かかりつけの先生へ 平素より大変お世話になり誠にありがとうございます。 診療情報提供書に加えて、「 急性心筋梗塞・狭心症 地域連携パス 」を同封しております。 日常の診療にお役立て頂ければ幸いです。 カテーテル治療した病変が閉塞しないように、抗血小板薬の服薬がとても重要です。 ® ステント留置後はアスピリンとクロピドグレル(プラビックス )、もしくはアスピリンと ® プラスグレル(エフィエント )の2剤併用が推奨されます。 抗血小板薬の2剤併用期間は、治療内容、使用したステントの種類、患者様の背景によっても異なります。 服薬期間については、地域連携パスもしくは、診療情報提供書をご参照ください。 カテーテル治療後は、6~12ヶ月後に病変の再評価を行うことが推奨されております。 患者様の病変、腎機能にもよりますが、冠動脈CTまたは冠動脈造影による再評価を考えています。 再評価の時期については、地域連携パスもしくは、診療情報提供書をご参照ください。 患者様の2次予防には、冠危険因子のコントロールが重要です。 冠危険因子のチェックのため、定期的な血液検査をお願いします。 管理目標値につきましては、地域連携パスをご参照ください。 ® につきましては、低頻度ではありますが、 ® プラビックス 、エフィエント 皮疹、肝障害、無顆粒球症、血栓性血小板減少性紫斑病などの副作用が報告されております。 「 投与開始後2ヶ月間は、2週間に1回程度の 血液検査等の実施を考慮すること 」とされておりますので 血液検査の際に合わせてチェックください。 抗血小板薬の休薬について 歯科治療や胃内視鏡検査等のため、服薬を一時中止される場合は、病院主治医にご相談ください。 バイアスピリンは二次予防効果があるため、副作用のない限りは永続的に使用してください。 【 注意 】 抗血小板薬の2剤併用期間につきましては限られたエビデンスしかありません。 一般的には下記のように推奨されております。 薬剤溶出性ステント(DES)の場合:最低1年間は2剤併用 非薬剤溶出性ステント(BMS)の場合:最低1ヶ月間は2剤併用 医療 春秋会 城山病院 (予約) 072-958-2310【 地域連携室 】 (夜間・土日祝日) 072-958-1199【 地域連携室FAX 】 (夜間・土日祝日) 072-958-1000【 病院代表 】 (緊急時) 090-3350-4680 シ ロ ヤマ 【 24時間専門医対応 】
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