2 0 1 6 . 0 4 アジアリーグ2015-2016 2/25 ★日本製紙クレインズ 3(1-2,1-1,1-2)5 王子イーグルス☆ 開催地:長野 ビックハット GK:石川(33shots/28block) 得点①梁取、②髙木(梁取‐秋本)、③上野(今‐坂田) 長野ビックハットには2,000人を超える観客が地元出身のアジアリーガー上野を一目見ようと駆けつけたこの試合。レギュラーリーグ3 位確定に向け、王子との直接対決を制したいクレインズだが、開始早々に失点してしまう。その後、1点ずつを取り合い1-2で1ピリを 終える。2ピリに5人対3人のパワープレーのチャンスをモノにし同点に追いつくも、5人対4人になったパワープレーで逆に失点してし まいリードを許すと、3ピリ開始早々にも追加点を与える苦しい展開。エース上野が意地のゴールを見せ1点差に迫るも、1ピリ途中に重 野がゲームミスコンで退場となった影響もあり、点差を詰めることができず痛い敗戦となった。 2/27 ☆日本製紙クレインズ 3(0-1,2-0,1-0)1 アニャンハルラ★ 開催地:東京 ダイドードリンコアイスアリーナ GK:井上(26shots/25block) 得点:①上野(西脇) ②ラベッキオ(秋本-羽刕) ③重野(西脇-大澤) 王子に負けたことで3位確保が厳しくなったクレインズ。日韓集結初戦の相 手は敵地で3連敗を喫したハルラ。先制点を奪いリードしたかったが、1ピリ 8分に失点する苦しい展開に。これ以上の失点は避けたいクレインズは全員で 防御に集中し1ピリを0-1で終えると、2ピリ6分にキルプレーのピンチを 迎えるも、相手の一瞬の隙をつき上野がショートハンドゴールを決め同点に追 いつく。エースが決めて流れを引き戻したクレインズは、2ピリ終盤のパワー プレーで、デニスのシュートをラベッキオが角度を変えて逆転に成功。更に3 ピリ前半のパワープレーで、重野が豪快なワンタイムシュートを決め3-1と した。その後は、2点差を全員で守りきり、貴重な勝ち点3をもぎ取った。 (写真左:井上を中心に守りを固めるDF陣、写真右:ゴールを決めた重野) 2/28 ☆日本製紙クレインズ 4(2-2,0-1,2-0)3 ハイワン★ 開催地:東京 ダイドードリンコアイスアリーナ GK:井上(25shots/22block) 得点①上野(西脇-重野) ②髙木(秋本-ラビット) ③上野(羽刕-重野) ④ラビット(髙木-秋本) この試合、勝ってプレーオフに弾みをつけたいクレインズの相手は高い攻撃力を持つハイワン。 しかしながら、韓国遠征で3連勝したことや前日の勝利もあり、気の緩みからか立ち上がりに失点 し、前日同様追いかける展開となってしまう。その後、上野、髙木の連続ゴールで逆転するも、1 ピリ終了間際に再びゴールを許し同点に追いつかれる。 2ピリは再三チャンスを迎えるもモノにすることができず、8分にショートハンドゴールを許 し、相手の倍以上のシュートを放ちながらも逆転されている苦しい試合に。しかし、こんな苦しい 時こそゴールをもたらすのがエースの役目。3ピリ4分、上野がこの日2点目となるゴールを決め 同点に追いつくと、11分にはラビットのゴールで再逆転。この1点のリードを守り切ったクレイ ンズが勝利し、レギュラーリーグの順位を3位(国内チーム首位)とした。 (写真:逆転ゴールを決めたラビット) アジアリーグ2015-2016 プレーオフ ファーストラウンド 3/5 ☆クレインズ 9(4-0,3-0,2-2)2 日光アイスバックス★ 開催地:釧路 日本製紙アイスアリーナ【入場者数:1,205人】 GK:石川(27shots/25block) 得点①池田(佐藤、大澤) ②高見(クレイグ、佐藤) ③池田(久保、佐藤) ④上野(西脇、梁取) ⑤髙木(梁取) ⑥上野(重 野、西脇) ⑦上野(梁取、重野) ⑧上野(西脇) ⑨上野(重野、梁取) レギュラーリーグを3位で通過したクレインズ。プレーオフはファーストラ ウンドからのスタート。相手はレギュラリーグ6位のアイスバックス。対戦成 績は5勝1敗と大きく勝ち越しているものの、地元釧路での2連戦は1勝1敗。 全日本の準決勝でも苦戦を強いられただけに油断はできない。 先制しリードを保ちながら相手に流れを渡さない試合運びが理想だったが、 開始2分、佐藤からのパスを左サイドで受けた池田が走り込みながらのミドル シュートが決まり先制点を奪い幸先の良いスタートを切ると、11分にはクレ イグがゴール前に流したパックを高見が鮮やかに角度を変えゴール右上を捉え 横30mに渡りゴール裏に広がる3枚のフラッグ 追加点。更に、12分にも池田がゴール前のこぼれたパックを叩き込みリード を広げる。バックスがタイムアウトで流れを切りにくるも、16分には上野がゴールを 決め4-0と大きくリードし1ピリを終える。 2ピリに入ってもクレインズのゴールラッシュは止まらず、1分には髙木がゴール前 で相手DFを交わした流れでバックハンドシュートをトップネットに突き刺し5点目。更 に6分、13分には上野が連続ゴールを決めハットトリック。3ピリ、またしても上野が 3分と8分にゴールネットを揺らし1試合5ゴールのプレーオフ新記録を樹立。終盤、2 点を失ったものの、終始、バックスを圧倒したクレインズが9-2で大勝し、セミファイ ナル進出に王手をかけた。 先制ゴールをあげるルーキー池田 2得点を決めた池田を祝福する第3セット 1試合5得点とプレーオフ新記録をを樹立した上野 アジアリーグ2015-2016 プレーオフ ファーストラウンド 3/6 ☆クレインズ 5(1-1,1-2,3-0)3 日光アイスバックス★ 開催地:釧路 日本製紙アイスアリーナ 【入場者数1,602人】 GK:石川(31shots/28block) 得点①西脇(ラビット、梁取) ②池田(西脇、上野) ③ラベッキオ(秋本、ラビット) ④ラベッキオ(髙木、クレイグ) ⑤坂田 王手をかけたクレインズは、この第2戦も勝って一気にファーストラウンドを突破したかったが、昨日大敗したバックスに、立ち上がりか ら鋭い出足と激しいチェックに圧倒され、1ピリ8分にゴールを決められ先制を許す。その後も反則を重ねてしまい守りに回る時間が多くなっ たが、19分に相手の反則によるアドバンテージを得ると、ラビットが強引に切り込みパックを捻じ込もうとゴールに迫り、そのこぼれたパッ クを詰めていた西脇が押し込み同点で1ピリを終える。 これで落ち着きを取り戻したかに見えたクレインズだったが、2ピリ開始1分、相手ゴールに迫るも、一瞬の隙を突かれカウンターから失点 し再びリードを許すと、その直後にも反則を犯し、キルプレーで失点し、2点のビハインドとなる苦しい展開に。しかし、徐々に運動量が上 がってきたクレインズが相手の反則を誘うと、18分にゴール裏の西脇からのパスをダイレクトで叩いた池田がゴールを決め1点差に詰め寄り 2ピリを終える。 3ピリ、6分にパワープレーのチャンスを得ると、7分には、秋本のロングシュートがエンドボードに当たって跳ね返りゴール左手前にこぼ れたパックをラベッキオが押し込み遂に同点。その後、試合はクレインズの攻勢が目立つ展開になるも、ゴールが決まらず延長戦になると思 われた19分、自陣からの素早いリスタートから、髙木-ラベッキオによる2対1の態勢で攻め込むと、髙木が放った鋭いミドルシュートのリ バウンドを詰めていたラベッキオが押し込み逆転に成功。その後、バックスに六人攻撃を仕掛けられるも、自陣奥から坂田がクリアしたパッ クが無人のゴールに飛び込みダメ押し。2連勝でファーストラウンド突破を決めた。 プレーオフ男 西脇の気迫のゴール 2試合連続ゴールのルーキー池田 1600人を超えるスタンドから熱い声援が アジアリーグ2015-2016 プレーオフ セミファイナル ロシア・サハリン相手に力尽きる 開催地:ロシア ユジノサハリンスク アイスパレスクリスタル 3/14 ★クレインズ 1(1-0,0-1,0-0,0-1)2 サハリン☆ 日光アイスバックスを下してセミファイナルにコマを進めたクレイン ズ。ホッケー大国・ロシアのサハリンが相手だ。アウェイ開催と条件は 厳しいもののファイナルにコマを進めるためには避けて通れない戦いで 3/15 ★クレインズ 1(0-1,0-1,1-3)5 サハリン☆ ある。第1戦、ラビットのゴールで先制したクレインズだったが、2ピ リ中盤のパワープレー時にショートハンドゴールを許し、同点に追いつ GK:石川(27shots/22block) 得点①重野(梁取‐上野) かれる。1-1のロースコアゲームは60分を終えても決着がつかず勝負 3/17 ★クレインズ 0(0-1,0-3,0-3)7 サハリン☆ は延長戦へ。延長で何度かチャンスを作るもモノにすることができず、 8分に決勝ゴールを決められ大事な第1戦を落としてしまった。 GK:石川(26shots/19block) 得点 なし 続く第2戦は、立ち上がり早々に失点を許す嫌な展 パブリックビューイング開催 開に。その後は相手チームのペナルティが多くなるも のの、パワープレーのチャンスを生かし切れず、逆に クレインズは数少ないペナルティキリングを守り切れ ず失点を重ねてしまう。2点差で試合終了残り2分を 迎えると、6人攻撃で勝負に出るも、逆にエンプティ ネットを決められ連敗し、後がなくなった。 第3戦、勝って釧路に帰りたいクレインズ。1ピリ は均衡を保つも、残り3秒を守り切れずこの日も追い かける展開に。2ピリに巻き返しを狙うもサハリンの 固い守りを崩せず、更に3失点。度重なる死闘により 疲弊したクレインズに追いつく力は残されておらず、 3ピリにも3失点。クレインズは釧路に戻ることなく プレーオフの3日間、日本製紙施設を開放 し、インターネットライブ放送を行い約 2015-2016シーズンの幕を下ろすこととなった。 300名が集まり声援を送った 敵地サハリンで戦うクレインズ GK:石川(33shots/31block) 得点①ラビット 2015-2016シーズン 退団選手 記者会見に出席した大澤秀之・今洋祐・春田啓和・秋本デニス 4/1 日本製紙クレインズは2015-2016シーズンの退団者を発 表した。退団するのは大澤、今、春田、秋本、ラビット、クレイグ の6選手。そのうち日本人4選手が記者会見に出席した。以下、竹 内監督から各選手を讃える紹介があった。 大澤選手「日本リーグ時代からアジアリーグと15シーズン生え 抜きであり、勝てない時代から勝てる時代まで主力として活躍し た。怪我が無いわけではない中で、577試合連続試合出場を成し 遂げた強い精神力を持った目標となる選手」 今選手「大澤選手と同じく15シーズンプレーした選手。コク ド・西武・王子・ハイワン・クレインズと5チームを渡り歩きプ レーしてきた。日本代表でも長くプレーしていた選手であり、ゲー ムメイクにたけており、気持ちが強くフィジカルに戦える選手」 春田選手「3年と短い選手生活だったが、ゴール前での間合いが 独特の選手。得点に絡むプレーをしたかったと思うが、第4セット が求めているものを実現したチームプレーができる選手」 秋本選手「東洋大学から卒業を前に入団し、アジアリーグ2冠に 貢献した。フィジカルが強く、DFながらシュート力が高く、日本 人には真似できない選手」 大澤・今・春田の3選手は現役を引退、秋本は海外チームへ挑戦する意向。たくさんの感動をありがとうございました! 2015-2016シーズン終了 たくさんの温かいご声援 ありがとうございました 4/3 日本製紙クレインズは2015-2016シーズン終了の挨拶とファンの皆さんへ感謝の気持ちを込めて 「ファン感謝DAY」を開催しました。 日本製紙アイスアリーナには釧路市民だけではなく道内や道外から多数のファンが詰めかけてくれま した。内容は選手対抗型のアトラクション、ファンの方と一緒に触れ合う競技で盛り上がり、氷上交流会 では退団する選手の前に長蛇の列ができ、最後まで別れを惜しむ声が聞こえてきました。 「今日は楽しみましょ~」と元気な挨拶の髙木 竹内監督の挨拶 外国人選手を除く全員が参加 ゴーリースティックで挑む井上 ムカデ競争で張り切る髙見 バウンドホッケー対決で勝利をアピールする選手 アンカーボールは肩車で 引退セレモニーの大澤・今・春田・秋本 ベンチでのひとコマ 佐藤主将のシーズン終了の挨拶 罰ゲームのタイガ&ユウキ サービス精神旺盛の梁取 最後はハイタッチでファンをお見送り 私たちは日本製紙クレインズを応援しています ― 釧路クレインズプロジェクト協賛企業― 北海道釧路市新川町12-11 電話:0154-24-5772 【イトーヨーカドー釧路店から徒歩1分】 予約制となりますので、ご予約は 電話にてお願いいたします。 この紙は日本製紙 北海道工場 白老事業所「ユーライトナチュラルF(104.7g/㎡)」を使用しています 問い合わせ 〒084-0906 北海道釧路市鳥取大通2丁目4-2 日本製紙クレインズ TEL(0154)51-0245 H P Q R コ ー ド ク レ イ ン ズ 公 式
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