データシート, 型式 9255C

Force
多成分動力計
型式 9255C
-10...60kN、トッププレート260x260mm
この水晶圧電式3成分動力計は力の直交3成分を測定すること
ができます。高剛性構造で固有振動数が高いことが特長です。
また分解能が高いので、大きな力のわずかな動的変化も測定
可能です。
• 広い測定範囲
• 高耐久アプリケーション用
• 小型設計
概要
この動力計は3成分力センサ4個を上下2枚の板の間に高いプ
技術データ
水晶板を3組、内蔵しています。1組はZ方向の力に感応します。
測定範囲
校正範囲
部分校正範囲 過負荷 しきい値(動的分解能)
感度 直線性(全範囲)
ヒステリシス(全範囲)
クロストーク
剛性 固有振動数
(フランジ固定)
リロードをかけて組込んであります。各センサには2枚1組の
他の2組はX、Y方向のせん断力にそれぞれ感応します。力の
成分の測定の際には、動力計の変形は事実上無視できるほど
小さなものです。組込まれた力センサ4個からの出力は動力計
内で力とモーメントの多成分測定もできるように連結され、9
ピンのフランジソケットから8信号が取出されます。4個のセ
ンサは接地絶縁されており、グラウンドループによるノイズ
を防止しています。動力計は防錆処理および対切削液シール
が施されています。
ケーブル1687B5または1689B5を接続した状態で、保護ク
ラスIP67を満たします。
アプリケーション
• 力の直交成分の動的、準静的測定
• 大型機械やマシニングセンタでの切削力、研削力測定
• スタンピングマシンの測定
9255C_003-051j-10.12
• 風洞実験
• 機械基礎の支持力測定
固有振動数 (フランジ、ボディ固定)
使用温度範囲
容量 (チャンネル) 絶縁抵抗 (20 °
C)
接地絶縁
保護クラス EN60529
重量 Fx、Fy Fz Fx、Fy Fz Fx、Fy Fz Fx、Fy Fz Fx、Fy Fz Fz –> Fx、Fy
Fx <–> Fy
Fx、Fy –> Fz
cx, cy cz fn (x) fn (y) fn (z) fn (x) fn (y) fn (z) kN –30 ... 30
kN –10 ... 60
kN 0 ... 30
kN 0 ... 60
kN 0 ... 3
kN 0 ... 6
kN –36/36
kN –12/72
N <0.01
pC/N ≒–7.9
pC/N ≒–3.9
%FSO ≦±0.5
%FSO ≦0.5
%
<±1
%
<±2
%
<±2
N/μm
≒2,000
N/μm ≒3,000
kHz ≒2.2
kHz ≒1.8
kHz ≒2.3
kHz ≒2.2
kHz ≒2.2
kHz
≒3.3
°
C
–20 ... 70
pF ≒500
Ω >1013
Ω
>108
1)
– IP67
kg 52
ケーブル型式 1687B5、1689B5、1677A5、1679A5と接続の状態
1)
※データシートの記載内容は予告なく変更される場合がございます。
購入時には日本キスラー(株)までお問い合わせ下さい。
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〒108-0022 東京都港区海岸3-20-20 ヨコソーレインボータワー1F TEL(03)3769-9501 FAX(03)3769-9500
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多成分動力計 -10...60kN、
トッププレート260x260mm 型式9255C
寸法
接続ケーブル
型式 1679A...
型式 1689B...
接続ケーブル
型式 1677A...
型式 1687B...
図 1: 寸法 動力計 型式 9255C
3成分切削動力測定 Fx、Fy、Fz(4チャンネルチャージアンプ使用)
動力計 型式9255C
ケーブル
型式 1687B5
X
Z
チャージアンプ
型式 5070Ax01xx
Y
pos.
pos.
pos.
型式 1688B5
pos.
neg.
neg.
pos.
pos.
型式 1689B5
9255C_000-051j-10.12
(オス)
チャージアンプから
3出力信号
(オス)
pos.
Ch 8 –
– Σ 6
Ch 7 –
– Σ 5
pos.
pos.
Ch 6 –
– Σ 4
Ch 5 –
– Σ 3
Ch 4 off
– Σ 2
pos.
図 2: 動力計 型式9255Cを使用した測定システム例
– Σ 1
GND
9
1
Ch 3 Fz
Ch 2 Fy
Ch 1 Fx
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多成分動力計 -10...60kN、
トッププレート260x260mm 型式9255C
6成分切削動力測定 Fx、Fy、Fz、Mx、My、Mz( 8チャンネルチャージアンプ使用)
動力計 型式9255C
チャージアンプ
型式 5070Ax11xx
ケーブル
Mx
Fx
a
pos.
Fz Fy
3
型式 1677A5
1
Mz
a
4
2
My
neg.
b
b
型式 1678A5/A10
pos.
neg.
pos.
型式 1679A5
(オス)
チャージアンプから
8出力信号
(オス)
pos.
Ch 8 Fz4
– Σ 6
Ch 7 Fz3
– Σ 5
pos.
Ch 6 Fz2
– Σ 4
Ch 5 Fz1
– Σ 3
Ch 4 Fy2+3
– Σ 2
Ch 3 Fy1+4
Ch 2 Fx3+4
Ch 1 Fx1+2
– Σ 1
GND
図 3: 動力計型式9255Cを使った測定システム例
6成分切削動力測定 Fx、Fy、Fz、Mx、My、M(6成分サミングアンンプ機能付き8チャンネルチャージアンプ使用)
z
動力計 型式9255C
Mx
Fx
a
a
4
Mz
Fz Fy
3
型式 1677A5
9255C_000-051j-10.12
型式1678A5/A10
1
pos.
2
pos.
neg.
pos.
型式1679A5
My
neg.
b
チャージアンプ
型式 5070Ax21xx
ケーブル
(オス)
b
(オス)
pos.
pos.
図4: 動力計型式9255Cを使った測定システム例
チャージアンプから8出力信号
サミング機から6出力信号
Ch 8 Fz4
Mz Σ 6
Ch 7 Fz3
My Σ 5
Ch 6 Fz2
Mx Σ 4
Ch 5 Fz1
Fz Σ 3
動力計型式9255Cのa、bの値;
a
mm
80
b
mm
80
Ch 4 Fy2+3
Fy Σ 2
Fx Σ 1
GND
9
1
Ch 3 Fy1+4
Ch 2 Fx3+4
Ch 1 Fx1+2
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多成分動力計 -10...60kN、
トッププレート260x260mm 型式9255C
取付
動力計はボルトまたは爪で機械のテーブル等の清浄な研削面
標準付属品
に取付けます。
なし
ある場合はトッププレートの4つの穴からボルトを入れて締
関連製品
有振動数が高くできます。
• 接続ケーブル がかかった状態になり、クロストークが増大しますので注意
• 延長ケーブル 1688B5
力の伝達媒体、つまり加工物などはM12のボルトで動力計の
• 分岐ボックス
5407A
計への座りをよくしておきます。
6成分
(Fx、Fy、Fz、Mx、My、Mz)
測定の場合
型 式
さらにしっかり動力計を機械のテーブル等に固定する必要が
付けます。これによってフランジだけ固定する場合に比べて固
取付面が平坦でないと内部応力が発生して、各センサに荷重
が必要です。
上面へ取付けます。力の伝達媒体は取付面を研削して、動力
3成分
(Fx、Fy、Fz)
測定の場合
型 式
1687B5
• "
1689B5
• マルチチャンネルチャージアンプ
(4、8ch)
• 8芯接続ケーブル 信号処理
• "
アンプと接続ケーブルを使用するほか、分岐ボックスが必要
• チャージメータ 測定システムを組むためには、動力計本体のほかにチャージ
な場合もあります。
• マルチチャンネルチャージアンプ
(4、8ch)
データ収集と評価
ら成る操作の簡単なデータ収集システムを用意しています。
1678A5
5015A1010
5070A
• 分岐ボックス 5405A
発注型式
• 多成分動力計
型 式
9255C
(-10...60kN、トッププレート260x260mm)
9255C_003-051j-10.12
(データシート 5694A_000-745)
1677A5
1679A5
• 8芯延長ケーブル データ収集用のハードウェアとDynoWareソフトウェアか
5070A
※本データシート全部または一部を、無断で複写・複製することは法律で禁止されています。
2012年12月作成
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