「自動車の回送運行許可等事務処理要領について」の通達一部改正 案に関する意見募集の結果について 平成28年6月1日 国土交通省自動車局 国土交通省では、平成28年4月28日から平成28年5月27日まで、 「自 動車の回送運行許可等事務処理要領について」の通達一部改正に関する意見の 募集を行いました。 その結果、本件に関して、2件の御意見が寄せられました。お寄せいただい た御意見の概要とそれに対する国土交通省の考え方を別紙のとおりまとめまし たので公表いたします。 皆様のご協力に深く御礼申し上げるとともに、今後とも国土交通行政の推進 にご協力いただきますよう、よろしくお願い申し上げます。 1.実施方法 ①募集期間:平成28年4月28日(木)から平成28年5月27日(金) ②周知方法:電子政府の総合窓口(e-Gov) ③意見提出方法:電子メール及び郵送 2.意見数 提出意見数2件 3.お問い合わせ先 国土交通省自動車局自動車情報課 電話番号 03-5253-8111(内線 42-116) (別紙) 御意見の概要及び国土交通省の考え方 御意見の概要 1 回送運行許可番号標の不正 国土交通省の考え方 回送運行許可は、運行要件(検査・登録)を満た 使用を防止してほしい。 していなくても特例的に運行できる制度であり、回 (2件) 送運行許可が運行要件を満たさない自動車の不正運 行に使用されないよう、監査を通じて適正な運用を 確保できるよう努めて参ります。 また、監査の結果を踏まえ、分解整備を業とする 者の回送運行許可の要件緩和の妥当性等を判断いた します。 なお、今回の意見募集は、回送運行の許可を受けられる者のうち自動車の分解整備を業 とする者の許可要件を試行的に緩和しようとするものですが、改正案に直接的には関係の ない以下の御意見についても、参考までに当省の考え方を回答します。 御意見の概要 国土交通省の考え方 参 回送運行許可に係る費用を 現状、臨時運行許可を一定回数以上受けている者 考 減額してほしい。 は、回送運行許可を受けることによって、大幅な費 1 (2件のうち2件) 用低減が可能となっている。 参 許可の範囲に試運転を含め 考 てもらいたい。 両法第 34 条の臨時運行許可を受けることにより行 2 (2件のうち1件) うことができるとしているところ。 自動車の試運転については、従前より道路運送車 今般の制度改正案の対象は、自動車の分解整備を 業とする者の許可要件を試行的に緩和しようとする ものであり、自動車の回送を目的としない試運転は 対象としていない。 参 回送運行許可番号標の表示 考 を認証番号、事業者名入りに 3 してほしい。 (2件のうち2件) 今後の適切な運営のための貴重なご意見として承 ります。 参 回送運行許可の確認を検査 考 主任者講習と同一時に実施 4 してほしい。 (2件のうち1件) ※重複あり 今後の適切な運営のための貴重なご意見として承 ります。
© Copyright 2024 ExpyDoc