概説 芝草が生育するうえで不可欠となるものが、光・水・空気(二酸化炭素)。 それらを適正に得られる環境であることが望ましく、いずれが欠けても生育不良をきたします。 地上においては、過度な日照不足(要因:天候、樹木など)にならないこと。 土壌においては、土や砂(有機物含む)70%、気相15%、液相15%が理想とされています。 その他、適切な養分(肥料など)が必要となります。 自然の草原とは違い、競技グラウンドとしては様々な制約がある中、芝草の管理を行います。 主に、土壌環境を整える為の作業を、更新作業とよんでいます。 主目的 土壌における水分の浸透性を良くし、空気(酸素)を引込めるようし、地表の凹凸の改善。 Ⅰ ←掻き出されたサッチ ←バーチカル:地際の余分な有機物(サッチ)を掻き出す作業。 Ⅱ ←サッチを回収した後 ←スィーパー:掻き出されたサッチをきれいに回収します。 Ⅲ ←目砂散布:土壌活性化と表面の凹凸を無くす。 施工後、およそ10日位(季節や天候によって異なります)で気にならなくなります。
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