2016年5月30日 6月の注目イベント 2016年6月の注目イベントは？米国、日本の金融政策（米国の利上げ再開、日本の追加緩和）に注目です。 ●各国・地域の経済指標、金融政策決定会合等イベントの予定(2016年6月) 米国欧州 1日:5月ISM製造業景況指数 3日:5月雇用統計、5月ISM非製造業景況指数 10日:6月ミシガン大学消費者センチメント指数(速報) 1日:ユーロ圏5月マークイットユーロ圏製造業PMI 2日:欧州中央銀行(ECB)政策理事会 3日:ユーロ圏4月小売売上高 6日:6月センティックス投資家信頼感 14日:5月小売売上高 14-15日:米連邦公開市場委員会 (FOMC)、経済見通し 15日:5月鉱工業生産 16日:5月消費者物価指数(CPI) 17日:5月住宅着工件数 22日:5月中古住宅販売件数 23日:5月新築住宅販売件数 28日:1-3月期実質GDP(確定) 29日:5月個人所得・支出 14日:ユーロ圏4月鉱工業生産 15日:ユーロ圏4月貿易収支 16日:イングランド銀行(BOE)金融政策決定会合 22日:ユーロ圏6月消費者信頼感 23日:ユーロ圏6月PMI 23日:英国欧州連合(EU)残留に関する国民投票 24日:独6月IFO企業景況感指数 26日:スペイン総選挙 29日:ユーロ圏6月景況感 30日:ユーロ圏6月CPI 中国・アジア・その他日本 1日:中国5月製造業・非製造業PMI 1日:ブラジル1-3月期GDP 2日:石油産油国(OPEC)総会 7日:インド準備銀行(RBI)金融政策決定会合 7-8日:ブラジル中央銀行(BCB)金融政策決定会合 12日:中国5月鉱工業生産、5月小売売上高、5月固定資産投資 13日:インド5月CPI 18日:中国5月70都市不動産価格 1日:国会会期末 1日:1-3月期法人企業統計 3日:4月毎月勤労統計 8日:5月景気ウオッチャー 8日:1-3月期GDP(2次速報) 9日:4月機械受注、5月東京オフィス空室率 15日:5月訪日外客数 15-16日:日銀金融政策決定会合 16日:1-3月期の資金循環統計 17日:5月全国百貨店売上高 21日:トルコ金融政策決定会合 22日:タイ金融政策決定会合 23日:フィリピン金融政策決定会合 30日:メキシコ金融政策決定会合 20日:5月コンビニ・スーパー売上高 29日:5月小売売上高 30日:5月鉱工業生産ここがポイントここがポイントここがポイントここがポイント 3日発表の5月の雇用統計に注目。個人消費の持ち直しに加え、雇用情勢の安定が確認できれば、FOMCは6月に利上げを再開か。市場は6月か7月の利上げを景気の底堅さと捉え始めており、7月に先送りされたとしても、リスクオフのドル安/円高の可能性は限られよう。 23日に英国の国民投票が実施される。足元では残留、離脱が拮抗している。「未定」の有権者は全体の約12％と依然高く、どちらに決めるかに注目。残留となれば、投資家センチメントにプラスの影響を与えよう。中国は、一連の統計で景気モメンタムを探る展開。過剰生産設備の削減や供給改革が棚上げされているとの批判から、供給改革が加速する可能性がある。反面、「新常態」下では景気の下振れも許さないとしており、景気対策への期待も残る。国会会期末に経済政策方針(経済対策・財政出動)を指示する可能性がある。政策を総動員すると考えられ、6月に日銀は追加緩和に踏み切る可能性がある。バランスのとれた政策発動は日本経済・株式市場にプラス。 (注)2016年5月30日現在。日付は現地時間。見通しはすべて三井住友アセットマネジメント。上表は予定であり変更される場合があります。 (出所)各種報道等より三井住友アセットマネジメント作成 ■当資料は、情報提供を目的として、三井住友アセットマネジメントが作成したものです。特定の投資信託、生命保険、株式、債券等の売買を推奨･勧誘するものではありません。■当資料に基づいて取られた投資行動の結果については、当社は責任を負いません。■当資料の内容は作成基準日現在のものであり、将来予告なく変更されることがあります。■当資料に市場環境等についてのデータ・分析等が含まれる場合、それらは過去の実績及び将来の予想であり、今後の市場環境等を保証するものではありません。■当資料は当社が信頼性が高いと判断した情報等に基づき作成しておりますが、その正確性・完全性を保証するものではありません。■当資料にインデックス･統計資料等が記載される場合、それらの知的所有権その他の一切の権利は、その発行者および許諾者に帰属します。■当資料に掲載されている写真がある場合、写真はイメージであり、本文とは関係ない場合があります。