いま、司法が果たすべき役割とは

第 27 回 司法シンポジウム
いま、司法が果たすべき役割とは
― 法の支配の確立をめざして ―
《と き》
2016 年 11 月 5 日(土)
第1部 権利の実現に果たす司法の役割
午前10 時 30 分 ∼ 午後5時 30 分
(午前 10 時 40 分開始予定)
《ところ》
1. 訴訟が社会を変える
2. 地域で弁護士が輪を広げる (桐蔭横浜大学大学院法務研究科客員教授)
吉岡 すずか
弁護士会館2階講堂「クレオ」
東京都千代田区霞が関 1 -1 - 3
東京メトロ霞ヶ関駅(B1-b 出口)
から徒歩1分
JR 山手線有楽町駅より徒歩 15 分
第2部 憲法の番人としての司法の役割
(午後 1 時 30 分開始予定)
1. 日本の憲法判例から見えること
(報告)
2. 海外との比較から見えること
(学者に聞く)
3. 法の支配の確立のために(討論) 金澤 孝(早稲田大学法学学術院准教授)
見平 典(京都大学大学院人間・環境学研究科准教授)
第3部 司法に対する信頼と理解を築くために
(午後 3 時 35 分開始予定)
パネルディスカッション
青井 未帆(学習院大学大学院法務研究科教授)
伊藤 真(弁護士/伊藤塾塾長)
井戸 謙一(弁護士/元裁判官)
見平 典(京都大学大学院人間・環境学研究科准教授)
※五十音順
《主催》日本弁護士連合会 《共催》関東弁護士会連合会/東京弁護士会/第一東京弁護士会/第二東京弁護士会
ここ数年、政治の過程や裁判所の判決に関連して憲法や司法に対する
社会的な関心が大きく高まっています。
憲法や立憲主義に関する学者らの意見表明も相次ぎ、また夫婦のあり
方に関する最高裁判所の判決などを通して、人権や司法に関する議論も
活発化しました。
このような憲法・人権や司法に対する関心の高まりを踏まえて、法の
支配を確立するために、いま司法が果たすべき役割は何なのか、司法が
その役割を果たすためには何が必要なのか、議論を行います。
1部
第
2部
午前 10 時 40 分~午後 0 時 30 分(予定)
第
権利の実現に果たす司法の役割
1
午後 1 時 30 分~午後 3 時 20 分(予定)
憲法の番人としての司法の役割
訴訟が社会を変える
1
日本の憲法判例から見えること(報告)
近年の法令違憲の最高裁判決などを取り上げ、日本
過労死訴訟や性的少数者の権利救済訴訟など、裁判が、
個別の当事者の救済に止まらず社会に影響を及ぼし広く
の裁判所がどのように違憲審査権を行使してきたのか
権利の実現に結びついた事例を、紹介・分析します。
について分析、報告します。
2
地域で弁護士が輪を広げる
2
アメリカ連邦最高裁との比較から、日本の違憲審査
市民の権利実現に向けて、地域の中で弁護士や様々な
権の行使状況について憲法学者の意見を聞きます。
団体等が連携を始めています。各地で広がるネットワー
ク構築の取組を紹介し、司法が担う新たな分野の可能性
海外との比較から見えること(学者に聞く)
3
について考えます。
法の支配の確立のために(討論)
違憲審査権が積極的に行使されるため、司法権の独
2つの異なる視点から光を当て、裁判所さらには弁護
士を含めた司法が権利の実現にどのような役割を果たし
立や司法に対する国民的基盤の強化のあり方につい
て、憲法学者と司法政治学者による討論を行います。
えるかを考えます。
第
3部
午後 3 時 35 分~午後 5 時 15 分(予定)
司法に対する信頼と理解を築くために
これからを担う気鋭の学者を中心にパネリストに招
会場(弁護士会館)へのアクセス
□ 東京メトロ 霞ヶ関駅B1-b 出口から徒歩1分
□JR有楽町駅より徒歩15分
き、第1部、第2部を振り返りながら、法の支配と司法
の役割について今を語り合います。
登壇者のご紹介
青井 未帆 (学習院大学大学院法務研究科教授)
伊藤 真 (弁護士/伊藤塾塾長)
井戸 謙一 (弁護士/元裁判官)
金澤 孝 (早稲田大学法学学術院准教授)
見平 典 (京都大学大学院人間・環境学研究科准教授)
吉岡 すずか (桐蔭横浜大学大学院法務研究科客員教授)
※五十音順
【ビデオメッセージ出演】
内田 樹 (凱風館館長/神戸女学院大学名誉教授)
<お子様の一時保育サービスについて>
シンポジウム中、ベビーシッター(保育資格者)による
お子様の一時保育サービスをご利用いただけます。
希望される方は期限までに右記連絡先までお申し込みください。
申込み期限:9月30日(金)午後5時まで
※本シンポジウムの事前申込み・参加費は不要です。
【本シンポジウムに関する問合せ先】
日本弁護士連合会法制第一課 03-3580-9893