平成28年度 JAMSTECインターンシップ受入部署一覧 平成28年度JAMSTECインターンシップ: 応募締め切り 6月27日(月) 受入期間:8月29日(月)~9月9日(金) 2週間 受入部署名 海洋工学センター 海洋技術開発部 地球情報基盤センター 情報システム部 基盤システムグループA 研 地球情報基盤センター 究 情報システム部 ・ 基盤システムグループB 技 術 系 地球情報基盤センター 地球情報技術部 データ情報化技術グループ 地球深部探査センター 科学支援部 地質評価グループ 地球深部探査センター 環境保安グループ 活動拠点 横須賀本部 横浜研究所 横浜研究所 横浜研究所 横浜研究所 横浜研究所 受入人数 職場体験業務内容 受け入れにあたっての条件等 部署の紹介 5名 指導員の指導を受けながら、研究開発の最前線の職場において実務を体 験してもらうことで、具体的な仕事の流れや研究開発に必要なスキルを理 解してもらう。特別なプログラムは組みませんが、無人探査機などの海洋 プラットフォームあるいは海洋観測機器の技術開発の実業務の補助を行っ てもらいます。 ①海洋技術に興味があり、前向きにインターンシップを体験 したいと考えている方。 ②対象学科:理工学系(海洋工学全般、機械、船舶、電気電 子など) ③パソコンでの文書作成、表計算などの基本技能を有するこ と。 海洋のデータを広く詳しく収集するための機器、特に大水深での海底 探査が可能な遠隔操縦型無人探査機(ROV)や自律型無人探査機 (AUV)などの研究開発を行っています。また、現場環境で使用できる センサーの開発など、様々な海洋観測機器に関わる先進的な技術 開発を行っています。 地球シミュレータ等のスーパーコンピュータの運用・管理業務のうち、以下 の全部または一部の業務を体験していただきます。 (1) スーパーコンピュータの性能評価やプログラム最適化の業務を体験す る。 ① I/O 性能の測定と評価 ② プログラム実行性能の測定と評価 (2) スーパーコンピュータのユーザサポート業務を体験する。 ① 利用方法に関する問合せ対応業務を体験する。 ② 利用マニュアルの作成業務を体験する。 1~2名 (3) スーパーコンピュータに関する展示・広報業務を体験する。 ① SC16(※毎年11月に米国で開催されるスパコン関連の国際学会・展示 会。)への出展準備業務(展示内容等の検討・提案、及び展示物の製作補 助等を含む)を体験する。 ② 一般公開準備作業(展示内容等の検討・提案、及び展示物の製作補助 等を含む)を体験する。 また他に、以下の業務に関して見学が可能です。(実作業はありません。) (4) スーパーコンピュータの保守点検作業を見学する。 (5) スーパーコンピュータの設備と管理業務を見学する。 ①スーパーコンピュータの運用・管理に興味のある方。 ②一般的なWindowsパソコンの操作ができる方。(文書作成、 メール送信等) ③UNIX/Linuxコンピュータの利用経験があれば望ましい。 (体験業務(1)の場合) ④前向きにインターンシップを体験したいと考えている方。 1名 1名 2名 2名 情報基盤システムに関するシステム構築の計画 実習生の習得知識によるが、以下のような課題のいずれかについて現状 の課題・問題点を理解し、次期システムについて検討・提案を行う。その 他、情報基盤システム管理業務一般を体験する。 ① 次期ネットワーク更新に向けて、システム構築案の検討 ② 次期メールシステム更新に向けて、システム構築案の検討 ③ 次期ファイルサーバ更新に向けて、システム構築案の検討 インターンシップでは、海洋研究開発機構の各船舶や潜水船、研究者が取 得したデータ・サンプル等の地球観測情報を一般社会へ広く提供するため の企画立案・検討やシステム構築、運用支援の作業などを行なっていただ きます。 具体的には、システム構築業務の一環として、観測データの利用を促進さ せるための企画検討や、データ公開サイトの問題点・課題抽出や利用者の 視点での改善提案をしていただきます。 基盤システムグループでは、地球シミュレータなどのスーパコン ピュータの運用や計算機環境の計画・検討と、JAMSTEC全体の情報 基盤システムの運用管理を行っています。今回のインターンシップで は、当部署の技術者と一緒に、スーパーコンピュータの性能を測定す る業務や、実際のユーザサポート業務を体験することができます。ま た、スーパーコンピュータの国際学会での展示内容の検討や準備な ど、広報業務についても体験することができます。 以下の条件を満たすこと。 ① PC,コンピュータの仕組み・管理を理解している方 ② 情報システムの管理に興味のある方 ③ 前向きにインターンシップを体験したいと考えている方 基盤システムグループでは、地球シミュレータなどのスーパコン ピュータの運用や計算機環境の計画・検討と、JAMSTEC全体の情報 基盤システムの運用管理を行っています。今回のインターンシップで は、特に後半のJAMSTECの各拠点を接続するネットワーク、情報基 以下のような知識・経験があることが望ましい。 盤システムの運用管理・システム構築、情報セキュリティ対策、事務 ① 研究室等小規模でもネットワーク機器の管理を経験したこ 用PC等のサポートに関連した業務についての体験と更新に向けた とがある方 企画・検討を行って頂きます。 ② Linux等のサーバー構築の経験のある方 地球情報基盤センター地球情報技術部では、機構が取得する各種 データやサンプルに関する情報等について関連研究コミュニティにお ①海洋・地球科学の分野の基礎知識(大学教養程度)を有す ける情報共有を促進するとともに、広く一般社会へ提供するため、そ ること れらの体系的な収集・整理・分析と円滑な公開・流通のための観測 ②PCの取り扱いに慣れた方 データ・サンプル管理、システム開発を行なっています。データ情報 ③地球観測データの取り扱いや利用に興味のある方 化技術グループでは、様々な分野の研究者や教育・社会経済分野等 のニーズへ対応するため、関係部署等と連携した情報共有・公開シ ステムの構築を行なっています。 下記のいずれかを実施。 1)調査海域の海底地形・掘削位置などの資料作成 ① 地球科学に興味があること。 2)検層業務・地質解析ソフトの資料作成 ② 英文の読み書きが出来ること。 ※「ちきゅう」での事前地質評価や研究航海が実際にどのように準備・実施 ③ ワード、エクセル、パワーポイントが使えること。 され、どのようにデータを活用しているかも学べます。 地球深部探査センターは地球深部探査船「ちきゅう」の運用管理を 行っている部署です。科学支援部 地質評価グループは、掘削のた めの事前の海域・地質調査、地質学的見地からの安全性評価、孔井 地質情報の管理、検層(孔内での連続物性計測)の計画・管理などを 主に担当しています。これらの業務を通じて、掘削計画の策定・実施 に携わり、乗船研究者の研究活動を支援しています。 マネジメントシステムによる安全管理の理解を目的として、以下の実習を体 験してもらいます。実習生には、安全管理理論一般について学ぶ共通課題 の他、実習主体の2つの個別課題の内1つを選択して実施してもらいます。 【共通課題】 安全環境衛生(HSE)マネジメントシステムの概要と、その「ち きゅう」における適用について理解する。 【個別課題1】自身が大学で行っている研究活動を例として、内在する安全 衛生(及び環境)上のリスクを特定し、より安全に実施する方法について検 討する。 【個別課題2】「ちきゅう」におけるヒヤリハット報告を分析し、背後にある ヒューマンファクター(人的要因)について考察する。 地球深部探査船「ちきゅう」の運用部署である地球深部探査センター は、「ちきゅう」の安全で効果的な運用の為に独自の安全衛生・環境 マネジメントシステムを構築し、それに則った運用を行っています。 HSE(環境保安)グループ(HSE: Health, Safety, and Environment)は その安全衛生・環境マネジメントシステムの運用を行っている部署で す。 安全管理はあらゆる業種において重要な技術です。とりわけマネジ メントシステムによる安全管理は、今秋に予定されているISO化の流 れを受けて、今後広く国内外の産業界で主流となっていくと考えら れ、これからの産業界・学術界を担う学生諸子には、業種を問わず是 非とも身に着けて欲しい考え方であると考えています。 1 / 2 ページ ①個別課題1については、実験(数値シミュレーションを除く) やフィールドワークを主とする理工系学生を対象とする。 ②個別課題2については文系・理系を問わないが、行動心理 学や認知心理学等を専門にする学生は特に歓迎する。ま た、統計学的手法についての知識があれば、より踏み込んだ 内容の成果が期待できる。 ③扱う文書・資料等は英語で書かれている物が多い為、論文 を読む等、研究上で通常必要とされるレベルの英語力を備え ていること。 ④ワード、エクセル、パワーポイントが使えること。 平成28年度 JAMSTECインターンシップ受入部署一覧 平成28年度JAMSTECインターンシップ: 応募締め切り 6月27日(月) 受入期間:8月29日(月)~9月9日(金) 2週間 受入部署名 海洋工学センター 運航管理部 海域調整グループ 事 務 イノベーション・事業推進部 系 イノベーション推進課 安全・環境管理室 活動拠点 横須賀本部 横須賀本部 横須賀本部 受入人数 1名 1名 1名 職場体験業務内容 受け入れにあたっての条件等 漁業調整として行う以下の一連の業務を実体験していただく: 対象航海の漁業調整用資料の作成(ワード、エクセルを使用) 対象の県庁、県漁連等への資料の送付 対象の県庁、県漁連等への訪問日程調整 出張訪問説明 漁業調整報告書の作成 (各業務について担当者が指示・補助を行う) ①ワード、エクセルが使える方 ②学部・学科等については不問とします。 イノベーション推進課が担当する「知的財産(特許権、著作権等)」に関する 業務を体験していただきます。特に、知的財産権を取得するまでの基本的 ①PCの取り扱いにある程度慣れた方 な流れ、機構発技術(保有する特許等)を産業界へ商業化するための実務 ②前向きにインターンシップを体験したいと考えている方 を体験していただきます。この後、技術の売込を想定したマーケティング ツールを作成、最終発表をしていただく予定です。 組織・企業に求められる安全・衛生管理業務及び環境配慮活動について、 「安全・環境報告書」の作成を通じながら学んで頂く予定です。 具体的には、JAMSTECが実施している安全・衛生管理業務及び環境配慮 活動並びに環境パフォーマンスの実状を把握し、その分析等を行い、その 結果等を9月末までに発行する義務のある「安全・環境報告書」の記事とし て作成して頂きます。また、JAMSTECの環境配慮活動の課題を抽出し、 JAMSTECにおけるより良い環境配慮活動とは何かを立案して頂きます。 2 / 2 ページ 部署の紹介 運航管理部は、JAMSTECの研究船等(かいめい、よこすか、かいれ い、みらい、白鳳丸、新青丸)の運航を計画し、実施しています。 これらの船舶が、安全に調査・観測するためには、対象海域で行わ れている漁業を把握し、また、漁業操業している地元の漁業関係者と 事前に話し合い、海域での調査・観測活動について、同意を得ておく 必要があります。 海域調整グループでは、各県庁、県漁連ほかに出向き、漁業の情報 を収集し、資料を用いて調査観測内容を説明し、同意を得ることを業 務として実施しております。 イノベーション推進課では、①国内機関との連携協力、②共同研究 の運営、③知的財産管理・活用、④機構所有の画像(深海生物等) の提供、⑤研究成果の発信を主とした業務に取り組んでいます。ま た、これらの業務を連携ライン(①、②、⑤担当)、知財ライン(③、 ④、⑤担当)の2つのラインで管理・運営し、JAMSTECの研究活動を 支えています。 安全・環境管理室では、JAMSTEC全体の労働安全衛生管理及び環 境配慮活動に関する業務を行っています。 ①PCの取扱いに慣れた方 JAMSTECでは通常の管理業務だけでなく研究業務、船舶の運航 ②文章を書くことが好きな方 業務など、いろいろな業務がありますが、そのような業務を事故やト ③組織・企業における安全・衛生管理業務、環境配慮活動に ラブルを起こすことなく如何に安全に実施するか、また、如何に環境 興味のある方 に負荷をかけず業務を実施することができるか、そのような課題に 日々取り組んでいます。
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