平成28年熊本地震への対応について (PDF 68KB)

報告事項1
平成 28 年熊本地震への対応について
平成 28 年熊本地震により、避難所となった学校等に対し、下記のとおり震災・学校支援
チーム(EARTH)を派遣し、避難所運営や学校再開に向けた助言等の支援を行った。
記
1
これまでの支援
(1)支援日程等
ア
先遣隊
平成 28 年4月 16 日(土)~17 日(日)
イ
EARTH 員2名、事務局1名
第1次派遣
平成 28 年4月 19 日(火)~23 日(土)
ウ
EARTH 員 17 名、事務局3名
第2次派遣
平成 28 年4月 25 日(月)~28 日(木)
EARTH 員 14 名、事務局2名
(2)訪問先自治体
熊本県、熊本市、菊池市、宇土市、阿蘇市、合志市、大津町、南阿蘇村、西原村、
御船町、益城町(1県 10 市町村)
(3)訪問学校数
59 校(延べ 94 校)
(4)活動内容
市町村教育委員会が開催する臨時学校園長会議や、避難所となった学校において、
避難所運営、学校再開、心のケア等に関する支援や助言を行った。
特に避難所運営については、マニュアルやノウハウのないまま教職員が対応してい
たことから、阪神・淡路大震災の経験に基づいた EARTH の助言・支援は大変有益であ
った。
学校再開後の児童生徒の心のケアについては、日常の児童生徒の様子をよく知る各
学校の教職員が注意深く児童生徒を観察するよう助言し、
『EARTH ハンドブック』を提
供し、「観察の実施方法(小学生、中高生、保護者用のアンケート様式)」や「リラク
ゼーションの手法」を伝達した。
GW 明けから、ほとんどの学校において再開の見込みがたったことから、発災直後に
おける EARTH による支援活動は所期の目的を達成したものと考えている。
2
今後の対応
引き続き、熊本県及び各市町村教育委員会との連絡体制を維持するとともに、第3次
派遣も含め必要な支援を検討・実施していく。