設計図書等(PDF:580.7KB)

平成28年度加東市有線テレビ伝送路等保守管理工事
工 事 番 号
加協秘第18号
施 設 名
加東市ケーブルテレビ伝送路等
工 事 場 所
加東市内全域
工 種
保守管理工事
入札設計書
兵庫県 加東市
内 訳
実施
設計額
(内消費税額)
請負額
(内消費税額)
執行方法
(
今回変更
円
(
請 負
概 要
増減額
円
円
円
) (
) (
)
円
円
円
) (
) (
)
施工日数
平成28年7月1日から
平成29年3月31日まで
( 起工理由 )
加東市内の有線テレビ(ケーブルテレビ)加入者宅の引き込み線撤去・移設または幹線
の支障移転・修繕など伝送路における年間の日常および災害発生時の保守工事等を行う。
標準仕様(パターン)
パターン1(FTTH引込移設工事) 34件
パターン2(HFC幹線延長・引込移設工事) 44件
パターン3(HFC支障移転工事) 67件
平成28年度 加東市有線テレビ伝送路等保守管理工事
仕 様
書
加東市協働部秘書広報課
地域情報センター
平成28年度
1
加東市有線テレビ伝送路等保守管理工事
仕様書
適用範囲
本仕様書は、加東市有線テレビ伝送路等保守管理工事について適用する。
尚、本仕様書に特に定めの無い事項については、加東市と協議すること。
(1)災害及び第三者行為に起因する損傷の復旧工事
(2)電柱共架変更、電柱建替工事等の支障移転工事
(3)伝送路異常調査と復旧作業
(4)伝送路の技術改善・廃止又は撤去工事
(5)その他加東市から依頼された工事
2
対象施設範囲 (添付 加東市有線テレビ施設の概要と保守工事範囲参照)
受信点施設から加入者 ONU 又は保安器まで、状況に応じて宅内を確認する。
(1)施
設 名
加東市ケーブルテレビ伝送路等
(2)施設の所在地
加東市全域
(3)対 象 戸 数
約 15,000 戸
(4)加入・利用世帯
約
2,500 戸
(5)伝送路施設
① 光ケーブル・同軸ケーブル
数量
幹線光ケーブル
約 277.500 km
同軸ケーブル
約 324.500 km
引込線光ケーブル
約 217.500 km
引込線同軸ケーブル
約 201.500 km
②伝送路施設機器
a 機器は、自営柱、接続箱、ONU、ノード、幹線増幅器、延長増幅器、無停電電
源供給器、分岐・分配器、保安器とする。
b 不良機器交換の場合は現用機器と同等以上の仕様を有する機器を使用する。
③受信点施設
受信点 (第一・第二受信点)
3
工事予定件数
(1)工事の予定件数は以下のとおりとする。なお、あくまで予定件数であり、実際の
件数は増減することがある。
①パターン1
FTTH引込移設工事
34 件
②パターン2
HFC幹線延長・引込移設工事
44 件
③パターン3
HFC支障移転工事
67 件
4
保守工事の受注者の体制
(1)HFC、FTTHを熟知した技術員を確保すること。
(2)緊急時は、おおむね2時間以内に現場へ急行し、対応できること。
(3)第1級有線テレビジョン放送技術者を有すること。
(4)緊急でかつ広範囲な工事を要する場合や、大規模災害等での復旧工事などは除き、
日常の依頼業務等の実施を下請業者、グループ会社又協力会社等に委託しないこと。
5
保守工事の範囲
本仕様に定める範囲とする。
その他、施設が常に良好な状態で機能するための保守点検業務と維持管理のための提案、
緊急調査、応急改修業務、定期点検業務、線路図等修正業務、代行業務、書類作成業務等
とする。
計画的な保守工事の場合、深夜工事の可能性がある。(緊急の場合は別)
(1)緊急調査及び応急改修業務
①施設に損傷、故障が生じた場合は、技術員を現場に派遣し正常な状態に復旧する。
②現地へ出向き、受信点施設から各 ONU 又保安器までの応急処置を講ずる。
③必要に応じて宅内配線などの確認及び加入者にアドバイスなどの作業を講じる。
④応急処置を講じた場合は、その処置内容を遅滞なく加東市に報告すること。
⑤機器材料、部品の損傷による交換などの必要を確認した場合も同様とする。
⑥緊急調査及び応急改修業務に必要な材料を常時準備しておくこと。
⑦工具、測定器等は、受注業者にて適宜準備すること。
(2)線路図等修正業務
伝送路施設移転、撤去、加入者の引込線移設、又は脱退の引込線撤去等により伝
送路施設に変更が発生した場合、CAD 等の修正を行う。
(3)代行業務
関係行政官庁への許認可申請、その他運営上必要な諸届出事務を加東市の指示に
従い代行する。
①所轄道路管理者への申請業務
②関西電力株式会社への申請業務
③西日本電信電話株式会社への申請業務
④その他必要な申請業務
6
書類作成業務
引込線施設・支障移転等の見積り、その他運営上必要な書類を加東市の指示に従い作成
する。
7
契約期間
平成28年7月1日から平成29年3月31日までとする。
加東市有線テレビ施設の概要と保守工事範囲
保 守 工 事 委 託 範 囲
宅 内 工 事 施 工(加入者負担) 範 囲
ONU・保安器 2次側ヨリ (防水コネクター使用)
ヘッドエンド
70∼770MHz
東条庁舎
NHK総合
NHK教育
毎日放送
朝日放送
関西テレビ
テレビ大阪
読売テレビ
PS
(分岐クロージャー)
(157箱)
(1F機械室)
(FTTH方式)
STB
∼
H.E
(カプラークロージャー)
(555箱)
TV
(加入戸数 510)
(支給品)
TEL/放送
通信端末
ONU
(V/D一体型)
(支給品)
PC
第一受信点
(清水寺)
光同軸変換増幅器
幹線増幅器
ステータス監視
社庁舎
(情報センター)
サンテレビ
(HFC方式)
分岐分配器
(タップオフ)
70∼770MHz
FM放送
H.E
衛星受信点
(情報センター屋上)
NHK総合
NHK教育
毎日放送
朝日放送
関西テレビ
テレビ大阪
読売テレビ
入力 55∼80dB(1∼c66ch)
BS
CS
(44系統)
(内3系統同軸)
入力 55∼80dB(1∼c66ch)
STB
O/E
E/O
TV
(加入戸数 1080)
(支給品)
OUT2又はTV端子
(525台)
10∼770MHz
OUT1又はDATA端子
2分配保安器
TEL/放送
通信端末
(支給品)
PC
第二受信点
(ヤクルト会館前)
光同軸変換増幅器
幹線増幅器
ステータス監視
分岐分配器
(タップオフ)
滝野庁舎
70∼770MHz
(TCC)
(HFC方式)
サンテレビ
H.E
入力 55∼80dB(1∼c66ch)
STB
O/E
E/O
TV
(加入戸数 850)
(支給品)
OUT2又はTV端子
(15系統)
BS
(208台)
10∼770MHz
OUT1又はDATA端子
2分配保安器
宅内工事注意点
(2016/4 KCV))
モデム
(支給品)
PC
1.新規同軸ケーブルは3重シールドの仕様の物を使用する。
光ケーブル線路
2.増幅器、分岐・分配器等の機器類はコネクター仕様であること。
同軸ケーブル線路
3.通信端末への配線は単独配線のこと。
4.ケーブルの接続は必ずコネクターで行うこと。
5.ONU・保安器の2次側は必ず防水コネクターを使用し、端末処理寸法の厳守、カシメ、締め付け等確実に行う。(手締めはダメ)