第4期 魅力ある学校づくり調査研修事業

富里市
記 者 会 見 資 料
平成 28 年 5 月 31 日
児童の不登校を未然に防ぐ初期対応に向けて
第Ⅳ期
魅力ある学校づくり調査研究事業
国立教育政策研究所が千葉県教育委員会に委嘱をした「第Ⅳ期
魅
力ある学校づくり調査研究事業」について,富里市教育委員会が千葉
県教育委員会から指定を受けました。
富里市教育委員会では,富里南中学校区を指定地域として平成26
年度・平成27年度の2年間,「第Ⅲ期
魅力ある学校づくり調査研
究事業」における不登校の未然防止に取り組んでまいりました。
平成28年度の第Ⅳ期では,不登校の未然防止における教育委員会
の役割に加え,不登校の初期対応に取り組むものであります。
富里市教育委員会では,不登校の未然防止については昨年度までの
富里南中学校区での成果と「富里市ジョイント・スクール推進事業」
の取組を関連させて行ってまいります。
不登校の初期対応については,富里南中学校をモデル校として,そ
こで得られた成果を市内の小・中学校に広めてまいります。
※別添関係資料有り
第Ⅳ期
魅力ある学校づくり調査研究事業(平成28年度)
問合せ先
担
当
教育委員会学校教育課指導班
担当者
松本
電
0476-93-7659
話
第Ⅳ期 魅力ある学校づくり調査研究事業(平成28年度)
国立教育政策研究所
委嘱
千葉県教育委員会
指定
調査研究主体
富里市教育委員会
学校への働きかけ
調査研究対象
3学園によるジョイント・スクール
推進事業への取組
『ジョイント・スクール推進事業』の取組が,
『魅力ある学校づくり調査研究事業』における,
いじめ・不登校の未然防止につながる。
平成28年度はジョイントスクール推進組織を中心として,平成26・27年度に
南学園で行った「第Ⅲ期 魅力ある学校づくり調査研究事業」の成果を取り入
れた取組を行う。
・「生活のきまり」「授業改善」「小中交流」で不登校未然防止。
・「児童生徒の学びと成長の連続性の保障」
『初期対応』に係る教育委員会の役割についての調査研究
(富里南中をモデル校として取り組む)
~不登校未然防止の取組を行っても,不登校は出現する。その場合の初期対応について,どのよう
にすればよいか。~
未然防止の取組をベースとし,初期対応の取り組みを同時に行っていくことで未然防止と初期対応
の関係性や,初期対応へのより具体的な手立てを明らかにしていく。
~具体的なてだて~
Ⅰ 不登校対策支援チームを立ち上げ,初期対応の在り方を研究する。
Ⅱ 不登校対策支援チームを中心として不登校解消対策の手引き・事例集を作成。
~検証の方法~
初期対応の対象生徒に対する個別の「生徒指導理解・教育支援シート」を作成して記録し,対象生
徒の変容を分析するとともに,対応策の可否について明らかにしていく。