学校評価評価表(PDF:292 KB)

 平成27年度 清瀬市立清瀬第十小学校 自己評価表
学校教育目標
・豊かに感じ、よく考える子ども ・友達の良さがわかり、助け合う子ども ・心身をきたえ、明るく生きていく子ども
目指す学校像(ビジョン)
①児童にとって明るく楽しく安心できる学校 ②教職員が指導に喜びをもち力を合わせる学校 ③保護者や地域から信頼される学校 【目指す学校像】
【目指す児童・生徒像】 ①豊かに感じ、よく考える子ども ②友達の良さがわかり、助け合う子ども ③心身をきたえ、明るく生きていく子ども
①絶えず自己研鑽に励む教師 ②気持ちよく学ぶ環境をつくり上げる教師 ③子ども、保護者、地域に信頼される教師
【目指す教師像】
前年度までの学校経営上の成果と課題
東京都教育委員会人権尊重教育推進校として、研究主題を「一人一人の良さや違いを認め合う、心豊かな児童の育成」として取り組んだ。児童が自分を大切に思うとともに、他の人を大切にす
る場面が多く見られるようになった。児童や教職員の人権教育に対する意識が高まっており指導を引き続き行い、差別や偏見のない生活をすることができるように指導の充実を図っていきたい。
具体的方策
第1回評価
努力目標
成果目標
確
か
な
学
力
の
向
上
学習指導を意図的計画的に行う。
週の指導計画に学習のねらいや
評価等を記入し、わかる授業に改
善する。
3
4
学習支援員等を活用し学級やそよ
かぜ教室で個別指導を充実する。
3年生以上で算数少人数指導に取
り組み工夫した授業を実践する。
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3
豊
か
な
心
の
育
成
児童同士が互いに挨拶をしたり、
学校や地域の人に進んであいさつ
したりできるよう指導する。十小の
決まりを進んで守れるようにする。
健
や
か
な
体
の
育
成
外遊びを進んで行い運動量を確
保する。ハッピータイムや体育等の
時間を中心に体力向上1学級1取
り組みをすすめる。
本
校
の
特
色
①
本
校
の
特
色
②
地域人材、地域教材、地域施設等
を活用し、体験的な学習を積極的
に取り入れる。人権かるたの作成
や俳句作りに取り組む。
保健指導や食育の推進、「早寝・
早起き・朝ごはん」等の実践を様々
な機会に働きかける。
隔月の清掃朝会や清掃活動を通
して働く喜びと清潔にする意識を
高める。一人一鉢栽培や学校農園
の活動に進んで取り組む。
毎週1~2回、全校が静かに朝読
書を実施する。読書感想文への取
り組みや図書室・学級文庫の整備
などを進める。
ホームページの更新や学校公開、
土曜授業日、学校行事等を進んで
発信し保護者や地域の方の学校
への理解を深める。
芝生維持・読書活動・蚕学習・清
掃活動等のボランティアの活動を
通して教育活動への支援・協力を
受ける。盆踊り等の活動を進める。
課題と対策
アンケートによる児童の満足度の評価は90%、保護者の満
足度は94%となった。今後も、学習のめあてを意識しながら
様々な活動に取り組み、まとめにつなげていくことを大切にし
て、よりわかりやすい学習を目指していく。
算数の学習では個人差が大きく、習熟の遅い児童への対応
が課題となっている。3年生以上の習熟度別少人数算数指
導、1・2年生の学習サポーターによる個別指導等、個に応じた
きめ細かい指導を充実させていく。
第2回評価
努力目標
成果目標
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3
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4
アンケートによる児童の評価はA・Bが87%に対して、保護者は75%と
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3
3
4
なっている。先生や学級の友達には挨拶しているが、保護者や地域の方な
どの来校者に挨拶をしようとする意識がまだ低い。引き続き各学級で毎週学
級指導を行うとともに、毎朝教職員から児童に挨拶をしていくことで、啓発を
図っていく。
今年は、2年生が地域の方からどんぐりや草等での遊び方を教わり、自然
と親しもうとする心情を育むことができた。赤ちゃんのチカラプロジェクト等、
体験的な活動は児童の興味・関心を高め、主体的な学びにつながる。今後
も、様々な人とかかわり、多くのことを学ばせていきたい。
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3
3
安全や健康に気を付けながら行動できていると回答した児童は81%であった。学年
が上がるにつれて、肯定的な回答をする児童が減る傾向がある。今後もさらに、保健だ
よりや学級指導等で、健康な生活を送ることの大切さを繰り返し伝えていき、「早寝・早
起き・朝ごはん」の習慣化を図っていく。
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アンケートによる保護者の満足度はA・B合わせて96%と大変高い評価を
いただいた。清瀬教育の日の3日間の延べ参観者も868名と多く、学校への
関心と期待の高さが表れている。今後も学校公開や学校だより等の各種通
知、ホームページを通して、学校への理解を高めていく。
図書ボランティアは週に1回、清掃ボランティアは月に1回、芝生ボランティアは週に2回の活動
を行い、図書の環境整備や校舎内外の清掃、芝生の手入れをすすめてきた。多くの保護者、地
域の方に参加していただいて、これまで児童が気持ちよく、円滑に教育活動を行うことができた。
また、蚕ボランティアの方には3年生を対象に繭から糸を紡ぐ活動、糸からストラップ作る活動な
ど、充実した内容の蚕学習を実践していただいた。
ト増えた。冬の寒い日でも長縄集会に向けて、学級ごとに8の字跳びの練習をよ
く頑張っていた。一方、およそ15%程度の児童はすすんで外遊びをしていない
という現状がある。友達と一緒に運動する楽しさや自己の体力が高まる実感を
味わわせ、運動に親しむ児童を増やしていく。
アンケートによる児童と保護者の評価はA・Bがどちらも86%となった。睡眠と
朝食をしっかりととることが、学校での生活において自己の力を最大限発揮する
ために必要である。今年度は、『健康に過ごすための食育』というテーマで講演
会を行い、朝食の大切さを伝えてきた。これからも児童や家庭に、健康な生活を
送るために大切なことを伝え、啓発を図っていく。
アンケートによる児童の評価は94%と第1回のアンケートを2ポイント上回った。6年生
4
3
アンケートの結果から85%以上の児童がすすんで読書に取り組んでいる
ことがうかがえる。図書館運営支援員、図書ボランティアの協力を得て、本の
整理や読書環境の整備を行ってきた。また、朝読書や図書ボランティア、図
書館運営支援員による読み聞かせ、読書月間を通して、読書への興味・関
心が高まってきている。今後も、本に親しむ児童を増やす工夫をしていく。
よって、「あいさつカード」を活用し、挨拶の定着を図った。計画・代表委員会が
中心となって行った「あいさつ運動」の期間中は、朝から子供たちの挨拶の声が
校舎内外に響いていたが、期間が終わると挨拶の声が減少してしまう。挨拶の
日常化・習慣化を図るための手立てを工夫していく必要がある。
3年生が「中清戸獅子舞」、「増田牧場」、「舶用電気工場」、「気象衛星セン
ター」等、新たな地域の人材や施設を活用した体験的な学習を行い、地域のよ
さを学ぶことができた。今後も、地域の人材、教材、施設等を活用した学習活動
を取り入れ、地域のよさにふれる機会を増やしていきたい。
アンケートによる児童の評価はA・Bが84%と、第1回のアンケートより5ポイン
アンケートによる児童の満足度の評価はA・Bが92%と高い。しかし、保護者の満足
度は83%と差が見られる。これまで環境整備に向けて、児童の清掃活動や清掃ボラン
ティアによる活動に取り組んできている。今後は散らかしたごみは自分で片付ける、気
がついたごみはすすんで拾う等、掃除の時間以外でも清掃をして、身の回りをきれい
にしようとする意識を高めていきたい。
アンケートによる児童の満足度の評価はA・Bが91%、保護者の満足度は9
4%となった。今年度は、東京ベーシックドリルの活用を図った。今後も、めあて
とまとめを明確に提示し、分かりやすい授業を行っていくとともに、伝え合う活動
を重視して、自分の考えをすすんで表現し、互いの考えの良さを認め合いなが
ら学習を深めていくことができるようにしていく。
3年生以上の習熟度別少人数指導、1・2年生の学習サポーターによるTT指
導、そよかぜ教室での個別指導を行い、個に応じたきめ細かい指導を心掛けて
きた。習熟を図るための活動や学習の振り返りの時間を十分に確保していくこと
で、基礎的・基本的な学習内容の定着を図っていく。
アンケートによる児童の評価はA・Bが86%、保護者は73%となった。学年に
ハッピータイムや中休み、昼休みの時間には、友達と元気よく校庭で活動
する児童が多く見られる。休み時間に各学級で、長縄やボール遊び等の活
動を行っていくことで、校庭で遊ぶ児童を増やしていく。新体力テストの結果
からは、跳躍力と持久力に課題があることが明らかになった。今後は、課題と
なっている運動能力を高めることを意識しながら、体力向上をすすめていく。
課題と次年度以降の対策
は奉仕活動で、側溝等の清掃を行った。清掃活動に意欲的に取り組む児童が増えてきて
いる。一方、保護者の評価は81%とおよそ2割の保護者が満足をしていない。清掃の時間
にきちんと取り組むだけでなく、一日延べ千人以上が通る階段のほこりの除去の方法を検
討する等、児童の意識を高め日常の行動を変えていく必要がある。
アンケートによる児童の評価は「朝読書にしっかり取り組んでいる」が92%と
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3
なった。都・市の読書感想文コンクールに入賞した。保護者の方等による読み
聞かせ、読書月間の取組が定着してきている。今後も、図書館運営支援員や図
書ボランティアの協力を得て、読書環境を整えていく。
アンケートによる保護者の満足度の評価は、A・Bが95%となった。今年度は
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10日間の授業公開を行った。学校公開では、およそ7割の保護者の方が来校
され、児童の学習活動の様子を参観された。また、研究発表会では、多くの保
護者の方が運営の手伝いや公開授業の参観のため、来校された。今後も、学
校の教育活動の理解を深めるため、情報発信に努めていく。
今年度も蚕学習のボランティアをはじめ、多くの保護者、地域の方が様々な活
動において協力してくださった。清掃ボランティアは、メールを発信して協力を
求めた。今後も、各種ボランティア活動の情報発信を工夫し、協力者を増やして
いくことで、活動をさらに充実したものとしていきたい。