熊本地震で被害に遭われた方々には、一日も早い復興と心の傷みが和らぐようお祈り申し上げます。現代の木造住宅は壁の量と構造金物を増やして、耐震性能が大きく向上しました。しかしそれと同時に増えたのが、接着材を多く使った合板類や集成材です。合板や集成材は元々湿気に弱く床下や土台周辺に使うと、湿気で接着材が剥がれたり腐りやすいそうです。これでは建築時の耐震性能もガタ落ち。通常はその対処法として防腐・防蟻剤を使用しますが、これらの薬剤からは揮発性有機化合物がずっと出続けてしまい、健康被害（シックハウス）を引き起こす恐れもあります。能登ヒバの防虫・抗菌成分が健康な家をつくり、家族を守る。樹種の特性と伝統的な木組みによって、しなやかさと丈夫さ、さらに心地のよい香りのする構造体にしている。曲がった丸太をそのまま使い、さらに丈夫にしている。私たちは住む人の健康を第一に考え、木が元々持っている抗菌成分を長く保てるよう、天然乾燥させた無垢材だけで家を作ります。特に能登ヒバは天然のヒノキチオールを多く含み、独特の芳香があります。ヒノキチオールは低濃度でも多くの雑菌類やカビ類、ダニなどの増殖を抑える力があります。ヒバの匂いだけでも効果が発揮されることが、弘前大学で確認されているほどです。天然木の心地よい香りと、丈夫で耐久性の高い木組みをぜひ現地で確かめてみてください。みなさまのご来場を心よりお待ち申し上げます。沢野建設工房構造見学会６／４（土）・５（日）午前１０時～午後５時マップコード 135 400 084*44 鹿島郡中能登町金丸ご愛用のカーナビに上記の数字を入力されると、目的地に辿り着くことができます。能登ヒバの床組「ヒバ普請の家には蚊が寄りつかない」といわれるほどの防虫効果を発揮してくれます。薬剤なしでウッドデッキに使われるほど湿気に強く、白アリも寄せ付けません。丸太梁の木組み能登ヒバの柱柱はすべて能登ヒバの 4寸角。1年中湿気の多い北陸の気候でもシロアリや腐りに強いので、数十年経った後の地震でも家族を守ることができます。（蚊も寄りつきにくいそうです）目が詰まった５寸柱通し柱は東濃ヒノキの5寸柱です。天然乾燥で防虫成分もしっかり残ります。天然の防虫成分なので、赤ちゃんにも安心です。沢野建設工房では、長期優良住宅と ZEH （ゼロエネルギー住宅）を推進しています。屋根下地もすべて天然木合板を使わない当社では、屋根下地も目の詰まった国産杉の無垢板。腐りに強く、調湿効果も高いので、長期間に渡って、大切な屋根を守ります。沢野、天然乾燥させた能登ヒバが大切な家族を守り続けます。つ木幸くでせるは。集成材を一切使わない当社では、太い丸太梁を匠の技で組み合わせて集成材以上の強度を持たせています。その強度と耐久性は歴史が実証済。しかも天然木の香りがずっと続きます。