第2次深谷市総合計画策定支援業務委託に係る公募型プロポーザル

第2次深谷市総合計画策定支援業務委託に係る公募型プロポーザル実施要領
1 目的
市政運営の総合的指針となる深谷市総合振興計画が平成29年度に目標年次を迎える
ことから、平成30年度以降の期間を対象とした第2次深谷市総合計画(以下「次期計
画」という。
)を策定する。
次期計画の策定に当たり、社会状況や本市の抱える課題、現行計画の検証結果を踏ま
えるとともに、幅広い市民意見の取り入れなど、膨大なデータの収集や多様かつ高度な
分析等が必要であり、効率的に策定作業を進めるため、策定支援業務を委託するもので
ある。本プロポーザルに参加する事業者(以下「プロポーザル参加者」という。
)から企
画提案を募集し、豊富な経験と高い専門知識を有し、計画策定を効率的かつ効果的に支
援できる事業者を選定するものである。
2 業務の概要
(1)業務の名称
第2次深谷市総合計画策定支援業務
(2)内容
「第2次深谷市総合計画策定支援業務委託仕様書(案)
(以下「仕様書」という。)」
のとおり。ただし、契約時における仕様書は、本要領11(3)アでいう受託候補者
として選定された事業者の企画提案内容に応じて、仕様を変更することがある。
(3)期間
契約締結の日から平成30年3月31日
(4)委託金額
平成28年度及び平成29年度の合計額
20,000,000円(消費税及び地
方消費税を含む)を上限とする。
3 選定方針
(1)審査方式
プロポーザル参加者から提出された書類(参加申込書等)の内容について、第1次
審査を行い、上位5者を選定する。選定された者から提出された書類(企画提案書等)
の内容について、プレゼンテーションを実施したうえで第2次審査を行い、受託候補
者1者及び次席者1者を特定する。
ただし、参加がない場合又はプロポーザル参加者の中に適格者がいないときは受託
候補者を特定しない場合がある。
(2)審査主体
審査は、「第2次深谷市総合計画策定支援業務委託に係る公募型プロポーザル審
1
査委員会設置要綱」に基づき設置する第2次深谷市総合計画策定支援業務委託に係
る公募型プロポーザル審査委員会(以下「審査委員会」という。)において行う。
(3)第1次審査
提出書類(参加申込書等)の内容について書類審査を行い、上位5者を選定する。
(4)第2次審査
第1次審査で選定された者から提出された書類(企画提案書等)の内容について、
プレゼンテーションを実施したうえで審査を行い、受託候補者1者及び次席者1者を
特定する。
なお、第1次審査における審査結果(採点)は、第2次審査に持ち越さないものと
する。
(5)その他
審査委員会の委員構成については、本業務委託の契約締結が完了するまで公表しな
いものとする。
4 実施スケジュール
実施内容
実施期間
平成 28 年 6 月 2 日(木)から
実施要領等の配布
平成 28 年 6 月 16 日(木)まで
参加申込み・第1次審査に関する質問書受付期間
第
1
次
審
査
平成 28 年 6 月 10 日(金)まで
質問書に対する回答
平成 28 年 6 月 13 日(月)
参加資格・第1次審査関連書類の提出期限
平成 28 年 6 月 16 日(木)
参加資格確認通知書の送付
平成 28 年 6 月 17 日(金)
第1次審査
平成 28 年 6 月 21 日(火)
選定・非選定通知書の送付
平成 28 年 6 月 22 日(水)
第2次審査に関する質問書受付期間
第
2
次
審
査
平成 28 年 6 月 2 日(木)から
平成 28 年 6 月 22 日(水)から
平成 28 年 6 月 29 日(水)まで
説明会
平成 28 年 6 月 24 日(金)
質問書に対する回答
平成 28 年 7 月 1 日(金)
第2次審査関連書類の提出期限
平成 28 年 7 月 14 日(木)
第2次審査
平成 28 年 8 月 1 日(月)
特定・非特定通知書の送付
平成 28 年 8 月上旬
2
5 実施要領等の配布期間
(1)配布方法
深谷市ホームページからダウンロード
(http://www.city.fukaya.saitama.jp)
(2)配布期間
平成28年6月2日(木)から平成28年6月16日(木)まで
6 担当課
深谷市企画財政部企画課
〒366-8501
埼玉県深谷市仲町11番1号
℡:048-574-8096(直通)FAX:048-574-6665
E-mail:[email protected]
7 参加資格
プロポーザル参加者は、次に掲げる要件を全て満たしている者とする。
(1) 本プロポーザル手続き開始日前までにおいて、平成28年度深谷市物品売買等
競争入札参加資格者名簿に、「計画策定」の業種として登録がある者。ただし、
登録されていない者であっても、参加申込書の提出の日前までにおいて、これと
同等の資格を有していると認められた場合は、この限りでない。
(2) 本プロポーザル手続き開始日から契約締結の日までの期間において、深谷市建
設工事等の契約に係る指名停止等の措置要綱及び深谷市建設工事等暴力団排除
措置要綱に基づく、指名停止又は指名除外の措置を受けていない者であること。
(3) 地方自治法施行令(昭和22年政令第16号)第167条の4に規定する者に
該当しない者であること。
(4) 本プロポーザル手続き開始日から契約締結の日までの期間において、会社更生
法(平成14年法律第154号)に基づく更正手続開始の申し立てをしている者(更
生手続開始の決定を受けている者を除く。)又は民事再生法(平成11年法律第22
5号)に基づく再生手続開始の申立てをしている者(再生手続開始の決定を受けて
いる者を除く。
)でないこと。
8 説明会
本要領11(2)アにより第2次審査関連書類の提出を要請する者を対象とする説
明会を以下のとおり開催する。
日時 平成28年6月24日(金)
なお、詳細は参加者あて別途通知する。
場所 深谷公民館
3
9 参加資格・第1次審査関連書類の作成及び提出
(1)提出書類
次に掲げる書類を各必要部数提出すること。
提出書類
様式等
提出部数
1部
ア
参加申込書
様式 1
イ
会社概要書
様式 2
ウ
業務実績調書
様式 3
エ
配置予定者調書(管理技術者)
様式 4
オ
配置予定者調書(技術担当者(主担当))
様式 5
カ
様式自由
但し、A4 サイズ
縦長片面で 1 枚
(エ・オ以外の配
置予定者を含む
ものとする。
)
業務実施体制図
10 部
※イからカまでをホ
チキス等で留め
(左上 1 か所)提
出すること
添付資料
各1部
・入札参加資格登録書の写し
・各様式備考欄に記載する資料
(2)提出方法
ア
提出期間
平成28年6月2日(木)午前9時から
平成28年6月16日(木)午後5時まで
持参による場合の受付時間は、土曜日及び日曜日を除く午前9時から午後5時
まで。
イ
提出先
本要領6に掲げる担当課
ウ
提出方法
持参又は郵送とし、郵送による場合は、配達証明付書留郵便とし、提出期間内
必着とする。
(3)提出書類(参加申込書等)に関する質問の受付及び回答
提出書類(参加申込書等)の作成及び提出に関する事項に限るものとし、次のと
4
おりとする。
なお、審査及び評価に関する質問は受け付けない。
ア
提出期限
平成28年6月10日(金)午後5時まで(必着)
イ
提出先
本要領6に掲げる担当課
ウ
提出書式
質問書(様式 7)
エ
提出方法
電子メールによる提出とし、電子メールの件名は「第 2 次深谷市総合計画策定
支援業務委託プロポーザル質問書」として、送信すること。
オ
質問に対する回答方法
質問に対する回答は、質問回答書として一括してとりまとめ、平成28年6月
13日(月)午後5時までに、市ホームページに掲載する。
10 第2次審査関連書類の作成及び提出
第2次審査関連書類の提出者は、第1次審査で選定された者とし、次に掲げる書類を
各必要部数提出すること。
(1)提出書類
提出書類
様式等
ア
企画提案提出書
様式 6
イ
テーマ別企画提案書
様式自由
但し、テーマごとに A4 サイズ
縦長片面で 1 枚
ウ
業務工程表
様式自由
但し、A3 サイズ横長片面で 1
枚
エ
見積書
様式自由。但し、A4 サイズ
提出部数等
1部
5
10 部(企業名無し)
1 部(企業名有り)
※イ、ウをホチキス等で留め
(左上 1 か所)提出すること
※カラー印刷とすること
1部
(2)企画提案を求めるテーマ
企画提案書は、原則として以下のテーマについて文章で簡潔に記載(文字の大き
さは 10.5 ポイント以上)することとし、深谷市の属性(人口動向、産業構造、地
域特性など)にあうものとすること。
なお、提出者を特定することが可能となる記述は避けること。
ア【テーマ1】
「総合計画策定において配慮すべき事項について」
基本構想の策定義務の廃止後も多くの自治体で最上位計画として総合計画を策
定している。次期計画の策定に当たっては、計画策定の意義を整理し、現行計画
の単なる継続ではなく、本市の課題等を踏まえた新しい視点が必要である。担当
者のこれまでの実績、経験等を踏まえ、総合計画策定において配慮すべき事項に
ついて提案すること。
イ【テーマ2】
「10年後を見据えた主要施策について」
担当者のこれまでの実績、経験等を踏まえ、今後の市政運営に必要となる主要
施策について提案すること。
ウ【テーマ3】
「財政状況を踏まえた今後の市政のあり方について」
人口減少と少子高齢社会の進展が見込まれる中、持続可能な市政運営を行うた
め、行財政改革推進の観点から具体的な手法等について提案すること。
エ【テーマ4】
「市民・職員の参加と運営支援について」
市民協働のまちづくりを今まで以上に推進するため、計画策定に市民参加の機
会を確保し、幅広く市民意見を取入れるための手法について提案すること。また、
計画策定は全庁的な取組となるため、職員参加の機会を確保し、職員の知恵やア
イデアを計画内容に取り入れるための手法について提案すること。
なお、市民・職員の参加の実施について、効率的かつ効果的に運営する支援に
ついても提案すること。
オ【テーマ5】
「計画の構成及び期間について」
計画の実行性を確保し、中長期的な展望に立ちつつ、社会環境の変化のスピー
ドや多様化する市民ニーズに適確に対応するといった観点から、計画の構成及び
期間の設定について提案すること。
(3)見積書
見積書は、2か年度分の合計額と各年度の積算の具体的な内訳を記載すること。
なお、消費税及び地方消費税を含む額とすること。
(4)提出方法
ア
提出期間
平成28年6月22日(水)午前9時から
平成28年7月14日(木)午後5時まで
6
持参による場合の受付時間は、土曜日及び日曜日を除く午前9時から午後5時
まで。
イ
提出先
本要領6に掲げる担当課
ウ
提出方法
持参又は郵送とし、郵送による場合は、配達証明付書留郵便とし、提出期間内
必着とする。
(5)提出書類(企画提案書等)に関する質問の受付及び回答
提出書類(企画提案書等)の作成及び提出に関する事項に限るものとし、次のと
おりとする。
なお、審査及び評価に関する質問並び提案内容に関する質問は受け付けない。
ア
提出期限
平成28年6月29日(水)午後5時まで(必着)
イ
提出先
本要領6に掲げる事務局
ウ
提出書式
質問書(様式 7)
エ
提出方法
電子メールによる提出とし、電子メールの件名は「第2次深谷市総合計画策定
支援業務委託プロポーザル質問書」として、送信すること。
オ
質問に対する回答方法
質問に対する回答は、質問回答書として一括してとりまとめ、平成28年7月
1日(金)午後5時までに、市ホームページに掲載する。
11 審査及び評価
(1)審査委員会の設置
受託候補者の特定にあたっては、審査委員会において審査及び評価を行う。
なお、プロポーザル参加者が 1 者のみであっても審査及び評価を行い、受託候補者
の特定の可否を決定する。
(2)第1次審査
ア
審査方法
審査委員会において、提出書類(参加申込書等)の書類審査を行い、第2次審
査関連書類の提出を要請する者を上位5者選定する。ただし、審査の結果、合計
点が50点に満たないものは選定の対象としない。
なお、第1次審査における審査結果(採点)は、第2次審査に持ち越さないも
のとする。また、審査委員会は非公開とする。
7
イ
実施日
平成28年6月21日(火)
ウ
結果の通知
第1次審査で選定された者に対しては、第2次審査関連書類提出要請書を書面
にて郵送で通知する。
第1次審査の結果、選定されなかった者に対しては、選定されなかったことを
書面にて郵送で通知する。
(3)第2次審査
ア
審査方法
第1次審査で選定された者によるプレゼンテーション並びに審査委員会によ
るヒアリング、審査及び評価を行い、受託候補者1者及び次席者1者を特定する。
ただし、審査の結果、合計点が40点に満たない者は選定の対象としない。
また、審査委員会は非公開とする。
イ
実施日
平成28年8月1日(月)
ウ
プレゼンテーション・ヒアリング時の留意事項
説明者は配置予定者調書(様式4及び5)において指定された管理技術者及び技
術担当者(主担当)の計2名の出席とし、原則として代理出席及び指定された者
以外の者の出席は認めない。
説明に際しては、提出したテーマ別企画提案書のみを用いた内容説明とし、拡
大パネル(A1 版)又はパワーポイント等によるプロジェクターを使用しての説明と
すること。
なお、追加資料の使用は認めないこととし、その他詳細については、別途通知
する。
エ
結果の通知
第2次審査で受託候補者及び次席者に特定された者に対しては、書面にて郵送
で通知する。
第2次審査の結果、受託候補者又は次席者に特定されなかった者に対しては、
特定されなかったことを書面にて郵送で通知する。
なお、本業務委託の契約締結後、審査委員会における審査結果(順位・合計点)
を公表するものとする。また、受託候補者及び次席者については、その名称まで
公表するものとする。
8
(4)評価項目等
審査における評価項目、評価基準の視点及び配点は、次表に掲げるとおりとする。
評価項目
第
1
次
審
査
評価の視点
経営規模
経営規模の妥当性
20点
業務遂行能力
業務遂行能力の信頼性・安全性
10点
業務執行技術力
当該業務を遂行するために必要な
知識・経験
18点
担当者評価
担当者の経験や実績
52点
合
第
2
次
審
査
配点
計
100点
企画提案内容(特定
企画提案に対する評価
テーマへの対応)
70点
プレゼンテーショ
担当者の説明能力
ン能力
10点
見積書
20点
見積り価格
合
計
100点
12 業務委託契約に関する事項
(1)契約の締結
市は、本要領11(3)アにより受託候補者として特定された者と契約締結の交渉
を行う。
なお、契約交渉が不調となった場合又は参加資格要件等を満たさないと認められた
場合は、次席者として特定された者と契約交渉を行うものとする。
(2)業務委託の仕様及び実施条件
ア 本業務委託の仕様については、特記仕様書に定めるほか、企画提案書に記載さ
れた内容を尊重し、発注者と受託者の協議の上定めるものとする。
イ 受託者は委託業務の全部及び一部を他に委託し、又は請け負わせてはならない。
9
ただし、あらかじめ発注者の書面による承認を得た場合は、この限りではない。
ウ
配置予定者調書(様式4及び5)において指定された配置予定者は、特別の理
由により発注者がやむを得ないと認める場合を除き、原則として変更できないも
のとする。
(3)業務内容及び留意事項
ア
本業務の実施にあたっては、市と十分協議して進めるものとする。
13 参加者の失格等
プロポーザル参加者が次のいずれかに該当する場合には、提出書類(参加申込書等)
を無効とし、本プロポーザルへの参加資格を失うものとする。
(1)提出期限を過ぎて提出された場合
(2)提出書類に虚偽の記載があった場合
(3)審査の公平性を害する行為があった場合
(4)本要領2(4)に示す委託上限額を超えた場合
(5)本要領 7 に示す参加資格要件を欠くことになった場合
(6)プレゼンテーション・ヒアリング時に、指定された者以外の者が出席した場合
(7)その他本要領に違反するなど審査委員会が不適格と認めた場合
14 その他
(1)本プロポーザルへの参加等に要する費用は、全て参加者の負担とする。
(2)本プロポーザルにおいて使用する言語及び通貨は、日本語及び日本国通貨とする。
(3)審査方法、審査内容及び審査結果に対する異議は認めない。
(4)提出された書類等は、返却しない。
(5)受託候補者又は次席者として特定され、本業務委託の受託者として契約締結した
者が本プロポーザルのために作成した本要領10(1)イ及びウ(テーマ別企画提
案書及び業務工程表)に係る著作権は本市に帰属するものとする。
(6)受託候補者又は次席者として特定され、本業務委託の受託者として契約締結した
者が提出した本要領10(1)イ及びウ(テーマ別企画提案書及び業務工程表)に
ついては、その内容を公開することができるものとする。
(7)市は、提出された資料について、深谷市情報公開条例(平成 18 年深谷市条例第
13 号)の規定に基づく請求により、第三者に開示することができるものとする。
ただし、当該法人等の権利、競争上の地位その他正当な利益を害するおそれがあ
ると認められる情報等については、非公開とする場合がある。
(8)提出のあった企画提案書等の内容について、審査の過程で疑義が生じた場合は、
後日、必要に応じて本市から疑義事項の照会を行うことがある。
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