La Shuju [ラ・シュジュ]

La Shuju
[ラ・シュジュ]
『おくのほそ道 原文』について
地元の人でさえその詳しい内容は知らないよう
公開しています。パソコンを使いの方はお店の
なのです。そこで数年前に私が調べた内容をこ
公式ホームページにもジャンプ出来ますので活
こに紹介してあります。伝説の詳細、及びその
用してください。
原文をアップしてみました。先の現代文を作
解説です。これらは既に私の Facebook などで紹
るには当然原文が必要です。とは言え、原文は
介したものですが、スペースがちょっと余った
なりますので、硬くお断りしております。地図
300 年以上前に書かれたものですから、正書法も
ので、今回はこれに『乙女の瀧伝説』を書き加
のデータには複写及び改変防止のプロテクトが
定まっていない時代のものです。現在使われて
えておきました。見学に行く際は事前に読んで
地図作りの裏話をちょっと面白おかしくまと
かかっています。許可なくこれを解除すること
いない文字もありますし、句読点もないのが普
おくといいですね。『Volume 002』の裏面に掲載
めてみようと思っています。結構、奥が深いん
当サイトをご利用いただきありがとうござい
も違法行為となります。
通です。誤字と思われるものもありますし、判
できる予定でおりますが、さぁ、どうでしょう
ですよこれが。
ます。このサイトは私が個人で製作しました那
無断での使用が判明した場合、当該ウェブサ
別しかねる個所もあります。そこで文字は現代
か?『Volume 001』の評判次第です。
須高原の地域地図『那須高原スマートマップ』
イトの運営停止、出版の差し止め、印刷物の回収、
使われている文字に置き換え、句読点を附し、
を公開することを主な目的としています。正確
及び損害の賠償などを求めることになりますの
現代人の読みやすいようにしてあります。
で見やすい地図を地域の方々に活用していただ
でご注意ください。
現 存 す る 芭 蕉 の 自 筆 本 に は 既 に 芭 蕉 自 身 に
はじめに
き、産業の発展に役立ていただけることを願っ
ています。
このサイトは B2 判 PDF 画像を中心に構成さ
『おくのほそ道』について
『星の神話』について
よって修正が加えられ、それを弟子の曽良が清
子供の頃からギリシャの神話に興味がありま
書したものを『曽良本』と言っています。これ
して、いろいろ書籍をあたってみました。最近
に対しても、芭蕉自身が修正を加えています。
はインターネットで様々な情報を得られるよう
れています。元々印刷用に製作した地図の図版
元禄二年(1689)
、松尾芭蕉は奥州・北陸
芭蕉が亡くなって以降、これを弟子の素龍が清
になりました。しかしながら、なかなか自分の
を Web への公開用に作り直したためです。また、
を旅し、後に紀行文『おくのほそ道』を書き記
書したものを『素龍本』と読んでいますが、こ
納得のいくまでの解説が得られないのです。そ
HTML の記述に不慣れなため、当分の間は試験
しました。栃木県那須においては2週間ほど滞
れが現在もっとも多く出回っている『奥の細道』
こで自分ならこう解釈するという文章を書いて
運用期間とさせていただきます。今後大幅な内
在し幾つかの句も残しています。
の底本になっていると思います。
みました。気の向いた時に書き加えていくとい
容の変更もあると思いますので合わせてご了解
原文は草書で書かれ、また出版物においても
今回アップした原文は『曽良本』に基づいた
う形で連載していきたいと考えています。
いただきたいと思っています。
当時の言葉(古典的仮名づかい)で書かれてい
地図作成にあたっての基本方針
ることが多いため現代の特に若い方が読むのは
かなり困難であろうと思われます。そこで今回
はこれを現代語表記に書き改めるという作業を
ものですので、ご了解ください。
『那須野 Volume 001』
『さゝら』について
これも現在企画中のものです。地元の文芸・
地図の作成にあたっては次の3点を重視し心
試みました。合わせて1997年に発見された
今回作成した地図は基本松尾芭蕉と同行曽良
芸術作品を紹介する情報誌を企画しています。
がけています。
芭蕉自筆本の研究内容も本文に反映させました。
の、特に那須野が原での足跡を辿る目的で作成
大まかな案はまとまっていますが、どんなもの
① 利用者の視点に立つ。
多くの若い方に読み継いでいただきたいと思い、
されたものです。また那須を観光される方にも
になるかはまだ全くわかりません。乞うご期待!
② 正確で、見やすく、美しいものにする。
まず、ここに掲載することとしました。
便利なように工夫し製作にあたりました。7月
というところです。
③ 不適切な施設は掲載しない。
の日光黄菅の咲く名所として有名な大峠、沼ッ
タイトルの『さゝら』は『小倉百人一首』の
一見当たり前のことのように思われますが、
原湿原。また、黒羽の雲巌寺までをどうしても
第二首を歌った持統天皇の御諱である『鸕野讚
実はこういった方針で作られたものはそう多く
一枚の地図に収めたい。ということで B2サイ
良』からお借りしました。
ありません。多くの場合、出資者つまりスポン
ズという地図としては大変大きなサイズになり
PDF は草書体で組んだ『百人一首』です。試
サーの目的にあった視点で作られています。こ
ました。ところが逆にこのエリヤ内のすべての
作品で段組の見本用に作成したものですので、
れも考えてみれば当然のことのようですが、利
名所や観光施設を記載するにはちょっと小さす
この通りにはなりません。
用者の目的と必ずしも合わないことがあります。
ぎる大きさでもあります。そこで地図には主だっ
スポンサーや製作会社の目的が優先され予算割
た観光名所・施設のみを記載することにさせて
り当てや製作時間の都合により、目的以外の部
いただきました。
分が不正確になり、見やすさや見た目の美しさ
『那須野 Volume 002』
は除外されがちになるものです。
また、地図製作にあたり正確さ信頼性を確保
『冬の向日葵』について
2006 年に私の母が他界し、2007 には父が亡く
なりました。その頃の心境を歌に綴ったもので
す。歌を読みながら、悲しみの底からだんだん
するため、掲載施設のデータベース化を進めて
今回の地図が好評であれば、次回さらに詳し
に力強くなってくる様子を読み取っていただけ
います。極度に評判の悪い施設は掲載対象から
い案内地図を作成したいと考えております。既
ればさいわいです。
除外させていただく場合がありますもで、あら
に『那須野 Volume 002』として作成を始めてお
この短歌集は決して作ろうと思って作ったも
かじめご了解ください。
ります。第一弾の『那須野 Volume 001』が3市
のではなく、インスピレーションのように勝手
町の広域になったため次回は、那須地域をもう
に口から出てきたものを書き留め小冊子にした
少し拡大しさらに詳しい観光地図に仕上げよう
ものでした。昨年書斎の整理をしていたら引き
写真のようにポケット・サイズの巻物を作る
と企画しております。裏面は『殺生石と九尾の
出しの奥にしまってあったものが出てきました。
このサイトの全て、また、出版されている地
ことができます。まず画像をプリントアウトし
狐伝説』を挿絵入りで紹介します。
一部紛失したページもあります。公開する程の
図等の著作権は制作した私個人に属しますので、
線に沿って切り離してください。帯状になった
ここまで出来ていますよ。という製作過程を
もでもないかなぁとも思いつつ、結局公開する
権利等の侵害にならないようご注意ください。
用紙を全てつなぎ合わせ、くるくると芯に巻き
定期的に Web 上に公開しています。「なるほど、
ことにしました。地元農協の公報誌『なすの』
著作権が複数に及ぶ場合はその都度明記いたし
込みます。芯には鉛筆程の太さのものを使って
こんな風に地図を製作されているのか」と思い
に掲載されたものです。
ます。また古い文献など権利の及ばないものに
ください。外側には和風の厚紙などでカバーを
ながら時々見てくださるとありがたいですが、
関しては特に明記いたしません。
付けて、帯ひもを取り付ければ出来上がりです。
まぁ、製作中の地図は何の役にも立ちませんが。
個人として地図などを複写(プリントアウト)
東北をご旅行の際は是非ポケットにしっかり
『MEMORANDUM』
し配布することは違法ではありません。しかし、
と忍ばせてくださいね。
殺生石と九尾の狐伝説
地図の製作中立ち寄ったレストランなど観光
またはトレースし活用することは著作権の侵害
那須といえば殺生石。殺生石といえば九尾の
まで私の個人的な備忘録です。地図作成にあたっ
にあたり、権利者に多大な損害を与えることに
狐。というくらい有名な伝説なのですが、実は
ては細かなデータが必要なため整理したメモを
著作権について
ここ重要!
営利目的で地図の全体や一部を複写(コピー)
施設を紹介します。広告ではありません。あく
『裏 LA SHUJU』