第七次四日市市介護保険事業計画・第八次四日市市高齢者福祉計画

第七次四日市市介護保険事業計画・第八次四日市市高齢者福祉計画策定
業務委託仕様書
Ⅰ
業務の目的
本業務は、老人福祉法及び介護保険法に基づく「第七次四日市市介護保険事業計画・第八次四日
市市高齢者福祉計画」(計画期間:平成 30 年度から 32 年度まで)を策定するものである。
Ⅱ
業務の方針
本業務の策定にあたっては、下記の方針を重視するものとする。
① 介護保険制度の見直しなど、制度改正の動きを早期に十分把握するとともに、着実な計画策
定がなされるよう工程管理を的確に行うこと。
② 計画の実効性を高める観点から、市民ニーズの把握・反映はもとより、現場の実務者による
検討作業を中心に計画策定を進めること。
③ 現計画にもとづく事業実績の評価を行い、四日市市の地域特性を踏まえつつ、今後の高齢者
施策の方向性を明らかにすること。
④ 計画策定に必要なデータ解析・推計などにあたっては、正確を期するとともに簡潔で分かり
やすい資料作成に努めること。
Ⅲ
業務の期間
業務期間は、契約日より平成 29 年 3 月 31 日までとする。
Ⅳ
業務の内容
本業務の内容は次のものとする。
1
アンケート調査業務
計画策定の基礎資料とするため、下記のアンケート調査を実施する。
なお、下記内容については、課題抽出や介護保険制度改正の内容などを受け、アンケート設問
検討の結果、変更することがある。その際は委託者と受託者との協議により、アンケート調査に
かかる費用の範囲内で、調査種別・調査対象・設問数等を変更する。
― 1 ―
(実施内容)
調査種別
在宅要介護者調査
調査対象
施設入所者を除く要支援・要
介護認定者
第 1 号被保険者調査
要介護認定をうけていない
65 歳以上の市民
若年者調査
要介護認定をうけていない
40~64 歳の市民
介護支援専門員調査
市内のすべての居宅介護支
市内のすべての介護保険サ
ービス提供事業者
総合事業にかかる意向調査
◇抽出
2,000 人
◇抽出
1,500 人
◇抽出
1,000 人
◇約
250 人
援事業者
サービス提供事業所調査
対象者数
設問型・通所型サービスに
関連する事業者、及びNP
◇約
150 か所
◇約
300 か所
設問数
50 問程度、
A4判 20 ページ程度
45 問程度、
A4判 16 ページ程度
35 問程度、
A4判 12 ページ程度
35 問程度、
A4判 12 ページ程度
40 問程度、
A4判 16 ページ程度
40 問程度、
A4判 16 ページ程度
O、ボランティア団体等
※「対象者数」は想定値
(1) 調査票の設計
高齢者施策の内容や介護保険制度見直しの方向性に十分配慮しながら、四日市市における課
題をふまえて、ニーズ量推計や各施策の見直し、介護予防・日常生活支援総合事業(以下、
「総
合事業」とする)の展開、新たな施策展開に向けての判断材料となるようアンケート調査票の
設計を行い、ワーキンググループでの検討を経て、発送用封筒(角型 2 型)と返信用封筒(長
型 3 号)をあわせて必要部数を印刷する。
(2) 調査の実施
調査票と返信用封筒を発送用封筒に封入し、受託者が郵送費用を負担の上、配布・回収を行
う。なお、対象者の抽出及び宛名ラベル作成は受託者が行う。
また、回収率を向上させるため、受託者が印刷費用及び郵送費用を負担の上、市民(在宅要
介護調査、第 1 号被保険者調査、若年者調査の対象者)に向けて、お礼状と督促状を兼ねたリ
マインドはがきを作製し、送付するものとする。
(3) 集計・分析・報告書作成
回収された調査票のデータおよび記述回答を入力のうえ、単純集計ならびに評価・ニーズ推
計・政策判断などに必要なクロス集計を実施し、グラフ作成、分析コメントを添付して、調査
結果報告書原稿としてとりまとめる。
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2 基礎調査業務
計画策定の基礎資料とするため、下記の基礎調査を実施する。
(1) 人口推計をはじめとする基礎資料の整理
四日市市における高齢者等の状況、サービス提供事業所等の状況など関連諸資料の整理・分
析作業を行うとともに、地区別を含めた将来人口及び認定者数の推計を行い、調査・検討にあ
たっての基礎資料としてとりまとめる。
(2) 給付実績の分析・評価
日常生活圏域ごとに地域密着型サービス等の基盤整備の状況を整理するとともに、すべて
の介護保険サービスの給付実績を整理し、サービス給付の傾向を分析する。
(3) 総合事業の効果的展開事例の収集
総合事業の効果的展開に向けて、先進的に取り組んでいる事例を収集し、とりまとめる。
(4) 次期計画に向けた課題の抽出・整理
現行の介護保険事業計画・高齢者福祉計画について、事業の進捗状況、目標数値の達成度等
について検証を行い、計画を見直すにあたっての課題を抽出する。
3 会議等の運営補助業務
実効的な計画策定を進めるため、以下の会議について運営を補助する。その他、事務局との打ち
合わせを密にし、効果的な計画づくりに努める。
(1) 長寿社会づくり懇話会への出席
長寿社会づくり懇話会に出席し、これに関する資料原稿及び議事概要の作成、運営支援を行
う。概ね 4 回開催する。
(2) ワーキンググループへの参画
ワーキンググループの会議に出席し、これに関する資料原稿の作成、及び検討内容のとりま
とめを補佐する。概ね 20 回開催する。
(3) パブリックコメント等への対応
計画説明及びパブリックコメント等の意見収集の結果整理及び対応協議への支援を行う。
Ⅴ
成果品
成果品は次に定めるものとし、業務完了時に納品するものとする。
10 部
① アンケート結果報告書(簡易製本)
― 3 ―
10 部
② 基礎データ等資料集(簡易製本)
③ 上記にかかる電子データ
Ⅵ
一式
委託金額の支払い
業務完了後に一括して支払うものとする。
【 注意事項 】
(1) 個人情報の取り扱いに関する事項
この契約による業務を行うに当たり個人情報(特定個人情報(個人番号をその内容に含む個人情
報をいう。)を含む。)を取り扱う場合においては、別に定める「個人情報取扱注意事項」を遵守
すること。
(2) 暴力団等不当介入に関する事項
1.契約の解除
四日市市の締結する契約等からの暴力団等排除措置要綱(平成 20 年四日市市告示第 28 号)第3
条又は第4条の規定により、四日市市建設工事等入札参加資格停止基準に基づく入札参加資格停
止措置を受けたときは、契約を解除することがある。
2.暴力団等による不当介入を受けたときの義務
(1)不当介入には、断固拒否するとともに、速やかに警察へ通報並びに業務発注所属へ報告し、
警察への捜査協力を行うこと。
(2)契約の履行において、不当介入を受けたことにより、業務遂行に支障が生じたり、納期等
に遅れが生じるおそれがあるときには、業務発注所属と協議を行うこと。
(3)(1)(2)の義務を怠ったときは、四日市市建設工事等入札参加資格停止基準に基づく入札参
加資格停止等の措置を講ずる。
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