特集 - 広島市

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HIROSHIMA演劇祭 2016
6 月~ 8 月、広島をはじめ各地から 5 つの演劇団体が集結し、多彩な舞台を上演します ! 作品を通して平和や
多様な価値観に思いを馳せるきっかけになる演劇祭。幅広い世代の方に観ていただきたい舞台です。
会場/ JMS アステールプラザ 多目的スタジオ
読者プレゼント(P.13 に詳細)
問/ JMS アステールプラザ「HIROSHIMA 演劇祭」係 TEL.082-244-8000
無倣舎
カンパニーデラシネラ
戦後100年プロジェクト
『ゆめみるきかい』
構成・演出:五味伸之
出演:竹内元一(サンピリ)、古賀今日子、谷岡紗智(ぐにゃり)
『ロミオとジュリエット』
原作:ウィリアム・シェイクスピア 演出:小野寺修二 美術:石黒猛
出演:斉藤悠、崎山莉奈、王下貴司、大庭裕介、藤田桃子、小野寺修二
6/3(金)19:00 ~
6/4(土)19:00 ~
6/5(日)14:00 ~
6/24(金)19:30 ~
6/25(土)14:00 ~
初の広島公演は、ご存知シェイクスピアの『ロミオとジュリ
エット』。プロダクトデザイナーの石黒猛が製作した不可思議
な道具と、パフォーマーの豊かな身体が非日常の世界を作り
出します。舞台と客席の見えない境界線を取り払ったスタイ
ルで、観客はいつの間にか物語に参加することに。その場に居
合わせた人たちだけが体験する特別な時間です。
一般 1,800 円(当日 2,300 円)
シニア(70 歳以上)
・学生 1,000 円
※ 3 歳~未就学児は無料
《無倣舎》
福岡を拠点に、
「 想像の泉」となる活動を目
指した団体。舞台企画を中心に、映像・ダン
ス・朗読等、様々な企画を行う。企画毎に
参加者を募り活動。2012 年香港の演劇祭
STBD にて「ゆめみるきかい」上演。
「戦後 100 年をみんなで語りあえる未来」
を目指し、これからの時代をどう生きる
か、
“ 演劇”を通して語り合える場をつく
ります。観客が体験した記憶をその場で
再現して上演する即興演劇・プレイバッ
クシアターの手法を利用。
「 話す人」
「 観る
人」
「 演じる人」が一緒になってその場で
生み出す演劇は、他者の身体・想像を通し
て、
「他者を理解する」体験ができます。
夕暮れ社 いなもり支店
『ちょっと待って、エントロピー!!』
作・演出:稲森明日香
出演:稲森明日香、向井咲絵(以上、夕暮れ社 弱男ユニット)、住吉山実里
《夕暮れ社 いなもり支店》
2005 年、京都造形芸術大学在学中だった村
上慎太郎の個人ユニットが前身。毎回ひと
つの演出方法を扱い、ユニークなメンバー
が織り成す独自のグルーヴ感でリアリティ
ある風景をエモーショナルに展開する。
一般 2,500 円(当日 2,800 円)
小中高校生 1,500 円
※ 3 歳~未就学児は無料
《カンパニーデラシネラ》
2008 年、
小野寺修二セルフユニットとして設立。
身体性に富
んだ作品に取り組み、
マイムをベースに台詞を取り入れた独
自の演出で国内活動のほか、海外演劇祭への参加も多数。近
年、
白い劇場シリーズとしてドストエフスキーの小説をベー
スにした
『分身』
、
アレクサンドル・デュマ・フィス
『椿姫』
上演。
劇団 Tempa
『新米「ひとでなし」』
作・演出:越智良江
出演:原島絵梨佳、原かおり、田所敏弘ほか
7/7(木)19:00 ~
7/8(金)19:00 ~
7/23(土)18:30 ~
7/24(日)13:00 ~/17:00 ~
一般 2,500 円(当日 3,000 円)
学生 2,000 円(当日 2,300 円)
※未就学児は入場不可
一般 2,000 円(当日 2,500 円)
高校生以下 1,500 円(当日 2,000 円)
※未就学児は入場不可
聾唖者と健聴者が意思疎通を
「できる/
できない」の葛藤を経て、コミュニケー
ションの本質を問う作品。
「 演劇と科学
は、相性がいいはず!」という演出家の直
観をもとに、科学的思考を可視化した小
道具と衣装を使い、3人の女の子が影響
しあいながら生活する日々を演劇で表現
します。昨年 5 月に東京で初演し、7 月に
京都で再演。今年 7 月に、東京で再演予定。
《劇団Tempa》
2009 年、
広島市を拠点にに旗揚げ。
エンター
テイメント性の高い
“楽”
公演と、
詩的情緒溢
れる独特な世界を描く”感”公演の年間2 本
の本公演を継続して上演。
2013 年からは県
外公演も実施している。
気が付くと何もなくなっていたので、あ
る日ふと思い立った。農業でもやろう。
新米農家の新米づくり。新米づくりの新
生活。新生活に転がり込んだ新婚生活。
収穫の秋までもう少し。
「こしひかり」にも「あきろまん」にも負け
ないおいしさ、
「ひとでなし」。
ひとであって、ひとでない。
劇団Tempaによる詩的溢れる日本寓話。
ロンドンバブルシアター / グラシオブルオ / 子どもコミュニティネットひろしま
『2016 ヒロシマの 孫たち』
劇作:瀬戸山美咲(ミナモザ主宰) 演出:秋葉よりえ(現代人形劇グラシオブルオ芸術監督)、ジョナサン・ペサブリッジ(ロンドン・バブル クリエイティブ・ディレクター)
出演:小学生から 70 歳代まで世代を超えた参加者たち
8/6(土)14:00 ~/19:00 ~
8/7(日)14:00 ~
1,500 円(当日 2,000 円)
《「ヒロシマの孫たち」プロジェクト》
※ 3 歳~未就学児は無料
演劇を通した新たな被爆体験の継承として、昨夏広島でスター
トしたプロジェクト。ロンドンで地域の人々と演劇をつくるコ
世界中の平和の実現に向けて、メッセージを発信し続けている広島
ミュニティ劇団「バブルシアター」が、戦争の生存者に孫世代の
の心を演劇で表現します。昨夏広島をスタートし、海外公演でも大
子どもたちがインタビューして作品を立ち上げるオーラルヒ
きな反響を得た本作。継承していくことに意義を見出し、新たなメ
ストリ―(口述による歴史の記録)の手法を取り創作上演する。
ンバーも加え、今年も上演します。演劇を通した新たな被爆体験の
今年3月には、姉妹作品「アフター・ヒロシマ」がロンドン市民
継承として、ヒロシマからリアルな声を世界へ発信します。待望の
により演じられ、現地で大絶賛を浴びた。
再演をお見逃しなく!