応募要項 - 日本活断層学会

「 2016 年活断層フォトコンテスト」応募要項
日本活断層学会
普及教育委員会
活断層百選専門委員会
【趣旨】
日本活断層学会では、活断層に関する科学教育、防災教育、地域振興などに
資するため、第７回目となる「 2 0 1 6 年活断層フォトコンテスト」を実施いたし
ます。募集期間は、6 月 1 0 日～ 8 月 3 1 日です。みなさまの身近な所や海外で、
さまざまな観点から撮影した活断層（露頭や変動地形）、ならびに「地震に関係
した隆起または沈降海岸地形」の写真も募集いたします。会員でなくともご応
募いただけます。消失してしまった変動地形や活断層の記録写真を貴重な共有
財産として残していただけませんか。
ご応募いただいた作品については写真専門家を交えて審査の上、優秀な作品
を選び、表彰とともにホームページ上で公開させていただきます。
「日本の活断
層百景」解説資料、パネル展示、ホームページ、活断層フォトカレンダーなど
の各種印刷物や電子書籍・出版物に、あるいはテレビ局、新聞社、および雑誌
社などから使用依頼があった場合、利用させていただくことがあります。
【応募要項】（昨年から変更した箇所は、日付など以外は赤字としてあります）
１．応募条件（資格・作品数・組写真）
応募者の制限は特にありません（日本活断層学会員でなくとも良い）が、ご
応募頂く写真は応募者本人またはグループ（応募者を含む）が撮影したものに
限ります。一人でご応募いただける作品数は、4 作品までです。なお、後述の
「組写真」として応募する場合は、一組の組写真で 1 作品と数えます。
２．作品（写真）のテーマ（変動地形・活断層露頭・隆起／沈降海岸地形）
教育・研究上または景観的に優れている、防災教育上示唆に富む、あるいは
活断層の恵みを表現している日本国内や海外の「活断層と関係する変動地形」、
「活断層露頭」、および「地表地震断層」の「地上写真」、
「トレンチ壁面を含む
写真」、および「空撮写真（ドローン撮影も含む）」、ならびに「地震に関係した
隆起または沈降海岸地形」を募集します。なお、過去に撮影された写真で、変
動地形や露頭が現在工事や自然崩壊等で消失している場合や土木・建築構造物
で被覆されて見えなくなっていてもかまいません。
「地震に関係した隆起または沈降海岸地形」とは、2 0 0 7 年能登半島地震に伴
って隆起した波食棚、過去の地震に際して隆起した山形県象潟などの隆起海岸
平野、房総半島などの完新世海成段丘および隆起海食窪（ノッチ）など、また
は 2 0 11 年東北地方太平洋沖地震などに伴った沈降性海岸地形などをさします。
なお、地震に随伴する現象（津波、地すべり、大規模崩壊など）を撮影した
写真は対象外としますのでご注意ください。
活断層の写真撮影に際し、どのような場所を選べば良いのか等の参考になる
ホームページと参考図書・資料を末尾に列挙しておきましたので、参考にして
ください。
３．応募作品に関して
1 )応募できる作品
応募できる作品は、過去において図書や学術雑誌で使用されていても著
作権が応募者にある場合、構いません。また、個人の管理するホームペー
ジ等で公表している場合でもご応募いただけます。後ほど、著作権のトラ
ブルが発生した場合、応募者の責任と費用負担で解決をお願いします。当
学会は、紛争に関与致しません。
2) 写真は、 1 枚からなる「単写真」としても次の「組写真」としても応募で
きます。
応募用紙の応募分野の欄に「単写真」か「組写真」を区別して下さい。
なお、加工・修正写真、例えば背景・風景の一部の建物、樹木、電線、ゴ
ミ（塵芥）、細工物・フィギュアー（写真も含む）などを「編集ソフトウエ
ア―」で消したり、加えたりした写真は不可とします。
3 )「組写真」について
「組写真」とは、複数枚（4 枚以内）の単写真からなる作品とします。
なお、「組写真」の場合、主たる写真を 1 枚目とするか「主写真」と記入
してください。作品展示の場合、従たる写真を小さくする、あるいはカレ
ンダーに使用する際、主写真のみを使用する場合があります。また、組写
真をパノラマ写真として編集合成したものは応募できますが、審査は２L
サイズで行います。
4 )画像の種類：プリント写真またはデジタル画像データ（ jp e g 形式のみ）
・プリント写真の場合、 2L サイズにしてください。
・デジタルデータの場合は、画素数は特に規定しませんが、ファイルサ
イズが 5 メガバイト（大きいファイルは圧縮）以内であること。トリミン
グ、色のレタッチや明度・彩度の補正は構いません。なお、審査は２L サ
イズのプリント写真で行います。
5 )プリント写真の応募の仕方
下記の「応募用紙（別紙）」に必要事項を記入の上、応募用紙と一緒に郵
送ないし宅配便等でお送り下さい。なお、優秀作品に選定された場合、後
日展示用に大きなサイズ（ A 3 から B 5 サイズ）でプリントし展示しますの
で、ネガをお借り致します。ご協力をお願いします。
6 )デジタル画像データの応募の仕方
下記の「応募用紙（別紙）」に必要事項を記入の上、応募用紙と一緒に宅
ファイル便、データ便、または添付ファイルで以下の「応募用メールアド
レス」にお送りください。メールの添付ファイルで送る場合、 g m a il で受
付可能な容量以下でお送りください。送信ミスによる応募もれの責任は応
募者に帰します。
7 )「応募用紙」の記入内容（別紙： w ord 形式または p d f 形式ダウンロードし
てください）
応募者は、氏名、作品名、活断層名、連絡先、および撮影場所の国・地
名などを記入してください。作品の説明および撮影場所の地図などの情報
の記入は任意です。なお、入選した場合は写真展示のため、作品の説明・
撮影場所などの記述をお願いすることがあります。なお、組写真で作品の
説明が長くなる場合は、右側の空白部分を使ってください。ただし、その
場合でも 1 枚の写真でなるべく 200 文字程度となるようにしてください。
8)肖像権ほか：写真に写っている人物の肖像権については、応募者で承諾を
得ておいてください。後日、入賞作品の展示や出版物等に使用に際し、承
諾書を提出していただく場合があります。被写体が児童等の未成年の場合
は、親権者の承諾が必要です．肖像権に関してトラブルが発生しても、当
学会は一切責任を取りません、応募者の責任で解決してください。また、
その他裁判で係争中または将来係争となる可能性のある箇所などは、応募
できません。この場合も、作品の公開等の後でトラブルが発生しても、当
学会は責任を取りません、応募者の責任で解決してください。
なお、写真に個人宅等の建物が映っている場合、トリミングのお願いや
ご応募のご辞退をお願いすることがあります。その際は、事前に個別にご
連絡致しますので、ご協力のほどよろしくお願い致します。
9)作品の返却：作品の返却は原則致しません。返却をどうしても希望される
方は、返却の要・否の欄で「要」を丸で囲って、所要の返信用切手または
宅配便の着払い伝票を貼った封筒を 1 通ご同封ください。同封されていな
い場合は、返却を致しません。なお、ご応募いただいた写真については細
心の注意を払って取り扱いますが、破損、よごれなどの不測の事故の際に
は、ご容赦ください。
1 0 )「応募規定」の順守について
応募に当たっては、以上の応募規定を確認した上「応募用紙」右下にあ
る「応募規定に従い応募します」の欄に「 ✔（チェック）」の記入をお願い
します。
４．募集期間
2 0 1 6 年 6 月 1 0 日～ 8 月 3 1 日
５．入賞作品の審査・結果の発表および賞の贈呈
優れた作品を、最優秀賞、優秀賞、および入賞として外部の写真専門家と学
会員による審査会で選出し、全入賞者に賞状（グループの場合代表者のみ）を
贈呈します。なお、これとは別に特別賞を秋季学術大会の参加者の投票で選出
します。入賞総数は、 10 作品程度とします。
入賞者には、2 0 1 6 年９月中旬までに個別に連絡しますが、入賞作品の発表・
展示は法政大学市ヶ谷キャンパスで開催予定の秋季学術大会（ 10 月 29 日・ 30
日）およびその後当学会ニュースレターやホームページ等でおこないます。
６．作品の利用方法と著作権等
1 )応募作品は、
「活断層フォトコンテスト」展示会や「日本の活断層百景」解
説資料の写真として利用させていただくことがあります。また、入賞の有
無にかかわらず、日本活断層学会が発行・編集するパンフレット、ポスタ
ー、印刷物（フォトカレンダーなど）、出版物、ホームページ、電子媒体等
で使用させていただくことがあります。また、その使用に際しては応募者
の氏名（都道府県名・作品名・説明を含む場合がある）を明記いたします。
さらに、テレビ局・新聞社・雑誌社等から活断層関連の番組や記事で、活
断層フォトコンテストの作品を利用したい旨の申し入れがあった場合、原
則応募者に事前のご了承なく使用させていただきます。なお、事前のご了
承を得ることができないのは、時間的に放映直前となり難しいためです。
ご理解とご協力のほどお願いします。ただし、採用された場合、応募者本
人に後日ご報告します。
2 )著作権は、応募者と日本活断層学会に帰属するものとします。
3 )応募作品の上記のような使用に当たっての使用料・印税などの謝礼などは、
使用回数によらず有りません。ご了承のほどよろしくお願いします。
4 )応募者が応募写真を別途当学会が関与しない出版物に使用する場合、
「日本
活断層学会活断層フォトコンテストに入選または応募したものと同じ」
と明記してくださるようお願いします。
７．応募先・問合せ先
1 )デジタル画像の場合： E -m a il: d a n so1 0 0 sen @ g m a il.com
2 )プリント写真の場合：
日本活断層学会事務局・活断層フォトコンテスト係
〒 4 6 4 -8 6 0 1 名古屋市千種区不老町名古屋大学大学院環境学研究科気付、
Tel: 0 5 2 -7 4 7 -6 4 4 8 （火・木・金）
3 )問合せ先： d a n so1 0 0 sen @ g m a il.com
８．その他
本応募要項は、急に変更することがあります。ただし、その場合は速やか当
学会ニュースレターで広報し、また学会ホームページに掲載致します。非会員
の方は特にご応募前にご確認ください。
９．活断層フォトコンテストポスター： pdf
１０．主催：日本活断層学会実施：普及教育委員会活断層百選専門委員会
１１．参考になるホームページ（ 2 0 1 6 年 6 月 1 日現在）、活断層分布図、出版
物、図書類
・都市圏活断層図の閲覧国土地理院ホーム
> 地図・空中写真・地理調査
>
主題図（地理調査）
例：糸魚川 -静岡構造線活断層系牛伏寺断層
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・活断層データベース産業技術総合研究所ホームページ：
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・新編日本の活断層 ― 分布図と資料活断層研究会編東京大学出版会 (1 9 9 1 )
・活断層詳細デジタルマップ中田高・今泉俊文編東京大学出版会 (2 0 0 2 )
・第四紀逆断層アトラス池田安隆他編東京大学出版会 (2 0 0 2 )
・近畿の活断層岡田篤正・東郷正美編東京大学出版会 (2 0 0 0 )
・九州の活構造九州活構造研究会東京大学出版会 (1 9 8 9 )
・活断層研究 v ol.1 ～ 2 7 活断層研究会 (1 9 8 5 ～ 2 0 0 7 )：
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・活断層研究 v ol.2 8 ～ 4 3 日本活断層学会 (2 0 0 8 ～ 2 0 1 5 )：
h ttp ://jsa f.in fo/h tm l/jou rn a ls.h tm l
・活断層・古地震研究報告第 1 ～ 1 5 号産業技術総合研究所 (2 0 0 0 年度～ 2 0 1 4
年度)
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・「糸魚川 ― 静岡構造線」活断層ステーション制作：糸魚川 - 静岡構造線断層
帯変動地形研究グループ（名古屋大学ほか）
・国土地理院日本の典型地形都道府県別一覧（地殻変動による地形：地震
断層、活断層崖、撓曲崖、活褶曲など）
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> １．地殻の変動による地形
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・信州の活断層を歩く信濃毎日新聞社編集局編信濃毎日新聞社 (2 0 0 4 )

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