特集 熊本地震 今、私たちにできること 市民 ボ ラ ン テ ィ ア も 活 躍 被災地を支援しながら、人吉 を盛り上げることにも力を入 れ て い き た い ﹂。 S N S や 幅 広い人脈を生かして情報を収 集し、支援を続けています。 くまねっと﹂は、南阿蘇村や 球磨郡市の民間地域づくり 団体 団体で構成する﹁ひと 今後は、県内で被災した多く ことが重要です﹂と立石さん。 に、これまでの教訓を生かす また起きるかも知れない災害 と の 情 報 共 有 や 連 携 が 必 要。 のJ Cそれぞれに集める物 対策本部に届けました。県内 熊本J Cが協力して設置した 物資を、県社会福祉協議会と かけやメンバーから集まった ひとよし球磨青年会議所 ︵J C ︶ は、 S N S で の 呼 び 必要な物を必要な場所へ 西原村、県庁などでの炊き出 の神社の復興に力を入れてい 動には、市民団体同士や行政 しで食の支援を続けていま きます。 資が割り当てられ、被災地で あきら 日 々 変 わ る 必 要 物 資 に 対 応。 今林 正 理事長︵下林町︶は﹁J Cは各組織と連携しているの で、たくさんの協力を得て必 要な物を必要な場所にスムー ズに運べました。今後も引き 続き、復旧ボランティア活動 を 行 い ま す ﹂。 復 興 の た め に ▲「ひとくまねっと」による西原村での 炊き出し。温かい食事を提供している ▲いろいろな方から届く救援物資をさま ざまな場所で配布する「相良藩 吉組」 人吉を拠点に長期的支援を す。遠山好勝代表︵球磨郡あ さぎり町︶は﹁人吉球磨地域 は、被災地に近いが大きな被 害がなかった元気な地域。こ こを拠点に長期的支援が必要 です。いつ自分たちが大変な 思いをするか分からない。そ のときのためにも支援を続け 支え合えれば﹂と話します。 県内各地のJ Cが協力して活 れきの撤去作業を実施 写真⑤_がれきの撤去が完了 写真⑦_ 人とのつながりを生かして 動を続けていきます。 「持って帰って!」と地元区長さんから特産品のさつまいも 写 真⑧_共に作業した区長さんに見送られ作業終了 支援者同士の連携が必要 入れトラックに詰め込む 写真④_道路の脇に山積みにされたが きちぐみ 吉組﹂は、益城町や宇城市な 13 写真①_大津町災害ボランティアセンターで参加者に説明をする 沖縄県からの応援スタッフ。センターには全国からスタッフが 応援にきている 写真②③⑥_がれきの種類ごとにコンテナに 内 ボ ラ ン テ ィ ア で 観 光さ 案 がらはん な ど の 活 動 を す る﹁ 相 良 藩 磨伝統文化塾代表の 人吉よ球 しとし 立石芳利さん︵下戸越町︶は、 胸が締め付けられました。 どへの物資搬送や炊き出しを 本当に大変だっただろうと たりにしました。また友達 青井阿蘇神社を拠点に救援物 あり被害の大きさを目の当 実施。代表の住吉則昭さんは 災地を見て、被災者の方は 資を集めて被災地へ搬送。S て参加しました。実際に被 た。そんな場所が何カ所も ﹁ 被 災 者 の 方 か ら、 以 前 人 吉 が山積みになっていま し NSでの呼びかけや、交流が と思っていたので今回初め 駅で会ったと声を掛けられ感 り、何かあったときは私も きましたが、木材や瓦など 動しました。こういうときこ で災害ごみの仮置き場に行 ある神戸松蔭女子学院大学か ランティアをしたことがあ ら届いた物資を熊本市内の避 ひとよし球磨JC 理事長 今林 正さん 災害救援ボランティアに参加した方の声 そ、 人 と の つ な が り が 大 事。 以前、主人が災害救援ボ ました。がれきの撤去作業 ひとくまねっと 代表 遠山 好勝さん 難 所 に 届 け ま し た。﹁ 支 援 活 8 7 市社会福祉協議会は、熊本 地震の被災地域の復旧作業を 行う ﹁災害救援ボランティア﹂ を募集しました。4月 日か ら5月にかけ、応募があった 市民133人を被災地へ派 遣。市民ボランティアは支援 物資の搬出やがれきの撤去作 業などに汗を流しました。 今後の市民ボランティア は、被災地の要望に応じて募 集します。個人で被災地での ボランティア活動をする場合 は、市社会福祉協議会に相談 してください。ボランティア の要望がある被災地の情報な 人吉高校の友達と参加し 人吉球磨伝統文化塾 代表 立石 芳利さん 相良藩 吉組 代表 住吉 則昭さん 25 6 広報ひとよし 6月号 HITOYOSHI 2016.06.01 7 23 ▲たくさん集まった救援物資を大津町に 届けるひとよし球磨 JC のトラック したいです (西間下町) に行きたいです (鬼木町) 6 5 4 多くの市民の皆さんが立ち上がりました。 どをお伝えします。 3 同じ熊本県民として、人吉でも始まった被災地支援。 問合せ 市社会福祉協議会事 務局︵☎ ︲9192︶ ▲市民ボランティアの皆さん。高校生も多数参加 今後も活動に積極的に参加 山下 ひとみさん 宗像 信さん を誘ってボランティア活動 むなかた しん 2 1 被災地を支える 24
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