る 者は 、経 済 産 業 省令で 定 め る とこ ろ に よ り 、第 九 条 第 一項に規定する再生可能エネルギー発電事業計画を
作成し、経済産業大臣に提出しなければならない。
経 済 産 業 大 臣 は 、前 条 の 規 定 に よ り 再 生 可 能 エ ネ ル ギ ー 発 電 事 業 計 画 を 提 出 し た 者 の うち 、当該 再 生
(入札の実施)
第七条
可能エネルギー発電事業計 画が入札実施指針に照らし 適切なもので あると認められる者に対して は 入札に参
加す るこ と がで き る 旨を 、当 該 再 生 可 能 エ ネ ル ギ ー 発 電 事 業計 画 が 入 札 実 施 指 針 に 照ら し 適 切 な も ので あ る と
経済産業 大 臣 は 、前 項 の 規定により入札に参加す るこ と がで き る 旨 の 通 知 を 受 け た 者を 参 加 者と して 、入
認 めら れ な い 者に 対 して は 入 札 に 参 加す るこ と がで き な い 旨を 、 それ ぞれ 通 知 し な けれ ば な ら な い。
2
経 済 産 業 大 臣 は 、入 札 に お いて 、入 札 実 施 指 針 に 定 め る 入 札 量 の 範 囲 内で 、そ の 用 い る 再 生 可 能 エ ネ ル ギ
札実施指針に従い、入札を 実施しなければならない。
3
ー発電設備の 出力及び供給価格を 入札させ、供給価格上限額を超えない供給価格の参加者のうち 、低価の参加
経 済 産 業 大 臣 は 、入 札 に お いて 、同 価 の 入 札を し た 者 が 二 人 以 上 あ る 場 合 に は 、く じで 落 札 者 の 順 位 を 決
者 か ら 順 次 当 該 入 札 量 に 達 す る まで の 参 加 者 を も って 落 札 者 と して 決 定 す る も の と す る 。
4
前 二 項の 場 合に お いて 、最 後の 順 位 の 落 札 者の 再 生 可能 エ ネ ル ギ ー 発 電 設 備 の 出 力 と 他 の 落 札 者 の 再 生 可
定するものとする。
5
能 エ ネ ル ギー 発電 設 備の 出 力との 合計 の 出 力の 量 が 入 札量を 超 え るとき に は 、その 超 え る 分 に つ いて は 、最 後
経 済 産 業 大 臣 は 、再 生 可 能 エ ネ ル ギ ー 電 気 の 利 用 に 係る電気の使用者の利益の確保を図る観点から 供給価
の 順 位 の 落 札 者 に お いて 、 落 札 が な か っ た も の と す る 。
6
格 以 外 の 要 素を 勘 案 して 落 札 者を 決 定す るこ と が 特 に 必 要で あると 認めるとき は、政令で 定 めるところ に より、
経 済 産 業 大 臣 は 、第 三 項 又 は 前 項 の 規 定 に よ り 落 札 者を 決 定し たとき は 、落 札 者に その 旨を 通 知 し な けれ
前 三 項 の 規 定 に よ る 方 法 以 外 の 方 法で 落 札 者を 決 定す るこ と がで き る 。
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8
入札に参加しようとする者は、実費を勘案して 政令で 定める額の手数料を 国に納付しなければならな い。
経済産業大臣は、入札の実施後、速やかに、入札の結果を公表しなければならない。
ばならない。
9
経済産業大臣は、その指定する者(以下「指定入札機関」という。)に、入札の実施に関する業務(以
第八条
経 済 産 業 大 臣 は 、入 札 実 施 指 針 に 従 い 、入札 の 結 果 を 踏 ま え 、入札 の 落 札 者 に お け る 再 生 可 能 エ ネ ル
(入札の落札者における調達価格等)
下 「 入 札 業 務 」 と い う 。 ) を 行 わ せ る こ と がで き る 。
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第三条第十項及び第十一項の規定は、前 項の調達価格 等 に つ いて 準用 す る 。こ の 場 合 に お いて 、同 条 第 十
ギー発電設備に係る調達価格等を定め、これを告示しなければならない。
2
再生可能エネルギー発電事業計画の認定等
一項中「第七項」とあるのは、「第三条第七項」と読み替えるものとする。
第三節
自ら が 維 持 し 、及び運 用する再生可能エネルギー発電 設 備を 用 いて 発電 し た 再 生 可能エ ネ ル ギー 電 気
(再生可能エネルギー発電事業計画の認定)
第九条
を特定契約に よ り 電 気 事 業 者 に対し 供給する事業(以下「再生可能エネルギー発電事業」という。)を 行おう
と す る 者 は 、再 生 可 能 エ ネ ル ギ ー 発 電 設 備 ご と に 、経 済 産業省令で 定めるところにより、再生可能エネルギー
発電事業の 実施に関する計画(以下「再生可能エネルギー 発電事業計画」と いう。)を 作成し、経 済産業大臣
一
申 請 者 が 法 人で あ る 場 合 に お いて は 、 そ の 役 員 ( 業 務 を 執 行 す る 社 員 、 取 締 役 、 執 行 役 又 は こ れ ら に
申請者の氏名又は名称及び住所並びに法人にあって は、その代表者の氏名
再生可能エネルギー発電事業計画には、次に掲げる事項を記載しなければならない。
の 認 定を 申 請 す るこ と がで き る 。
2
二
3
準ず る 者を い い 、相談 役 、顧 問 そ の 他 い かな る 名称 を 有す る 者で あ る かを 問 わ ず 、法 人 に 対 し 業 務を 執行
す る 社員 、取締 役 、執行 役又 はこ れ ら に 準ず る 者と 同 等 以 上の 支 配 力を 有す る も の と 認 めら れ る 者を 含む 。
再生可能エネルギー発電事業の内容及び実施時期
次 項 第 四 号 ロ に お いて 同 じ 。 ) の 氏 名
三
再生可能エネルギー発電事業の用に供する再生可能エネルギー発電設備に係る再生可能エネルギー発
その他経済産業省令で 定める事項
の管理の方法その他再生可能エネルギー発電設備に関する事項
再生可能エネルギー発電事業の用に供する再生可能エネルギー発電設備の設置の場所、その出力、そ
運用する電線路との電気的な接続に関する事項
再生可能エネルギー発電事業の用に供する再生可能エネルギー発電設備と電気事業者が維持し、及び
電設備の区分等
四
五
六
七
経 済 産 業 大 臣 は 、第 一 項 の 規 定 に よ る 申 請 が あ っ た 場 合 に お いて 、その 申 請 に 係 る 再 生 可 能 エ ネ ル ギ ー 発
電事業計画が次の各号のいずれ にも適合するもので あると認めるとき は 、その認定をするものとする。
一
再 生 可 能 エ ネ ル ギ ー 発 電 事 業 の 内 容 が 、 電 気 に つ いて エ ネ ル ギ ー 源 と して の 再 生 可 能 エ ネ ル ギ ー 電 気
再生可能エネルギー発電事業が円滑かつ確実に実施されると見込まれるもので あること。
の利用の促進に資するものとして 経 済産業省令で 定める基準に適合するもので あ ること。
二
再生可能エネルギー発電設備が、安定的かつ効率的に再生可能エネルギー電気を 発電することが可能
ロ
イ
再生可能エネルギー発電設備が第四条第一項の規定による指定をした再生可能エネルギー発電設備の
法 人で あ って 、 そ の 役 員 の う ち に イ に 該 当 す る 者 が あ る も の
を受けることがな くなった日から二年を 経過しない者
この法律又は電気事業法の規定に違反し、罰金以上の刑に処せられ 、その 執行を 終わり、又は執行
申請 者が次の いずれ にも該当しな いこと。
で あ ると見込まれ るものとして 経済産業省令で 定 める基準に適合す ること。
三
四
五
イ
第 六 条 の 規 定 に よ り 提 出 さ れ た 再 生 可 能 エ ネ ル ギ ー 発 電 事 業 計 画 に つ いて 経 済 産 業 省 令で 定 め る 重
申 請 が 第 五 条 第 二 項 第 八 号 に 掲 げ る 期 限 まで に 行 わ れ た も ので あ る こ と 。
区 分 等 に 該 当 す る 場 合 に お いて は 、 次 の い ず れ に も 該 当 す る こ と 。
ロ
4
ハ
要な 事項の変更がな いこ と。
申 請 者 が 第 七 条 第 七 項 の 規 定 に よ る 通 知 を 受 け た 者で あ る こ と 。
経 済 産 業 大 臣 は 、前 項 の 認 定 を し よ う と す る 場 合 に お いて 、当該 認 定 の 申 請 に 係 る 再 生 可 能 エ ネ ル ギ ー 発
電 設 備を 用 い た 発 電 が バ イ オ マ ス を 電 気 に 変 換 す る も ので あ る とき は 、政 令で 定 め る と こ ろ に よ り 、あら かじ
経 済 産 業 大 臣 は 、第 三 項 の 認 定 を し た とき は 、経 済 産 業省令で 定めるところにより、当該認定に係る再生
め、農林水産大臣、国土交通大臣又は環境大臣に協議しなければならない。
5
経済産業大臣は、第三項第一号の経済産業省令(発電 に 利 用す るこ と がで き る バ イ オ マ ス に 係 る 部 分 に 限
可能エネルギー発電事業計画に記載された事項のうち経済産業省令で 定めるものを公表するものとする。
6
る 。)を 定 め 、又 は こ れ を 変 更 し よ う と す る と き は 、あ ら かじ め、農林 水産大 臣 、国土 交通大 臣 及び 環境大 臣
に協議しなければならない。
認定事業者は、前 条第二項第三号から第六号まで に掲げる事項を変更しようとするとき は 、経 済産業
(再生可能エネルギー発電事業計画の変更等)
第十条
省令で 定 めるところ に より、経 済産業大臣の 認定を 受けなけれ ばならな い。ただし 、経済産業省令で 定 める 軽
認定事業者は、前 項ただし書の経済産業省令で 定 める軽微な変更を しようとするとき は、経済産業省令で
微 な 変 更 に つ いて は 、こ の 限 りで な い 。
2
認定事 業 者 は 、前 条 第 二 項第一号、第二号又は第七号に掲げる事項を変更したときは、経 済産業省令で 定
定めるところにより、あらかじめ、その旨を経済産業大臣に届け出なければならない。
3
4
前 条 第 五 項 の 規 定 は 、 第 三 項 の 規 定 に よ る 届 出 に つ いて 準 用 す る 。
前 条 第 三 項 ( 第 五 号 イ 及 び ハ を 除 く 。 ) か ら 第 五 項 まで の 規 定 は 、 第 一 項 の 認 定 に つ いて 準 用 す る 。
めるところにより、遅滞なく、その旨を経済産業大臣に届け出なければならない。
5
認 定 事 業 者 は 、第九 条 第 三 項 の 認 定 を 受 け た 再 生 可 能 エ ネ ル ギ ー 発 電 事 業 計 画(前 条 第 一 項 の 規 定
(事業の廃止の届出)
第十一条
に よ る 変 更の 認 定又 は 同 条 第 二 項 若 し く は 第 三 項 の 規 定 に よ る 変 更 の 届 出 が あ っ た とき は 、その 変 更 後の も の 。
以下「認定計画」と いう。)に係る再生可能エネルギー発電事業を廃止しようとするときは、あらかじめ、そ
の旨を経済産業大臣に届け出なければならない。
(指導及び助言)
第十二条
経 済 産 業 大 臣 は 、認 定 事 業 者 に 対 し 、認定 計 画 に 係 る 再 生 可 能 エ ネ ル ギ ー 発 電 事 業 の 適 確 な 実 施 に
必要な指導及び助言を行うものとする。
経済産業大臣は、認定事業者が認定計画に従って 再生可能エネルギー発電事業を 実施して いないと
(改善命令)
第十三条
認 め る と き は 、当該 認 定 事 業 者 に 対 し 、相 当 の 期 限 を 定 めて 、その 改 善に 必要な 措置を と るべき こ とを 命ず る
こ と がで き る 。
第九 条 第 三 項 の 認定(第十条第一項の変更の 認定を含む。次条において 同じ。)は、認定事業者が
(認定の失効)
第十四条
認定計画に係る再生可能エネルギー発電事業を廃止したときは、その効力を 失う。
経済産業大臣は、次の各号のいずれ かに該当すると認めるとき は、第九条第三項の認定を取り消す
(認定の取消し)
第十五条
認 定 事 業 者 が 認 定 計 画 に 従 って 再 生 可 能 エ ネ ル ギ ー 発 電 事 業 を 行 って いな い と き 。
こ と がで き る 。
一
二
認定事業者が第十三条の規定による命令に違反したとき。
認 定 計 画 が 第 九 条 第 三 項 第 一 号 か ら 第 四 号 まで の い ず れ か に 適 合 し な く な っ た と き 。
電気事業者の義務等
三
第四節
電 気 事 業 者は 、自ら が 維 持し 、及 び運 用す る 電 線 路 と 認 定 発電 設 備と を 電 気 的 に 接 続し 、又 は 接 続
(特定契約の申込みに応ずる義務)
第十六条
し よ う と す る 認 定 事 業 者 か ら 、当 該 再 生 可 能 エ ネ ル ギ ー 電 気 に つ いて 特 定 契 約 の 申 込 み が あ っ た と き は 、そ の
内容が当該電気事 業者の利益を不当に害するおそれがあるとき その他の 経済産業省令で 定 める正当な理由が
経 済 産 業 大 臣 は 、電 気 事 業 者 に 対 し 、特 定 契 約 の 円 滑 な 締 結 の た め 必 要 が あ る と 認 め る とき は 、そ の 締 結
ある場 合を 除き 、特 定契約の 締 結を 拒んで はなら な い。
2
経 済 産 業大 臣 は 、正 当 な 理 由 が な くて 特 定 契 約 の 締 結 に 応じ な い 電 気 事 業 者 が あ る とき は 、当 該 電 気 事 業
に 関し 必 要な 指導 及 び 助 言を す るこ と がで き る 。
3
経 済 産 業 大 臣 は 、前 項 に 規 定 す る 勧 告 を 受 け た 電 気 事 業 者 が 、正 当 な 理 由 が な くて その 勧 告 に 係 る 措 置 を
者 に 対 し 、 特 定 契 約 の 締 結 に 応 ず べ き 旨 の 勧 告 を す る こ と がで き る 。
4
と ら な か っ た と き は 、 当 該 電 気 事 業 者 に 対 し 、 そ の 勧告 に 係 る 措 置 を と る べ き こ と を 命 ず る こ と がで き る 。
電 気 事 業 者 は 、特 定 契 約 に 基 づき 調 達 す る 再 生 可 能 エ ネ ル ギ ー 電 気 に つ いて 、電 気 に つ いて エ ネ ル
(再生可能エネルギー電気の供給又は使用の義務)
第十七条
ギー源として の再生可能エネルギー源の 利用を促進するための 基準として 経済産業省令で 定める基準に 従い 、
二
一
経 済 産 業 大 臣 は 、電 気 事 業 者 が 前 項 の 基 準 に 従 って 特 定 契 約 に 基 づき 調 達す る 再 生 可 能 エ ネ ル ギ ー 電 気を
に お いて 同 じ 。 ) の 用 に 供す る 電 気 と して 供 給 す る 方 法
じ 。)に 対し 、その 行 う小 売 供給(同 法 第 二条第 一 項第 一 号 に 規 定 す る 小 売 供 給 を い う 。第 二 十 条 第 一 項
は 登 録特 定 送配 電 事 業 者(同 法 第 二 十 七 条の 十九 第 一 項 に 規 定す る 登 録特 定 送配電 事 業 者を いう 。以 下 同
小売電気事業者(電気事業法第二条第一項第三号に規定する小売電気事業者を いう。以下同じ。)又
取引により供給する方法
規 定 す る 卸 電 力 取 引 市 場 を い う 。次 条 第 三 項 第 一 号 及 び 第 二 十 九 条 第 三 号 に お いて 同じ 。)にお け る 売 買
卸電力取引市場(電気事業法第九十七条に規定する卸電力取引所が開設する同法第九十八条第一号に
次の各号に掲げる方法のいずれ かにより供給し、又は使用しなければならない。
2
供給せず、又 は使用して いな いと 認めるとき は、当該電 気事業者に対し、同 項の 基準に従って 供給し、又は使
用す べき こ と を 命ず るこ と がで き る 。
電 気 事 業 者 は 、前 条第一項第二号に掲げる方法による供給(以下「再生可能エネルギー電気卸供給」
(再生可能エネルギー電気卸供給約款)
第十八条
という。)に係る 料 金 そ の 他の 供給条件について 、経 済産業省令で 定めるところにより、再生可能エネルギー
電 気事業者は、前 項の規定による届出をした再生可能エネルギー電 気卸供給約款以外の 供給条件により再
電 気 卸供給約 款を 定め、経 済産業大臣に 届け 出なけれ ばならな い。これを 変 更し ようとす るとき も 、同 様とす
る。
2
生 可 能 エ ネ ル ギ ー 電 気 卸 供 給を 行 って はな ら な い 。ただ し 、その 再 生 可 能 エ ネ ル ギ ー 電 気 卸 供 給 約 款 に よ り 難
い 特 別 の 事 情 が あ る 場 合 に お いて 、経 済 産 業 大 臣 の 承 認を 受 け た 料 金 そ の 他 の 供 給 条 件 に よ り 再 生 可 能 エ ネ ル
経 済 産 業 大 臣 は 、再 生 可 能 エ ネ ル ギ ー 電 気 卸 供 給 約 款が次の各号のいずれ かに該当しないと認めるとき は、
ギ ー 電 気 卸 供 給 を 行 う と き は 、こ の 限 りで な い 。
3
当該電気事業者に対し、相当の 期限を 定 め、その再生可能エネルギー電気卸供給約款を変更すべきことを 命ず
一
電気事業者並びに小売電気事業者及び登録特定送配電事業者の責任に関する事項並びに電気計器その
料金の 水 準が 卸電 力取引 市 場 に お け る 電 力の 売 買 取 引 の 価格 の 水 準と 同 程 度の もので あ るこ と 。
三
料 金 以 外 の 供 給 条 件 が 社 会 的 経 済 的 事 情 に 照 ら して 著 し く 不 適 切で あ り 、 再 生 可 能 エ ネ ル ギ ー 電 気 卸
特 定の 者に 対 して 不 当 な 差 別 的 取 扱 いを す る もので な いこ と 。
電 気 事 業 者 は 、第 一 項 の 規 定 に よ り 再 生 可 能 エ ネ ル ギ ー 電 気 卸 供 給 約 款 の 届 出を し た とき は 、経 済 産 業 省
な いこ と 。
供給約款により再生可能エネルギー電気卸供給を受け る者の利益を著しく阻害するおそれ があるもので
四
他の用品及び配線工事その 他の工事に関する費用の負担の方法が適正かつ明確に定められて いること。
二
る こ と がで き る 。
4
令で 定めるところにより、その再生可能エネルギー電気卸供給約款を 公表しなければならない。
一 般 送配電 事業 者は 、特 定契 約に 基づき 調 達す る再 生可 能エ ネル ギー 電 気の 供 給又 は使 用 に 関し 、
(禁止行為等)
第十九条
次に掲げる行為をして はならない。
2
一
二
特定契約に基づき 調達する再生可能エネルギー電気の 供給に関して 知り得た認定事業者又は小売電気
事 業 者 若 し く は 登 録 特 定 送 配 電 事 業 者 に 関す る 情 報を 当 該 供 給 に 係 る 業 務 及 び 託 送 供 給(電 気 事 業 法 第 二
条第一項 第 六 号 に 規 定 す る託送供給をいう。次項第一号において 同じ。)又 は電力量 調整供給(同条第 一
項第七号に規定する電力量調整供給を いう。)の 業務の 用 に 供す る 目 的 以 外 の た め に 利 用 し 、又 は 提 供す
ること。
特定契約に基づき 調達する再生可能エネルギー電気を 供給し、又は使用するとき に、特定の者に対し
、不当 に優 先的な 取扱 いを し 、若し くは 利益を 与 え 、又 は 不 当 に 不 利 な 取 扱 い を し 、若 し く は 不 利 益 を 与
えること。
特 定 送配電 事 業 者は 、特 定 契 約 に 基づき 調 達す る 再 生 可能エネルギー電 気の 供給又は使用に関し 、次に掲
特定契約に基づき 調達する再生可能エネルギー電気の 供給に関して 知り得た認定事業者又は小売電気
げ る 行 為 を して はな ら な い 。
一
事業者若しくは登録特定送配電事業者に関する情報を当該供給に係る業務及び託 送供給の 業務の用に供
する目的以外のために利用し、又は提供すること。
3
二
特定契約に基づき 調達する再生可能エネルギー電気を 供給し、又は使用するとき に、特定の者に対し
、不当 に優 先的な 取扱 いを し 、若し くは 利益を 与 え 、又 は 不 当 に 不 利 な 取 扱 い を し 、若 し く は 不 利 益 を 与
えること。
経 済 産 業 大 臣 は 、前 二 項 の 規 定 に 違 反 す る 行 為 が あ る と 認 め る とき は 、電 気 事 業 者 に 対 し 、当該 行 為 の 停
止 又 は 変 更 を 命 ず る こ と がで き る 。
小 売 電 気 事 業 者 及 び 登 録 特 定 送 配 電 事 業 者 は 、電 気 に つ いて エ ネ ル ギ ー 源 と して の 再 生 可 能 エ ネ ル
(小売電気事業者及び登録特定送配電事業者の再生可能エネルギー電気の利用に関する努力義務等)
第二十条
ギー源の 利用を促進するため、特定契約に基づき 調達され る 再 生 可 能 エ ネ ル ギ ー 電 気 を そ の 行 う 小 売 供 給 の 用
経 済 産 業 大 臣 は 、電 気 に つ いて エ ネ ル ギ ー 源 と して の再 生 可 能 エ ネ ル ギ ー 源 の 円 滑 な 利 用 を 促 進 す る た め
に 供す る 電 気と して 利用す る よう 努 めな けれ ば な ら な い 。
2
必要があると認めるとき は 、小 売電気事業者及び登録特定送配電事業者に対し、特定契約に基づき 調達され る
電力・ガス取引監視等委員会
再 生 可 能 エ ネ ル ギー 電 気の 利 用 に 関し 必 要な 指導 及 び 助 言を す るこ と がで き る 。
第五節
経 済 産 業 大 臣 は 、第 十 七 条 第 二 項 、第 十 八 条 第 三 項 若 し く は 第 十 九 条 第 三 項 の 規 定 に よ る 命 令 又
(意見の聴取)
第二十一条
は 第 十 八 条 第 二 項 た だ し 書 の 規 定 に よ る 承 認を し よ う と す る 場 合 に は 、あ ら かじ め 、電 力・ガス 取 引 監 視 等 委
委員会は 、第 二十六 条第一項又は第二項の規 定により委任され た第七十六 条第一項の規 定による
委員会は、前項の規定により意見を述べたときは、遅滞なく、その内容を公表しなければならない。
員 会 ( 以 下 こ の 節 に お いて 「 委 員 会 」 と い う 。 ) の 意 見 を 聴 か な け れ ば な ら な い 。
2
(勧告)
第二十二条
権限を 行 使 し た 場 合にお いて 、電 力の 適 正 な 取 引 の 確保 を 図 る た め 必 要 が あ る と 認 める とき は 、電 気 事 業 者に
委 員 会 は 、前 項 の 規 定 に よ る 勧 告 を し た 場 合 に お いて 、当該 勧 告 を 受 け た 電 気 事 業 者 が 、正 当 な 理 由 が な
対 し 、必要 な 勧 告 を す る こ と がで き る 。た だ し 、次 条 第 一 項 の 規 定 に よ る 勧 告 を し た 場 合 は 、こ の 限 りで な い 。
2
委員会は 、前 項の規 定による報告をした場合には 、経 済産業大臣に対し 、当該 報告に基づいて とった措置
く 、 そ の 勧 告 に 従 わ な か っ た と き は 、 そ の 旨を 経 済 産 業大 臣 に 報告す る もの とす る 。
3
に つ いて 報 告 を 求 め る こ と がで き る 。
第二十三条
委員会は 、第 二十六 条第一項又は第二項の規 定により委任され た第七十六 条第一項の規 定による
権限を 行 使 し た 場 合にお いて 、電 力の 適 正 な 取 引 の 確保 を 図 る た め特 に 必 要 が あ る と 認 めるとき は 、経 済 産 業
大 臣 に 対 し 、必 要 な 勧 告 を す る こ と がで き る。ただ し 、前 条 第 一 項 の 規 定 に よ る 勧 告 を し た 場 合 は 、こ の 限 り
2
委 員 会 は 、第 一 項 の 規 定 に よ る 勧 告 を し た 場 合 に は 、経 済 産 業 大 臣 に 対 し 、当 該 勧 告 に 基 づ いて と っ た 措
委員会は、前項の規定による勧告をしたとき は、遅滞なく、その内容を 公表しなければならない。
でない。
3
委 員 会 は 、こ の 法 律の 規 定 に よ り そ の 権限 に 属 させられ た 事項に関し、必要があると認めるとき
置 に つ いて 報 告 を 求 め る こ と がで き る 。
(建議)
第二十四条
2
委 員 会 は 、第 一 項 の 規 定 に よ る 建 議 を し た 場 合 に は 、経 済 産 業 大 臣 に 対 し 、当 該 建 議 に 基 づき 講じ た 施 策
委員会は、前項の規定による建議をしたときは、遅滞なく、その内容を公表しなければならない。
は 、 電 力 の 適 正 な 取 引 の 確 保 を 図 る た め 講 ず べき 施 策 に つ いて 経 済 産 業大 臣 に 建 議 す る こ と がで き る 。
3
に つ いて 報 告 を 求 め る こ と がで き る 。
委 員 会 は 、こ の 法 律の 規 定 に よ り そ の 権限 に 属 させ ら れ た 事 項 を 処 理 す る た め 必 要 が あ る と 認 め
(資料の提出等の要求)
第二十五条
る とき は 、関係 行 政 機 関の 長その 他の 関係 者に 対 し 、資 料の 提 出 、意 見の 表 明 、説 明 そ の 他の 必 要な 協 力を 求
め る こ と がで き る 。
経 済 産 業 大 臣 は 、電 気 事 業 者 に 対 す る 第 七 十 六 条第一項の規定による権限(第十七条第二項、第
(権限の委任)
第二十六条
十 八 条 第 三 項 又 は 第 十 九 条 第 三 項 の 規 定 に 関す る も の に 限 る 。)を 委 員 会 に 委 任 す る 。ただ し 、報告 を 命 ず る
経済産業大臣は、政令で 定 めるところ に より、電 気事業者に対する第七十六条第一項の規定による権限(第
権限は、経済産業大臣が自ら行うことを妨げない。
2
委員 会 は 、前 項の 規 定に より 委任 され た 権限を 行 使 し たとき は 、速や かに 、その 結果に つ いて 経 済産 業大
十 八 条 第 二 項 た だ し 書 の 規 定 に 関す る も の に 限 る 。 ) を 委 員 会 に 委 任 す るこ と がで き る 。
3
委員会は 、政令で 定めるところ により、第一項又は第二項の規 定により委任され た権限を 経済産業局長に
臣に報告するものとする。
4
前 項 の 規 定 に よ り 経 済 産 業 局 長 に 委 任 され た 権 限 に 係 る 事 務 に 関 して は 、委員 会 が 経 済 産 業 局 長を 指 揮 監
委 任 す る こ と がで き る 。
5
督する。
委員会が前条第一項又は第二項の規定により委任された第七十六条第一項の規定により行う報
(委員会に対する審査請求)
第二十七条
告の 命令(前 条第四項の規定により経済産業局長が行う場 合を 含む 。)に つ いて の 審 査 請 求 は 、委員 会 に 対 し
電気事業者における費用負担の調整
て の み行 うこ と がで き る 。
第三章
第 五 十 五 条 第 一 項 に 規 定 す る 費 用 負 担 調 整 機 関 ( 以 下 こ の 章 に お いて 単 に 「 費 用 負 担 調 整 機 関 」
(交付金の交付)
第二十八条
と い う 。)は、各 電 気 事 業 者 に お け る 特 定 契 約 に 基 づ く 再 生 可 能 エ ネ ル ギ ー 電 気 の 調 達 に 係 る 費 用 負 担を 調 整
前項の交付金(以下単に「交付金」という。)は 、第三十一条第一項の規定により費用負担調整機関が徴
するため、経済産業省令で 定める期間ごとに、電気事業者に対して 、交付金を交付する。
2
収 す る 納 付 金 及 び 第 三 十 八 条 の 規 定 に よ り 政 府 が 講 ず る 予 算 上 の 措 置 に 係 る 資 金 を も って 充て る 。
前 条 第 一 項 の 規 定 に よ り 電 気 事 業 者 に 対 して 交 付 され る 交 付 金 の 額 は 、同 項 の 経 済 産 業 省 令で 定
(交付金の額)
第二十九条
め る 期 間 ご と に 、第 一 号 に 掲 げ る 額 から 第 二 号 から 第四号まで に掲げる額の合計額を控除して 得た額を 基礎と
当 該 電 気 事 業 者 が 特 定 契 約 に 基 づ き 調 達 す る 再 生 可 能 エ ネ ル ギ ー 電 気 に つ いて 卸 電 力 取 引 市 場 に お け
業省令で 定める方法により算定した額
気を自ら 発電し、又は 調達するとしたならばその発電又は 調達に要することとなる費用の額として 経済産
当該電気事業者が特定契約に基づき調達する再生可能エネルギー電気を使用した量に相当する量の電
て 得た額の 合計額
を いう。第三十二条第四項及び第三十五条第二項にお いて 同じ。)に当該特定契約に係る調達価格を 乗じ
当 該 電 気 事 業 者 が 特 定 契 約 に 基 づ き 調 達 す る 再 生 可 能 エ ネ ル ギ ー 電 気 の 量 ( キ ロ ワ ッ ト 時で 表し た 量
して 経済産業省令で 定 める方法により算定した額とする。
一
二
三
る売買取引により得られる収入の額として 経済産業省令で 定める方法により算定した額
四
当該電気事業者が再生可能エネルギー電気卸供給を行うことにより得られる収入の額として 経 済産業
省令で 定める方法により算定した額
費 用 負 担 調 整 機 関 は 、第 二 十 八 条 第 一 項 の 経 済 産 業 省 令で 定 め る 期 間 ご と に 、各 電 気 事 業 者 に 対 し
(交付金の額の決定、通知等)
第三十条
交 付 す べき 交 付 金 の 額 を 決 定 し 、当該 各 電 気 事 業 者 に 対 し 、その 者 に 対 し 交 付 す べき 交 付 金 の 額 そ の 他 必 要 な
費用負担調整機関は、交付金の額を 算定するため必要 があるとき は 、電 気事業者に対し、資料の提出を求
事項を通知しなければならない。
2
め る こ と がで き る 。
費 用 負 担 調 整 機 関 は 、第 五 十 五 条 第 二 項 に 規 定 す る 業 務 に 要 す る 費 用 及 び 当 該 業 務 に 関 す る 事 務
(納付金の徴収及び納付義務)
第三十一条
の処理に要する費用(次条第二項において「事務費」という。)に 充て るため、経済産業省令で 定 める期間ご
と に 、小 売 電 気 事 業 者 等(小 売 電 気 事 業 者 、一 般 送 配 電 事 業 者 及 び 登 録 特 定 送 配 電 事 業 者 を い う 。以 下 同 じ 。)
から、納付金を徴収する。
2
小売電気事業者等は、前項の納付金(以下単に「納付金」という。)を納付する義務を負う。
前 条 第 一 項 の 規 定 に よ り 小 売 電 気 事 業 者 等 から 徴 収 す る 納 付 金 の 額 は 、同 項 の 経 済 産 業 省 令で 定
(納付金の額)
第三十二条
め る 期 間 ご と に 、当 該 小 売 電 気 事 業 者 等 が 電 気の 使 用 者 に 供 給 し た 電 気の 量( キ ロ ワ ッ ト 時で 表し た 量 を い う 。
以下同じ。)に当該 期 間の 属する年度における納付金単価を 乗じて 得た額を 基礎とし 、第三 十七 条第 一 項の 規
定による 認定を受けた事業所に係る電気の使 用者に対 し 支 払を 請 求す る こ と がで き る 第 三 十 六 条の 賦課金の
前 項 の 納 付 金 単 価 は 、毎 年 度 、当 該 年 度 の 開 始 前 に 、経 済 産 業 大 臣 が 、当 該 年 度 に お いて 全て の 電 気 事 業
額を勘案して 経済産業省令で 定 める方法により算定した額とする。
2
者に交付 される交付金の見込額の合計額に当該年度に おける事務費の見込額を 加えて 得た額を当該 年度にお
ける全て の小売電 気事業者等が電気の使用者に供給す ることが 見込まれ る電 気の 量の 合計 量で 除して 得た電
気の一キ ロ ワ ッ ト 時 当 た り の 額を 基礎とし、前々年度における全て の電気事業者に係る交付金の合計額と納付
小売電気 事 業 者 等 は 、毎 年度、経済産業省令で 定 めるところにより、納付金の額及び納付金単価を算定す
金の合計額との過不足額その他の事情を勘案して 定めるものとする。
3
るた めの 資料として 、小 売電 気事業者等が電 気の使 用 者に 供給し た電 気の量 に 関す る 事項、第三 十七条第一項
の規定に よる認定を受けた事業所に係る電気の使用者 に 対 し 支 払を請 求 す るこ と がで き る 第 三 十 六 条の賦課
電 気 事 業 者 は 、毎 年 度 、経 済 産 業 省 令で 定 め る と こ ろ に よ り 、納 付 金 の 額 及 び 納 付 金 単 価 を 算 定 す る た め
金の額に関する事項その他の経済産業省令で 定める事項を経済産業大臣に届け出なければならない。
4
の資料として 、特 定契約に基づき 調達した再生可能エネルギー電気の量に関する事項その 他の経済産業省令で
経済産業大臣は、納付金単価を定めたときは、遅滞なく、これを告示しなければならない。
定める事項を 経済産業大臣に届け出なければならない。
5
費 用 負 担 調 整 機 関 は 、第 三 十 一 条 第 一 項 の 経 済 産 業 省 令で 定 め る 期 間 ご と に 、各 小 売 電 気 事 業 者
(納付金の額の決定、通知等)
第三十三条
等 が 納 付 す べき 納 付 金 の 額 を 決 定 し 、当該 各 小 売 電 気 事 業者 等 に 対 し 、そ の 者 が 納 付 す べき 納 付 金 の 額 及 び 納
第 三 十 条 第 二 項 の 規 定 は 、納 付 金 に つ いて 準用 す る 。こ の 場 合 に お いて 、同 項 中「 電 気 事 業 者 」と あ る の
付期限その他必要な事項を通知しなければならない。
2
は、「次条第一項に規定する小売電気事業者等」と読み替えるものとする。
費 用 負 担 調 整 機 関 は 、前 条 第 一 項 の 規 定 に よ る 通 知 を 受 け た 小 売 電 気 事 業 者 等 が そ の 納 付 期 限 ま
(納付金の納付の督促等)
第三十四条
費 用 負 担 調 整 機 関 は 、前 項の 規 定 に よ り 督 促 し た とき は 、そ の 督 促 に 係 る 納 付 金 の 額 に 納 付 期限 の 翌 日 か
で に納付金を納付しないときは、督促状により期限を 指定して その納付を督促しなければならない。
2
ら そ の 納 付 の 日 まで の 日 数 に 応じ 年 十 四・五 パ ー セ ン ト の 割 合を 乗じて 計 算 し た 金 額 の 延 滞 金 を 徴 収 す る こ と
費 用 負 担 調 整 機 関 は 、第 一 項 の 規 定 に よ る 督 促 を 受 け た 小 売 電 気 事 業 者 等 が 同 項 の 規 定 に よ り 指 定 され た
がで き る 。
3
経 済 産 業 大 臣 は 、前 項 の 規 定 に よ る 通 知 を 受 け た とき は 、直ち に 、当 該 小 売 電 気 事 業 者 等 の 氏 名又 は 名称
期 限 まで に そ の 納 付 す べ き 金 額 を 納 付 し な い とき は 、直ち に 、そ の 旨 を 経 済 産 業 大 臣 に 通 知 し な け れ ば な ら な
い。
4
及び当該 小売電 気 事業者等 が第一項の規定に より指定 され た期限まで に その納付すべき 金 額を納付 して いな
い旨を公表しなければならない。
(帳簿)
第三十五条
小売 電 気 事 業 者 等は、経済産業省令で 定 めるところにより、電 気の使用者に供給した電気の量そ
電気事 業 者 は 、経 済産 業 省令で 定めるところにより、特定契約ごとの 調達した再生可能エネルギー電気の
の他の経済産業省令で 定める事項を 記載した帳簿を 備え 付 け 、これ を 保 存しな けれ ばなら な い。
2
量その他の経済産業省令で 定める事項を 記載した帳簿を 備え 付 け 、これ を 保 存しな けれ ばなら な い。
小 売 電 気 事 業 者 等 は 、納 付 金 に 充て る た め 、当 該 小 売 電 気 事 業 者 等 から 電 気 の 供 給を 受 け る 電 気
(賦課金の請求)
第三十六条
前 項の 規 定 に よ り 電 気の 使 用 者に 対 し 支 払を 請 求す るこ と がで き る 賦課 金 の 額 は 、当該 小 売 電 気 事 業 者 等
の 使 用 者 に 対 し 、 当 該 電 気の 供 給 の 対 価 の 一 部 と して 、 賦 課 金 を 支 払 う べ き こ と を 請 求 す る こ と がで き る 。
2
が当該電 気の使用 者に供給した電気の量に当該電気の 供給をし た年度における納付金単価に相当す る金額を
乗じて 得た額とする。
経 済 産 業 大 臣 は 、毎 年 度 、当 該 年 度 の 開 始 前 に 、経 済 産 業 省 令で 定 め る と こ ろ に よ り 、当該 事 業
(賦課金に係る特例)
第三十七条
の電気の使 用 に 係 る 原 単 位(売上高千円当たりの電気の使用量(キロワット時で 表した量をいい、小売電気事
業 者 等 か ら 供 給 を 受 け た 電 気 の 使 用 量 に 限 る 。以下 こ の 条及 び 第 七 十 六 条 第 二 項 に お いて 同 じ 。)を いう 。以
下こ の 条にお いて 同じ 。)が 、当 該 事 業が 製 造 業に 属す る もので あ る 場 合にあ って は 製 造 業に係 る 電 気の 使 用
に 係 る 原 単 位 の 平 均 の 八 倍 を 超 え る 事 業 、当該 事 業 が 製 造 業 以 外 の 業種 に 属す る も ので あ る 場 合 に あ って は 製
造 業 以 外 の 業種 に 係 る 電 気の 使 用 に 係 る 原 単 位 の 平 均の 政 令で 定 め る 倍 数 を 超 え る 事 業を 行 う 者で あ って 、当
該 事 業の 電 気の 使 用 に 係 る 原 単 位 の 改 善 の た め に 経 済 産業省令で 定める 基準に適 合す る取組を行うものから
の 申 請 に よ り 、年 間の 当 該 事 業 に 係 る 電 気 の 使 用 量 が 政 令で 定 め る 量 を 超 え る 事 業 所 に つ いて 、我 が 国 の 国 際
競争力の強化を図る観点から 、前条の賦課金の負担が当該 事 業 者の 事 業 活 動 の 継 続 に 与 え る 影 響 に 特 に 配 慮す
前 項 の 規 定 に か かわ ら ず 、同 項 の 申 請 者 が 第 五 項 の 規 定 に よ り 認 定を 取 り 消 され 、その 取 消 し の 日 から 起
る必要がある事業所として 認定するものとする。
2
前 条 第 二 項の 規 定 に か かわ ら ず 、第 一 項の 規 定 に よる 認 定 に 係 る 年 度 に お いて 、同 条 第 一 項 の 規 定 に よ り
算 して 五 年 を 経 過 し な い 者で あ る 場 合 に は 、 経 済 産 業 大 臣 は 、 前 項 の 認 定 を して は な ら な い 。
3
第 一 項の 規 定 に よ る 認 定を 受 け た 事 業 所 に 係 る 支 払を 請 求す るこ と がで き る 賦課 金 の 額 は 、同 条 第 二 項の 規 定
により算定された額から、第一号に掲げる額に第二号 に掲げる割合を 乗じて 得た額を減じた額とする。
4
一
二
小売電気事業者等が供給した当該事業所の当該認定に係る事業に係る電気の使用量に当該年度におけ
る納付金単価を 乗じて 得た額
事業の種類及び事業者による当該事業の電気の使用に係る原単位の改善に向けた取組の状況に応じて
百 分 の 八 十 を 超 え な い 範 囲 内 に お いて 政 令で 定 め る 割 合
経 済 産 業大 臣 は 、第 一 項 の 規 定 に よ る 認 定を 受 け た 事 業 所 に 係 る 事 業 者の 氏 名 又 は 名 称 及 び 住 所 並 び に 法
人 に あ って は そ の 代 表 者の 氏 名 、当該 事 業 所 の 名 称 及 び 所 在 地 、当該 認 定 に 係 る 事 業の 電 気 の 使 用 に 係 る 原 単
位 の 算 定 の 基 礎 と な る 当 該 事 業 に 係 る 電 気 の 使 用 量 、当 該事 業 所 の 年 間の 当 該 事 業 に 係 る 電 気 の 使 用 量 そ の 他
経 済 産 業 大 臣 は 、偽 り そ の 他 不 正 の 手 段 に よ り 第 一 項 の 規 定 に よ る 認 定 を 受 け た 者 が あ る とき は 、その 認
経 済 産 業 省 令で 定 め る 事 項 に つ いて 、 経 済 産 業 省 令で 定 め る と こ ろ に よ り 、 公 表 す る も の と す る 。
5
経 済 産 業 大 臣 は 、第 一 項 の 規 定 に よ る 認 定 を 受 け た 者が同項に規定する要件を 欠くに至ったと認めるとき
定を取り消さなければならない。
6
は 、 そ の 認 定を 取 り 消 す こ と がで き る 。
(予算上の措置)
第三十八条
政 府 は 、第 二 十 八 条 第 一 項 の 規 定 に よ り 費 用 負 担 調 整 機 関 が 電 気 事 業 者 に 対 し 交 付 金 を 交 付 す る
指定入札機関及び費用負担調整機関
た め に 必 要 と な る 費 用 の 財 源 に 充て る た め 、 必 要 な 予 算 上の 措 置 を 講 ず る も の と す る 。
第四章
指定入札機関
第七条第十項の 指定(以下この 節にお いて「 指定」と いう。)は 、経済産業省令で 定 めるところ
第一節
(指定)
第三十九条
経済産業大臣は、指定をしたときは、入札業務を行わないものとする。
により、入札業務を行おうとする者の申請により行う。
2
(欠格条項)
次 の 各 号 の い ず れ か に 該 当 す る 者 は 、 指 定 を 受 け る こ と がで き な い 。
第五十条第二項の規定により指定を取り消され、その取消しの日から二年を経過しない者
第四十条
一
その業務を行う役員のうちに、次のいずれかに該当する者がある者
この法律又はこの法律に基づく処分に違反し、刑に処せられ、その執行を終わ り、又は執行を受け
二
イ
ロ
ることがなくなった日から 二年を経過しない者
第四十八条の規定による命令により解任され、解任の日から二年を経過しない者
経済 産 業 大 臣 は 、他に指定を受けた者がなく、かつ、指定の申請が次の各号に適合して いると認
(指定の基準)
第四十一条
めるときで な ければ、その指定をして はならない。
職 員 、 入 札 業 務 の 実 施 の 方 法 そ の 他 の 事 項 に つ いて の 入 札 業 務 の 実 施 に 関 す る 計 画 が 、 入 札 業 務 の 適
二
一 般 社 団 法 人 又 は 一 般 財 団 法 人で あ る こ と 。
前号の入札業務の実施に関する計画を適確に実施するに足りる経理的基礎及び技術的能力があること。
一
三
入 札 業 務 以 外 の 業 務 を 行 って い る 場 合 に は 、 そ の 業 務 を 行 う こ と に よ って 入 札 業 務 が 不 公 正 に な る お
確な実施のために適切なもので あること。
四
それがないもので あること。
指定 入 札 機 関 は 、入札業務に関する規程(以下「 入札業務規程」と いう。)を定め、経済産業大
(入札業務規程)
第四十二条
2
経 済 産 業 大 臣 は 、第 一 項 の 認 可を し た 入 札 業 務 規 程 が 入 札 業 務 の 公 正 な 実 施 上 不 適 当 と な っ た と 認 め る と
入 札 業 務 規 程で 定 め る べ き 事 項 は 、 経 済 産 業 省 令で 定 め る 。
臣の認可を受けなければならない。これを変更しようとするとき も、同様とする。
3
き は 、 指 定 入 札 機 関 に 対 し 、 入 札 業 務 規 程を 変 更す べき こ と を 命 ず る こ と がで き る 。
指 定 入 札 機 関 は 、入 札 業 務 以 外 の 業 務 を 行 って いる 場 合 に は 、当 該 業 務 に 係 る 経 理 と 入 札 業 務 に
(区分経理)
第四十三条
係る経理とを区分して 整理しなければならない。
指 定 入 札 機 関 は 、経 済 産 業 大 臣 の 許 可を 受 け な けれ ば 、入札 業務 の 全 部又 は 一 部を 休 止 し 、又 は
(業務の休廃止)
第四十四条
指定入札機関は、帳簿を 備え、入札業務に関し経済産業省令で 定める事項を 記載しなければなら
廃止して はならない。
(帳簿)
第四十五条
ない。
2
前項の帳簿は、経済産業省令で 定めるところにより、保存しなければならない。
指定入札機関の役員若しくは職員又はこれらの職にあった者は、入札業務に関して 知り得た秘密
(秘密保持義務等)
第四十六条
入 札 業 務 に 従 事 す る 指 定 入 札 機 関 の 役 員 又 は 職 員 は 、刑 法( 明 治 四 十 年 法 律 第 四 十 五 号 )そ の 他 の 罰 則 の
を 漏 ら して は な ら な い 。
2
適 用 に つ いて は 、 法 令 に よ り 公 務 に 従 事 す る 職 員 と み な す 。
指 定 入 札 機 関 の 役 員 の 選 任 及 び 解 任 は 、経 済 産 業 大 臣 の 認 可を 受 け な け れ ば 、その 効 力を 生 じ な
(役員の選任及び解任)
第四十七条
い。
経 済 産 業大 臣 は 、指 定 入 札 機 関の 役 員 が 、こ の 法 律の 規 定 若 し く は こ の 法 律 に 基 づ く 命令 の 規 定
(役員の解任命令)
第四十八条
若しくは処分に違反したとき 、第四十二条第一項の認可を 受けた入札業務規程に違反する行為をしたとき 、又
は 入 札 業務 に 関し 著し く不 適 当 な 行 為 を し た とき は 、指 定入札機関に対して 、その役員を解任すべきことを 命
ず る こ と がで き る 。
経 済 産 業 大 臣 は 、 指 定 入 札 機 関 が 第 四 十 一 条 各 号 ( 第 三 号 を 除 く 。 以 下 こ の 項 に お いて 同 じ 。 )
(適合命令等)
第四十九条
に適 合しな くな ったと 認めるとき は 、指定入札機関に対し 、同 条各号に適 合す る た めに必要な 措置を と るべき
経 済 産 業 大 臣 は 、前 項 に 定 め る も の の ほ か 、こ の 法 律 を 施 行 す る た め 必 要 が あ る と 認 め る と き は 、指定 入
こ と を 命ず るこ と がで き る 。
2
札 機 関 に 対 し 、 入 札 業 務 に 関 し 監 督 上 必 要 な 命 令 を す る こ と がで き る 。
経済産業大臣は、指定入札機関が第四十一条第三号に適合しなくなったとき は、指定を取り消さな
(指定の取消し等)
第五十条
経済産業 大 臣 は 、指定 入 札機関が次の各号のいずれ かに該当するとき は 、その指定を取り消し、又 は期間
ければならない。
2
第四十条第二号に該当するに至ったとき。
を 定 めて 入 札 業 務 の 全 部 若 し く は 一 部 の 停 止 を 命 ず る こ と がで き る 。
一
四
三
二
不正の手段により指定を受けたとき。
第四十二条第三項、第四十八条又は前条の規定による命令に違反したとき。
第 四 十 二 条 第 一 項 の 認 可を 受 け た 入 札 業 務 規 程 に よら な いで 入 札 業 務 を 行 っ た とき 。
経済 産 業 大 臣 は 、指定入札機関が第四十四条の許 可を 受けて 入札 業務の 全 部若し くは 一 部を 休 止
(経済産業大臣による入札業務の実施等)
第五十一条
したとき 、前 条第二項の規定により指定入札機関に対し入 札業務の全部若しくは一部の停止を命じたとき 、又
は指定入札機関が天災その他の事由により入札業務の全部若しくは一部を実施することが困難となった場合
経済産業大臣が前項の規定により入札業務の全部若し く は 一 部を 自 ら 行 う 場 合 、指 定 入 札 機 関 が 第 四 十 四
に お いて 必 要 が あ る と 認 め る と き は 、 入 札 業 務 の 全 部 又 は 一 部を 自 ら 行 う も の と す る 。
2
条の許可を受けて 入札業務の全部若しくは一部を廃止する場合又は前条の規定に より経済産業大臣が指定入
札 機 関の 指 定を 取 り 消 す 場 合 に お け る 入 札 業 務 の 引 継ぎ そ の 他の 必 要 な 事 項 に つ いて は 、経 済 産 業 省令で 定 め
る。
(公示)
指定をしたとき。
経済産業大臣は、次の場合には、その旨を官報に公示しなければならない。
一
第四 十四 条の許 可をしたとき 。
第五十二条
二
第五十条の規定により指定を取り消し、又は同条第二項の規定により入札業務の全部若しくは一部の
前条第一項の規定により、経済産業大臣が入札業務の 全部若しくは一部を自ら行うこととするとき 、
停止を命じたとき 。
三
四
又 は 自 ら 行 って い た 入 札 業 務 の 全 部 若 し く は 一 部を 行 わ な いこ と と す る とき 。
指 定 入 札 機 関 が 行 う 入 札 業 務 に 係 る 処 分 又 は そ の 不 作 為 に つ いて 不 服 が あ る 者 は 、経 済 産 業 大 臣
(指定入札機関がした処分等に係る審査請求)
第五十三条
に 対 し 、審 査 請 求 を す る こ と がで き る。こ の 場 合 に お いて 、経 済 産 業 大 臣 は 、行 政 不 服 審 査 法( 平 成 二 十 六 年
法律第六十 八 号 )第二 十 五 条 第二項及び第三項、第四十六 条第一項及び第二項、第四十七条並びに第四十九条
第 三 項 の 規 定 の 適 用 に つ いて は 、 指 定 入 札 機 関 の 上 級 行 政 庁 と み な す 。
(規定の適用等)
第五十四条
指定入札機関が入札業務を行う場合における第六 条並びに第七条第一項から 第四項まで 及び第
六 項 か ら 第 九 項 まで の 規 定 の 適 用 に つ いて は 、第六 条 並 び に 第 七 条 第 一 項 か ら 第 四 項 まで 及 び 第 六 項 か ら 第 八
前項の規定により読み替えて 適 用する第七条第九項の規定により指定入札機関に納められ た手数料は、指
項 まで の 規 定 中 「 経 済 産 業 大 臣 」 と あ り 、 及 び 同 条 第 九 項 中 「 国 」 と あ る の は 、 「 指 定 入 札 機 関 」 と す る 。
2
費用負担調整機関
定入札機関の収入とする。
第二節
経済産業大臣は、一般社団法人、一般財団法人その他政令で 定 める法人で あ って 、次 項に規定す
(費用負担調整機関の指定等)
第五十五条
る 業 務(以 下「 調 整 業 務 」と い う 。)に 関 し 次 に 掲 げ る 基 準 に 適 合す る と 認 められ る も の を 、そ の 申 請 に よ り 、
二
一
調 整 業 務 以 外 の 業 務 を 行 って い る 場 合 に は 、 そ の 業 務 を 行 う こ と に よ って 調 整 業 務 の 公 正 な 実 施 に 支
役員又は職員の構成が、調整業務の公正な実施に支障を及ぼすおそれがないもので あること。
調整業務を適確に実施するに足りる経理的及び技術的な基礎を有するものであること。
全 国 を 通 じて 一 個 に 限 り 、 費 用 負 担 調 整 機 関 ( 以 下 「 調 整 機 関 」 と い う 。 ) と して 指 定 す る こ と がで き る 。
三
2
3
四
障を及ぼすおそれ がないもので あること。
第 六 十 五 条 第 一 項 の 規 定 に よ り 指 定 を 取 り 消 さ れ 、 そ の 取 消 し の 日 か ら 二 年 を 経 過 し な い 者で な いこ
と。
役員のうちに次のいずれかに該当する者がないこと。
禁錮以上の刑に処せられ 、その刑の 執行を 終わり、又は執行を受けることがなくなった日から 二年
を経過しない者
この法律又はこの法律に基づく命令の規定に違反したことにより罰金の刑に処せられ、その刑の執
一
電気事業者に対し交付金を交付すること。
小売電気事業者等から納付金を徴収し、その管理を行うこと。
五
イ
ロ
行を終わり、又は執行を受けることがなくなった日から二年を経過しない者
二
前二号に掲げる業務に附帯する業務を行うこ と。
調整機関は、次に掲げる業務を行うものとする。
三
経 済 産 業 大 臣 は 、第 一 項 の 規 定 に よ る 指 定 を し た とき は 、当 該 指 定 を 受 け た 者 の 名 称 及 び 住 所 並 び に 事 務
調 整 機関は 、その 名称 及び 住 所並 びに 事務 所の 所在 地を 変 更し ようとす るとき は 、あら かじ め 、その 旨を
所の所在地を公示しなければならない。
4
経 済 産 業 大 臣 は 、前 項 の 規 定 に よ る 届 出 が あ っ た とき は 、当該 届出に係る事項を 公示しなけれ ばならな い。
経済産業大臣に届け出なければならない。
5
調整 機 関 は 、調 整業務の開始前に、その実施方法その他の経済産業省令で 定 める事項について 調
(調整業務規程)
第五十六条
経 済 産 業 大 臣 は 、前 項 の 認 可 の 申 請 が 次 の 各 号 の い ず れ に も 適 合 して いる と 認 め る とき は 、同 項 の 認 可を
整業務規程を 定め、経 済産業大臣の認可を受けなければな らない。これを変更しようとするとき も 、同 様とす
る。
2
二
一
一般送配電事業者、特定送配電事業者、小売電気事業者及び登録特定送配電事業者の利益を不当に害
特 定の 者に 対 し 不 当 な 差 別 的 取 扱 いを す る もので な いこ と 。
調整業務の実施方法が適正かつ明確に定められて いること。
しなければならない。
三
3
す る お それ が あ る も ので な いこ と 。
経 済 産 業 大 臣 は 、第 一 項 の 認 可を し た 調 整 業 務 規 程 が 調 整 業 務 の 適 正 か つ 確 実 な 実 施 上 不 適 当 と な っ た と
認 め る と き は 、 そ の 調 整 業 務 規 程 を 変 更す べき こ と を 命 ず るこ と がで き る 。
調整機関は 、毎事業年度、経済産業省令で 定 めるところ に より、調整業務に関し 事業計画 書及び
(事業計画等)
第五十七条
収 支 予 算 書 を 作 成 し 、経 済 産 業 大 臣 の 認 可を 受 け な け れ ばな ら な い。これ を 変 更し よう と す る とき も 、同 様と
調 整 機 関 は 、前 項 の 認 可 を 受 け た と き は 、遅滞 な く 、その事業計画書及び収支予算書を公表しなければな
する。
2
調整機関は、経済産業省令で 定 めるところにより、毎 事業年度終了後、調整業務に関し事業報告書及び収
らない。
3
支決算書を作成し、経済産業大臣に提出するとともに、これを公表しなければならない。
調 整 機 関 は 、調 整 業 務 以 外 の 業 務 を 行 って いる 場 合 に は 、当 該 業 務 に 係 る 経 理 と 調 整 業 務 に 係 る
(区分経理)
第五十八条
経理とを区分して 整理しなければならない。
調 整 機 関 は 、経 済 産 業 大 臣 の 許 可を 受 け な け れ ば、調整 業務の 全 部又 は 一 部を 休 止し 、又 は 廃止
(業務の休廃止)
第五十九条
して はならな い。
(納付金の運用)
一
銀行その他経済産業大臣の指定する金融機関への預金
国債その他経済産業大臣の指定する有価証券の保有
調整機関は、次の方法によるほか、納付金を運用して はならない。
二
信託業務を営む金融機関(金融機関の信託業務の兼営等に関する法律(昭和十八年法律第四十三号)
第六十条
三
調整機関は、経済産業省令で 定 めるところにより、調整業務に関す る事項で 経済産業省令で 定 め
第一条第一項の認可を受けた金融機関をいう。)への金銭信託
(帳簿)
第六十一条
る も の を 記 載 し た 帳 簿 を 備 え 付 け 、こ れ を 保 存 し な け れ ば な ら な い 。
調 整 機 関 の 役 員 若 し く は 職 員 又 は こ れ ら の 職 に あ っ た 者 は 、調 整 業 務 に 関 して 知 り 得 た 秘 密 を 漏
(秘密保持義務)
第六十二条
ら して はな ら な い 。
経 済 産 業大 臣 は 、調 整 機 関の 役 員 が 、こ の 法 律の 規 定 若 し く は こ の 法 律 に 基 づ く 命令 の 規 定 若 し
(役員の解任命令)
第六十三条
くは処分に違反したとき 、第五十六条第一項の認可を 受けた同項に規定する調整業務規程に違反する行為をし
たとき 、又は調整業務に関し著しく不適当な行為をしたとき は 、調整機関に対して 、その役員を解任すべきこ
と を 命 ず る こ と がで き る 。
経 済 産 業 大 臣 は 、こ の 法 律 を 施 行 す る た め に 必 要 な 限 度 に お いて 、調整 機 関 に 対 し 、調整 業 務 に
(監督命令)
第六十四条
関 し 監 督 上 必 要 な 命 令 を す る こ と がで き る 。
経 済 産 業 大 臣 は 、調 整 機 関 が 次 の 各 号 の い ず れ かに 該 当 す る とき は 、第五 十 五 条 第 一 項 の 規 定 に
(指定の取消し等)
第六十五条
二
一
こ の 法 律の 規 定 若 し く は こ の 法 律 に 基 づ く 命令 の 規 定 若 し く は 処 分 に 違 反 し た とき 、又 は 第 五 十 六 条 第
指定に関し不正の行為があったとき。
調 整 業 務を 適 正 か つ 確 実 に 実 施 す るこ と がで き な いと 認 めら れ る とき 。
よ る 指 定 ( 以 下 こ の 条 に お いて 単 に 「 指 定 」 と い う 。 ) を 取 り 消 す こ と がで き る 。
三
2
第一項の規定による指定の取消しが行われ た場合において 、小 売電気事業者等が当該指定を取り消され た
経済産業大臣は、前項の規定により指定を取り消したときは、その旨を公示しなければならない。
一 項 の 認 可 を 受 け た 同 項 に 規 定 す る 調 整 業 務 規 程 に よ ら な いで 調 整 業 務 を 行 っ た と き 。
3
法 人 に 納 付 し た 納 付 金 が な お 存 す る と き は 、当 該 指 定 を 取り 消 さ れ た 法 人 は 、経 済 産 業 大 臣 が 第 五 十 五 条 第 一
項の規定により新たに指定する調整機関に当該納付金を速やかに引き 渡さなければならない。
経 済 産 業 大 臣 は 、調 整 機 関 に 対 し 、調 整 業 務 の 実 施 に 関 し 必 要 な 情 報 及 び 資 料 の 提 供 又 は 指 導 及
(情報の提供等)
第六十六条
調達価格等算定委員会
び助言を行うものとする。
第五章
(設置及び所掌事務)
資源エネルギー庁に、調達価格等算定委員会(以下「委員会」という。)を置く。
委員は 、電 気事業、経 済等に関して 専 門的な知識と経験を 有す る 者のうち から 、両議 院の同意を
委 員 会 は 、 委 員 五 人 を も って 組 織 す る 。
委員会は、この法律によりその権限に属させられた事項を処理する。
第六十七条
2
(組織)
第六十八条
(委員)
第六十九条
前 項 の 場 合 に お いて 、 国 会 の 閉 会 又 は 衆 議 院 の 解 散 の た め に 両 議 院 の 同 意 を 得 る こ と がで き な い と き は 、
得て 、 経 済 産 業大 臣 が 任 命す る 。
2
経 済 産 業 大 臣 は 、同 項 の 規 定 に か かわ ら ず 、同 項 に 定 め る資 格 を 有す る 者の うち から 、委員 を 任 命す るこ と が
前 項 の 場 合 に お いて は 、任 命 後 最 初 の 国 会で 両 議 院 の 事 後の 承 認を 得 な け れ ば な ら な い 。こ の 場 合 に お い
できる。
3
て 、両 議 院の事 後の 承 認 が 得られ な いとき は 、 経 済 産 業 大 臣 は 、 直ち に そ の 委 員 を 罷 免 し な け れ ば な ら な い 。
7
6
5
4
経 済 産 業 大 臣 は 、委 員 が 破 産 手 続 開 始 の 決 定 を 受 け 、又は禁錮以上の刑に処せられ たとき は、その委員を
委員 は 、 再 任 され るこ と がで き る 。
委員の任期が満了したとき は 、当該 委員は 、後任者が任命され るまで 引き 続き その 職務を行うものとす る。
委員の任期は、三年とする。ただし、補欠の委員の任期は、前任者の残任期間とする。
経済産業大臣は、委員が心身の故障のため職務の執行 がで き な いと 認めるとき 、又 は 委員 に 職務 上の義 務
罷免しなければならない。
8
違 反 そ の 他 委 員 た る に 適 し な い 非 行 が あ る と 認 め る と き は、両議 院の 同 意を 得て 、その 委員を 罷 免す るこ と が
委員は、非常勤とする。
委員 は 、 職 務 上知 るこ と がで き た 秘 密 を 漏 ら して は な ら な い 。 そ の 職を 退 い た 後 も 同 様と す る 。
できる。
9
2
委 員 会 に 、 委 員 長を 置き 、 委 員 の 互選 に よ って こ れ を 定 め る 。
委員長は、会務を総理し、委員会を代表する。
第七十条
(委員長)
10
3
委員長に事故があるときは、あらかじめその 指名する委員が、その 職務を代理する。
(会議)
2
委 員 会 の 会 議 の 議 事 は 、 出 席 者 の 過 半 数で 決し 、 可 否 同 数 の と き は 、 委 員 長 の 決 す る と こ ろ に よ る 。
委 員 会 は 、 委 員 長 及 び 委 員 の 半 数 以 上 の 出 席 が な け れ ば 、会 議 を 開き 、議 決す るこ と がで き な い 。
委員会の会議は、委員長が招集する。
3
委員長 に 事 故 が あ る 場 合 における第二項の規定の適用に つ いて は 、前 条 第 三 項 の 規 定 に よ り 委 員 長 の 職 務
第七十一条
4
委員会 の 会 議 は 、公 開す る 。ただ し 、委員 会 は 、会 議の 公 正 が 害 さ れ る お そ れ が あ る と き そ の 他 公 益 上 必
を代理する委員は、委員長とみなす。
5
要 が あ る と 認 め る とき は 、 公 開し な いこ と がで き る 。
委 員 会 は 、その 所掌事務を遂行するため必要があると認めるとき は 、行 政機関及び地方公共団体
(資料の提出その他の協力)
第七十二条
委員会 は 、その 所 掌 事 務を 遂 行 す る た め特 に 必 要 が あ る と 認 め る とき は 、前 項 に 規 定す る 者 以 外 の 者 に 対
の 長 に 対 し て 、 資 料 の 提 出 、 意 見 の 開 陳 、 説 明 そ の 他の 必 要 な 協 力 を 求 め る こ と がで き る 。
2
して も 、必要な 協力を 依 頼す るこ と がで き る。
雑則
この法律に定めるもののほか、委員会に関し必要な事項は、政令で 定める。
(政令への委任)
第七十三条
第六章
国 は 、電 気 に つ いて エ ネ ル ギ ー 源 と して の 再 生 可 能 エ ネ ル ギ ー 源 の 利 用 の 円 滑 化 を 図 る た め に は 、
(再生可能エネルギー源の利用に要する費用の価格への反映)
第七十四条
当該 利用 に要す る 費 用を電 気の使 用 者に対す る電 気の 供給の 対 価に適切 に反 映さ せ るこ と が重要で あること
に 鑑 み 、こ の 法 律の 趣 旨 及 び 内 容 に つ いて 、広 報 活 動 等 を 通 じて 国 民 に 周 知 を 図 り 、その 理 解 と 協 力を 得 る よ
一 般 送 配 電 事 業 者 、特 定 送 配 電 事 業 者 、小 売 電 気 事 業 者 及 び 登 録 特 定 送 配 電 事 業 者 は 、電 気 に つ いて エ ネ
う努めなければならない。
2
ルギー源として の 再生可能エネルギー源の利用の円滑化を 図るた め、電 気の 供給の 対 価に係 る負 担が電 気の使
用 者 に 対 して 過 重な も の と な ら な い よう 、その 事 業活 動 の 効 率 化 、当 該 事 業活 動 に 係 る 経 費 の 低 減 そ の 他 必 要
な措置を講ずるよう努めなければならない。
国 は 、再 生 可 能 エ ネ ル ギ ー 電 気 の 安 定 的 か つ 効 率 的 な 供 給 の 確 保 を 図 る た め 、研 究 開 発 の 推 進 及
(再生可能エネルギー電気の安定的かつ効率的な供給の確保に関する国等の責務)
第七十五条
び そ の 成 果 の 普 及 、再 生 可 能 エ ネ ル ギ ー 発 電 設 備 の 設 置 に係 る 土 地 利 用 、建 築 物 等 に 関す る 規 制 そ の 他の 再 生
可能 エネ ルギー電 気の 供給 に係 る規 制の 在 り 方 及 び 認 定 発 電 設 備を 用 いて 再 生 可 能 エ ネ ル ギー 電 気 を 供 給 し 、
又 は 供 給 し よ う と す る 者 の 利 便 性 の 向 上 を 図 る た め の 措 置 に つ いて の 検 討 並 び に そ の 結 果 に 基 づ く 必 要な 措
電 気 事 業 者 及 び 再 生 可能 エ ネ ル ギー電 気を 電 気 事 業 者に 供 給す る 者は 、再 生 可能エ ネ ル ギー 電 気の 安 定 的
置の実施その他必要な施策を講ずるものとする。
2
かつ効率的な 供給の確保を図るため、相 互の密接な連携の下に、再 生可能エネルギー電気の円滑な 供給に資す
る電気工作物(電気事業法第二条第一項第十八号に規定す る電気工作物を いう。)の 設置その他必要な措置を
電 気 事 業 者は 、再 生 可能 エ ネ ル ギー電 気の 安 定 的 か つ効 率 的な 供 給の 確保 を 図 る た め 、自ら 維 持し 、及び
講ずるよう努めなければならない。
3
運用する再生可能エネルギー発電設 備を 用いて 発電す る再生可能エネルギー電気を供給し ようとす る者から
当該再生可 能 エ ネ ル ギ ー 発 電 設備と当該電気事業者が自ら 維持し、及び運 用する電線路とを電気的に接続する
こ と を 求 められ た 場 合に は 、当該 接 続 に 必 要な 費 用 に つ いて 必要な 説 明を す るこ と そ の 他の 再 生 可 能 エ ネ ル ギ
再 生 可 能 エ ネ ル ギ ー 発 電 設 備 の 製 造 、設 置 そ の 他 の 再 生 可 能 エ ネ ル ギ ー 発 電 設 備 に 関 連す る 事 業を 行 う 者
ー発電設備の接続を円滑に行うための措置その他の必要な措置を 講ずるよう努めなければならな い。
4
は 、再 生 可 能 エ ネ ル ギ ー 電 気の 安 定 的 か つ 効 率 的 な 供 給 の 確 保 を 図 る た め 、再 生 可 能 エ ネ ル ギ ー 発 電 設 備の 製
造及び設置に要する費用の低減その他必要な 措置を講ずるよう努めなければならない。
経 済 産 業 大 臣 は 、こ の 法 律 の 施 行 に 必 要 な 限 度 に お いて 、一般 送 配 電 事 業 者 、特 定 送 配 電 事 業 者 、
(報告徴収及び立入検査)
第七十六条
認 定 事 業 者 、小 売 電 気 事 業 者又 は 登 録 特 定 送 配 電 事 業 者 に 対 し 、その 業 務 の 状 況 、認定 発 電 設 備 の 状 況 そ の 他
必要な 事項に関し 報告を させ 、又はその 職員に、一般 送配電 事業者、特 定 送配電 事 業者、認定事業者、小 売電
気事業者又は登録特定送配電事業者の事業所若しくは 事務所若 しくは認定発電設 備を設置する場所に立ち入
り 、帳 簿 、書類 、認 定 発電 設 備そ の 他の 物 件を 検査 させ るこ と がで き る 。ただ し 、住居 に 立ち 入る 場 合に お い
経 済 産 業 大 臣 は 、第 三 十 七 条 の 規 定 の 施 行 に 必 要 な 限 度 に お いて 、同 条 第 一 項 の 規 定 に よ り そ の 事 業 所 に
ては、あらかじめ、その居住者の承諾を 得なけれ ばならない。
2
ついて 認定 を 受 け 、若 し く は 受けようとする者に対し 、当該事業所の年間の当該認定に係る事業に係る電気の
使 用 量 、当 該 者 の 当 該 事 業 に 係 る 売 上 高 そ の 他 必 要 な 事 項に 関 し 報 告 を さ せ 、又 は そ の 職 員 に 、当該 事 業 所 若
経 済 産 業 大 臣 は 、こ の 法 律 の 施 行 に 必 要 な 限 度 に お いて 、指定 入 札 機 関 に 対 し 、入札 業 務 の 状 況 そ の 他 必
し くは 当 該 者の 事 務 所 に 立ち 入り 、帳 簿 、 書類 そ の 他の 物 件を 検 査 さ せ るこ と がで き る 。
3
要 な 事 項 に 関 し 報 告 を さ せ 、又 は そ の 職員 に 、指定 入 札 機 関 の 事 務 所 に 立ち 入 り 、帳 簿 、書 類 そ の 他の 物 件を
経 済 産 業 大 臣 は 、こ の 法 律 の 施 行 に 必 要 な 限 度 に お いて 、調整 機 関 に 対 し 、調整 業 務 の 状 況 若 し く は 資 産
検 査 さ せ る こ と がで き る 。
4
に 関 し 報 告 を さ せ 、又 は そ の 職員 に 、調整 機 関 の 事 務 所 に 立ち 入 り 、帳 簿 、書 類 そ の 他の 物 件を 検 査 さ せ るこ
前 各 項 の 規 定 に よ り 立 入 検 査 を す る 職 員 は 、そ の 身 分を 示 す 証 明 書を 携 帯し 、関係 者 に 提 示 し な け れ ば な
と がで き る 。
5
第 一 項 から 第四 項 まで の 規 定 に よる立 入 検査の 権限 は 、犯罪 捜 査 の た めに 認 められ た もの と 解 釈して は な
らない。
6
らない。
経 済 産 業 大 臣 は 、電 気 に つ いて エ ネ ル ギ ー 源 と して の 再 生 可能エ ネ ル ギー 源の 利用を 促 進す る た
(環境大臣との関係)
第七十七条
めの 施 策の 実 施 に 当 た り 、当 該 施 策の 実 施 が 環 境 の 保 全 に 関す る 施 策 に 関 連す る 場 合 に は 、環境 大 臣 と 緊 密 に
連絡し、及び協力して行うものとする。
こ の 法律に定めるものの ほか、こ の 法 律の 実 施 の た め に 必 要 な 事 項 は 、 経 済 産 業 省 令で 定 め る 。
(経済産業省令への委任)
第七十八条
こ の 法 律の 規 定に 基づき 命令を 制定し 、又 は 改廃す る 場 合にお いて は 、その 命令で 、その 制定又
(経過措置)
第七十九条
は 改 廃 に 伴 い 合 理 的 に 必 要 と 判 断 さ れ る 範 囲 内 に お いて 、 所 要 の 経 過 措 置 ( 罰 則 に 関 す る 経 過 措 置 を 含 む 。 )
を 定 め るこ と がで き る 。
罰則
国の 職員 が 、第 七 条第 二項の 規 定に よる 入札の 実施 に 関し 、その 職務に反し 、当該 入札に 参加し よ
第七章
第八十条
う と す る 者に談 合を 唆す こ と 、当 該 入 札 に 参 加し ようと す る 者に 当 該 入 札 に 関す る 秘 密 を 教 示 す るこ と 又 は そ
の 他の方 法に より 、当該 入札の 公正を 害すべき 行為を行 ったとき は 、五 年以下の 懲役又は 二百五 十万円 以下の
偽計又 は 威 力を 用 いて 、第 七 条 第 二 項 の 規 定 に よ る 入 札の 公正を 害す べき 行 為 を し た 者は 、三 年
罰金に処する。
第八十一条
第 七 条 第 二 項 の 規 定 に よ る 入 札 に つ き 、 公 正 な 価 額 を 害 し 、 又 は 不 正 な 利 益 を 得 る 目 的で 談 合 し た 者 も 、
以下の懲役若しくは二百五十万円以下の罰金に処し、又はこれを併科する。
2
第 四 十 六 条 第 一 項 、第六 十 二 条 又 は 第 六 十 九 条 第九 項 の 規 定 に 違 反 し た 者 は 、一 年 以 下 の 懲 役 又
前項と同様とする。
第八十二条
第五十条第二項の規定による入札業務の停止の命令に違反したとき は、その違反行為をした指定
は五十万円以下の罰金に処する。
第八十三条
入札機関の役員又は職員は、一年以下の懲役又は五十万円以下の罰金に処する。
次の各号のいずれ かに該当する者は、百万円以下の罰金に処する。
第十六条第四項、第十七条第二項、第十八条第三項又は第十九条第三項の規定による命令に違反した
第八十四条
一
者
二
第 十 八 条 第 二 項 の 規 定 に 違 反 して 再 生 可 能 エ ネ ル ギ ー 電 気を 供 給 し た 者
次の各号のいずれ かに該当する者は、三十万円以下の罰金に処する。
第十八条第一項又は第三十二条第三項若しくは第四項の規定による届出をせず、又は虚偽の届出をし
第八十五条
一
第十八条第四項の規定に違反した者
た者
二
第三十五条第一項又は第二項の規定に違反して 帳簿を備え付けず、帳簿に記載せず、若しくは帳簿に
第七十六条第一項若しくは第二項の規定による報告をせず、若しくは虚偽の報告をし、又は同条第一
虚偽の記載をし、又は帳簿を保存しなかった者
三
四
次の各号のいずれ かに該当するとき は、その違反行為をした指定入札機関又は調整機関の役員又
項若しくは第二項の規定による検査を拒み、妨げ、若しくは忌避した者
第八十六条
一
第 四 十 五 条 又 は 第 六 十 一 条の 規 定 に 違 反 して 帳 簿 を 備え 付 け ず 、 帳 簿 に 記 載 せ ず 、 若 し く は 帳 簿 に 虚
第 四 十 四 条 又 は 第 五 十 九 条 の 許 可 を 受 け な いで 入 札 業 務 又 は 調 整 業 務 の 全 部 を 廃 止 し た と き 。
は職員は、三十万円以下の罰金に処する。
二
三
偽の記載をし、又は帳簿を保存しなかったとき。
第七十六条第三項若しくは第四項の規定による報告をせず、若しくは虚偽の報告をし、又は同条第三
法 人 の 代 表 者 又 は 法 人 若 し く は 人 の 代 理 人 、使 用 人 そ の 他 の 従 業 者 が 、そ の 法 人 又 は 人 の 業 務 に
項若しくは第四項の規定による検査を拒み、妨げ、若しくは忌避したとき。
第八十七条
関し、第 八十四条又は第八十五条の違反行為をしたとき は、行為 者を 罰するほか、その法人又は人に対して 各
則
本条の刑を 科する。
附
こ の 法 律 は 、平成 二 十四 年 七 月 一 日 から 施 行 す る 。た だ し 、次 の 各 号 に 掲 げ る 規 定 は 、当 該 各 号 に 定
(施行期日)
第一条
める日から施行する。
附則第八条並びに第十条第一項及び第五項の規定
公布の日
一
第五章並びに附則第二条、第五条、第十四条及び第十五条(経済産業省設置法(平成十一年法律第九
公布の日から起算して 三月を超えない範囲
二
十九号 )第十 九 条第一 項 第四号の改正規定を除 く。)の規定
三
内 に お いて 政 令 で 定 め る 日
附則第三条及び第四条の規定
公 布 の 日 か ら 起 算 し て 九 月 を 超 え な い 範 囲 内 に お いて 政 令 で 定 め る 日
政府は、東日本大震災(平成 二十三年三月 十一日に発生した東北地方太 平洋 沖地震及びこれ に 伴う原
(見直し)
第二条
子力発電所 の 事 故 に よ る 災 害 をいう。)を踏まえて エ ネル ギー政策基本法第十二条第一項に規定するエネルギ
ー 基 本計 画(以 下こ の 条にお いて「エ ネ ル ギー 基 本計 画 」と いう 。)が 変 更 され た 場 合には 、当 該 変 更 後の エ
ネルギー基本 計 画 の 内 容 を 踏 まえ、速やかに、エ ネルギー 源として の再生可能エネルギー源の 利用の促進に関
政府は、エネルギーの安定的かつ適切な 供給の確保を図る観点から 、前 項の規定により必要な措置を 講じ
す る 制 度 の 在 り 方 に つ いて 検 討を 加 え 、 そ の 結 果 に 基 づ いて 必 要 な 措 置 を 講 ず る も の と す る 。
2
た 後 、エ ネ ル ギ ー 基 本 計 画 が 変 更 さ れ る ご と 又 は 少 な く と も 三 年 ご と に 、当該 変 更 又 は 再 生 可 能 エ ネ ル ギ ー 電
気の 供給の量の状況及びその見通し、電気の 供給に係る料金の額及びその見通し並びにその 家計に与える影響、
第三十六条の賦課金の負担がその事業を行うに当たり電気を大量に使用する者その他の電 気の使用者の経済
活 動 等 に 与 え る 影 響 、内 外 の 社会 経 済 情 勢 の 変 化 等を 踏 ま え 、こ の 法 律の 施 行 の 状 況 に つ いて 検討を 加え 、そ
政 府 は 、こ の 法 律の 施 行 後 平成 三 十 三 年 三 月 三 十 一 日 まで の 間 に 、こ の 法 律の 施 行 の 状 況 等を 勘 案 し 、こ
の 結 果 に 基 づ いて 必 要 な 措 置 を 講 ず る も の と す る 。
3
政 府 は 、こ の 法 律の 施 行 の 状 況 等を 勘 案し 、エ ネ ル ギー 対 策特 別会 計 の 負 担とす るこ と 、石 油 石 炭 税の 収
の法律の抜本的な見直しを行うものとする。
4
入額を 充て るこ と 等を 含め第三十八条の 予算上の 措置に係 る 財 源 に つ いて 速や か に 検 討 を 加 え 、その 結 果 に 基
政府は、エ ネ ル ギ ー の 安 定的かつ適切な 供給を 確保し、及び再生可能エネルギー電気の利用に伴う電気の
づ いて 所 要 の 措 置 を 講 ず る も の と す る 。
5
使 用 者の 負 担を 軽 減 す る 観 点 から 、電 気の 供 給 に 係 る 体 制の 整 備 及 び 料金 の 設 定を 含む 電 気 事 業に係 る 制度の
在 り 方 に つ いて 速 や か に 検 討 を 加 え 、 そ の 結 果 に 基 づ いて 所 要 の 措 置 を 講 ず る も の と す る 。
電 気事業者による新エネルギー等の 利用に関する特別措置法( 平成十四年法律第六十二号)は、廃止
(電気事業者による新エネルギー等の利用に関する特別措置法の廃止)
第三条
する。
(電気事業者による新エネルギー等の利用に関する特別措置法の廃止に伴う経過措置)
第四条
前条の規定による廃止前の電気事業者による新エネルギー等の利用に関する特別措置法(以下「旧特
別措置法」と いう。)第四 条から第八条まで 、第九条第四項及び第五項並びに第十条から第十二条まで の規定
(これ ら の 規 定に係 る 罰則を 含む 。)は 、当分 の 間 、な お そ の 効 力を 有す る 。こ の 場 合にお いて 、旧特 別 措 置
法第四条第一 項 中「 新 エ ネ ル ギー等電気の基準利用量」とあるのは「電気事業者による再生可能エネルギー電
気の 調達に 関す る特 別 措置法( 平成 二十三 年法律第百 八号。以下「再生 可能エ ネ ルギー電 気特 別措置法」と い
う 。)附則 第 三 条 の 規 定 に よ る 廃 止 前 の 電 気 事 業 者 に よ る 新 エ ネ ル ギ ー 等 の 利 用 に 関 す る 特 別 措 置 法( 平 成 十
四年法律第六十二号。以下「旧特別措置法」という。)第 九条第一項の規定により認定を受けた新エネルギー
等を電気に 変 換 す る 設 備(以下「新エネルギー等認定設備」と いう。)を用いて 得られる新エネルギー等電気
の経過措置利用量」と、「新エネルギー等電気利用目標 及 び 新 エ ネ ル ギ ー 等 発 電 設 備 の 導 入 に 伴 い 必 要 と な る
電 圧の 調 整の た めの 発電 設 備の 普 及」と あ る の は「 旧特 別 措 置 法 第 四 条 第 一 項の 規 定 に よ り 全て の 電 気 事 業 者
が再生可能 エ ネ ル ギ ー 電 気 特 別措置法の施行の日(以下「施行日」という。)の 属する年の前年の四月一日か
ら そ の 属す る 年の 三 月 三 十 一 日 まで の 一 年 間( 施 行 日の 属す る 月 が 一 月 から 三 月 までで あ る 場 合 に は 、施 行 日
の 属す る 年の前々 年の四月 一日から その 属す る年の前 年の三月三 十一日まで の 一 年間)にお いて 利用をすべき
ものとして 経済産業大臣に届け出た新エネルギー等電気の基準利用量の合計量及び新エネルギー等認定設備
の廃止」と、同条第二項中「「四月一日から」とあるのは 「「四月一日から翌年の」と、「開始した日から」
と あ る の は「 開 始 し た 日 から 翌 年 の 」と 、旧特 別 措 置 法 第 五 条 から 第 八 条 まで の 規 定 中「基 準 利 用 量 」と あ る
のは「経過措置利用量」と 、旧特別措置法第九条第四項中「第一項」と あるのは「旧特別措置法第九条第一項」
と 、同 条 第 五 項 中「前各 項」と あ る の は「前 項」と 、「 第 一 項」と あ る の は「 旧特 別 措 置 法 第 九 条 第 一 項」と 、
旧特別措置法第十一条並びに第十二条第一項及び第二項中「第九条第一項」とあるのは「旧特別措置法第九条
第一項」とする。
こ の 法 律 の 施 行 前 に し た 行 為 に 対 す る 罰 則 の 適 用 に つ いて は 、 な お 従 前 の 例 に よ る 。
(電気事業者による新エネルギー等の利用に関する特別措置法の廃止に伴う経過措置)
第五条
特 別 職の 職員の 給与に 関す る法 律(昭和 二十四 年法 律第 二百五 十二号)の 一 部を 次の よう に改正す る。
(特別職の職員の給与に関する法律の一部改正)
第六条
調達価格等算定委員会委員
第一条第六十五号の次に次の一号を加える。
六十五の二
(経済産業省設置法の一部改正)
経済産業省設置法の一部を次のように改正する。
前 項 に 定 め る も の の ほ か 、 別 に 法 律で 定 め る と こ ろ に よ り 経 済 産 業 省 に 置 か れ る 審 議 会 等で 資 源 エ ネ
第十八条に次の一項を加える。
目次中「・第十九条」を「―第十九条の二」に改める。
第七条
2
ルギー庁に置かれ るものは、調達価格等算定委員会とする。
第十九条第一項第四号中「電気事業者による新エネルギー等の利用に関する特別措置法(平成十四年法
律第六十二号)、」を削り、第四章第二節第二款中同条の次に次の一条を加える。
調 達 価 格 等 算 定 委 員 会 に つ いて は 、 電 気 事 業 者 に よ る 再 生 可 能 エ ネ ル ギ ー 電 気 の 調 達 に 関
(調達価格等算定委員会)
第十九条の二
する特別措置法(平成二十三年法律第百八号。これに基づく命令を含む。)の定めるところによる。
この附則に規定す るもののほか、この法律の 施行に伴い必要な経過措置は、政令で 定める。
(政令への委任)
第八条
附
則(平成二六年六月一八日法律第七十二号)
抄
こ の 法 律 は 、公布 の 日 か ら 起 算 して 二年 六 月 を 超 え な い 範 囲 内 に お いて 政令で 定 め る 日 か ら 施 行 す る 。
(施行期日)
第一条
附 則 第 九 条 か ら 第 十 一 条 まで 、 第 二 十 条 、 第 二 十 二 条 ( 附 則 第 二 十 条 第 一 項 に 係 る 部 分 に 限 る 。 ) 、
ただし、次の各号に掲げる規定は、当該各号に定める日から施行する。
一
第二十七条、第二十九条(第一号に係る部分に限る。)、第三十条(第四号から第六号までを除く。) 、
公布の日
第 三 十 一 条( 附 則 第 二 十 九 条 第 一 号 及 び 第 三 十 条( 第 四 号 か ら 第 六 号 まで を 除 く 。)に 係 る 部 分 に 限 る 。)
及び第四十条の規定
施行日前に第三条の規定による改正前の電気事業者による再生可能エネルギー電気の調達に関
(電気事業者による再生可能エネルギー電気の調達に関する特別措置法の一部改正に伴う経過措置)
第三十四条
す る 特 別 措 置 法(以 下「 旧再 生 可 能 エ ネ ル ギー 電 気特 別 措 置 法 」と いう 。)第 二 条 第 一 項 に 規 定す る 一 般 電 気
事業者が特定契約(旧再生可能エネルギー電気特別措 置法第四 条第一項に規定する特定契約を いう。以下この
条において 同じ。)に 基 づき 調達した再生可能エネルギー電気に係る交付金(旧再生可能エネルギー電気特別
措置法第八条第一項の 交付金を いう。以下この 条にお いて 同じ。)で あ って 、施行 日以後にみなし小売電 気事
業者に対して 交付 されるものについて の第三 条の規定による改正後の電 気事業者による再生可能エネルギー
電 気の 調 達に 関す る 特 別 措 置 法( 以下「新再 生 可能 エ ネ ル ギー電 気特 別 措 置 法」と いう 。)第九 条の 規 定の 適
用について は 、同 条第一号中「当該電気事業者が特定契約に基づき 調達した再生可能エネルギー電気の量(キ
ロワット 時で 表した量を いう。)」とあるのは、「当該電 気事業者が特 定契約に基づき 調達した再生可能エネ
ルギー電 気 の 量(キ ロ ワ ッ ト 時で 表した量を いう。以下この号において 同じ。)及び電気事業法等の一部を改
正 す る 法 律( 平 成 二 十 六 年 法 律 第 七 十 二 号 )の 施 行 前 に 同 法 第 三 条 の 規 定 に よ る 改 正 前 の 第 二 条 第 一 項 に 規 定
す る 一 般 電 気 事 業 者で あ って 、同 法 附 則 第 二 条 第 一 項 の 規 定 に よ り 同 法 第 一 条 の 規 定 に よ る 改 正 後の 電 気 事 業
法第二条の二の登録を受けたものとみなされる者が特 定契約(電 気事業法等の一部を改正する法律第三条の規
定による改正前の第四 条第一項に規定する特定契約を いう。)に 基づき 調達した再生可能エネルギー電気の量
施行 日前に旧再生可能エネルギー電気特 別措置法第二条第一項に規 定する一般電気事 業者が特 定契約に
を 基 礎として 経 済 産 業 省 令で 定 め る 方 法 に よ り 算 定 し た 再 生 可 能 エ ネ ル ギ ー 電 気の 量 」 と す る 。
2
基づき 調達した再生可能エネルギー電 気に係る交付金で あ って 、施行 日以後に附則第二条第一項の規 定により
新電 気事 業法第三 条の許 可を 受けた ものとみなされ る 者に対して 交付され る もの について の 新再生 可能エネ
ル ギ ー 電 気 特 別 措 置 法 第 九 条 の 規 定 の 適 用 に つ いて は 、同 条第一号中「当該電気事業者が特定契約に基づき 調
達した再生可 能 エ ネ ル ギ ー 電 気の量(キロワット時で 表した量をいう。)」とあるのは、「当該電気事業者が
特定契約に基づき 調達した再生可能エネルギー電気の量(キロワット時で 表した量を いう。以下この号におい
て 同じ。)及び電 気事業法等の一部を改正する法律( 平成 二十六年法律第七十二号)の施行前に同法第三条の
規 定 に よ る 改 正 前 の 第 二 条 第 一 項 に 規 定す る 一 般 電 気 事 業 者で あ って 、同 法 附 則 第 二 条 第 一 項の 規 定 に よ り 同
法第一条の 規 定 に よ る 改 正 後 の電気事業法第三条の許 可を 受け たもの と みな され る 者が特 定契約(電 気事 業法
等の一部を改正する法律第三条の規定による改正前の 第四 条第一項に規定する特定契約を いう。)に 基づき 調
達した再生可能エネルギー電気の量を基礎として 経済産業省令で 定める方法により算定した再生可能エネル
施行 日前に旧再生可能エネルギー電気特 別措置法第二条第一項に規 定する特 定電気事 業者が特 定契約に
ギー電気の量」とする。
3
基づき 調達した再生可能エネルギー電気に係る交付金で あ って 、施行日以後にみなし登録特定送配電事業者に
対して 交付され る ものについて の 新再生可能エネルギー電 気特別措置法第九 条の規定の適用について は 、同 条
第一号中「当該電気事業者が特定契約に基づき 調達した再生可能エネルギー電気の量(キロワット時で 表した
量をいう。)」と あるのは、「当該電気事業者が特定契約に基づき 調達した再生可能エネルギー電気の量(キ
ロワット 時で 表した量を いう。以下この号にお いて 同じ。)及 び電 気事業法等の一部を改正する法律( 平成 二
十 六 年 法 律 第 七 十 二 号 )の 施 行 前 に 同 法 第 三 条 の 規 定 に よ る 改 正 前 の 第 二 条 第 一 項 に 規 定 す る 特 定 電 気 事 業 者
で あ って 、同 法 附 則 第 四 条 第 一 項 の 規 定 に よ り 同 法 第 一 条 の 規 定 に よ る 改 正 後の 電 気 事 業 法(以 下「 新 電 気 事
業法」と いう。)第二十七条の 十三第一項の 届出をし 、かつ、新電 気事業法第二十七条の 十五の 登録を 受けた
ものとみなされ る 者が特 定契約(電 気事業法等の一部を改正する法律第三条の規定による改正前の第四 条第一
施行 日前に旧再生可能エネルギー電気特 別措置法第二条第一項に規 定する特 定規模電 気事業者が特定契
項に規定する特定契約をいう。)に基づき 調達した再生可能エネルギー電気の量」とする。
4
約に基づき 調達し た 再 生 可 能 エネルギー電気に係る交付金で あ って 、施行日以後に附則第六条第二項の規定に
より新電 気事業法 第二条の 二の 登録を受けた ものとみなされ る 者に対して 交付され る もの について の 新再生
可 能 エ ネ ル ギ ー 電 気 特 別 措 置 法 第 九 条 の 規 定 の 適 用 に つ いて は 、同 条 第 一 号 中「当 該 電 気 事 業 者 が 特 定 契 約 に
基づき 調達した再生可能エネルギー電気の量(キロワット時で 表した量をいう。)」とあるのは、「当該電気
事業者が特定契約に基づき 調達した再生可能エネルギー電気の量(キロワット時で 表した量を いう。以下この
号にお いて 同じ。)及び電 気事業法等の一部を改正する法律( 平成 二十六年法律第七十二号)の施行前に同法
第 三 条の 規 定 に よ る 改 正 前 の 第 二 条 第 一 項 に 規 定す る 特 定 規 模電 気 事 業 者で あ って 、同 法 附 則 第 六 条 第 二 項の
規定により同法第一条の規定による改正後の 電気事業法第二条の二の登録を受け たものと みなされ る者が特
定契約(電 気事業法等の一部を改正する法律第三条の規 定による改正前の第四 条第一項に規定する特定契約を
施行 日前に旧再生可能エネルギー電気特 別措置法第二条第一項に規 定する特 定規模電 気事業者が特定契
いう。)に基づき 調達した再生可能エネルギー電気の量」とする。
5
約 に 基 づき 調達 し た 再 生 可 能 エ ネ ル ギ ー 電 気 に 係 る 交 付 金( 前 項 に 規 定す る も の を 除 く 。)の 交 付 に つ いて は 、
施行 日前に旧再生可能エネルギー電気特 別措置法 第二条第一項に規 定する一般電気事 業者が電
なお従前の例による。
第三十五条
気の 使 用 者 に 供 給 し た 電 気 に 係 る 納 付 金( 旧 再 生 可 能 エ ネ ル ギ ー 電 気 特 別 措 置 法 第 十 一 条 第 一 項 の 納 付 金 を い
う。以下この 条にお いて 同じ。)で あって 、施行 日以後に新再生可能エネルギー電 気特 別 措置法第十九 条第一
項に規 定す る費用負 担 調整機関(以下こ の 条にお いて 単に「費用負 担調整機関」と いう。)が みなし小 売電 気
事 業 者 か ら 徴 収 す る も の に つ いて の 新 再 生 可 能 エ ネ ル ギー電 気 特 別 措置 法第十二 条第一項の規 定の 適用につ
いて は 、同 項 中「当 該 電 気 事 業 者 が 電 気の 使 用 者 に 供 給 し た 電 気の 量( キ ロ ワ ッ ト 時で 表し た 量 を い う 。次 項
及 び 第 十 六 条 第 二 項 に お いて 同じ 。)」と あ る の は 、「 当 該 電 気 事 業 者 が 電 気 の 使 用 者 に 供 給 し た 電 気 の 量( キ
ロワット 時で 表した量を いう。以下この項、次項及び第十六条第二項にお いて 同じ。)及 び電 気事業法等の一
部を 改 正 す る 法 律( 平 成 二 十 六 年 法 律 第 七 十 二 号 )の 施 行 前 に 同 法 第 三 条 の 規 定 に よ る 改 正 前 の 第 二 条 第 一 項
に 規 定 す る 一 般 電 気 事 業 者で あ って 、同 法 附 則 第 二 条 第 一 項の規 定により同法第一条の規 定による改正 後の電
気 事 業 法 第 二 条 の 二 の 登 録 を 受 け た も の と み な さ れ る 者 が 電 気 の 使 用 者 に 供 給 し た 電 気 の 量 を 基 礎 と して 経
施行日前に旧再生可能エネルギー電気特別措置法第二条第一項に規定する一般電気事業者が電気の使用
済産業省令で 定める方法により算定した電気の量」とする。
2
者に供給し た 電 気 に 係 る 納 付 金で あ って 、施行日以後に費用負担調整機関が附則第二条第一項の規定により新
電 気事 業 法第三 条 の許 可を 受け たも の と みな され る 者 から 徴収 す る もの に つ いて の 新再 生 可能エ ネ ル ギー電
気特別措置法 第 十 二 条 第 一 項 の規定の適用について は 、同 項中「当該電気事業者が電気の使用者に供給した電
気の量(キロ ワ ッ ト 時で 表し た量を いう。次 項及び第十六条第二項において 同じ。)」と あるのは、「当該電
気事業者が電 気の使用者に供給した電 気の量(キロワット 時で 表した量を いう。以下この項、次項及び第十六
条 第 二 項 に お いて 同 じ 。)及 び 電 気 事 業 法 等 の 一 部を 改 正 す る 法 律( 平 成 二 十 六 年 法 律 第 七 十 二 号 )の 施 行 前
に 同 法 第 三 条 の 規 定 に よ る 改 正 前 の 第 二 条 第 一 項 に 規 定 す る 一 般 電 気 事 業 者で あ って 、同 法 附 則 第 二 条 第 一 項
の規定により同法第一条の規定による改正後の電気事業法第三条の許可を受けたものとみなされる者が電気
施行日前に旧再生可能エネルギー電気特別措置法第二条第一項に規定する特定電気事業者が電気の使用
の使用者に供給した電気の量を 基礎として 経 済産業省令で 定める方法により算定した電気の量」とする。
3
者に供給した電気に係る納付金で あ って 、施行日以後に費用負担調整機関がみなし登録特定送配電事業者から
徴 収 す る も の に つ いて の 新 再 生 可 能 エ ネ ル ギ ー 電 気 特 別 措 置 法 第 十 二 条 第 一 項 の 規 定 の 適 用 に つ いて は 、同 項
中「当 該 電 気 事 業 者が電 気の 使 用 者に 供 給し た 電 気の 量( キ ロ ワ ット 時で 表し た量を いう 。次 項 及 び 第 十六 条
第 二 項 に お いて 同じ 。)」と あ る の は 、「 当 該 電 気 事 業 者 が 電 気 の 使 用 者 に 供 給 し た 電 気 の 量( キ ロ ワ ッ ト 時
で 表した量を いう。以下この項、次 項及び第十六条第二項 に お いて 同 じ 。)及 び 電 気 事 業 法 等 の 一 部 を 改 正 す
る 法 律( 平 成 二 十 六 年 法 律 第 七 十 二 号 )の 施 行 前 に 同 法 第 三 条 の 規 定 に よ る 改 正 前 の 第 二 条 第 一 項 に 規 定 す る
特 定 電 気 事 業 者で あ って 、 同 法 附 則 第 四 条 第 一 項 の 規 定 に よ り 同 法 第 一 条 の 規 定 に よ る 改 正 後の 電 気 事 業 法
(以下「新電 気事業法」と いう。)第二十七条の 十三第一項の 届出をし 、かつ、新電 気事業法第二十七条の 十
施行 日前に旧再生可能 エネルギー電 気特 別措置法 第二条第 一項に規 定する特 定規模電 気事業者が電気の
五の登録を受けたものとみなされる者が電気の使用者に供給した電気の量」とする。
4
使 用 者 に 供 給 し た 電 気 に 係 る 納 付 金で あ って 、施行 日 以 後 に 費 用 負 担 調 整 機 関 が 附 則 第 六 条 第 二 項 の 規 定 に よ
り 新 電 気 事 業 法 第 二 条 の 二 の 登 録 を 受 け た も の と み な され る 者 から 徴 収 す る も の に つ いて の 新 再 生 可 能エ ネ
ル ギ ー 電 気 特 別 措 置 法 第 十 二 条 第 一 項 の 規 定 の 適 用 に つ いて は 、同 項中「当該電 気事業者が電 気の使用者に供
給 し た 電 気 の 量 ( キ ロ ワ ッ ト 時 で 表 し た 量 を い う 。 次 項 及 び 第 十 六 条 第 二 項 に お いて 同 じ 。 ) 」 と あ る の は 、
「当該電 気事業者が電 気の使用者に供給した電 気の量(キロワット 時で 表した量を いう。以下この項、次項及
び 第 十 六 条 第 二 項 に お いて 同 じ 。 ) 及 び 電 気 事 業 法 等 の 一 部を 改 正 す る 法 律 ( 平 成 二 十 六 年 法 律 第 七 十 二 号 )
の 施 行 前 に 同 法 第 三 条 の 規 定 に よ る 改 正 前 の 第 二 条 第 一 項に 規 定 す る 特 定 規 模 電 気 事 業 者で あ って 、同 法 附 則
第六条第二項の規定により同法第一条の規定による改正後の電気事業法第二条の 二の登録を受けたものとみ
施行 日前に旧再生可能 エネルギー電 気特 別措置法 第二条第 一項に規 定する特 定規模電 気事業者が電気の
なされる者が電気の使用者に供給した電気の量」とする。
5
施行 日前に旧再生可能エネルギー電気特 別措置法 第二条第一項に規 定する一般電気事 業者が電
使 用 者 に 供 給 し た 電 気 に 係 る 納 付 金( 前 項 に 規 定す る も の を 除 く 。)の 納 付 に つ いて は 、な お 従前の 例 に よ る 。
第三十六条
気の 使 用 者 に 供 給 し た 電 気 に 係 る 賦 課 金( 旧 再 生 可 能 エ ネル ギ ー 電 気 特 別 措 置 法 第 十 六 条 の 賦 課 金 を い う 。以
下 こ の 条 に お いて 同 じ 。)で あ って 、施行 日 以 後 に み な し 小 売 電 気 事 業 者 が 電 気の 使 用 者 に 対 して 請 求す るこ
と がで き る も の に つ いて の 新再 生 可 能 エ ネ ル ギー電 気特 別 措 置 法 第 十 六 条 第 二 項の 規 定の 適 用 に つ いて は 、同
項中「当該 電 気 事 業 者 が 当 該 電気の使用者に供給した電気の量」と あるのは、「当該電気事業者が当該電気の
使 用 者に 供 給し た 電 気の 量 及 び電 気 事 業法 等の 一 部を 改 正 す る 法 律( 平 成 二 十 六 年 法 律 第 七 十 二 号 )の 施 行 前
に 同 法 第 三 条 の 規 定 に よ る 改 正 前 の 第 二 条 第 一 項 に 規 定 す る 一 般 電 気 事 業 者で あ って 、同 法 附 則 第 二 条 第 一 項
の規定により同法第一条の規定による改正後の電気事業法第二条の二の登録を受けたものとみなされる者が
施行日前に旧再生可能エネルギー電気特別措置法第二条第一項に規定する一般電気事業者が電気の使用
当該電気の使用者に供給した電気の量を 基礎として 経 済産 業省令で 定める方法により算定した電気の量」とす
る。
2
者 に 供 給 し た 電 気 に 係 る 賦課 金で あ って 、施行 日 以 後 に 附則第二条第一項の規定により新電気事業法第三条の
許 可を 受 け た も の と みな さ れ る 者 が 電 気の 使 用 者に 対 して 請 求 す るこ と がで き る も の に つ いて の 新 再 生可能
エ ネ ル ギ ー 電 気 特 別 措 置 法 第 十 六 条 第 二 項 の 規 定 の 適 用 に つ いて は 、同 項 中「 当 該 電 気 事 業 者 が 当 該 電 気 の 使
用 者 に 供 給 し た 電 気 の 量 」と あ る の は 、「 当 該 電 気 事 業 者が 当 該 電 気の 使 用 者に 供 給し た 電 気の 量 及 び電 気 事
業法等の一部を改正する法律( 平成 二十六年法律第七十二号)の施行前に同法第三条の規定による改正前の第
二 条 第 一 項 に 規 定 す る 一 般 電 気 事 業 者で あ って 、同 法 附 則 第 二 条 第 一 項 の 規 定 に よ り 同 法 第 一 条 の 規 定 に よ る
改正後の電気事業法第三条の許可を受けたものとみな される者が当該電気の使用者に供給した電気の量を基
施行日前に旧再生可能エネルギー電気特別措置法第二条第一項に規定する特定電気事業者が電気の使用
礎として 経済産業省令で 定 める方法により算定した電気の量」とする。
3
者 に 供 給 し た 電 気 に 係 る 賦課 金で あ って 、施行 日 以 後 に み な し 登 録 特 定 送配電 事 業 者 が 電 気の 使 用 者 に 対 して
請 求す る こ と がで き る も の に つ いて の 新再 生 可 能 エ ネ ル ギー 電 気特 別 措 置 法 第 十 六 条 第 二 項の 規 定 の 適用に
つ いて は 、同 項 中「 当 該 電 気 事 業 者 が 当 該 電 気 の 使 用 者 に 供 給 し た 電 気 の 量 」と あ る の は 、「当 該 電 気 事 業 者
が 当 該 電 気の 使 用 者に 供 給し た 電 気の 量 及 び電 気 事 業法 等の 一 部を 改 正 す る 法 律( 平成 二 十 六 年 法 律 第 七 十 二
号 )の 施 行 前 に 同 法 第 三 条 の 規 定 に よ る 改 正 前 の 第 二 条 第 一 項 に 規 定 す る 特 定 電 気 事 業 者で あ って 、同 法 附 則
第四 条第一項の規定により同法第一条の規定による改正 後の電 気事業法(以下「新電 気事業法」と いう。)第
二 十 七 条 の 十 三 第 一 項 の 届 出 を し 、か つ 、新電 気 事 業 法 第二 十 七 条 の 十 五 の 登 録 を 受 け た も の と み な さ れ る 者
施行 日前に旧再生可能 エネルギー電 気特 別措置法 第二条第 一項に規 定する特 定規模電 気事業者が電気の
が当該電気の使用者に供給した電気の量」とする。
4
使 用 者 に 供 給 し た 電 気 に 係 る 賦課 金で あ って 、施行 日 以 後に 附 則 第 六 条 第 二 項 の 規 定 に よ り 新 電 気 事 業 法 第 二
条の 二の 登録を 受 け た もの と みな され る 者が 電 気の使 用 者に 対 して 請 求 す るこ と がで き る も の に つ いて の 新
再 生 可 能 エ ネ ル ギ ー 電 気特 別 措 置 法 第 十 六 条 第 二 項 の 規 定 の 適 用 に つ いて は 、同 項 中「 当 該 電 気 事 業 者 が 当 該
電 気 の 使 用 者 に 供 給 し た 電 気 の 量 」と あ る の は 、「 当 該 電 気 事 業 者 が 当 該 電 気 の 使 用 者 に 供 給 し た 電 気 の 量 及
び電 気事業法等の一部を改正する法律( 平成 二十六年法律第七十二号)の施行前に同法第三条の規定による改
正 前 の 第 二 条 第 一 項 に 規 定す る 特 定 規 模電 気 事 業 者で あ って 、同 法 附 則 第 六 条 第 二 項の 規 定 に よ り 同 法 第 一 条
の規定による改正後の電気事業法第二条の二の登録を 受けたものとみなされる者が当該電気の使用者に供給
施行 日前に旧再生可能 エネルギー電 気特 別措置法 第二条第 一項に規 定する特 定規模電 気事業者が電気の
した電気の量」とする。
5
この法律の施行の際現に旧再生 可能エネルギー電 気特別措置法第十九条第一項の規定による指
使 用 者 に 供 給 し た 電 気 に 係 る 賦課 金( 前 項 に 規 定す る も のを 除 く 。)の 請 求 に つ いて は 、な お 従 前 の 例 に よ る 。
第三十七条
定を 受 けて いる 者は 、施 行 日 に 新再 生 可 能 エ ネ ル ギー電 気特 別 措 置 法 第 十九 条 第 一 項の 規 定 に よ る 指 定を 受 け
たものとみなす。
こ の 法 律の 施 行 前 にこ の 法 律 に よ る 改 正 前 の それ ぞ れ の 法 律(こ れ に 基 づ く 命令を 含む 。以 下 こ
(処分等の効力)
第三十八条
の 条にお いて 同じ。)の規 定によって し た処分、手続その 他の行為で あ って 、この法律による改正 後のそれぞ
れ の 法 律の 規 定 に 相 当 の 規 定 が あ る も の は 、こ の 附 則 に 別 段の 定 め が あ る も の を 除き 、こ の 法 律 に よ る 改 正 後
の それ ぞ れ の 法 律 の 相 当 の 規 定 に よ って し た も の と み な す 。
施行日前にした行為及びこの附則の規定によりなお従前の例によることとされる場合における
(罰則に関する経過措置)
第三十九条
施 行 日 以 後 に し た 行 為 に 対 す る 罰 則 の 適 用 に つ いて は 、 な お 従 前 の 例 に よ る 。
(政令への委任)
第四十条
附則第二条から前 条まで 、第四 十四 条、第四 十七 条、第五十七条、第五十九条、第六十一条、第六
十八条及び 第 七 十 条 に 定 め る もののほか、この法律の施行 に関し 必要な 経過 措置(罰則に関す る経過 措置を 含
む。)は、政令で 定める。
電気事業者に よる再生可能エネルギー電気の調達 に関する特別措置法附則第十二条の規定によ
(旧電気事業者による新エネルギー等の利用に関する特別措置法の一部改正)
第七十一条
りなお その効 力を 有す るこ とと され る 旧電 気事 業者に よる 新エ ネルギー 等の 利用に 関す る特 別 措置法( 平成 十
四年法律第六十二号)の一部を次のように改正する。
第四条第一項中「電気事業者は」を「電気事業者(電 気事業法(昭和三十九年法律第百七十号)第二条
第 一 項 第 三 号 に 規 定 す る 小 売 電 気 事 業 者 、同 項 第 九 号 に 規 定 す る 一 般 送 配 電 事 業 者 及 び 同 法 第 二 十 七 条 の 十
則(平成二八年六月三日法律第五十九号)
九第一項に規定する登録特定送配電事業者を いう。以下同じ。)は」に改める。
附
こ の 法 律 は 、平成 二 十 九 年四 月 一 日 から 施 行 す る 。た だ し 、次 の 各 号 に 掲 げ る 規 定 は 、当 該 各 号 に 定
(施行期日)
第一条
一
第一条の規定及び次条の規定
附 則 第 十 二 条 から 第 十 九 条 まで の 規 定
める日から施行する。
二
第三条の規定
公布の日
電気事業法等の一部を改正する等の法律附則第一条第五号に掲げる規定の施行の日
平成二十八年十月一日
三
前条第二号に掲げる規定の 施行の日前に第一 条の規定による改正前の電 気事業者による再 生可能エ
(賦課金に係る特例に関する経過措置)
第二条
ネルギー電気の調達に関する特別措置法第十七条第一項の規定による認定を受けた事業所に係る同法第十六
条 第 一 項 の 規 定 に よ り 支 払 を 請 求 す る こ と がで き る 賦 課 金 の 額 に つ いて は 、 な お 従 前 の 例 に よ る 。
この法律の施行の 際現に締 結されて いる第二 条の規定 による改 正前の電 気事業者による再 生可能エ
(特定契約に関する経過措置)
第三条
ネルギー電 気の 調達に関する特別措置法(以下「旧法」という。)第四 条第一項の特定契約(以下「旧特定契
約 」と い う 。)は 、その 契 約 の 期 間 が 終 了 す る まで の 間 は 、第 二 条 の 規 定 に よ る 改 正 後 の 電 気 事 業 者 に よ る 再
生可能エネルギー電気の 調達に関する特別措置法(以下「新法」と いう。)第二条第五項の特定契約(以下「新
前項の規定に より新特 定契約と みなされ る旧特定契約 に基づき 再生可能エネルギー電 気を 調達する旧法
特定契約」という。)とみなす。
2
第 二 条 第 一 項 に 規 定 す る 電 気 事 業 者( 以 下「旧 電 気 事 業 者 」と い う 。)は 、そ の 契 約 の 期 間 が 終 了 す る まで の
間 は 、新法 第 二 条 第 一 項 に 規 定す る 電 気 事 業 者で あ る 同 項 に 規 定す る 一 般 送 配 電 事 業 者 と み な して 、新法 第 二
十 八 条 、第 二 十 九 条 第 一 号 及 び 第 二 号 、第 三 十 条 、第三 十 二 条 第 二 項 及 び 第 四 項 、第三 十 五 条 第 二 項 、第 五 十
五 条 第 二 項 第 二 号 、第五 十 六 条 第 二 項 第 三 号 、第 七 十 六 条第 一 項 、第 五 項 及 び 第 六 項 、第 八 十 五 条 第 一 号 、第
三 号 及 び 第 四 号 並 び に 第 八 十 七 条 の 規 定 を 適 用 す る 。こ の 場 合 に お いて 、新法 第 二 十 九 条 中「か ら 第 四 号 まで
に掲げる額の合計額」とあるのは、「に掲げる額」とする。
この法律の施行の 際現に旧法第五条第一項に規定す る接続をして いる旧法第三条第二項に規定する
(特定供給者に関する経過措置)
第四条
特 定 供 給 者(以 下「 旧特 定 供 給 者」と いう 。)及び 旧 法 第 五 条 第 一 項 に 規 定す る 接 続を す るこ と に つ いて 同 項
に 規 定す る 一 般 送配 電 事 業 者 等( 以 下「旧 一 般 送配 電 事 業 者 等 」と いう 。)の 同 意を 得て いる 旧特 定 供 給 者は 、
この法律の施行の日(以下「施行日」という。)に新法第九条第三項の認定を受けたものとみなす。
2
前項 の 規 定 に よ り 新 法 第 九条第三項の 認定を受けたもの と み な され る 旧 特 定 供 給 者(当 該 旧 特 定 供 給 者 に
係 る 旧 法 第 三 条 第 二 項 に 規 定 す る 認 定 発 電 設 備 が 、再 生 可能エネルギー電 気(旧法第二条第二項の再生可能エ
ネルギー電気をいう。以下同じ。)の安定的かつ効率的な 供給の確保を図るために特に必要なものとして 経 済
産業省令で 定 める基準に該当す るもので ある 者に限る。)は 、経済産業省令で 定 めるところ に より、経 済産業
省令で 定 める期間 内に新法 第九条第 二項各号 に掲げる 事項を 記 載した書類を 経済 産業大臣 に提出し なければ
この法律の施行の 際現に 旧法第五 条第一項に規 定す る接続の請 求(以下「旧接続請 求」と いう。)に
ならない。
第五条
ついて 旧一般送配電事業者等の同意が得られて いない旧特定供給者(以下「旧接続請求者」と いう。)で あ っ
て 、当該 旧接 続請 求に係 る 旧法 第六 条第 一 項の 規 定に よる認定(以下「旧認定」と いう。)を受けた日が平成
二十八年七月一日以降で あるもの(次条第一項に規定す る特定旧接続請求者を除く。)は 、当該旧認定を受け
前 項 の 規 定 に よ り 旧 接 続 請 求 者 が 引き 続き 旧接 続 請 求 を 行 う 場 合 に は 、当 該 旧 接 続 請 求 及 びこれ に 係 る 旧
た 日 の 翌 日 か ら 起 算 して 九 月 間 は 、 施 行 日 以 後で あ って も 、 引 き 続き 当 該 旧 接 続 請 求 を 行 う こ と がで き る 。
2
接 続 請 求 者 の 旧 認 定 に つ いて は 、旧 法 第 五 条 、第 六 条 第 六 項 並 び に 第 四 十 条 第 一 項 、第四 項 及 び 第 五 項 の 規 定
第 一 項の 規 定 に よ り 旧 接 続請 求を 引き 続き 行 う 旧 接 続請 求 者は 、当該 旧 接 続請 求 に つ いて 、同 項の 期 間 内
は、なおその効力を有する。
3
に 旧 一 般 送配電 事 業 者 等 の 同 意 が 得ら れ た とき は 、当該 同 意が得られ た 日に新法第九条第三項の 認定を受けた
前 条 第 二 項 の 規 定 は 、前 項 の 規 定 に よ り 新 法 第 九 条 第三 項 の 認 定を 受 け た も の と み な され る 旧 接 続 請 求 者
ものとみなす。
4
( 当 該 旧 接 続 請 求 者 に 係 る 旧 法 第 三 条 第 二 項 に 規 定 す る 認定 発 電 設 備 が 、再 生 可 能 エ ネ ル ギ ー 電 気 の 安 定 的 か
つ効率的な供給の 確保を図るために特に必要なものとして 経済産業省令で 定める 基準に該当するものである
こ の 法 律 の 施 行 の 際 現 に 、旧接 続 請 求 に つ いて 旧 一 般 送 配 電 事 業 者 等 の 同 意を 得 る た め に 必 要 な 手 続
者 に 限 る 。 ) に つ いて 準 用 す る 。
第六条
その他の 行為で あ って その 手続その 他の行為を 終了す るまで に 相当の 期 間を要す るものと して 経済産業省令
で 定 め る も の を して いる 旧 接 続 請 求 者(以 下「 特 定 旧 接 続 請 求 者」と い う 。)は 、当該 手 続 そ の 他 の 行 為 が 終
前 項 の 規 定 に よ り 特 定 旧 接 続 請 求 者 が 引き 続き 旧接 続 請 求 を 行 う 場 合 に は 、当 該 旧 接 続 請 求 及 びこれ に 係
了し た 日の 翌 日 から 起 算して 六 月 間は 、施 行 日 以 後で あ って も 、引き 続き 当 該 旧 接 続請 求を 行 うこ と がで き る 。
2
る特定旧接 続 請 求 者 の 旧 認 定 について は、旧法第五条、第六条第六項並びに第四十条第一項、第四項及び第五
第 一 項の 規 定 に よ り 旧 接 続請 求を 引き 続き 行 う 特 定 旧接 続 請 求 者 は 、当該 旧 接 続 請 求 に つ いて 、同 項 の 期
項の規定は、なおその効 力を 有する。
3
間内に旧一般送配電事業者等の同意が得られ たとき は 、当 該同意が得られ た 日に新法第九条第三項の 認定を受
附則第四 条第二項の規 定は 、前 項の規 定により新法第九 条第三項の 認定を 受けたものとみなされ る特 定 旧
けたものとみなす。
4
接 続 請 求 者(当 該 特 定 旧 接 続 請 求 者 に 係 る 旧 法 第 三 条 第 二項 に 規 定 す る 認 定 発 電 設 備 が 、再 生 可 能 エ ネ ル ギ ー
電気の安 定的かつ効率的な 供給の確保を図る ために特 に必要な ものとして 経済産 業省令で 定める基 準に該当
附則第四 条第一項、第五条第三項及び前条第三項の規 定により新法第九条第三項の 認定を受けたもの
す る も ので あ る 者 に 限 る 。 ) に つ いて 準 用 す る 。
第七条
とみなされる場合以外の場合には、旧認定は、その効力を失う。
施行日前に旧電気事業者が旧特定契約に基づき調達した再生可能エネルギー電気に係る交付金の交
(交付金に関する経過措置)
第八条
付 に つ いて は 、 な お 従 前 の 例 に よ る 。
施 行 日前 に 旧電 気 事 業 者が電 気の 使 用 者に 供 給し た 電 気に 係 る 納 付 金 の 納 付 に つ いて は 、な お 従前 の
(納付金に関する経過措置)
第九条
例による。
施 行 日前 に 旧電 気 事 業 者が電 気の 使 用 者に 供 給し た 電 気に 係 る 賦課 金 の 請 求 に つ いて は 、な お 従前 の
(賦課金に関する経過措置)
第十条
例による。
こ の 法 律の 施 行 の 際 現 に 旧 法 第 十 九 条 第 一 項の 規 定 に よ る 指 定を 受 けて いる 者は 、施 行 日 に 新 法 第
(費用負担調整機関に関する経過措置)
第十一条
五十五条第一項の規定による指定を受けたものとみなす。
経 済 産 業 大 臣 は 、施 行 日 前 に 、新 法 第 三 条(第 十 項 及 び 第 十 一 項 を 除 く 。)の 規 定 の 例 に よ り 、平
(準備行為)
第十二条
成 二 十 九 年 度 に 係 る 同 条 第 一 項 に 規 定 す る 調 達 価 格 及 び 調 達 期 間 ( 次 項 に お いて 「 調 達 価 格 等 」 と い う
2
。)を定めなければならない。
前項 の 規 定 に よ り 定 め ら れ た調達価格等は、施行日にお いて 、新法第三条第一項の規定により定められ た
経 済 産 業 大 臣 は 、施 行 日 前 に お いて も 、新 法 第 四 条(第 五 項 を 除 く 。)及 び 第 五 条(第 七 項 を 除 く。)
ものとみなす。
第十三条
の 規 定 の 例 に よ り 、新法 第 四 条 第 一 項 の 規 定 に よ る 指 定 及び 新 法 第 五 条 第 一 項の 規 定 に よ る 入 札 実 施 指針(同
前 項の 規 定 に よ り 指 定 され た 再 生 可 能 エ ネ ル ギー 発 電 設 備の 区 分 等( 新 法 第 三 条 第 一 項 に 規 定す る 再 生 可
項 に 規 定 す る 入 札 実 施 指 針 を い う 。 次 項 に お いて 同 じ 。 ) の 策 定 を す る こ と がで き る 。
2
能 エ ネ ル ギ ー 発 電 設 備 の 区 分 等 を い う 。)及 び こ れ に係 る 入 札 実 施 指 針 は 、施行 日 に お いて 、それ ぞ れ 新法 第
新 法 第 七 条 第 十 項 の 指 定 及 び こ れ に 関 し 必 要 な 手 続 そ の 他 の 行 為 は 、施行 日 前 に お いて も 、新法 第
四条第一項の規定により指定され、及び新法第五条第一項の規定により定められたものとみなす。
第十四条
三十九条から 第四 十一条まで 、第四 十二条第一項及び第二項、第四 十七条並びに第五十二条第一号の規定の例
前 項 の 規 定 に よ り 行 っ た 行 為 は 、 施 行 日 に お いて 、 同 項 に 規 定す る 規 定 に よ り 行 わ れ た も の と み な す 。
に よ り 行 う こ と がで き る 。
2
第十五条
新法第九条第一項に規定する再生可能エネルギー 発 電 事 業 を 行 お う と す る 者 は 、施 行 日 前 に お いて
経 済 産 業 大 臣 は 、前 項 の 規 定 に よ る 認 定 の 申 請 が あ っ た 場 合 に は 、施 行 日 前 に お いて も 、新 法 第 九 条 第 三
も 、 同 項 及 び 同 条 第 二 項 の 規 定の 例 に よ り 、 経 済 産 業大 臣 の 認 定を 申 請 す る こ と がで き る 。
2
項 から 第 五 項 まで の 規 定 の 例 に よ り 、その 認 定を す るこ と がで き る 。こ の 場 合 に お いて 、そ の 認 定を 受 け た 再
新 法 第 二 条 第 一 項 に 規 定 す る 電 気 事 業 者 は 、施 行 日 前 に お いて も 、新 法 第 十 八 条 第 一 項 の 規 定 の 例
生 可 能 エ ネ ル ギ ー 発 電 事 業 計 画 は 、 施 行 日 に お いて 、 同 条 第 三 項 の 認 定 を 受 け た も の と み な す 。
第十六条
前 項 の 規 定 に よ る 届 出 を し た 電 気 事 業 者 は 、同 項 の 規定による届出をした再生可能エネルギー電気卸供給
に よ り 、 再 生 可 能 エ ネ ル ギ ー 電 気 卸 供 給 約 款を 定め 、 経 済 産 業 大 臣 に 届 け 出 る こ と がで き る 。
2
約 款 に よ り 難 い特 別の 事 情 が あ る 場 合 に は 、施 行 日 前 に お いて も 、新法 第 十八 条第 二項ただし 書の 規 定の 例 に
より、再 生可能エネルギー電 気 卸供給に係る料金その 他の 供給条件について 経済産業大臣の承認を 受けること
第一項の規定による届出をした再生可能エネルギー電 気卸供給約款又は前項の規定による承認を受けた
がで き る 。
3
料金その 他の 供給条件は、施行日にお いて 、新法第十八条第一項の規定による届出をし、又は同条第二項ただ
経 済 産 業 大 臣 は 、施 行 日 前 に 、新 法 第 三 十 二 条 第 二 項 の 規 定 の 例 に よ り 、平成 二 十 九 年 度 に 係 る 同
し書の承認を受けたものとみなす。
第十七条
前項 の 規 定 に よ り 定 め ら れ た納付金単価は、施行日にお いて 、新 法 第 三 十 二 条 第 二 項 の 規 定 に よ り 定 め ら
条第一項の納付金単価を定め、遅滞なく、これを告示しなければならない。
2
れたものとみなす。
こ の 法 律( 附 則 第 一 条 各 号 に 掲 げ る 規 定 に つ いて は 、当該 各 規 定 。以下 こ の 条 及 び 次 条 に お いて 同
(罰則に関する経過措置)
第十八条
じ 。)の 施 行 前 に し た 行 為 並 び にこ の 附 則 の 規 定 に よ り な お 従 前 の 例 に よ るこ と と され る 場 合 及 びこ の 附 則 の
規定によりなおその効力を有することとされる場合におけるこの法律の施行後にした行為に対する罰則の適
用 に つ いて は 、 な お 従 前 の 例 に よ る 。
こ の 附 則 に 定 め る も の の ほ か 、こ の 法 律の 施 行 に 関 し 必 要 な 経 過 措 置( 罰 則 に 関す る 経 過 措 置を 含
(政令への委任)
第十九条
む。)は、政令で 定める。
(検討)
第二十条
政 府 は 、こ の 法 律の 施 行 後 三 年を 経 過 し た 後 適 当 な 時 期 に お いて 、こ の 法 律 に よ る 改 正 後の 規 定の
実施状況について 検討を加え、必要があると認めるときは、その結果に応じて 所要の見直しを行うものとする。
電 気 事 業 法 等 の 一 部を 改 正 す る 法 律( 平 成 二 十 六 年 法 律 第 七 十 二 号 )の 一 部を 次 の よ う に 改 正 す
(電気事業法等の一部を改正する法律の一部改正)
第二十一条
る。
附則第十六条第三項及び第二十三条第三項中「第六十六条の十」を「第六十六条の十一」に改める。
附則第二十五条の四第一項中「電気事業法等の一部を改正する等の法律(平成二十七年法律第四十七号
号)第四 条の」に、「第六 十六 条の 二第 二項」を「第六
)附則 第 一 条 第 三 号 に 掲 げ る 」を「電 気 事 業 者 に よ る 再 生 可 能 エ ネ ル ギ ー 電 気 の 調 達 に 関す る 特 別 措 置 法 等
の 一 部を 改 正 す る 法 律( 平成 二 十 八 年 法 律 第
十六条の三」に改め、同条第二項中「電 気事業法等の一部を改正する等の法律第十四 条」を「電 気事業者に
よ る 再 生 可 能 エ ネ ル ギー 電 気の 調 達 に 関す る 特 別 措 置 法 等 の 一 部を 改 正 す る 法 律 附 則 第 二 十 二 条」に 、「 第
六十六条の二第二項」を「第六十六条の三」に改める。
経済産業省設置法(平成十一年法律第九十九号)の一部を次のように改正する。
(経済産業省設置法の一部改正)
第二十二条
第十七条中「第六十六条の二第二項」を「第六十六条の三」に改める。