火気を使用しない工法(例)

安 全 衛 生
管 理 シ ー ト
火気を使用しない工法(例)
文書番号
S710
制定・改訂
201602
【計画時(施工技術検討会議等)に、火気を使用しない工法を選択する】
1、2、
工場で各部位毎に、
溶接等で作成して、
現場にて、ボルト・ナット
接合で組立て取付ける
工法とする
【無火気工法の例】
3、
軽量鋼材、LGS材は、
バンドソー及びチップ
ソーを使用する
メタルバンドソー
チップソー
冷媒管の火無し配管工法
No
実施項目・作業手順
実施のポイント・急所
【計画時(施工技術検討会等)に、
理由:溶接等の火花は、高温で拡散し、細部のすき間等に
火気を使用しない工法を選択する】
1
入り込み、防火対策が困難になるため、設計段階から、現
計画、設計段階から、現場で火をしない工法を採用す
場では、火気を使用しない工法を選択する必要がある。
る、設計デザインとすることが重要です。
【火気を使用しない工法とは】
工場で、溶接等で各部位毎に作成し、積立のボルト・
2 ナット接合加工をする。
現場では、ボルト・ナット接合にて施工する。
その他の無火気工法を採用する。
【無火気工法を採用した例】
【火気使用作業(火を使用、火花が出る作業)とは】
アーク溶接、ガス溶接、溶断作業(鋼材の溶接、溶断)
ディスクサンダー、高速カッター使用作業(鋼材の切断)
バーナー使用作業(冷媒管銅管の溶着、樹脂の溶着)
【通常、火気使用した場合の作業】
鋼材を切断、溶接する場合は、工場で各部位に作成する。
←現場でのディスクサンダー切断、溶接接合作業
鋼材の組立接合はボルト・ナット接合を採用をする。
←溶接接合作業
軽量金物の組立接合はビス、リベット接合を採用する。 ←アーク溶接による溶接接合
3
LGSの切断はバンドソー及びチップソー切断機を使用する。
←高速カッター、ディスクサンダーによる切断
(施設防火管理者の許可が必要な場合がある)
LGSの接合はビス、リベット接合を採用する。
←アーク溶接によるポイント溶接接合
冷媒管の接合は火無し配管工法で接合する。
←ガスバーナーによる溶着接合
床材を温める作業は専用ドライヤーを使用する。
←ガスバーナーによる温め