賑わいのある市場づくり施設事業 【資料集】 平成 28 年 6 月 甲 府市 べっし 目 次 第1 基本方針・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 1 第2 配置図・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 2 第3 求積図・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 3 第4 プロジェクト会議名簿・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 4 第5 立地に関する条件・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 5 第6 敷地に関する条件・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 7 第7 関係法令等・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 8 第8 事業者の条件・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 9 第 1 基本方針 1 整備目的 甲府市地方卸売市場(以下「本市場」という。)の活性化を図るため、立地性や市場の魅力を活かし、地元の消 費者や観光客に気軽に利用できる集客施設(以下「本施設」という。)を民間事業者の創意工夫により創設する。 本施設は、市場の魅力である全国の旬の食材や珍しい食材の品揃えを基に、昔ながらの対面販売をする八百 屋や魚屋などの販売店、また、市場ならではの新鮮な食材を味わえる飲食店を設置するとともに、食に関する 様々な情報を発信できる機能を導入し、「いちば」の雰囲気を感じ楽しんでいただける施設として整備する。本施 設に多くの方に来ていただくことで、賑わいを取り戻し、減少している取扱数量の回復に繋げ、本市場の活性化に 貢献することを目的とする。 2 導入する機能 本施設には、次の機能を導入する。 (1) 食の魅力を発信する機能 市場の特性である、年間を通して、県内のみならず、広く国内外からも集まる新鮮な生鮮食料品の情報や店舗 の紹介、また、食の専門家達による食材のおいしさや特質、素材を活かした食べ方など、食の様々な魅力を広く 発信する。 (2) 多くの来場者を惹きつける機能 リニア中央新幹線の開業、中部横断自動車道の開通、開府 500 年などにより甲府市を訪れる観光客を観光施 設などと連携して、本施設を訪れるような取組を行い、また、来場者に対し、コンシェルジュなどのサービスに配慮 する。 (3) 本市場及び市場関係者の活性化に貢献する機能 食の安全・安心に向けた取組や多様化する食の消費者ニーズなど、市場に集まる様々な情報を市場関係者と テナント入居者が共有し、それぞれのビジネスに活用する。 また、市場本体と連携した様々なイベントの開催により、多くの方が本施設を訪れ、市場内は勿論、市場周辺の 活性化にも繋がることで、地域の活性化に貢献できる。 (4) 事業期間を通して賑わいをもたらす機能 事業期間中は目的を達成することができるよう、常に来場者や市場関係者の利便性などに配慮し、市場本体と 連携を図りながら、来場者のニーズを的確に捉えるなかで、PDCAサイクルを働かせ、長期的に安定的した運営 ができる体制を整える。 -1- 第 2 配置図 -2- 第 3 求積図 -3- 第 4 賑わいのある市場づくり事業プロジェクト会議名簿 NO 部別 業態 会社・組合名 1 青果部 卸売会社 山梨中央青果(株) 伴野 聰 2 〃 〃 (株)甲州青果市場 鶴田 一郎 3 〃 仲卸会社 (株)小笠 小笠原 利夫 4 〃 〃 (株)サンコー 久保田 真行 5 〃 〃 (株)とまと本店、(有)波道水産 飯島 禎典 6 〃 売参組合 山梨青果物産販売 大久保 洋 7 水産物部 卸売会社 甲府中央魚市(株) 飯島 忠 8 〃 〃 山梨中央水産(株) 仙洞田 寿 9 〃 仲卸会社 (株)ヤマカ水産 神宮司 健男 10 〃 〃 (株)マルヤ水産、市場寿司 黒澤 新吾 11 〃 〃 (有)金源水産 戸辺 慶太 12 〃 〃 (有)菊島商店 菊島 光海 13 〃 〃 (有)東香水産 齊藤 吉也 14 関連店舗 明見(うどん) 村松 秀久 15 〃 食堂 あさ 小沢 進一 16 〃 喫茶 コンテ 永井 勝美 17 〃 チャイナレストラン 揚子江 宮川 賢二 -4- 代表者 備考 会長 副会長 第 5 立地に関する条件 項 目 内 用途地域 商業地域 都市計画 甲府市地方卸売市場、計画道路等はない 指定建ぺい率 80%(90%※2) 容 ※2 建築基準法(昭和 25 年法律第 201 号)第 53 条第 3 項第 1 号に基づく緩和 は可能 甲府市建築基準法施行細則第 19 条により、道路の幅員がそれぞれ 6m以上、又 は幅員の和が 15m以上の 2 つの道路で成形する内角 120 度以下の角にある敷地 の場合、建築基準法第 53 条第 3 項第 2 号により建ぺい率を 10%増加することが できる。 指定容積率 400% 建物等の用途の制限 建築基準法第 22 条適用地域、防火・準防火地域外 地区計画 なし 高さ制限 道路斜線制限適用有(建築基準法第 56 条第 1 項第 1 号)勾配 1.5m 適用距離 20m 隣地斜線制限適用有(建築基準法第 56 条第 1 項第 2 号)31m+勾配 2.5m 北側斜線及び日影規制はなし 航空法(昭和 27 年法律第 航空法第 51 条により地上からの高さ 60m以上の建築物については航空障害燈の 231 号)の高さ制限 設置が義務付けられている。 電波伝搬障害防止区域 本敷地は指定区域内であるので、次に掲げる建築物等を建築しようとする場合は、 工事着手前に、その敷地の位置、高さ、高層部分(地表から高さが 31mを超える部 分)の形状、構造及び主要材料等を書面により届け出る必要がある。 ①表高 31mを超える建築物等の新築 ②工作物の増築又は移築で、その工事後において地表高 31mを超える建築 物等となるもの ③地表高 31mを超える建築物等の増築、移築、改築修繕又は模様替え 問い合せ先 〒102-8795 東京都千代田区九段南 1-2-1 総務省 関東総合通信局 無線通信部 陸上第 1 課 電波伝搬障害担当 電話 03-6238-1763 FAX 03-6238-1769 -5- 景観計画に基づく届出義 商業地域においては、高さ 31m又は建築面積 2,000 ㎡を超えるものについては、 務 景観計画に基づく届出が必要。また、色彩や緑化の指導がある。 問い合せ先 〒400-8585 甲府市丸の内 1-18-1 建設部まち開発室都市計画課 電話 055-237-5814 FAX 055-232-4834 都市計画法第 29 条の開 市街化区域内の場合、1,000 ㎡以上の敷地において区画形質の変更等が生じる 発許可 場合は開発許可が必要である。地目の変更、区画の変更、又切り土や盛土が無け れば許可不要となるが、都市計画課に必ず事前に相談する。 接道 本敷地北側、西側、南側すべての道路は建築基準法第 42 条 1 項 1 号道路 南側 国道 20 号線 幅員 22~27m(図上でのスケールアップ)参考 西側 市道中央市場 5 号線 幅員 12.1m 北側 市道中央市場 6 号線 幅員 15.6m ※一般的制限等を列挙するものであり、建設する規模等により他の許認可が必要になる場合があるので注意 すること。 -6- 第 6 敷地に関する条件 項 目 上・下水道 内 容 甲府市上下水道局工務部工務総室計画課で閲覧できる下水道水路台帳平面図等を 参照すること。また、甲府市上下水道局業務部営業管理室給排水課と公共下水道へ の接続及び引込み等に関する事前協議を行うこと。 なお、上下水道に関する費用については、事業者の負担とする。 都市ガス 引込み等に関する費用は、各供給施設事業者及び関係企業と協議の上、事業者の 負担とする。 電気・通信 引込み等に関する費用は、電気・通信企業と協議の上、事業者の負担とする。 環境関係法令等の遵守 騒音規制法及び振動規制法等環境関係法令を遵守し、対象施設については届出を 行う。 土壌汚染 土壌汚染対策法(平成 14 年法律第 53 号)に基づく「要措置区域」及び「形質変更時 要届出区域」の指定はなし。 第 3 条に基づく調査義務 水質汚濁防止法有害物質使用特定施設跡地については、土壌調査義務が発生する (調査者:所有者、管理者、占有者等)。 第 4 条に基づく届出 3,000 ㎡以上の土地の形質の変更の場合、変更届の提出が必要である(工事着手 30 日前まで)。 (掘削・盛土合わせて 3,000 ㎡以上の場合) 届出された土地について、土壌汚染のおそれがあると認められるときは、土壌汚染 状況調査を実施しなければならない。 問い合せ先 〒400-8585 甲府市上町 601-4 環境部環境総室環境保全課 電話 055-241-4312 FAX 055-241-6190 地下埋没物 募集対象区画には、従前建築物の基礎、杭等が在置されている。その他、位置・形状 が確認されていない埋設物が存在する場合がある。建設計画にあたっては十分留意 する。 雨水等の排水 本敷地に対する地下への雨水浸透量を抑制する対策は、事業者の責任及び費用負 担において実施する。 本施設の整備に当たり発生する排水については、甲府市と協議の上、適切に処理す る。 敷地境界部 本施設の整備及び撤去に当たっては、周辺の盛土や構造物に配慮し、必要に応じて 甲府市と協議の上、事業者の責任及び費用負担において、実施する。 -7- 第 7 関係法令等 法・条例 施行年、番号 法 建築基準法 昭和 25 年法律第 201 号 法 都市計画法 昭和 43 年法律第 100 号 法 大規模小売店舗立地法 平成 10 年法律第 91 号 大規模小売店舗を設置する者が配慮すべき事項に関する指針 平成 19 年経済産業省告示 16 号 法 風俗営業等の規制及び業務の適正化等に関する法律 昭和 23 年法律第 122 号 法 高齢者、障害者等の移動等の円滑化の促進に関する法律 平成 18 年法律第 91 号 法 エネルギーの使用の合理化に関する法律 昭和 54 年法律第 49 号 法 航空法 昭和 27 年法律第 231 号 法 消防法 昭和 23 年法律第 186 号 法 土壌汚染対策法 平成 14 年法律第 53 号 法 景観法 平成 16 年法律第 110 号 法 道路交通法 昭和 35 年法律第 105 号 法 駐車場法 昭和 32 年法律第 106 号 条例 甲府地区広域行政事務組合火災予防条例 平成 23 年甲府地区広域条例 条例 甲府市景観条例 平成 20 年甲府市条例第 23 号 条例 山梨県屋外広告物条例 平成 3 年山梨県条例第 35 号 条例 甲府市廃棄物の減量化、資源化及び適正処理等に関する条例 平成 5 年甲府市条例第 22 号 ※ここに列挙した関係法令は主なものとなる。 -8- 第 8 事業者の条件 1 SPCの設立に関する事項 SPCを設立する場合の条件は、次のとおりとする。 (1) SPCは本事業の実施のみを目的とし、会社法(平成 17 年法律第 86 号)に基づく株式会社のみ設立できる。 (2) SPCは、事業者として甲府市(以下「本市」という。)と基本協定を締結する当事者の一員となる。 (3) SPCは、本市との基本協定締結までに設立することとする。ただし、当初からSPCを活用することを明示して いる場合は、基本協定の締結後にSPCを設立することができることとする。 (4) SPCは、本事業以外の事業を行わないこと。 (5) SPCの所在地は、本市内であること。 (6) 代表者はSPCの株式の中で最大の議決権を有する筆頭株主であり、事業期間を通じてSPCの重要な意思 決定を行うものとする。 (7) 事業者は、SPCの議決権株式の過半数を保有することとする。 (8) 代表者の地位の譲渡については、本市の事前の書面による承諾を得るとともに、代表者の地位と代表者が 保有するSPC株式の両方を一括して同一の事業者に譲渡することとする。 なお、譲渡後も議決権株式の 過半数は事業者が保有し、代表者は筆頭株主であることとする。 (9) SPCの意思決定権者の変更(SPCに融資する金融機関等を除く。)及び出資持分等の譲渡に係る行為に ついては、本市の事前の書面による承諾を得ることとする。ただし、SPCに融資する金融機関等を変更する 場合は、SPCは本市に対して事前に説明することとする。なお、参画者のうちSPCに出資した者は、本市の 事前の書面による承諾を得ることなくSPCの出資持分の譲渡ができないこととする。 (10) SPCの出資持分等については、本市の事前の書面の承諾を得ることなく、SPCに融資をする金融機関等 の担保権の設定をしないこととする。 (11) SPCの独立性・安定性、会計処理の適正さが次の方策によって担保されていることとする。 ① 発行済み株式のうち議決権株式を有する参画者は、次の内容について、本市に誓約書を提出すること。 ア 議決権株式の過半数を事業者が保有すること イ 代表者が総株主中の最大の議決権を保有すること ウ 本市の事前の書面による承諾を得ない限りは当該株式の譲渡、担保設定その他の処分をしないこと。 ② 株式については、本市の事前の書面による承諾を得ることなく、当該株式会社に融資をする金融機関等の 担保権の設定をしないこと。担保権設定の際、事業継続を優先するための条件を付すことができること。 ③ 各事業年度の終了の日から 3 か月以内に、その資本金の額にかかわらず、会社法で規定される会計監査 人による計算書類の監査を受けることとし、監査報告書を添付した計算書類を提出すること。 -9- (12) SPCの定款等の経営体制を変更する場合は、本市の事前の書面による承諾を得ることとする。 (13) SPCの役員として不適切な者(募集要項「第 3 2(4)事業者・参画者の欠格事項」オ、カを準用)を選任しな いこととする。役員等を選任・解任する場合は、当該役員等の住所、氏名、所属について、本市に事前に 報告することとする。 (14) 参画者は、上記(1)から(13)までに関する事項及び提案内容を遵守する誓約書を、SPC設立時と基本協 定締結時のいずれか早い時までに本市に提出することとする。 - 10 -
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