建設リサイクル法関連帳票の運用基準(抜粋)

Ⅰ - 安全衛生管理の基礎知識
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建設リサイクル法関連帳票の運用基準(抜粋)
自治体への提出書類に関して等
(1)産業廃棄物等の管理規程に基づく建設リサイクル法関連帳票の適用範囲は別表に定める。
①特定建設資材の種類は、表 1 を参照。
②対象建設工事の種類と規模は、表 2 を参照。
(2)表 2 に該当する物件の元請になる際は、建設リサイクル法関連帳票の運用基準に
「産業廃棄物管理者」は発注者へ説明するとともに以下の事項を伝える。
①解体工事の発注者は、構築物の構造、着工時期、分別解体、再資源化の計画を着工までに、
自治体へ届出ないとならない。
②新築工事の発注者は、建築物(工作物)の構造、着工時期、廃棄物の分別収集・再資源化
計画を着工7日前までに自治体へ届出なければならない。
③発注者より代行の要請を受けた際は、委任状添付が必要となる。
床面積の合計 80m2 以上
床面積の合計:500m2 以上
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(3)届出に必要な書類は、自治体により異なるため、当社・建設リサイクル法関連帳票の運用
基準を確認のこと。
(4)受注者の義務
①物件の契約担当者は契約に際し建設業法で定められた事項の他、分別解体の方法、解体
工事費 や特定建設資材廃棄物の再資源化に要する費用等を明記した書面を添付する。
②産業廃棄物管理者は、特定建設資材廃棄物の再資源化に努めるとともに以下の業務を行う。
1-元請となる際、発注者に対して分別解体(分別収集)の計画を書面で説明する。
2-元請、下請けを問わず工事を請負う際、下請負人に対して発注者が届けた事項を
告知する。
3-元請となる際、再資源化が完了した時点で、その旨を発注者に書面で報告すると
ともに再資源化等の実施状況に関する記録を作成、保存する。
(5)関連帳票の種類と作成要領
当社・建設リサイクル法関連帳票の運用基準を確認のこと。
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