プレーするのに必要な用具は? ⇒パドル(ラケット)と専用のボールが必要です。 ● パドル(ラケット) パ ド ル ( Paddle ) と は 、 舟 の 櫂 の こ と で 、 パ ド ル テニスのラケットがそれに似ていることからつけられ た名称です。重さ・材質・表面の形状に関する規定は あ り ま せ ん が 、 寸 法 が 縦 が 46.0cm 、 横 幅 が 24.0cm 以下であり、テニスラケットのようにストリングスを 張ったものや、打球時に表面加工がはがれるものは 使用できません。 ● 公認ボール テニス(硬式)と同様にフェルトでカバーされた ボールを使用します。大きさも全く同じですが、 か な り 柔 ら か く 、 1.8m の 高 さ か ら 硬 い 床 に 落 と し た 際 の バ ウ ン ド が 78.7cm ~ 84.0cm の 間 の 高 さ になるように規定されています。 『パドルテニス』のコートは? ⇒バドミントンコート+αのスペースが必要です。 0.91m センターラインの中央から 3.05m 3.05mとなります。 6.10m 6.71m ● バドミントンコートを利用してコートを つくることができます(4ページ参照)。 15.24m ● ネットの高さは、たるみがあっても中央 部で76.2cm以上が必要です。 ネット 0.787m ● ベースラインから4.5m、サイドライン 0.46m サ イ ド ラ イ ン セ ン タ ー ラ イ ン 3.66m *リストレイントライン から3.3m以上のスペース確保が必要で す。 ● *リストレイントラインは、リストレイ ( ントルールを採用しなければ、設営は不 要です(5ページ参照)。 サ イ ド ス ト ッ プ ) サービスライン ベースライン 4.5m 3.3m (バッ クス トッ プ) サービスライン ベースライン 4.5m 3.3m (バッ クス トッ プ) バドミントンコートを利用したコートのつくり方は? ⇒フィート寸法換算上、ちょっと調整が必要です。 ● パドルテニスは、現在ほとんどの体育館に設置されているバドミントンのダブルス用コートを 利用することができます。サイドラインはそのままに、バドミントンコートのエンドラインが パドルテニスのサービスラインになります。ベースラインの位置だけコートを延長すればOK! ● ただ、ここでパドルテニスとバドミントンのフィート寸法に対するメートル換算に差があるた め、1cmの調整が必要となります。 ● ベースライン延長の手順 ① バドミントンコートのエンドライン(40mm幅)の内側から、パドルテニス用ラインテープ (50mm幅)をバドミントンラインに重ねて貼り、バドミントンコートを1cm拡張します。 バドミントンライン幅 40mm 1cm バドミントンコート パドルテニスライン幅 50mm ② 拡張したラインの外側から91cmサイドラインを延長します。 延長サイドライン 91cm ③ 延長したサイドラインの外側から、ベースラインとするラインテープを貼り合わせます。 91cm ベ ー ス ラ イ ン ● ラインが完成したら、ポータブルネットを組み立て設置してプレー開始です。ポータブルネッ トセットがない場合、バドミントン用のネットポストに78.7cmの高さでネットを縛りつけて 調整すれば、練習用コートとしてなら兼用が可能です。その際は、中央部がたるんだとしても 76.2cm以上の高さが維持できるように注意してください。 * 日本パドルテニス協会では、体育館の床を傷めず繰り返し使えるパドルテニス用ラインテープ や、持ち運びに便利なポータブルネットセットも取り扱っております。
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