7月31日(金)に学校図書館運営講習会を実施いたします 今回の運営講習会は、生駒市立図書館から司書の清水さんと、生駒市内の 学校で司書をしておられる野見さんをお招きして、生駒市における学校図書 館の実態や、読書活動推進のための活動などをお話していただきます。 後半は参加していただいた図書担当の先生方の交流の時間にします。図書 夏休みを迎え、子どもたちは家庭でどのように過ごしているでしょう 委員会の活動をどう計画しているのか、ボランティアとの連携はどうしてい か。昨年度は各学校を訪問させていただき、学校図書館環境や読書活動 るのか、子どもたちが本を好きになるために、どんな取組を 推進に関する取組を教えていただきました。多くの子どもたちが学校図 しているのかなど、ざっくばらんに交流をしていただきます。 書館を利用し、読書の楽しさを味わったり調べる喜びを感じたりするよ また、7月31日(金)~8月6日(木)の期間中、教育 う配慮していただいていることが分かりました。そういった「学び」が センター7階教科書センターにて、奈良市立図書館の除籍本 家庭でも習慣化するよう、子どもたちへのアプローチの仕方を皆様と 展示会を開催します。事前にお申込いただいた学校は、ゆっくり選書してく いっしょに考える学校図書館支援センターでありたいと考えています。 ださい。 今後ともよろしくお願いいたします。 4% 【全校一斉読書活動】 39% 61% 【開館時間】 〈小学校〉 96% 実施している 実施していない 〈中学・高校〉 学習情報センターとしての学校図書館利用を! 学校図書館は「読書のオアシス」だけでなく、「学習情報センター」としての役割も 担っています。今回は、説明的な文章の[題]と序論にあたる[はじめ]、結論にあたる 100% [終わり]の部分を子どもたちに提示した後、本論部にあたる[中]の部分を子どもたち 80% 60% 40% 20% 0% 朝 中休み 昼休み 放課後 小学校 が学校図書館で調べて書いていくという国語科の事例を紹介します。次の教材は、藪内正 中学・高校 幸「どうやってみをまもるのかな」(福音館書店)を参考にしました。 (平成26年度巡回訪問 小学校47校 中学・高校23校中) 平成26年度の奈良市立学校の学校図書館に関するデータをもとにグラフ化しま した。小学校と中学・高等学校で中休みの開館時間に大きな開きがあるのは、中 休みの有無によるところが大きいと考えます。また、中学・高校では、放課後に [題] 身を守る [はじめ]動物の中には、敵におそわれそうになると、自分で身を守るものがいます。 [終わり]このように、動物たちはさまざまな方法で自分の身を守っています。そして、競争 のはげしい自然の中で生きのびてきたのです。 この学習では、「説明的な文章を書く」というゴールに向かって子どもたちが情報を探 部活動や塾などの習い事もあって学校図書館を利用する時間帯が限られる、と し出し、得た情報を整理したり再構成したりする中で表現力が付いていきます。ワーク いった声も聞かれました。開館時間の確保が課題です。 シート等、詳細な指導資料は、教育センター7階カリキュラムセンターにあります。 学校図書館が子どもたちの読書や学習活動を支える場所となるよう、読み聞か せやビブリオバトルなどを積極的に取り入れていただくようにお願いいたしま なお、この教材は小学校4~6年を想定しています。指導する学年に応じて、未習漢字 に振り仮名を付けるなどの配慮をしてください。
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