平成27年度第2回学校関係者評価表(PDF:340 KB)

 平成27年度 清瀬市立清瀬第十小学校 学校関係者評価表
学校教育目標
・豊かに感じ、よく考える子ども ・友達の良さがわかり、助け合う子ども ・心身をきたえ、明るく生きていく子ども
目指す学校像(ビジョン)
①児童にとって明るく楽しく安心できる学校 ②教職員が指導に喜びをもち力を合わせる学校 ③保護者や地域から信頼される学校 【目指す学校像】
【目指す児童・生徒像】 ①豊かに感じ、よく考える子ども ②友達の良さがわかり、助け合う子ども ③心身をきたえ、明るく生きていく子ども
①絶えず自己研鑽に励む教師 ②気持ちよく学ぶ環境をつくり上げる教師 ③子ども、保護者、地域に信頼される教師
【目指す教師像】
前年度までの学校経営上の成果と課題
東京都教育委員会人権尊重教育推進校として、研究主題を「一人一人の良さや違いを認め合う、心豊かな児童の育成」として取り組んだ。児童が自分を大切に思うとともに、他の人を大切にす
る場面が多く見られるようになった。児童や教職員の人権教育に対する意識が高まっており指導を引き続き行い、差別や偏見のない生活をすることができるように指導の充実を図っていきたい。
具体的方策
確
か
な
学
力
の
向
上
学習指導を意図的計画的に行う。
週の指導計画に学習のねらいや
評価等を記入し、わかる授業に改
善する。
豊
か
な
心
の
育
成
児童同士が互いに挨拶をしたり、
学校や地域の人に進んであいさつ
したりできるよう指導する。十小の
決まりを進んで守れるようにする。
健
や
か
な
体
の
育
成
外遊びを進んで行い運動量を確保
する。ハッピータイムや体育等の時
間を中心に体力向上1学級1取り
組みをすすめる。
本
校
の
特
色
①
本
校
の
特
色
②
学習支援員等を活用し学級やそよ
かぜ教室で個別指導を充実する。
3年生以上で算数少人数指導に取
り組み工夫した授業を実践する。
地域人材、地域教材、地域施設等
を活用し、体験的な学習を積極的
に取り入れる。人権かるたの作成
や俳句作りに取り組む。
保健指導や食育の推進、「早寝・
早起き・朝ごはん」等の実践を様々
な機会に働きかける。
隔月の清掃朝会や清掃活動を通
して働く喜びと清潔にする意識を
高める。一人一鉢栽培や学校農園
の活動に進んで取り組む。
毎週1~2回、全校が静かに朝読
書を実施する。読書感想文への取
り組みや図書室・学級文庫の整備
などを進める。
ホームページの更新や学校公開、
土曜授業日、学校行事等を進んで
発信し保護者や地域の方の学校
への理解を深める。
芝生維持・読書活動・蚕学習・清掃
活動等のボランティアの活動を通
して教育活動への支援・協力を受
ける。盆踊り等の活動を進める。
評価
努力目標
3
4
4
3
4
3
4
4
4
4
成果目標
課題と次年度以降の対策
学校関係者評価
計算ができないとつまずき始める。速さではなく、正確にできることが大切。木曜日の朝に
3
アンケートによる児童の満足度の評価はA・Bが91%、保護者の満足度は94%と
なった。今年度は、東京ベーシックドリルの活用を図った。今後も、めあてとまとめを明
確に提示し、分かりやすい授業を行っていくとともに、伝え合う活動を重視して、自分
の考えをすすんで表現し、互いの考えの良さを認め合いながら学習を深めていくこと
ができるようにしていく。
4
3年生以上の習熟度別少人数指導、1・2年生の学習サポーターによるTT
指導、そよかぜ教室での個別指導を行い、個に応じたきめ細かい指導を心
掛けてきた。習熟を図るための活動や学習の振り返りの時間を十分に確保し
ていくことで、基礎的・基本的な学習内容の定着を図っていく。
そよかぜ教室は、教師一人に対して児童一人または二人という、個別指導をして
くれるので、ありがたい。そよかぜ教室での指導を希望する児童が増えているの
で、教師を増やしてほしい。来年度は今年度より教師が一人増えるので、対象児童
数や指導時間数を増やせる見通しをもっている。
3
アンケートによる児童の評価はA・Bが86%、保護者は73%となった。学年によっ
て、「あいさつカード」を活用し、挨拶の定着を図った。計画・代表委員会が中心となっ
て行った「あいさつ運動」の期間中は、朝から子供たちの挨拶の声が校舎内外に響い
ていたが、期間が終わると挨拶の声が減少してしまう。挨拶の日常化・習慣化を図るた
めの手立てを工夫していく必要がある。
朝の挨拶をする児童は増えてきている。青少協で下校指導をしていると、高学年は帰りの挨
拶ができる児童とできない児童がはっきり分かれる。低学年は、自分から帰りの挨拶ができて
いる。保護者同士の挨拶は、増えてきた。今後は、教職員や保護者が積極的に児童に挨拶を
し、挨拶の日常化・習慣化をめざしていく。
3年生が「中清戸獅子舞」、「増田牧場」、「舶用電気工場」、「気象衛星セン
ター」等、新たな地域の人材や施設を活用した体験的な学習を行い、地域
のよさを学ぶことができた。今後も、地域の人材、教材、施設等を活用した学
習活動を取り入れ、地域のよさにふれる機会を増やしていきたい。
アンケートによる児童の評価はA・Bが84%と、第1回のアンケートより5ポイント増え
普段利用している施設に見学に行った児童が、職員の方から話を聞いて、新たに
分かったことや発見したことがあり、喜んでいた。初めて学校で獅子舞の踊りを見て
興味をもち、お祭りに行きたがるようになった。地域のよさにたくさん触れさせていく
ことで、地域を大切にしようとする心を育てていきたい。
4
3
4
3
3
4
4
た。冬の寒い日でも長縄集会に向けて、学級ごとに8の字跳びの練習をよく頑張って
いた。一方、およそ15%程度の児童はすすんで外遊びをしていないという現状があ
る。友達と一緒に運動する楽しさや自己の体力が高まる実感を味わわせ、運動に親し
む児童を増やしていく。
アンケートによる児童と保護者の評価はA・Bがどちらも86%となった。睡眠と朝食を
しっかりととることが、学校での生活において自己の力を最大限発揮するために必要
である。今年度は、『健康に過ごすための食育』というテーマで講演会を行い、朝食の
大切さを伝えてきた。これからも児童や家庭に、健康な生活を送るために大切なことを
伝え、啓発を図っていく。
アンケートによる児童の評価は94%と第1回のアンケートを2ポイント上回った。6年
生は奉仕活動で、側溝等の清掃を行った。清掃活動に意欲的に取り組む児童が増え
てきている。一方、保護者の評価は81%とおよそ2割の保護者が満足をしていない。
清掃の時間にきちんと取り組むだけでなく、一日延べ千人以上が通る階段のほこりの
除去の方法を検討する等、児童の意識を高め日常の行動を変えていく必要がある。
アンケートによる児童の評価は「朝読書にしっかり取り組んでいる」が92%
となった。都・市の読書感想文コンクールに入賞した。保護者の方等による
読み聞かせ、読書月間の取組が定着してきている。今後も、図書館運営支
援員や図書ボランティアの協力を得て、読書環境を整えていく。
アンケートによる保護者の満足度の評価は、A・Bが95%となった。今年度は10日
「計算タイム」を設定し、じっくり継続的に計算に取り組むことで、計算力を高める。
漢字の書き順や音読み・訓読みが十分に身に付いていない児童がいる。漢字検定に取り組
むことで関心や意欲を高める、書けるまで再テストを繰り返し行うことで定着を図る等の手立
てが考えられる。
長縄集会に向けて、1年間を通して長縄跳びに取り組んでいる学級があり、運動
能力や体力だけでなく団結力も高まった。上学年が下学年に模範を見せたり、教え
たりすることで、刺激を受け意欲が向上していた。今後も学年を超えて、継続して取
り組んでほしい。
栄養士の食育に関する講演を聞いて、朝食そして野菜をしっかり摂ることの大切
さがよく分かった。キッズ携帯やゲーム機からもメールを送ることができる。寝たふり
をし、布団の中からメールのやり取りをしていて、就寝時刻が遅くなる児童もいる。S
NSのルールを決めて、全家庭が守るようにする必要がある。
廊下や教室はきれいになっていた。研究発表会の前日は、卒業制作など細かいと
ころを清掃ボランティアの有志できれいにした。廊下や階段は白っぽい色なので、ご
みや汚れが目立ちやすい。こまめに丁寧に掃除をする意識をさらに高めてほしい。
それぞれの学級で年間を通して読み聞かせをたくさんやっている。読み聞かせに協力してく
れる保護者が決まっているので、分担を決めるのに苦労をしている学級もある。学年全体で
読み聞かせの協力者を募集して、学級分担を決める方法もあると思う。4年生以上になると児
童が興味をもつ本を探すことに苦労をするが、読み聞かせを聞いている児童の顔を見ると
やってよかったと感じる。
研究発表の手伝いをする、授業公開を参観する保護者は多い。学校教育に関心
間の授業公開を行った。学校公開では、およそ7割の保護者の方が来校され、児童 が高く、協力的な家庭が多い。セーフティ教室や道徳授業地区公開講座の参加保
の学習活動の様子を参観された。また、研究発表会では、多くの保護者の方が運営 護者をさらに増やしていきたい。十小の会からもメール等で参加の呼びかけをして
の手伝いや公開授業の参観のため、来校された。今後も、学校の教育活動の理解を いく。
深めるため、情報発信に努めていく。
今年度も蚕学習のボランティアをはじめ、多くの保護者、地域の方が様々な活動に
おいて協力してくださった。清掃ボランティアは、メールを発信して協力を求めた。今
後も、各種ボランティア活動の情報発信を工夫し、協力者を増やしていくことで、活動
をさらに充実したものとしていきたい。
蚕ボランティアは、どんな活動をするのか保護者会で説明をして募集をした。蚕ボ
ランティアとして手伝う内容が分かり、安心して申し込むことができた。他のボラン
ティアも、今年度活動に参加した保護者が保護者会等で活動内容や体験してよ
かったことなどを伝えることで、参加者を増やすことができると思う。